SSフレームワークは、一貫性のある外観やレスポンシブなデザインを実装するためのツールセットで、多くの種類があり、それぞれ特徴が異なります。
この記事では、定番から最新まで、おすすめなCSSフレームワークを目的別に紹介しています。
この記事を読んで、自社にどのCSSフレームワークが合っているかを考える参考にしてください。
小中規模プロジェクトを中心にSEやコンサルとして活動。クラウド導入やスタートアップ、新規事業開拓の支援も経験しました。
CSSフレームワークとは

CSSフレームワークは、Webデザインと開発のプロセスを効率化するためのツールセットです。
これらは、グリッドシステムによる柔軟なレイアウト、ボタンやフォームなどの一般的なUIコンポーネント用のプリセットスタイル、さまざまなデバイスに対応するレスポンシブデザイン機能を提供します。
また、カスタマイズ可能な変数やオプションにより、プロジェクトの要件に合わせて調整できます。開発者は効率的に一貫性のあるWebサイトを構築でき、手動でスタイルを作成する手間を大幅に削減できます。
CSSフレームワークは現代のWeb開発において広く採用されています。
CSSフレームワークでできること

CSSフレームワークでは何ができるのでしょうか。ここでは、具体的にどんなことができるのか見ていきましょう。
レスポンシブなデザインができる
CSSフレームワークを使うと、画面の大きさに合わせて変化するデザインを簡単に作ることができます。開発者は、画面の幅に応じて要素の大きさや配置を変える指示を、あらかじめ用意された規則を使って書くことができるのです。
スマートフォンやタブレット、パソコンなど、様々な大きさの画面で見やすいウェブサイトを作ることが可能になります。
開発者はそれぞれの画面サイズに合わせて個別にデザインを作る必要がなくなり、時間を節約できるのです。
事前定義されたコンポーネントが使える
CSSフレームワークには、よく使われるウェブサイトの部品があらかじめ用意されています。
例えば、ボタンやフォーム、ナビゲーションバーなどです。開発者は、これらの部品を簡単な指示で呼び出して使うことができます。
部品の見た目は既に整えられているので、開発者が一から作る必要がありません。このおかげで、ウェブサイトの開発にかかる時間を大幅に減らすことができるのです。
また、同じフレームワークを使えば、異なるウェブサイト間でも似た雰囲気を作ることができます。
タイポグラフィを統一できる
CSSフレームワークを使うと、ウェブサイト全体で文字の見た目を簡単に揃えることができます。
フレームワークには、文字の大きさ、行間、文字間隔などが既に設定されているのです。開発者は、これらの設定を使って、見出し、本文、リンクなどの文字の見た目を簡単に統一できます。また、文字の種類や色も簡単に変更することが可能です。
これにより、ウェブサイト全体で読みやすく、見た目が整ったデザインを実現できるのです。プロフェッショナルな印象を与えるウェブサイトを作ることができます。
カラー実装が簡単にできる
CSSフレームワークを使うと、ウェブサイトの色使いを簡単に決めて適用することができます。フレームワークには、よく使われる色の組み合わせがあらかじめ用意されているのです。
開発者は、これらの色を簡単な指示で使うことができます。また、自分で色を決めて、ウェブサイト全体で使う色として設定することも可能です。
このおかげで、ウェブサイト全体で統一された色使いを簡単に実現できるのです。色を変更したい場合も、一箇所で変更するだけで全体に反映されるので、作業が楽になります。
見た目の一貫性が高く、魅力的なデザインを効率よく作ることができるのです。
ユーティリティクラスで迅速なスタイリングができる
CSSフレームワークには、「ユーティリティクラス」と呼ばれる小さな指示が多数用意されています。これらの指示は、要素の余白や色、配置などを個別に変更するために使います。
開発者は、HTMLの要素に直接これらの指示を書き加えることで、素早くデザインを調整できるのです。例えば、「左に余白を付ける」「文字を大きくする」といった指示を簡単に加えられます。このため、CSSファイルを新しく作ったり編集したりする手間が省けます。
デザインの調整を迅速に行えるようになり、開発効率が大幅に向上するのです。この方法はデザインの微調整や実験的な変更を行う際にも非常に便利です。
CSSフレームワークの選び方

CSSフレームワークは、WebデザインやWeb開発のプロセスを効率化し、一貫性のある外観やレスポンシブやデザインを実装するためのツールセットであることがわかりました。
では、CSSフレームワークはどのように選ぶとよいのでしょうか。
ここでは、選ぶポイントを以下3つ解説します。
- プロジェクトの要件に合うか
- フレームワークの特徴と好みが合うか
- パフォーマンスやカスタマイズ性が高いか
これらのポイントを理解して、自社に適したCSSフレームワークを選ぶようにしましょう。
プロジェクトの要件に合うか
プロジェクトの要件に合うかどうかは、CSSフレームワークを選ぶ際のポイントです。
以下は、そのおもなポイントです。
- プロジェクトのニーズが合う機能
- レスポンシブデザインのサポート
- カスタマイズ可能性
- パフォーマンス
- ライセンス
プロジェクトのニーズに合った機能を提供するCSSフレームワークを選ぶことが重要です。たとえば、特定のUIコンポーネントやレイアウトスタイルが必要な場合は、それらの機能を提供するフレームワークを選ぶようにしましょう。
ほかにも、プロジェクトがレスポンシブなデザインを必要とする場合は、選択肢のフレームワークがレスポンシブデザインをサポートしている可動化を確認することが重要です。
CSSフレームワークを選ぶ際は、カスタマイズが可能かどうかを確認するようにしましょう。プロジェクトの要件に合わせて、スタイルやコンポーネントをカスタマイズできるCSSフレームワークが利用しやすいです。
フレームワークのパフォーマンスを考慮することも重要なポイントの1つです。特に大規模なプロジェクトやパフォーマンスが重要なプロジェクトの場合は、軽量で効率的なフレームワークを選ぶことが重要となります。
プロジェクトの要件にあったライセンスを持つフレームワークを選ぶようにしましょう。
商用プロジェクトに適したオープンソースのフレームワークを選ぶか、商用ライセンスが必要な場合は、それに対応したフレームワークを選ぶのがポイントです。
これらの要素を考慮して、プロジェクトに最適なCSSフレームワークを選択することが重要となります。
フレームワークの特徴と好みが合うか
CSSフレームワークを選ぶ際に、フレームワークの特徴と好みが合うかどうかを考慮することも重要です。
以下はそのおもなポイントです。
- ドキュメントとチュートリアルの確認
- デザインとカスタマイズ性
- 開発者ツールとエコシステム
- コミュニティとサポート
- パフォーマンスとファイルサイズ
フレームワークの公式ドキュメントやチュートリアルを確認して、そのスタイルやアプローチが自分の好みやスタイルに合っているかどうかを確認しましょう。理解しやすいか・直感的かなど、自社の開発スタイルに適合しているかを見極めます。
フレームワークが提供するデフォルトのデザインスタイルやカスタマイズオプションが、プロジェクトの要件と合っているかどうかを確認しましょう。柔軟性があり、必要に応じて簡単にカスタマイズできるかどうかが重要です。
フレームワークが提供する開発者向けツールやエコシステムが、自社の作業フローと相性が良いかどうかを確認しましょう。たとえば、コマンドラインツールやブラウザ拡張機能があると、開発効率が向上する場合があります。
フレームワークをサポートをするコミュニティの活発さやサポート体制を確認することが重要です。
公式フォーラムやGitHubのissuesページなどで、フレームワークの開発者やユーザーからのフィードバックやサポートが適切に提供されているかどうかを確認しましょう。
フレームワークのパフォーマンスやファイルサイズが、プロジェクトの要件と適合しているかどうかを確認することがポイントです。特に大規模なプロジェクトでは、軽量で効率的なフレームワークの選択が重要なポイントとなります。
パフォーマンスやカスタマイズ性が高いか
パフォーマンスやカスタマイズ性が高いかどうかを確認することは、CSSフレームワークを選ぶ際の重要な要素です。
以下は、そのおもなポイントです。
- ファイルサイズが小さいか
- レンダリング時間が高速か
- キャッシュ効果が活用されているか
- 変数やモジュールが提供されているか
- フレキシビリティ
フレームワークのファイルサイズが小さいかどうかを確認するのがポイントです。小さなファイルサイズは、ページの読み込み速度を向上させて、ユーザーエクスペリエンスを改善できるでしょう。
フレームワークが高速で効率的にレンダリングされるかどうかを確認することもポイントの一つです。ほかにも、ブラウザのキャッシュ効果を最大限に活用しているかどうかを確認するようにしましょう。
ベンチマークテストや実際のプロジェクトでの使用経験から、フレームワークのパフォーマンスを評価します。
フレームワークが、カスタマイズ可能や変数モジュールを提供しているかどうかを確認するのがポイントです。プロジェクトの要件に合わせて、スタイルや機能性を簡単に調整できるフレームワークであることが、選ぶポイントとなります。
フレームワークが柔軟性を持ち、さまざまなデザインパターンやレイアウトスタイルが適用可能かどうかを確認することが重要です。一般的なスタイルやコンポーネントだけでなく、個々のカスタマイズが容易にできるかどうかも重要なポイントとなるでしょう。
これらの要素を考慮して、パフォーマンスやカスタマイズ性が高いCSSフレームワークを選択することが重要です。
【初心者向け】超定番のCSSフレームワーク5選

ここからは、特徴別におすすめなCSSフレームワークをみていきましょう。
まずは、初心者向けのCSSフレームワーク、以下5選となります。
- Bootstrap
- Materialize
- Ant Design
- Pure.css
- Cardinal
CSSを初めて触る人や、CSSフレームワーク初心者の人におすすめなフレームワークとなっています。
Bootstrap

| Bootstrap | 内容 |
| 特徴 | – 最も人気のあるフレームワーク – 豊富なコンポーネント – 優れたグリッドシステム – 充実したドキュメント |
| 料金 | オープンソース(無料) |
Bootstrapは、WebサイトやWebアプリケーションを作成するための、フロントエンドWebアプリケーションフレームワークです。HTML、CSS、JavaScriptなどのWebサイトに使われる言語を総合したフレームワークで、フォームやボタン、ナビゲーションなどのデザインテンプレートが用意されています。
CSSの知識がなくても、簡単にデザインの整ったWebサイトを作成できるツールで、レスポンシブWebデザインにも対応しています。
Materialize

| Materialize | 内容 |
| 特徴 | – Google’s Material Designに基づく – アニメーションと遷移効果が豊富 – レスポンシブデザイン – 使いやすいグリッドシステム |
| 料金 | オープンソース(無料) |
Materializeは、Googleが提唱しているデザイン設計体系である「マテリアルデザイン」に準拠したCSSフレームワークです。レスポンシブWebデザインにも対応しているため、スマートフォンやタブレットにも対応できます。
Bootstrapベースでマテリアルデザインを簡単に実現できるという点で人気のCSSフレームワークです。多くのアイコンを簡単に使用することもできます。
Ant Design

| Ant Design | 内容 |
| 特徴 | – Reactに最適化 – エンタープライズ向けUI – 豊富なコンポーネント – カスタマイズ性が高い |
| 料金 | オープンソース(無料)、有料版(プロバージョン)あり |
Ant Design は、中国の Alibaba 社が開発した UI フレームワークです。フォーム・ナビゲーションメニュー・ボタンデータテーブル・モーダルなど、高品質なUIを構成する部品が利用できます。
このフレームワークは、ユーザビリティの促進や一貫性を保つことができる、デザイン原則とガイドラインの遵守があることで有名です。また、アニメーションも簡単に作れることから人気の高い UI フレームワークとなっています。
Pure.css

| Pure.css | 内容 |
| 特徴 | – 軽量(3.8KB gzip圧縮時) – モジュール式 – レスポンシブ – 最小限のスタイリング |
| 料金 | オープンソース(無料) |
Pure.cssは、Yahoo!が開発した軽量なCSSフレームワークです。Webデザインの効率を高めるために作られたツールで、Webページの見た目やレイアウトを簡単に整えることができます。
軽量かつ高速で、JavaScriptは不要であるため、プログラミング言語に詳しくない人でも利用が可能です。
ほかにも、少ないCSS記述量でかけたり、既存サイトへの適用性が高いといった特徴をもっています。
Cardinal

| Cardinal CSS | 内容 |
| 特徴 | – モジュール式 – 軽量 – カスタマイズ性が高い – SASS/SCSSサポート |
| 料金 | オープンソース(無料) |
Cardinal CSS は、モバイルファーストな設計の CSS フレームワークです。
パフォーマンスやスケーラビリティを考慮して構築することができ、モバイルサイトの開発に向いているフレームワークです。
【トレンド】最新のおすすめCSSフレームワーク7選

次に、最近のトレンドである、おすすめなCSSフレームワークを紹介します。
- Windi CSS
- Chota
- UnoCSS
- Eden
- Meraki UI
- Tailwind CSS
- Open Props
Webデザインに革命をもたらす、最新のCSSフレームワークをみていきましょう。
Windi CSS

| Windi CSS | 内容 |
| 特徴 | – Tailwind CSSのオンデマンド代替 – 高速なコンパイル – 追加の組み込み機能 – プラグインシステム |
| 料金 | オープンソース(無料) |
Windi CSS は、Tailwind CSS 2.0 に互換性があるユーティリティファーストのフレームワークです。自分で用意した HTML に、Windi の class を付与するだけでスタイリングができます。
Windi CSS は、Tailwind CSS のための次世代コンパイラです。
Tailwind v2.0 以降をサポートし、より早いロード時間をサポートしています。Tailwind を使っていなくてもユーティリティファーストな CSS ライブラリとして使用できます。
Chota

| Chota | 内容 |
| 特徴 | – 超軽量(3KB gzip圧縮時) – クラス名が直感的 – レスポンシブデザイン – ダークモードサポート |
| 料金 | オープンソース(無料) |
Chota は、Flexbox を採用した 3KB の軽量な CSS フレームワークです。MIT ライセンスの汎用性に優れたライブラリで、使いやすいのが特徴です。
他のフレームワークと異なり、多くのクラス名を覚える必要がなく、基本的なスタイルを適用します。Svelte Chota は、Svelte UI キットに基づいた Chota の CSS フレームワークです。
UnoCSS

| UnoCSS | 内容 |
| 特徴 | – 極めて高速なアトミックCSS生成エンジン – 高度にカスタマイズ可能 – プリセットシステム – オンデマンド生成 |
| 料金 | オープンソース(無料) |
UnoCSS は、柔軟性やパフォーマンスの向上を目的として設計されている、Atomic CSS エンジンです。フレームワークではなく、Tailwind CSS や Bootstrap などの CSS フレームワークのスーパーセット的な立ち位置にあります。
ほかにも、デザインシステムなどのルールを事前設定して利用することもできます。
Eden

| Eden | 内容 |
| 特徴 | – ミニマリスト向けの軽量フレームワーク – モダンなデザイン – カスタマイズ性が高い – クリーンで読みやすいコード |
| 料金 | オープンソース(無料) |
Eden は、HTML/CSS から画像 API を統合するための Eden AI API トリガーを設定できる、Pipedream の統合プラットフォームです。
フロントエンドフレームワークで、GitHub のダウンロードフォルダには、コンパイルされた CSS と JS ファイルのミニフィケーションバージョンが含まれています。
Meraki UI

| Meraki UI | 内容 |
| 特徴 | – Tailwind CSSをベースにしたコンポーネント集 – 美しいUIデザイン – 豊富なコンポーネント – 簡単にカスタマイズ可能 |
| 料金 | オープンソース(無料) |
Meraki UI は、Tailwind CSS コンポーネントのコレクションです。ボタンやカードなど、200 以上のレスポンシブなコンポーネントが含まれており、ウェブサイトやランディングページのデザインを簡単に行うことができます。
左寄せと右寄せの選択が可能なコンポーネントや、RTL 言語のサポート、ダークモードなどの機能を備えています。
Tailwind CSS

| Tailwind CSS | 内容 |
| 特徴 | – ユーティリティファーストのフレームワーク – 高度にカスタマイズ可能 – JITコンパイラ搭載 – 豊富なプラグインエコシステム |
| 料金 | オープンソース(無料)、有料のコンポーネントライブラリあり |
Tailwind CSSは、ユーティリティファーストをコンセプトに設計されたオープンソースのCSSフレームワークです。HTML要素のクラス名にユーティリティクラスを指定すると、対応するスタイルが適用されます。
HTMLとCSSを切り離さずに組み立てられるのが魅力です。ほかにも、HTMLの要素に直接、定義済みのクラスを付与して使用できるのもおすすめなポイントの1つです。
Tailwind CSSは、自由度が高く、細かいスタイルの調整やカスタマイズに向いています。用意されたユーティリティクラスの組み合わせだけであらゆるデザインを実現できるようになります。
Open Props

| Open Props | 内容 |
| 特徴 | – CSSカスタムプロパティのツールキット – デザインシステムの構築に適している – 幅広いプロパティセット – モダンなCSSの機能を活用 |
| 料金 | オープンソース(無料) |
Open Props は、CSS 変数(カスタムプロパティ)ベースの CSS フレームワークです。アニメーションやイージングが定義されており、変数として定義されているため、アニメーションを書く必要がありません。
また、UI 開発用に最適化されたオープンソースのカラースキームである Open Color や、その拡張機能である Colar も含まれています。
Open Props は、比較的新しい CSS フレームワークですが、最新の CSS 調査では関心度とリテンションのランキングで上位にランクされています。
【軽量】おすすめCSSフレームワーク11選

続いて、軽量でおすすめなCSSフレームワークを紹介します。
- Milligram
- Fomantic UI
- Bulma
- Foundation
- Semantic UI
- UIKit
- Basscss
- Primer
- Skeleton
- Spectre.css
- new.css
これらのCSSフレームワークを比較して、自社に合ったフレームワークを探してみてください。
Milligram

| Milligram | 内容 |
| 特徴 | – 超軽量(2KB gzip圧縮時) – ミニマリストデザイン – 高速で簡単に使用可能 – モバイルファースト |
| 料金 | オープンソース(無料) |
Milligramは、サイトのデザインのベースを構築するためのCSSフレームワークです。さまざまなCSSフレームワークがありますが、このフレームワークはその中でも特に軽量に設計されています。
また、CSS Flexible Box Layout Module標準を使用していることが特徴です。
Milligramを使用するには、公式サイトからダウンロードし、ダウンロードしたファイルを解凍して、distディレクトリ内のmilligram.min.cssを使用します。
Milligramは、汎用型と方向性は同じですが、ソースコードが数KBと、非常に軽量に作成されています。
Fomantic UI

| Fomantic-UI | 内容 |
| 特徴 | – Semantic UIのコミュニティ主導フォーク – 豊富なUIコンポーネント – 人間味のあるコード構造 – テーマシステム搭載 |
| 料金 | オープンソース(無料) |
Fomantic-UI は、Semantic-UI の公式コミュニティフォークです。言葉とクラスを交換可能な概念として扱い、クラスでは自然言語の構文を使用しています。
Fomantic-UI は、デザイナーや開発者が UI の共有用語集を作成できるように支援します。
Bulma

| Bulma | 内容 |
| 特徴 | – モダンなフレックスボックスベース – モジュール式構造 – カスタマイズが容易 – 純粋なCSSフレームワーク(JSなし) |
| 料金 | オープンソース(無料) |
Bulma(ブルマ)は、ウェブサイトやウェブアプリケーションのデザインやレイアウトを効率的かつ簡単に作成するためのCSSフレームワークです。
モバイルファーストで、レスポンシブWebインターフェイスを簡単に構築できます。
ほかにも、JavaScriptなどを使用せず、CSSだけで構築できるため、軽量なCSSフレームワークとして人気を集めています。
Foundation

| Foundation | 内容 |
| 特徴 | – 高度にカスタマイズ可能 – レスポンシブデザイン – 豊富なUIコンポーネント – エンタープライズレベルのサポート |
| 料金 | オープンソース(無料)、有料のエンタープライズサポートあり |
Foundationは、Zurb 社が開発した CSS フレームワークです。レスポンシブ Web デザインに特化しており、HTML、CSS、JavaScript で構成されています。
カスタマイズ性が高いことから、プロ向けの CSS フレームワークとして認知されています。
また、フレームワークを使用すると、注意深くデザインされた CSS のパーツがあらかじめ用意されているため、ウェブサイトの制作時間を減らせます。
Semantic UI

| Semantic UI | 内容 |
| 特徴 | – 人間味のある命名規則 – 豊富なテーマ – 直感的なUIコンポーネント - レスポンシブデザイン |
| 料金 | オープンソース(無料) |
Semantic UIは、HTMLを使用して自然言語に近い形で実装でき、レスポンシブなWebデザインで実装ができるCSSフレームワークです。
50以上のUIコンポーネントと3000以上のCSS変数を備えており、継承機能を直感的に扱えたり、多くのテーマ機能が扱えたりするなど、自由にUIデザインができるのが特徴です。
Semantic UIは、美しいWebサイトを素早くデザインするためのCSSフレームワークです。
プログラマーに扱いやすいHTMLを使用して、美しいレイアウトを作成するのに役立ちます。
UIKit

| UIkit | 内容 |
| 特徴 | – モダンなUIコンポーネント – モバイルファースト – カスタマイズが容易 – 豊富なJavaScriptプラグイン |
| 料金 | オープンソース(無料) |
UIkitは、高速で強力なWebインタフェースを開発するためのCSSフレームワークです。美しいユーザーインタフェースを実現することを目的としています。
そのまま使える洗練されたユーザーインターフェースやパッケージは、CSSとJavaScriptで構成されているのが特徴的です。
UIkitは、CDNやパッケージのダウンロード、Sassと合わせて使う方法で利用できます。軽量でモジュラーなフロントエンドフレームワークです。また、MITライセンスのオープンソースフレームワークでもあります。
Basscss

| Basscss | 内容 |
| 特徴 | – 軽量で高性能 – モジュール式 – ユーティリティファーストアプローチ – 低レベルのCSSツールキット |
| 料金 | オープンソース(無料) |
Basscssは、軽量でパフォーマンスに優れたスタイルと柔軟なユーティリティを提供することで、あらゆるデバイス向けのデザインを可能にし、スタイルシートのボイラープレートを削減する CSS ツールキットです。
アトミッククラスベースの CSS ライブラリで、軽量かつ、あまり知られていない CSS ツールキットですが、シンプルなCSSベースを提供します。
Primer

| Primer CSS | 内容 |
| 特徴 | – GitHubが開発 – アクセシビリティ重視 – 豊富なコンポーネント – Sass変数とミックスイン |
| 料金 | オープンソース(無料) |
Primer CSSは、GitHub による CSS フレームワークとコーディング規約です。GitHub のデザインシステムを使用して構築された
無料のオープンソース CSS フレームワークとなっています。
Primer CSS は、BEM と同じパターンを使用しているのが特徴的です。
Skeleton

| Skeleton | 内容 |
| 特徴 | – 超軽量(400行未満のCSS) – レスポンシブグリッド – モバイルファースト – 最小限のスタイリング |
| 料金 | オープンソース(無料) |
Skeletonは、最低限の機能だけが用意されているため、軽量でシンプルなデザインのWebサイトを構築することができるCSSフレームワークです。コンパイルやインストールは不要ですぐに始められるのが特徴的です。
Skeletonには、グリッドシステム以上のものが含まれています。
ほかにも、タイポグラフィや出発点として使用できる、その他のページ要素のCSSも含んでいます。
また、メディアクエリを使用してスケーラブルなグリッドを提供しており、デバイス間でのサイトのスタイル設定に便利なクエリのリストも用意されています。
Spectre.css

| Spectre.css | 内容 |
| 特徴 | – 軽量でモダン – フレックスボックスベース – 豊富なコンポーネント – カスタマイズが容易 |
| 料金 | オープンソース(無料) |
Spectre.cssは、軽量でレスポンシブなモダンなCSSフレームワークです。
開発の高速化と拡張性を目的としています。
Spectre.cssは、大規模なウェブサービスプロジェクトにおけるCSS開発の長年の経験に基づいたサイドプロジェクトです。フォントと要素の基本スタイル、フレックスボックスベースのレスポンシブレイアウトシステムを提供しています。
また、12カラムのフレックスボックスベースのレスポンシブグリッドシステムを備えており、各カラムの幅はクラス名で指定できます。
new.css

| new.css | 内容 |
| 特徴 | – クラス不要のCSSフレームワーク – セマンティックHTML重視 – ダークモードサポート – 非常に軽量 |
| 料金 | オープンソース(無料) |
new.cssは、HTML のみを使用して、モダンな Web ページを作成するためのクラスレスの CSS フレームワークです。
国内の特許公報・審査経過情報や意匠公報、商標公報、アメリカ特許、ヨーロッパ特許、国際公開、中国特許など、世界 100 カ
国以上の海外特許の検索・表示・出力までを提供するインターネット特許情報検索サービスでもあります。
new.css には、自動メール配信機能があり、全社に新着情報を発信することができます。また、社内サーバーを設置せずに利用できる NewCSS クラウドも提供されています。
【レスポンシブに強い】おすすめCSSフレームワーク8選

次に、レスポンシブに強いおすすめなCSSフレームワークを紹介します。
- Tachyons
- INK
- Schema
- KNACSS
- alter.js
- BootMetro
- Cascade Framework
- MVP.css
これらは、モバイルサイトを構築する人には、特におすすめのCSSフレームワークです。
Tachyons

| Tachyons | 内容 |
| 特徴 | – 機能的CSSアプローチ – 高度にモジュール化 – 小さなファイルサイズ – 高速な開発が可能 |
| 料金 | オープンソース(無料) |
Tachyonsは、少ないCSSでWebサイトを構築することができる、ユーティリティを優先したCSSフレームワークです。
モバイル優先で設計されているため、レスポンシブ対応が可能で、高速に読み込むことができます。このため、ユーザーは即座にコンテンツを表示できるでしょう。
小規模なモジュールのコレクションで、組み合わせたり独立して使用したりすることができます。
INK

| Ink | 内容 |
| 特徴 | – 軽量でレスポンシブ – モジュール式構造 – カスタマイズが容易 – クリーンなデザイン |
| 料金 | オープンソース(無料) |
Inkは、背景集計データをHTMLテーブルで表示できるCSSベースのフレームワークです。
Ink Interface Kitには、CSS、JavaScript、画像、フォント、cook bookが含まれています。
Schema

| Schema | 内容 |
| 特徴 | – フラットデザイン志向 – モバイルファースト – 軽量(4KB gzip圧縮時) – カラーパレットのカスタマイズが容易 |
| 料金 | オープンソース(無料) |
Schemaは、オープンソースのCSSフレームワークで、レスポンシブ対応が可能なことが特徴です。UI系の機能を揃えながらも軽量に動作し、さまざまなコンポーネントが制作をサポートします。
このCSSフレームワークには、CSSのコード量を少なくおさえられるというメリットがあります。
このため、CSSコードのメンテナンスが楽に行えるでしょう。
KNACSS

| KNACSS | 内容 |
| 特徴 | – 軽量でモジュール式 – フレックスボックスベース – レスポンシブデザイン – Sass/Stylusをサポート |
| 料金 | オープンソース(無料) |
KNACSS は、HTML や CSS プロジェクトの初期段階で使用する、シンプルで反応性があり拡張性のあるスタイルシートです。
HTML や CSS プロジェクトをゼロから開始するためのマイクロフレームワークです。
KNACSS のフレームワークバージョン 3 には、レイアウト、フォント、ボタン、アイコンなど、さまざまな CSS クラスが含まれています。
KNACSS の開発には、GitHub でアカウントを作成して参加できます。
alter.js

| alter.js | 内容 |
| 特徴 | – 軽量なJSON-CSSフレームワーク – JavaScriptでスタイルを定義 – 動的スタイリングが可能 – オブジェクト指向アプローチ |
| 料金 | オープンソース(無料) |
alter.jsは、スマートフォン向けコンテンツを、グリッド形式で配置してレイアウトするモバイル開発プラットフォームです。縦長のコンテンツを適切な位置で区切り、区切られた領域をグリッド形式で配置することでレイアウトします。
alter.js は、モバイルファーストのメリットを実現し、その結果「Webの成果を最大化=モバイルの成果を最大化」を実現します。
また、alter.js は、node とブラウザーで動作する文字列を複数の範囲の断片で置き換える機能も備えています。
BootMetro

| BootMetro | 内容 |
| 特徴 | – Windows 8 Metro UIスタイル – Bootstrapをベースに構築 – レスポンシブデザイン – 豊富なMetro風コンポーネント |
| 料金 | オープンソース(無料) |
BootMetroは、Windows 8のMetroスタイルを使用してウェブプロジェクトを開発できるフレームワークです。タッチデバイスに適したMetro UIスタイルを使用して、Twitter Bootstrapベースのフレームワークを作成できます。
Windows 8 App Storeスタイルを使用したいウェブアプリ向けのHTML、CSS、JavaScriptを提供します。
ちなみに、Windows 8で実行する必要はありません。
Cascade Framework

| Cascade Framework | 内容 |
| 特徴 | – モジュール式構造 – レスポンシブデザイン – 軽量(10KB gzip圧縮時) – クロスブラウザ互換性 |
| 料金 | オープンソース(無料) |
Cascade Frameworkは戦略的可能性を可視化するフレームワークで、戦略をアウトプットとして関係者と共有するための方法としても機能します。
多くの機能を備えながらも軽量なフットプリントを実現するフレームワークで、CSS を機能に基づいて個別のファイルに分割し、シンプルなデザインを実装することができます。
MVP.css

| MVP.css | 内容 |
| 特徴 | – クラス不要のCSS – 最小限の設定で見栄えの良いデザイン – セマンティックHTML重視 – 非常に軽量(約2KB) |
| 料金 | オープンソース(無料) |
MVP.cssは、HTMLのさまざまな要素にすぐに使えるスタイルのコレクションです。classを使用しないシンプルなCSSフレームワークで、CSS変数でのカスタマイズが可能です。
MVP.cssの公式サイトには、HTMLテンプレートが用意されており、すぐにデモサイト作りに取り掛かることができます。
すべてのブラウザとデバイスで見た目が良く、すばやくプロトタイプを作成できるように設計されています。
【デザイン性が高い】おすすめCSSフレームワーク4選

続いて、デザイン性が強い、おすすめなCSSフレームワークを紹介します。
- Kathamo
- Material UI
- Bootflat
- Workless
これらは、デザイン性の強いWebサイトを作成したい場合に、おすすめなCSSフレームワークです。
Kathamo

| Kathamo | 内容 |
| 特徴 | – 軽量なグリッドシステム – Sassベース – モバイルファースト – 最小限の機能セット |
| 料金 | オープンソース(無料) |
Kathamoは、モバイルフレンドリーな開発を目的としたミニマルな CSS フレームワークです。建築デザイナー、エンジニア、測量士、建設マネージャーで構成されるプロジェクトでよく利用されています。
WordPress プラグイン開発用のフレームワークでもあるため、CMSでも利用しやすいです。
Material UI

| Material UI | 内容 |
| 特徴 | – React用のコンポーネントライブラリ – Google’s Material Designに基づく – 豊富なUIコンポーネント – 高度にカスタマイズ可能 |
| 料金 | オープンソース(無料)、有料(プロバージョン)あり |
Material UI(旧名称:MUI)は、React用のUIコンポーネントフレームワークです。Google社の「Material Design」をベースに開発され、Material−UI社が開発・運営しています。
Material UIは、GoogleのMaterial Designを実装するUIコンポーネントを提供しています。
Material Designは、平面的で単純なデザインから奥行きや動きを感じさせるデザインに進化したもので、視覚的に非常に洗練されたUIデザインになっています。
Bootflat

| Bootflat | 内容 |
| 特徴 | – フラットデザイン志向 – Bootstrapをベースに構築 – PSD/Sketch設計リソース付き – カラーパレットが充実 |
| 料金 | オープンソース(無料) |
Bootflat(ブートフラット)は、BootStrapを基本としている、オープンソースで扱えるUIキットです。
MITライセンスの下でリリースされており、個人や商業目的のプロジェクトで使用できます。また、デザイナー向けに無料のPSDダウンロードも提供されています。
Workless

| Workless | 内容 |
| 特徴 | – 軽量フレームワーク – 最小限のスタイリング – レスポンシブグリッドシステム – 簡単にカスタマイズ可能 |
| 料金 | オープンソース(無料) |
Worklessは、シンプルで機能的なオープンソースのフロントエンドフレームワークです。
ホームページでよく使われるUIエレメントが揃ったCSSフレームワークで、FontAwesomeのアイコンフォントを使用することができます。
【オリジナリティが出せる】おすすめCSSフレームワーク5選

次に、オリジナリティが出せる、おすすめなCSSフレームワークを紹介します。
- MUELLER GRID SYSTEM
- SkyBlue
- Concise CSS
- Layers CSS
- Tacit
自社のサイトにオリジナリティな要素を入れ込みたい人には、おすすめなフレームワークといえるでしょう。
MUELLER GRID SYSTEM

| MUELLER Grid System | 内容 |
| 特徴 | – 軽量なレスポンシブグリッドシステム – Sassベース – カスタマイズが容易 – ネストされたグリッドをサポート |
| 料金 | オープンソース(無料) |
MUELLER Grid Systemは、Compass に基づいたモジュラーグリッドシステムです。
レスポンシブとアダプティブレイアウトおよび、非レスポンシブレイアウトにも対応しています。
SkyBlue

| SkyBlue CSS Framework | 内容 |
| 特徴 | – 軽量でモダンなフレームワーク – フラットデザイン – モバイルファースト – モジュール式構造 |
| 料金 | オープンソース(無料) |
SkyBlue CSS Frameworkは、Stanko が作成した CSS フレームワークです。SASS を使用して開発されています。
Grid、Typography、Tables、Forms、Buttons、Helpers、Responsive Icons などのコンポーネントで構成されています。
SkyBlue CSS は、CMS[freo]のレスポンシブデザイン用テンプレートのカラーバリュエーションとしても使用されています。
Concise CSS

| Concise CSS | 内容 |
| 特徴 | – 軽量(3.5KB gzip圧縮時) – モジュール式 – カスタマイズが容易 – Sassベース |
| 料金 | オープンソース(無料) |
Concise CSSは、シンプルで軽量な CSS フレームワークです。Web開発の一般的なプラクティスを組み合わせたもので、コア部分が小さいため、カスタムスタイルやアドオンを追加できます。
ほかにも、最低限のデザインで必要のない装飾を上書きする手間を省いてくれます。
また、元のデザインに影響を受けないため、オリジナリティのあるウェブサイトを構築できます。
Layers CSS

| Layers CSS | 内容 |
| 特徴 | – モジュール式フレームワーク – パフォーマンス重視 – セマンティックなマークアップ – カスタマイズが容易 |
| 料金 | オープンソース(無料) |
Layers CSSとは、CSS におけるスタイルをどのような優先順位で表示するかを、レイヤーで管理できるようにした機能です。
CSS の優先度に加え、CSS 定義をいくつかのレイヤーに分け、レイヤー間の優先度の制御が可能になっています。
Tacit

| Tacit | 内容 |
| 特徴 | – クラス不要のCSSフレームワーク – セマンティックHTMLのみで機能 – 軽量(6KB圧縮時) – デフォルトで見栄えの良いデザイン |
| 料金 | オープンソース(無料) |
Tacitは、Webのデザインスキルの経験が少なく、自信が持てない人でも、グラフィックなデザインを魅力的に実現することができるCSSフレームワークです。
Tacitを利用すると、単純にHTMLを書くように、style指定をせずともシンプルではありながらも見た目の良いサイトの作成ができます。
CSSフレームワークを使用する際の注意点

ここまで、タイプ別のさまざまなCSSフレームワークをみてきました。
では、これらCSSフレームワークを選ぶ際に、どのような点に注意するとよいのでしょうか。
ここでは、以下4つのおもな注意点を解説します。
- パフォーマンスに影響がある
- 他サイトと似たものになりやすい
- カスタマイズ性や自由度が低い
- デバッグが難しくなる
これらの注意点と解決策をみながら、自社に適したCSSフレームワークをみつけてください。
また、以下の記事でも詳しく解説しているため、参考ください。
パフォーマンスに影響がある
CSSフレームワークを使用する際には、パフォーマンスに影響がある可能性に注意が必要です。
以下はそのおもな改善点です。
- 不要なスタイルの削除
- レスポンシブデザインの最適化
- CSSの最適化
- キャッシュの活用
- 非同期読み込み
CSSフレームワークは、一般的なスタイルやコンポーネントを提供しますが、プロジェクトに必要なスタイル以外のものも含まれている場合が多いです。不要なスタイルを含めないようにすることで、ページのファイルサイズを削減でき、読み込みすさを向上させることができるでしょう。
ほかにも、レスポンシブデザインの最適化も、パフォーマンスに対するよい対策となります。レスポンシブデザインは、デフォルトの設定では、ページの読み込み時間を増加させる場合が多いです。
必要がないレスポンシブ機能は無効化したり最適化したりすれば、パフォーマンスを向上させられるでしょう。
これらの注意点を考慮して、CSSフレームワークを使用する際にパフォーマンスに影響を与える可能性がある問題を最小限におさえることが重要です。
他サイトと似たものになりやすい
CSSフレームワークを使用する際に、ほかのサイトと似たものになりやすいという注意点があります。
以下は、おもな対策などです。
- カスタマイズ性を活用する
- 追加のスタイルを適用する
- 別のフレームワークを組み合わせる
- ユニークなコンテンツを重視する
CSSフレームワークは、一般的なデザインパターンやスタイルを提供していますが、自社のサイトやアプリケーションがユニークな外観となるように、スタイルをカスタマイズすることが重要です。各パラメータを調整してデザインを変更し、ほかサイトとの類似性を減らすようにしましょう。
ほかにも、CSSフレームワークをベースにして、独自のスタイルを追加することもよい方法です。
独自のスタイルを追加すれば、サイトがより個性的でほかのサイトと異なる外観を持つことができるでしょう。たとえば、特定のセクションやコンポーネントに独自のスタイルを適用すれば、サイトのブランディングやデザインを調整することができます。
これらの対策を施せば、CSSフレームワークを使用する際にほかサイトとの類似性を避けることができるでしょう。
自社のブランドやユーザーエクスペリエンスを協調し、ほかサイトとの差別化をはかるために、積極的にカスタマイズや追加のスタイルを適用することがポイントです。
カスタマイズ性や自由度が低い
カスタマイズ性や自由度が低くなる点は、CSSフレームワークを使用する際の注意点です。
以下は、そのおもな解決策です。
- ベースとなるスタイルの上書きを行う
- カスタマイズ可能なオプションの活用
- 拡張性の高いフレームワークの選択
- 必要なコンポーネントのみを使用する
CSSフレームワークの提供するスタイルを上書きすれば、独自のデザインを実現することができます。
一般的なスタイルやコンポーネントをベースにして、カスタムしたスタイルを追加すれば、より柔軟なデザインを実現できるでしょう。
ほかにも、カスタマイズ可能なオプションを活用することは、よい方法です。
CSSフレームワークが提供している、カスタマイズ可能なオプションを活用できれば、必要なスタイルや機能を調整することができるでしょう。カラーやフォント、ボーダーの太さなどのパラメータを調整することで、デザインをカスタマイズできます。
これらの対策を行えれば、CSSフレームワークを使用する際に、カスタマイズ性や自由度を向上することができるでしょう。
フレームワークの提供する機能やオプションを活用し、独自のデザインを実現するために、積極的にカスタマイズを行うことが重要です。
デバッグが難しくなる
デバッグが難しくなる可能性があるのは、CSSフレームワークを使用する際の注意点の1つです。
以下は、そのおもな解決策です。
- 開発者ツールの活用
- スタイルの優先度と順序の確認
- デバッグ用のクラスの追加
- ドキュメントの参照
- カスタマイズの慎重な適用
ブラウザの開発者ツールを使用して、要素のスタイルや適用されているクラスを確認するようにしましょう。CSSフレームワークが生成するクラスやスタイルを理解して、それに基づいて問題を特定することが重要です。
ほかにも、スタイルの優先度と順序の確認も重要なポイントの1つです。
CSSフレームワークが適用するスタイルと、自分が定義したスタイルの優先度や適用順序を理解するようにしましょう。必要に応じて、CSSのスタイルを上書きしたり、適用順序を調整することで、問題を解決することができます。
これらのアプローチを組み合わせていけば、CSSフレームワークを使用する際のデバッグを効率的に行うことができるでしょう。
問題が発生した場合には、慎重に対処し、開発者ツールやドキュメントを活用して問題を解決するように心がけることが重要です。
まとめ:CSSフレームワークで効率よくWebサイトをデザイン

今回は、CSSフレームワークに関して、以下のことがわかりました。
- CSSフレームワークは一貫性のある外観やレスポンシブなデザインを実装するためのツールセットである
- プロジェクトのニーズに合った機能を提供するCSSフレームワークを選ぶことが重要
- CSSフレームワークのスタイルやアプローチが自分の好みやスタイルに合っているかどうかが選ぶポイント
- CSSフレームワークは、タイプ別にさまざまなものがある
- CSSフレームワークを使用する際には、パフォーマンスに影響がある可能性に注意が必要
CSSフレームワークは、一貫性のある外観やレスポンシブなデザインを実現するためのツールセットです。プロジェクトのニーズに合った、機能を提供するCSSフレームワークを選ぶことが重要です。
CSSフレームワークを選ぶ際は、スタイルなどが自分の好みやスタイルに合っているかどうかを確認するのがポイントとなります。これらのフレームワークには、さまざまなタイプがあり、自社にあったCSSフレームワークを選ぶことができます。
ただ、CSSフレームワークを使用する際には、パフォーマンスに影響する可能性があることに注意が必要です。
このように、多くのCSSフレームワークの中から、どのフレームワークを選べばよいかわからないこともあるでしょう。
CSSフレームワークで不明な点やわからないことがあれば、CSSフレームワークに知見のある、株式会社Jiteraへご相談ください。
自社でどのようにCSSフレームワークを活用したいかをヒアリングさせていただき、最適なCSSフレームワークを提案させていただきます。

