Figmaの料金プランを解説!無料と有料の違いやプランの選び方、使える機能を徹底比較

デザインツールとして人気の「Figma(フィグマ)」。

直感的に操作できる上に、共同作業も可能なので、多くの企業でも導入されています。

そんなFigmaには無料プランと3つの有料プランがあり、それぞれのプランの違いがわからない方も多いでしょう。

本記事では、Figmaの料金プランについて解説します。

Figmaの無料プランと有料プランの違いや、最適なプランの選び方も紹介するので、まさに今プラン選びで悩んでいる方はぜひ最後までご覧ください。

監修者 マーケティングスペシャリスト 輝渡部

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    Figmaとは

    Figmaとは

    Figmaは、UI/UXデザインやプロトタイピングのためのブラウザ上のデザインツールです。Webブラウザ上で動作し、リアルタイムで複数人での共同作業ができます。

    複数のデバイスやプラットフォームに対応し、柔軟性が高く、チームでのプロジェクト管理が簡単です。リアルタイムでの共同作業やコメント機能を活用すると、チームメンバー間での意見交換やフィードバックを迅速に行えるので、業務効率化においては重要なツールです。

    そんなFigmaには、無料プランと3つの有料プランがあります。

    • スターター:無料
    • プロフェッショナル:12$/月(約1,800円)
    • ビジネス:45$/月(約6,750円)
    • エンタープライズ:75$/月(約11,250円)

    以前までは3種類でしたが、「エンタープライズ」が追加されました。

    ここからは、それぞれのプランについてより詳しく解説していきます。

    Figma無料プランの概要とメリット

    Figma無料プランの概要とメリット

    まずは、Figmaの無料プランである、「スタータープラン」の概要とメリットを紹介します。

    スタータープランは無料なので、誰でも利用可能です。

    しかし、デザインを作る上での基本的な機能は使えますが、一部制限があるので注意が必要です。

    無料プランの主要機能と制限

    スタータープランで使える主な機能は以下の通りです。

    • オートレイアウト
    • コンポーネント
    • プロトタイピング
    • 30日間のバージョン履歴

    デザイン作成において、基本的な機能は使えます。

    しかし、以下の制限があるので確認しましょう。

    • チーム内ファイル数:最大3つ
    • チーム内ページ数:最大3つ
    • プラグインの利用:一部のみ

    招待できるエディター(編集者)とビューワー(閲覧者)の数は無制限ですが、プロジェクトの数には制限があります。小規模なプロジェクトや展開範囲が限定された取り組みであれば、スタータープランでも十分です。

    中小企業における無料プランの活用法

    Figmaの無料プランは中小企業にとって効果的なツールです。

    まず、制限付きながらも無制限のプロジェクト参加者を活用し、チーム内のコラボレーションを強化できます。また、基本的なデザインツールとしての機能が揃っており、UI/UXデザインやプロトタイピングなどの業務に活用できます。

    また、無料プランでもFigmaはクラウドベースで利用できるので、デバイスや場所を問わず利用可能です。つまり、リモートワーク環境にも適しています。

    無料プランの制限を充分に活かし、効果的なプロジェクト管理とデザイン作業を行うと、中小企業のチームは円滑なプロジェクト管理やデザイン作業を行い、生産性の向上が可能です。

    Figma有料プランとビジネスへの価値

    Figma有料プランとビジネスへの価値

    ここまで、Figmaの無料プラン(スタータープラン)について解説しました。

    Figmaの無料プランでも基本的な機能は使えますが、プロジェクト内のファイル数や、ファイル内のページ数には一部制限があるのが欠点です。

    では逆に有料プランはどうなのでしょうか。ここからは、有料プランについて紹介します。

    ビジネスプランの追加機能とメリット

    有料プランは、無料プランの機能が全て使える上に、チーム内に作成できるプロジェクト・ファイル数に制限がありません。その中でもビジネスプランだと以下の機能が追加されます。

    • チーム数無制限
    • 共有フォント
    • ブランチ(分岐)機能とマージ(統合)機能
    • 組織全体のデザインシステムを共有
    • プライベートのウィジェットとプラグイン
    • アナリティクスの利用
    • リンクアクセス制御
    • 複数のチームを一元管理
    • ドメインキャプチャ
    • シングルサインオン
    • アクティビティログ

    これだけの機能が追加されます。Figmaのビジネスプランは、多数のメンバーで活用したい企業に最適なプランです。無制限のチーム数を提供し、大規模なプロジェクトにも対応できます。

    また、プロフェッショナルプランと比較すると、セキュリティ面でより強化されているので安心です。

    有料プランのコストパフォーマンス

    Figmaの有料プランは、コストパフォーマンスは十分高いです。価格設定はプランごとに柔軟性があり、チームの規模やニーズに合わせて選択できます。

    プロフェッショナルプランは、大規模なチームやプロジェクトに適しており、高度な機能やセキュリティが必要な場合に価値があります。

    また、ビジネスプランは、セキュリティや管理機能が強化されており、大企業や組織に最適です。

    全プランで無制限のプロジェクトやバージョン管理、クラウドストレージが提供され、柔軟なライセンス管理ができます。常に最新の機能やアップデートが提供されるため、長期的に見てもコストパフォーマンスが高いと言えます。

    Figmaの無料プランと有料プランの比較

    Figmaの無料プランと有料プランの比較

    ここまでFigmaの無料プランと有料プランの特徴を解説してきました。

    Figmaのプランの違い
    プラン名 スタータープラン プロフェッショナルプラン ビジネスプラン エンタープライズプラン
    月額料金 無料 12$ 45$ 75$
    プロジェクト・ファイル数 最大3つ 制限なし 制限なし 制限なし
    機能
    • オートレイアウト
    • コンポーネント
    • プロトタイピング
    • 30日間のバージョン履歴
    スタータープランの機能に加えて
    • プロトタイピングのビデオ
    • 開発モード
    • パスワード保護など
    プロフェッショナルプランの機能に加えて
    • デザインシステムアナリティクス
    • 一元管理
    • ブランチ機能とマージン機能
    • プライベートのウィジェットとプラグインなど
    ビジネスプランの機能に加えて
    • 外部コンテンツへのアクセス
    • 企業ネットワークのアクセス
    • 専任のアカウントマネージャー
    • ゲストアクセス管理など

    改めて、無料プランと有料プランの違いを表にまとめましたので参考にしてください。

    機能と利便性の比較

    Figmaの無料プランと有料プランは、機能と利便性においていくつかの重要な違いがあります。

    無料プランではプロジェクト数とファイル数には制限がありますが、有料プランなら制限はありません。また、バージョン履歴は無料プランだと、30日間分までと制限があります。

    機能の面でも、有料プランではライブラリ機能やカスタムドメインの利用、オフライン利用、優先サポート、エンタープライズレベルのセキュリティ機能など、追加の機能やサポートが利用可能です。

    総じて、無料プランは個人の利用に適しており、有料プランはビジネスやチームでの利用に向いていると言えます。

    長期的なビジネス戦略とFigmaプランの選択

    Figmaの無料プランと有料プランの比較を行う際に、長期的なビジネス戦略を考慮するのが重要です。無料プランは個人利用に向いており、プロジェクト数やユーザー数に制限があるため、単独のデザイナーや小規模なチームに適しています。

    しかし、有料プランではチーム全体での作業効率やコラボレーションが向上し、長期的なビジネス成長に必要な機能が使えます。

    長期的なビジネス戦略を考える際には、チームの規模や成長計画、セキュリティ要件などを考慮し、適切なFigmaプランを選択しましょう。有料プランのコストはかかりますが、その分ビジネスの成果や生産性向上に繋がる可能性が高く、将来のビジネス展開に対する先行投資として考えられます

    Figmaプラン選びのポイント

    Figmaプラン選びのポイント

    ここまで、Figmaの無料プランと有料プランそれぞれについて解説してきました。

    しかし、プランは複数あるので、どのプランが自社にとって最適なのか判断できない場合もあるでしょう。

    Figmaのプラン選びのポイントを、ビジネスの規模やニーズに応じて解説します。

    スタートアップや小規模事業向けの選択肢

    スタートアップや小規模事業がFigmaのプランを選ぶ際のポイントはいくつかあります。

    まず、無料プランの可能性を検討しましょう。Figmaの無料プランは、小規模のチームや個人デザイナーにも十分魅力的であり、基本的な機能を備えています。プロトタイピング、共同編集、クラウドベースの保存などが可能であり、コストをかけずにプロジェクトを進められます。

    また、小規模事業でも将来的な成長を見据えている場合は、Figmaの有料プランも検討すべきです。無料プランにはない機能や制限がなくなります。有料プランではセキュリティや管理機能が強化されており、ビジネスの安全性や成長をサポートします。

    スタートアップや小規模事業でプランを決める際は、現在のニーズと将来の拡張性を考慮し、最適なプランを選ぶのが重要です。

    大規模ビジネスや複数チームの場合の選択肢

    大規模ビジネスや複数チームがFigmaプランを選ぶ際には、チームやプロジェクトの規模に合ったプランを選択しましょう。

    大規模ビジネスや複数チームで効率的なデザイン作業を行うためには、共同編集やプロジェクト管理機能が重要です。そのため、エンタープライズプランなどの高度な管理機能を備えたプランも検討しましょう。

    エンタープライズプランでは、セキュリティ機能やアクセスコントロール、高度な管理ツールなどが提供され、大規模な組織や複数チームでの効率的な作業が可能です。

    大規模ビジネスや複数チームの場合、最適なプランを選択するためには、チームやプロジェクトの要件を細かく把握し、それに合ったプランを選択するのがポイントです。

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    figmaのデザインをAIですぐに形にできるツールJitera

    Jitera

    Jiteraは、開発自動化プラットフォームのことであり、ソフトウェアをリリースするために必要となるフロントエンドからバックエンド、インフラ、API連携まで幅広く自動化することができます。

    本来であれば、Figmaで作成したデザインを開発エンジニアがコーディングします。そうすることでデザインが形になり、リリースをすることができます。しかし、そのコーディングには、時間がかかってしまったり、実際に作成したデザインとの相違があったりと、修正を繰り返すことも多いかと思います。

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    まとめ:Figmaのプランはニーズに合わせて選択しましょう

    まとめ:Figmaのプランはニーズに合わせて選択しましょう

    本記事では、Figmaの料金プランについて解説しました。

    デザイン作成ツールのFigmaは無料プランと3つの有料プランが用意されています。

    小規模やスタートアップ事業での導入を検討しているなら、現在のニーズと将来の拡張性を考慮し、大企業や大規模事業で導入を検討しているならチームやプロジェクトの要件を細かく把握し、それに合ったプランを選択するのが重要です。

    もしもFigmaに関して、疑問点や相談、導入するプランの相談などあれば実績豊富な株式会社Jiteraに一度ご相談ください。貴社の要件に対する的確なアドバイスが提供されると期待できます。

    例:開発手順、ツール、プロンプト

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