さまざまな用途に活用できるため、外付けHDDは便利です。たとえば、データのバックアップや容量不足の解消、データの持ち運びといった用途に利用できます。
ただし、外付けHDDはさまざまなメーカーから商品が出ており、選び方に迷うケースは多いでしょう。
そこで、本記事では用途別におすすめの外付けHDDについてまとめました。これから外付けHDDを選びたいと考えている方は参考にしてください。

WEBライター歴12年です。IT系の記事執筆経験は豊富にあります。
外付けHDDの便利な使い方
外付けHDDの主な用途を以下にまとめました。
- データのバックアップ
- 容量不足の解消
- ファイル共有
- データの持ち運び
- アクセスの高速化
- セキュリティ対策
外付けHDDは単に容量を増やす目的だけではなく、データのバックアップやファイル共有、セキュリティ対策などを目的として導入されます。
外付けHDDを取り入れることで、企業の抱えるさまざまな課題を解決できるでしょう。
以下では外付けHDDの用途について詳しくみていきます。
データのバックアップ
データのバックアップを目的として外付けHDDを導入するケースがあります。
データが消失するリスクは常に存在しているため、データのバックアップは必要不可欠です。
データのバックアップ方法が数多くある中で外付けHDDを利用するメリットを以下にまとめました。
- 容量が大きい
- USBケーブルで接続できる
- 高速のデータ転送が可能
- データの流出リスクが少ない
大容量のものが売られていて、データのバックアップに使いやすいです。
USBケーブルで接続できて、高速のデータ転送を実現できます。
クラウドでバックアップを取るのと比較するとデータの流出リスクが少ない点もメリットです。
容量不足の解消
容量不足を解消するために外付けHDDの利用はおすすめです。
外付けHDDを導入することで、大きな容量を簡単に追加できます。
USBケーブルによって既存のパソコンと簡単に接続が可能です。
特別な設定は必要なく、作業で使える容量を増やすことができます。
使用できる容量が増えることによって、業務の効率化に繋がるでしょう。
パソコンのデータを移すことで、パソコンの動作が軽くなります。
新しいパソコンを購入するよりも外付けHDDの方が費用はかかりません。
あまり費用をかけずにパソコンの動作を高速化したいならば、外付けHDDの導入はおすすめできます。
ファイル共有
ファイル共有を目的として外付けHDDを導入するケースがあります。
外付けHDDに重要なファイルを保存しておけば、必要に応じてデータを気軽に参照できて便利です。
USBケーブルを接続するだけでデータを簡単に参照できます。
USBケーブルを通してデータを保存することも可能です。
ファイル共有の方法としては他にNASがあります。
NASはネットワーク接続によるファイル共有ができるシステムです。
しかし、NASを設置するには外付けHDDよりも費用がかかり、導入や設定をするのに手間がかかる点はデメリットになります。
外付けHDDの方が費用はあまりかからず、難しい設定も不要のため、簡単に導入できるでしょう。
データの持ち運び
データの持ち運びを目的として外付けHDDを使用するケースがあります。
外付けHDDに必要なデータを移してから物理的に運ぶことでデータを簡単に移動させられるため便利です。
外付けHDDには大容量のデータを記録できるのが利点で、ポータブルHDDでも5TB程度の容量のものが出ています。
たとえば、仕事で使うノートパソコンの記憶容量が限られる場合は、外付けHDDにデータを保存して持ち運ぶことが可能です。
仕事で資料を持ち運びたい時などに外付けHDDは選択肢の1つとしておすすめできます。
ただし、外付けHDDは衝撃に弱いため、物理的に持ち運ぶ際に故障しやすい点には注意しましょう。
アクセスの高速化
外付けHDDの利用方法の1つとしてアクセスの高速化があります。
たとえば、RAIDという技術があり、アクセスの高速化を図ることができます。
RAIDとは複数のHDDを1つのドライブとして認識させる技術のことです。
複数のHDDにデータを分散して記録することでアクセスの高速化を図れます。
外付けHDDの中にはRAIDに対応したものがあり、データへ快適にアクセスできるでしょう。
外付けHDDの中に2台のHDDが内蔵されていて、データを分散して書き込むことで高速なデータの読み書きを実現します。
パソコンから外付けHDDへのデータのアクセスがスムーズになれば、業務の効率化にも繋がるでしょう。
セキュリティ対策
セキュリティ対策を目的として外付けHDDを導入する場合があります。
たとえば、ランサムウェア対策として外付けHDDの利用は効果的です。
外付けHDDにデータのバックアップを取っておくことで、重要なファイルをいつでも復元できます。
また、外付けHDDはネットワークから簡単に隔離できる点がメリットです。
基本的に外付けHDDはUSBケーブルによって接続された端末としかデータのやり取りができません。
USBケーブルを挿していない状態であれば、外部からアクセスできないため、外付けHDD内のデータは安全になります。
外付けHDDの中にはデータの暗号化ができる機能やセキュリティスロットのついたものがあります。
セキュリティ対策の施された外付けHDDを活用することで、重要なデータを安心して記録できるでしょう。
外付けHDDの選び方
外付けHDDはさまざまなメーカーから出されています。
それぞれに容量や接続のタイプ、機能、価格などが大きく異なるため注意しましょう。
どのような用途で利用するのかによって最適な製品は変わります。
最適な製品を選ぶことができれば、快適に使えて、目的を達成できるでしょう。
以下に外付けHDDの選び方のポイントや注意点を解説するため、選ぶ際の参考にしてください。
容量
外付けHDDを選ぶ際には容量に注目することが大切です。
さまざまな容量のものが売られているため、用途を満たす容量のものを選びましょう。
容量が多くなるほど比例して価格も高くなっていきます。
そのため、必要以上に大容量のものを選んでしまうと、大きなコストがかかる点に注意が必要です。
容量が多すぎて余ってしまうことがあれば、使わない部分は無駄になります。
容量には500GB程度のものから多いもので8TB程度のものまで登場しています。
たとえば、保存するファイルが仕事で使うワードやエクセルファイルだけであれば、大容量のものは必要ありません。
動画データや画像データを保存する場合は、大容量のものでもすぐに容量を使い尽くすことが多いです。
どのくらいの容量が必要になるのか、事前に計算をしておきましょう。
接続タイプ
外付けHDDの接続タイプを確認しておかないと利用時に困るケースがあります。
外付けHDDの接続タイプとして代表的なものは以下の4つです。
- USB3.1 Gen1(USB3.0)
- USB3.1 Gen2
- Thunderbolt 3
- eSATA
USB3.0は理論上は最大転送速度が5Gbpsに達します。
外付けHDDと接続するパソコンなどのデバイスがUSB3.0に対応していない場合はUSB2.0の速度となり、最大転送速度が480Mbpsと遅くなります。
USB3.1 Gen2の場合は最大転送速度が理論上は10Gbpsと2倍になります。
ただし、USB3.1 Gen2に対応する外付けHDDはあまり多くありません。
AppleがIntelと開発した接続規格がThunderboltで、最新の「Thunderbolt 3」では最大転送速度で40Gbpsです。
Thunderboltのコネクタ形状はUSB Type-Cとなっています。
eSATAはもともと内蔵HDDに使われていた接続規格を外付けHDDに転用したものです。
eSATAは最大転送速度が3Gbpsであり、変換ロスが少ない点がメリットです。
大容量で高額の外付けHDDにeSATAが採用されています。
速度
外付けHDDを選ぶ際にはアクセス速度に注目することをおすすめします。
読み出し速度や書き込み速度として表示されていることが多いです。
内蔵されているHDDの性能によって速度は変わります。
HDDの性能を決めるのは回転数とインターフェース、キャッシュの3つです。
回転数とはディスクが1分間に回転する回数のことであり、RPMという単位で示されます。
HDDの主流となっているのは7,200RPMです。
インターフェースは主に「SerialATA(SATA)」が使用されており、その中でも数字が大きな上位規格ほどアクセス速度は速くなります。
キャッシュとはHDD内のメモリにデータを一時的に保存することで、キャッシュのサイズが大きいほどアクセス速度は速いです。
ポータビリティ
外付けHDDを持ち運びで使用する予定があるならば、ポータビリティを重視しましょう。
ポータビリティとは持ち運びのしやすさのことです。
本体が薄型でコンパクトにまとまっているものは、カバンの中に入れやすく持ち運びやすいでしょう。
外付けHDDには据置型とポータブル型の2種類があり、ポータビリティに優れているのはポータブル型です。
ただし、持ち運びできるタイプは2TBや4TBなど比較的容量が少ないものが主流になっています。
中には頻繁に持ち運ぶことを想定して耐衝撃性に優れたモデルもあります。
USBで給電できるタイプもあるため、ノートパソコンで給電を行い、電源のない場所でも利用可能です。
価格
外付けHDDにはさまざまな価格帯の製品が存在しているため、予算に合った価格帯のものから選びましょう。
基本的には大容量で高機能なものほど価格が高くなります。
4TBや8TBの外付けHDDであれば、2万円程度のものが多いです。
10TBを超えると数万円かかるものが主流になります。
20TBを超える大容量のものは価格が10万円以上になりとても高額です。
また、据置型とポータブル型を比較すると据置型の方が価格は高くなります。
容量が多くなるほど価格相場が上がっていくため、必要最低限の容量のものを選びましょう。
ワードやエクセルのファイルを保存する程度であれば、1万円程度でも十分に活用できるスペックのものを購入できます。
【大容量データ保存】おすすめの外付けHDD
大容量のデータを保存したい場合におすすめできる外付けHDDを以下にまとめました。
製品名 | 値段 | 容量 | 速度 |
WD Elements Desktop 14TB USB 3.0 | 43,000円 | 14TB | 625MB/秒 |
LaCie Portable 10TB USB-C 外付けハードディスク | 67,680円 | 10TB | 260MB/秒 |
BUFFALO HD-QL16TU3/R5J | 103,482円 | 16TB | 625MB/秒 |
それぞれ豊富な容量があるため、高画質の動画や画像の保存に適しています。
それではそれぞれの製品について特徴を詳しくみていきます。
WD Elements Desktop 14TB USB 3.0
WD Elements Desktopは14TBでUSB3.0の接続形式である外付けHDDです。
WindowsとMacの両方のOSに対応しています。
USB3.0による接続が可能であり、速度は最大で625MB/秒です。
HDDの製造をしているストレージ製造企業のWDが出している自社製品の外付けHDDのため品質は信頼できます。
コンパクトな設計であり、設置するのに広いスペースは必要ないです。
耐久性や耐震性などで厳しい要件をクリアしたパーツのみで構成されていて、耐久性が高くなっています。
USBケーブルとACアダプター、クイックインストールガイドが付属しています。
購入して細かな設定をしなくてもすぐにパソコンと接続して活用できます。
LaCie Portable 10TB USB-C 外付けハードディスク
LaCie PortableはUSB Type-Cポートを搭載した外付けHDDです。
USB 3.2(Gen2)に対応しており、転送速度は最高260MB/秒となっています。
内蔵するHDDはSeagate IronWolf Proエンタープライズクラス・ドライブです。
7200RPMの高速性能を有しており、常時稼働に耐えられる耐久力もあります。
ファンは静かであり、なおかつ冷却性能に優れているのが特徴です。
Neil Poultonという世界的に有名なデザイナーがデザインを担当していて、見た目はスタイリッシュになっています。
本体の背面にはセキュリティスロットが設置されており、持ち出しや盗難の防止が可能です。
バッファロー BUFFALO 外付けハードディスク HD-LBU3 10TB
BUFFALO HD-QL16TU3/R5Jは16TBの大容量の外付けHDDです。
USB3.0を採用していて、最大で625MB/秒の速度が出ます。
4つのHDDが内蔵されており、通常モードの他に3つのRAIDモードを利用できるのが特徴です。
高速性を重視したモードや安全性を重視したモードなどがあり、用途によって使い分けられます。
静音ファンが搭載されていて、動作音は静かです。
データ復旧ソフトの体験版が添付されているため、気軽に試せます。
暗号化ボックスに大事なファイルを隠すことも可能です。
セキュリティスロットを用いると盗難を防止できます。
安全性やセキュリティ性にこだわった製品がBUFFALO HD-QL16TU3/R5Jです。
【持ち運び用】おすすめの外付けHDD
持ち運びで使いたい方のためにおすすめの外付けHDDを以下にまとめました。
製品名 | 値段 | 容量 | 速度 |
Samsung Portable SSD T7 Touch | 40,484円(2TB) | 500GB~2TB | 最大1,050MB/秒 |
WD My Passport SSD | 23,849円(2TB) | 500GB~4TB | 最大1,050MB/秒 |
SanDisk Extreme Portable SSD | 34,980円(1TB) | 500GB~4TB | 最大1050MB/秒 |
LaCie Mobile Drive | 35,801円(2TB) | 2TB~5TB | 最大1050MB/秒 |
Seagate Backup Plus Portable Drive | 29,806円 | 5TB | 最大625MB/秒 |
それぞれ値段や容量、速度に違いがあります。
予定している用途や予算、必要な容量などを踏まえた上で最適なものを選びましょう。
次からおすすめのHDDについて詳しくみていきます。
Samsung Portable SSD T7 Touch
Samsung Portable SSD T7 TouchはUSB3.2 Gen2に対応した外付けSSDです。
転送速度は最大で最大1,050MB/秒となっています。
指紋認証機能が搭載されているためセキュリティ性は高いです。
任意でパスワードロックをかけることもできます。
AES 256bitハードウェア暗号化の機能もあるため安全です。
耐久性に優れており、落下テストでは最大2mからの落下にも耐えました。
SSDのブランドとして世界トップシェアを誇るSamsungの提供する製品です。
優れたパフォーマンスと耐久性があり、高品質な製品として信頼されています。
WD My Passport SSD
WD My Passport SSDは500GBから4TBまで容量のラインナップが揃っています。
読み出し速度は最大で1,050MB/秒、書き込み速度は最大で1,000MB/秒と高速です。
パスワードロックとAES256ビット暗号化形式に対応していてセキュリティ性に優れています。
接続インターフェースはUSB 3.2で、USB3.0/2.0ポートとUSB Type-Cポートを搭載しています。
メタルデザインであり、耐久性に優れていて、約2mからの落下にも耐えられる設計です。
WD My Passport SSDにはバックアップソフトが付属しており、簡単にバックアップができます。
WindowsとMacの両方で利用できて、セットアップは必要ないです。
SanDisk Extreme Portable SSD
SanDisk Extreme Portable SSDはUSB 3.2 Gen 2に対応した外付けSDDです。
読み出し速度が最大1,050MB/秒、書き込み速度の最大は1,000MB/秒となっています。
コネクタはUSB-CとUSB Type-A ポートに対応しています。
IP65の防滴・防塵性能を有しており、屋外への持ち運びも安心です。
WindowsとMacの両方のOSで使用できます。
256ビットハードウェア暗号化やパスワードロックに対応したセキュリティソフト付きです。
約52gと軽量でコンパクトであり、どこにでも簡単に持ち出せます。
SanDisk Extreme Portable SSDには500GBから4TBまでラインナップが揃っており、最適なものを選べるでしょう。
LaCie Mobile Drive
LaCie Mobile Driveは1TBから5TBまで大容量のラインナップが揃っているモバイルSDDです。
最大で1,050MB/秒の読み取り速度で、さらに最大1,000MB/秒の書き込み速度を実現しています。
USB-Cによる接続が可能であり、WindowsやMacのパソコン、iPadと簡単に接続できます。
ファイルの暗号化の機能があるためセキュリティ性能にも優れています。
サイズはコンパクトで、重量は132gのため、持ち運びやすいです。
セキュリティ対策が施されたLaCie Mobile Drive Secureというモデルも出ています。
ファイルを保護する必要があるならば、LaCie Mobile Drive Secureもおすすめです。
Seagate Backup Plus Portable Drive
Seagate Backup Plus Portable Driveは5TBの容量があるポータブル型のHDDドライブです。
大容量でありながら重量は247gで持ち運びやすくなっています。
USB3.0に対応しており、パソコンへ簡単に接続可能です。
本体に加えてUSBケーブルが付属しているため、すぐ利用できます。
バックアップはワンクリックで手軽に行えるため便利です。
設定しておくと、毎日や毎週など設定した頻度で自動的にバックアップが進みます。
艶消しメタルでおしゃれな見た目をしています。
高画質の動画や画像などを持ち運ぶ必要がある方におすすめです。
【テレビ録画】おすすめの外付けHDD
テレビ録画をするために外付けHDDを利用できます。
以下にテレビ録画の用途に最適な外付けHDDの情報をまとめました。
製品名 | 価格 | 容量 | 速度 |
バッファロー HD-EDS4U3-BA | 10,190円(4TB) | 2TB~8TB | 最大625MB/秒 |
アイ・オー・データ HDPL-UTA4K/E | 20,570円(4TB) | 1TB~4TB | 最大625MB/秒 |
エレコム ELD-WTV2020UBK | 12,800円(2TB) | 2TB~6TB | 最大625MB/秒 |
それぞれの製品にはどのような特徴やメリットがあるのか詳しくみていきます。
バッファロー HD-EDS4U3-BA
バッファロー HD-EDS4U3-BAは2TBから8TBまでのラインナップが揃っています。
大容量であり、価格が1万円程度と比較的安いためおすすめです。
USB3.1(Gen1)に対応しており、最大速度は625MB/秒となっています。
テレビとパソコンのどちらにも使えるため、テレビ録画で使わなくなった場合はパソコン用として使うことが可能です。
静音と防振のために工夫された設計により静かに動作します。
熱を効果的に放熱する構造になっているのも特徴的です。
テレビやパソコンの電源に連動する機能があるため節電効果を期待できます。
横置きだけではなく縦置きにも対応しており、場所を選ばずに設置しやすいです。
アイ・オー・データ HDPL-UTA4K/E
アイ・オー・データのHDPL-UTA4K/EはUSB 3.2の外付けHDDです。
1TBから4TBまでのラインナップがあり、4TBで約2万円で販売されています。
従来商品よりも消費電力を抑えたシリーズであり、節電に効果的です。
電源は不要であり、テレビとケーブルで接続するだけで使えます。
コンパクトなサイズでどんな場所にも設置しやすいです。
静音性に優れていて、寝室に設置しても気にならないでしょう。
LEDを使用していないため、ランプの光が気にならず、睡眠時の妨げになりません。
家電メーカーと連携しており、さまざまなメーカーのテレビで動作確認済みです。
気軽に設置できて、テレビ番組をたくさん録画できる製品です。
エレコム ELD-WTV2020UBK
エレコムのELD-WTV2020UBKはUSB3.2で接続できる外付けHDDです。
2TBから6TBまでのラインナップが揃っています。
Western Digital製のドライブを採用しており、テレビやレコーダーの録画に最適です。
高速転送を実現しており、最大で5Gbpsの転送を実現します。
縦置きと横置きの両方が可能であり、スリムでコンパクトな設計のため、どんな場所にも配置できます。
ファンレス設計となっていて、騒音の心配はありません。
セキュリティスロットを搭載しており、持ち出しや盗難を防げます。
WindowsとMacのパソコンでバックアップに利用できるため、テレビ録画以外の用途にも利用可能です。
【ゲーム用】おすすめの外付けHDD
ゲーム用で外付けHDDを使いたい方のためにおすすめの製品を以下にまとめました。
製品名 | 価格 | 容量 | 速度 |
WD_Black P10 Game Drive | 18,480円(2TB) | 2TB~5TB | 最大140MB/s |
Seagate Game Drive | 18,480円(4TB) | 2TB~5TB | 最大625MB/秒 |
G-Technology ArmorATD | 24,200円(4TB) | 1TB~5TB | 最大625MB/秒 |
近年のゲームは大容量化しているため、多くの記憶容量が必要になります。
また、大事なデータが消えないように耐久性も重要です。
おすすめのゲーム用外付けHDDについて詳しく紹介していきます。
WD_Black P10 Game Drive
WD_Black P10 Game Driveは2TBから4TBまでの容量があります。
速度は最大140MB/sであり、ゲーム用の外付けHDDとしては十分な速度です。
耐久性が高いため、持ち運びにも適しています。
ゲームを保存して持ち運ぶことで外出先でも気軽にお気に入りのゲームを楽しめるでしょう。
WindowsとMacに対応していて、PS4やXbos ONEといったゲーム機にも使用可能です。
接続規格はUSB3.0であり、USB2.0との下位互換もあります。
ゲームで使用することを前提として設計されたポータブルHDDです。
ゲームでの使用でハイパフォーマンスを期待できるでしょう。
Seagate Game Drive
Seagate Game DriveはUSB3.0に対応したゲーム用のポータブルHDDです。
PS4とPS5に対応しており、大容量のためお気に入りのゲームをすべて保存できるでしょう。
公式ライセンス認定されているため、PS4・5のすべてのモデルで動作対応しています。
利用するのに特別な工具は不要であり、簡単に接続できて2分で使用可能です。
薄型で軽量のデザインであり、ポータビリティに優れています。
高速接続に対応しており、電源アダプタ不要でスピーディーな転送が可能です。
ストレスなくゲームをプレイできるため、ゲームが好きな方におすすめできます。
G-Technology ArmorATD
G-Technology ArmorATDはUSB 3.1 Gen 1に対応していて、転送速度が最大625MB/秒のゲーム用HDDです。
1.2mの落下試験をクリアしており耐久性に優れています。
ゴム製のバンパーとアルミニウム製の筒体、さらに衝撃吸収材が使われており、外部の衝撃から大事なデータをしっかり守ってくれる構造です。
HDD側のコネクタ形状はType-cであり、USB C to CケーブルとUSB C to Aケーブルの2つのケーブルが付属しています。
WindowsとMacの両方のOSに対応しており、パソコンでゲームをする方におすすめです。
付属のUSBケーブルで接続すればすぐに利用を開始できます。
ハードディスクのデータ復旧方法
ハードディスクを利用しているとデータが消えるケースがあります。
誤って削除したケースから、データを紛失したケースまで理由はさまざまです。
データが紛失した場合はさまざまな方法によって復旧できます。
ハードディスクのデータ復旧の主な方法は以下の通りです。
- データ復元ソフトを使う
- 専門業者に依頼する
- 自力で復旧する
それぞれの方法について詳しく紹介します。
データ復元ソフトを使う
データ復元ソフトを利用することで、紛失したデータを取り戻せる可能性があります。
たとえば、ゴミ箱から誤ってデータを削除しても、元のデータが完全に失われたわけではありません。
削除したデータはハードディスク内に断片的に残っているからです。
データが上書きされない限りは、元のデータは残っています。
データ復元ソフトを用いるとハードディスク内をスキャンしてデータの断片を集めて復元することが可能です。
データを損失しても、できるだけ早くデータ復元ソフトを利用することで復旧できます。
データが消えたときには、まずデータ復元ソフトによる復旧ができないか試してみましょう。
無料のツールでもデータを復元できる可能性があるか確認できるケースが多いです。
専門業者に依頼する
データが損失したときには、専門業者に依頼すれば復旧できる可能性が高いです。
専門業者は精度の高いツールを用いて復旧の作業を進めてくれます。
専門的な設備やツールをしっかりと用意している専門業者であれば、データを取り戻せるかもしれません。
ただし、専門業者に依頼するには費用を支払う必要があります。
依頼する内容によって費用は大きく変わります。
数万円から10万円以上かかるケースまであるため、事前に見積もりをもらうことが大切です。
また、専門業者に依頼したとしても、元のデータが上書きされている場合は復旧は難しいでしょう。
専門業者はデータ復元を100%保証してくれるわけではありません。
自力で復旧する
データが損失したとしても、自力で復旧できる可能性はあります。
軽度の論理障害であれば、自力で復旧が可能な場合が多いです。
軽度の論理障害とは、ハードディスクの初期化や誤削除などが含まれます。
これらのケースではハードディスク内に断片的にデータが残っており、スキャンで見つけることが可能です。
しかし、重度の論理障害や物理障害の場合は、自力での復旧は難しくなります。
また、データが損失した原因を自力で特定するのはそもそも難しいです。
自力での復旧に自信がない場合は、専門業者へ依頼することをおすすめします。
自力での復旧方法にはデータ復元ソフトを使う、ハードディスクのバックアップを取る、BIOSで対応するなどです。
これらで解決できない場合は自力での復旧は諦めましょう。
まとめ:ハードディスクを使って効率よくファイル整理
外付けHDDを選ぶ際には用途を踏まえた上で、価格や容量、速度などを比較しましょう。
外付けHDDを導入すれば、データのバックアップやアクセス速度の向上、容量不足の解消などの効果を得られます。
また、外付けHDDでデータが損失した場合は、データ復元ソフトの利用や専門業者への依頼で解決できるでしょう。
パソコンを利用していて動作が遅い場合や記憶容量が不足しているなど問題を抱えているならば、外付けHDDの導入をおすすめします。
今後は外付けHDDがさらに大容量になり、アクセス速度も高速になると期待できるでしょう。
外付けHDDの選定に迷った場合は、実績豊富な株式会社Jiteraに一度ご相談ください。貴社の要件に対する的確なアドバイスが提供されると期待できます。