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会社名 |
大京システム開発株式会社 |
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業界 |
SI/IT |
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業種 |
情報・情報サービス |
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従業員規模 |
255名(女性31名/比率12.2%)※子会社等含む(2026年7月現在) |
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システムの種類 |
業務システム開発、WEBアプリケーション開発など |
インタビュー担当者
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大京システム開発 |
システム本部より |
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Jitera |
Head of Customer Success and Pre-sales, JP 中嶋佑介 |
課題
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モダナイゼーション案件が急増し、プロジェクト開始直後の現行解析フェーズにおけるエンジニア確保が困難。
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従来の手法では多くのエンジニアと時間を要する現行解析作業がプロジェクトのボトルネックとなり、納期と工数圧縮が切実な問題。
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生成AIを使用する場合のセキュリティ面での不安があり、システム仕様やソースコードなどの顧客情報や学習情報の流出リスクに懸念あり。
導入効果
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オプトアウト等の対策を実施されたセキュアなAI基盤により、顧客情報を扱う案件でも安心してAIを活用可能に。
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自社で活用している資産(リポジトリ)をそのまま『Jitera』のRAGに活用できる。
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事前アセスメントにおいて従来3,4名で対応していた作業が1名で可能に。
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モダナイズイメージ(UI)を自動生成。短時間で完成度80%に達し、作成完了が1日→2時間へ短縮。
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使用すればするほど回答の精度が高まり、開発現場での実用化がスムーズに進行。
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エンジニアは知見が無かった領域の仕事をできるようになったり、作業時間をお客様のために使えるようになり、サービスレベルが向上。
今後の展望
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オフコンや汎用機及び、VisualBasic等の旧資産のシステムをメインとしたモダナイゼーション案件の対応。
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PoCチームで得た知見の社内展開によるAIエージェントを活用できるエンジニアの育成と増員。
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AIエージェントを活用したプロジェクトの工程管理の確立と工数算出方法の標準化を推進。
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Jiteraとのパートナーシップを活かした価値の高いサービス提供と、お客様のAIエージェント活用を支援するコンサルティングサービスの展開。
事業内容と『Jitera』導入の経緯
― 貴社と事業内容についてお聞かせください。
栗谷様: 当社は、システム開発を主力事業とするITベンダーとして、長年にわたり多様な業界のお客様に対し、業務システムや販売管理、生産管理、物流などのITソリューションを提供してきました。
また近年は、COBOLやWindows系アプリケーションのWEBシステム化など、旧システムのマイグレーションやモダナイゼーション案件が急増していることから、当社では主にこれらの課題解決を支援しています。
― 今回、『Jitera』を導入した経緯についてお聞かせください。
栗谷様: 今後のビジネス展開においてAIは必要不可欠な技術であると、社長も強く認識していました。当初、生成AIをどのようにシステム開発の現場で活用できるかを検討する中で、まずは一般的な生成AI技術の習得と業務におけるAIの活用方法の両面からアプローチを試みました。
当社の業務はシステム開発が中心であるため、開発に特化したAIを探していたところ、『Jitera』にたどり着きました。

中嶋:コーディングという観点では、海外製のものも含めて様々な製品が登場してきていると思いますが、その中でJiteraのどういった点に着目されたのでしょうか。
栗谷様:システム開発の現場では、必要なドキュメントが全く用意されていないお客様も実は多くいらっしゃいます。そのため、既存システムを解析し、仕様を明らかにするリバースエンジニアリングが必要になることが少なくありません。
特に、最近のモダンなJavaや新しい言語のシステムだけではなく、COBOLといった古くから使われている言語のシステムでも対応できるAIは、なかなか見つかりません。そういった状況の中で、Jiteraなら対応できるという点が非常に魅力的でした。
導入前の課題感と『Jitera』を選んだ理由
― 具体的にどのような課題感をお持ちだったのでしょうか。
栗谷様: 昨今、COBOLやWindows系アプリケーションの老朽化、そしてWebシステム化の流れに伴い、旧システムのマイグレーションやモダナイゼーションの商談が増えています。その中で、いかに作業工数を削減し、納期を短縮させるかが課題となっていました。
例えば、リバースエンジニアリングを行う場合、現行解析を担うエンジニアの確保が不可欠ですが、適切な人材を見つけるのは容易ではありません。加えて、従来の手法では3〜6ヶ月ほど時間を要する現行解析作業が、プロジェクト進行のボトルネックになっていました。

― 『Jitera』を選んだ決め手は何だったのでしょうか。
栗谷様: 開発現場ですぐにAIエージェントを実用化できると判断できたため、Jiteraを選びました。選定理由は大きく2つあります。
第一に、セキュリティ面での安心感です。他社の生成AIを使う場合、当社及び顧客のノウハウを蓄積した当社のみ使用できる永続的なRAGの作成が可能なのかと、システム仕様やソースコードなどの顧客情報や学習情報の流出を懸念していました。
その点、Jiteraは外部に情報資産やデータを学習させないオプトアウト契約をしている点を評価しました。
第一に、セキュリティ面での安心感です。「Jitera」はオプトアウト等の対策を実施されたセキュアなAI基盤により、当社および顧客の重要な情報を安全に取り扱える点は大きな魅力です。また、当社専用の永続的なRAGを作成できることも、エンジニア視点でJiteraを高く評価しているポイントです。
第二に、既存資産の活用のしやすさです。Jiteraは、当社で保有している資産やJiteraのツール、Gitのリポジトリなどから直接RAGを生成できます。すぐに開発現場でAIエージェントを活用できるため、既存のノウハウや情報を効率的に活かすことができます。

導入プロセスとプロジェクト体制について
ー 実際の導入の流れについてお聞かせください。
栗谷様: まず、JiteraをAIエージェントとして開発業務に活用できるか、PoCを行う少人数のチームを設立しました。そのチームでは、「既存プロジェクトへの活用方法の確立」「モダナイ案件への活用方法の確立」「AIエージェントを活用したプロジェクトの工程の考え方及び工数算出方法の標準化」「AIエージェントの活用の社内普及活動や勉強会の開催」などを目的として活動しました。
また、自社で新しいプロダクトを導入する際には、オンボーディングプロセスの一環として、会得できたメンバーが他のメンバーへ知識や使い方を伝え、その後もさらに次のメンバーへとノウハウを継承していく仕組みがあります。
中嶋:いわゆるチャンピオンユーザーが社内にいて、新しいツールを社内に広めていくスキームを持っていることで、知識が社内に広く深く浸透し、全体の活用レベル向上につながっているんですね。プロダクトを提供する側から見ても、プロダクト導入における1つのベストプラクティスだと感じています。
栗谷様:ありがとうございます。当社は、AIエージェントを活用できるエンジニアを増やすことを重視しています。今後は、現在のチームで得た知見を社内に展開し、より多くのエンジニアがAIエージェントを活用できるようにしていく予定です。

「Jitera」を選んで良かった点、メリット
― 他のAIエージェントと『Jitera』の違いは、どのような点にあるのでしょうか。
栗谷様: 既存のリポジトリやソースコードなどの資産からRAGを作成できる点が非常に良いです。他の生成AIに比べて、精度の高い回答が返ってきますし、『Jitera』は導入や活用までのスピードが圧倒的に速いです。そのため、プロジェクト開始までの作業時間と工数の削減に非常に寄与しています。例えば、導入準備に着手した3時間後にはプロジェクトを開始できます。
加えて、セキュリティ面も選定した理由のひとつです。RAGの学習データや情報資産が外部に出ないため安心です。これらの特徴から、開発現場での実用化が想定以上にスムーズに進んでいます。
『Jitera』をうまく活用することで、クリエイティブな時間を捻出できたり、エンジニアの作業量を削減したり、さらには品質の向上も期待できます。
導入後の効果
ー 『Jitera』を導入している領域とどのような効果があったかお聞かせください。
栗谷様:VB.netからJavaのWebシステムへのモダナイゼーションを実施する案件で、『Jitera』を活用しました。プロジェクトの初動では、お客様との初回打ち合わせが開始後1〜2週間に設定されることが多く、短期間で必要資料を揃える必要があります。
この立ち上げ資料の作成やコード変換の初期作業を『Jitera』で自動化し、従来は3〜4名での人海戦術で進めていたものを、現在は1名で対応可能になりました。事前のアセスメントの労力を大きく削減できています。
上村様:画面(UI)のモダナイズイメージを早期にお客様へ提示するのですが、手作業で1日かかっていたHTML作成が、今は約2時間で出せます。また、お客様からPDFの画面資料をいただくケースでは、『Jitera』にアップロードするだけで瞬時に構造解析され、初稿が出ます。短時間で完成度は約80%まで到達し、手直しは最小限で済みました。
また、『Jitera』に”VB.netのソースを全て見たうえで、JavaのUIにして”というような指示をしたところ、全体の約60%まで進めることができ、バックエンド機能を含めて動くレベルのモダナイゼーションが可能になりました。

『Jitera』を活用するエンジニアメンバーの声
ー 『Jitera』導入後のエピソードをお聞かせください。
上村様:私はインフラからアプリまで幅広い領域の保守を担当しています。その中で、自身が苦手な分野のお客様からお問い合わせには、『Jitera』を活用してより良い答えを探してご提案しています。今は『Jitera』がないと業務ができないと思うくらいです。
『Jitera』は私たちの中ではAIエージェントというより、"AIの中の人”という位置づけです。ハイスキルで知見が広く、作業スピードが恐ろしく速いし、返答も恐ろしく速い。けど、コミュ力が低い人、そんな人と一緒に働いている感覚です。強力なアシスタントであり、アドバイザーでもあります。
チャット形式で一連のやり取りを見ることができるため、最終的な結果だけでなく、回答に至るまでの思考のプロセスを確認することができます。そうした経緯を見ることで非常に勉強になりますし、違うと思ったら途中で止めて指示を出し直すこともあります。

中嶋:使用回数が増えれば『Jitera』にナレッジも貯まっていくため、精度も徐々に上がっていくのもメリットですよね。
上村様:はい。あとは使う側のコミュニケーション能力やスキルによって、『Jitera』のスキルの幅が変わってくるという印象で、こちらも学習していけば返答も高精度になってくるのかなと思います。
ー そのほか『Jitera』を利用して、メリットを感じる場面はありましたか。
新迫様:私もお客様からの要望を受けたときに、まずは『Jitera』に相談しています。ただ相談するだけであれば、世の中には無料で使えるAIがたくさんあります。しかし、先ほど栗谷が話していたように、『Jitera』はセキュリティ面で安心して利用できるという点は、非常に大きなメリットです。
さらに、社内のソースコードやリポジトリをRAGに組み込んでいるため、現行のシステムやソースコードの内容を踏まえた上で回答を生成してくれるところが、非常に助かっています。
中嶋:ありがとうございます。アイディエーションはAIが得意とする分野なので、自分では思いつかないようなアイデアを洗い出してもらうのは、とても有効な使い方だと思います。

AI導入に対する考え方、エンジニアの可能性を広げたエピソード
ー 当初、AIツールの導入に対して社内メンバーはどのように考えていたのでしょうか。
栗谷様:以前は社内でAIを導入することについて、社員の中には「人員が減ってしまうのではないか」と心配する声もありました。しかし『Jitera』導入後は、エンジニアにとって有効な時間の使い方ができるようになり、すぐその懸念は無くなりました。
エンジニアが考えたロジックを『Jitera』にコーディングさせて、その内容をエンジニア自身がチェックし、さらに『Jitera』に学習や修正をさせるーーこのような流れが定着してきました。その結果、これまで自分の作業に使っていた時間を、お客様のための時間に回せるようになったという声が多く上がっています。
また、『Jitera』の活用方法次第では、知見のなかった技術を習得することが可能になったりエンジニアの仕事の幅が広くなり、今までできなかったクリエイティブな領域の仕事もできるようになりました。
今まで弊社としてハードルが高い分野、特にフロントエンジニアやデザイナーの領域であるReactやVue.jsを使ったモダンなUIの技術は、特殊な分野については知見のあるエンジニアを探す必要がありました。しかし今は、プロンプトの指示から『Jitera』が適宜サンプルソースを作成してくれます。
今後はAIエージェント『Jitera』を使って開発するエンジニアが、これからもたくさん必要になると感じています。省力化ではなく、タスクをこなせる=お客様へのサービスレベルが上がり、ビジネスチャンスが増えるというのが当社の見解です。

今後の『Jitera』活用について
― 今後、『Jitera』を活用して実現したいことを教えてください。
栗谷様: 旧資産に対する新システムへのモダナイゼーション案件の数をこなしていきたいと思っています。実際、クライアントのほとんどが中小企業で、実際に利用者数が20~30人規模のシステムを運用する中でシステム担当者が1人というケースも多々あります。また、仕様書がない場合も多く、その場合はソースコードをお借りして、アセスメントから入ることもあります。
まず、社内にAIエージェントを活用できるエンジニアを増やし、その上でエンドユーザーへ『Jitera』を紹介するなど、お客様のAIエージェント活用に役立てていきたいと思います。
ー 先日締結したJiteraとのテクノロジーパートナー契約についてはいかがお考えでしょうか。
栗谷様:Jiteraとのパートナーシップを活かして、お客様により価値の高いサービスを提供していきたいと考えています。ツール導入の支援だけでなく、お客様のAIエージェント活用を支援するコンサルティングサービスも展開する予定です。
中嶋:セキュリティを重視しながら既存資産を最大限活用できる『Jitera』の特徴を活かし、モダナイゼーション案件における課題解決に取り組む同社の取り組みは、多くの企業にとって参考になると思います。
本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。

関連プレスリリース:
株式会社Jitera、大京システム開発株式会社とテクノロジーパートナー契約を締結
https://jitera.com/ja/news/20250930
関連サービスページ:
レガシーシステムの制約を解放する『Jitera』のモダナイゼーション
https://jitera.com/ja/solution/modernization

