|
会社名 |
カルビー株式会社 |
|---|---|
|
業界 |
食品 |
|
業種 |
製造業 |
|
従業員規模 |
4,839名 (2023年3月31日現在) |
|
システムの種類 |
マッチング及びデータ蓄積 |
インタビュー担当者
|
カルビー |
食と健康事業推進部 |
|---|
食品大手のカルビー株式会社。2023年、工場従業員の方にリフレッシュを届けることを目的とした新規事業「FOOD for FACTORY」をリリースしました。 「FOOD for FACTORY」は、工場と地域飲食店を仲介し、工場敷地内にポップアップストアを定期展開する日本初のプラットフォームサービスです。事業を推進する上で、マッチング作業が属人的、煩雑になっているという課題を抱えていましたが、この課題を解決するため、システム開発のご依頼をいただきました。
本インタビューでは、カルビー株式会社の抱える課題とそのDX効果、更にソフトウェア開発会社にJiteraを選んだ決め手、JiteraのPMとのやり取りなどを中心に、食と健康事業推進部・部長の大塚氏、同部署の野中氏にお話を伺いました。
課題
・マッチング作業が属人的になっていた
・Excel、Notion、LINEなど複数のツールを使用しており、データ管理が複雑化していた
・ミスも多く、作業に時間もかかっていた
解決策
・ミスの起きにくい、効率的な仕組みをシステム開発で実現
期待される効果
・作業効率向上、人的ミスの削減
スナック菓子、シリアルに次ぐ新規事業「FOOD for FACTORY」
― 新規事業「FOOD for FACTORY」が生まれた経緯をお聞かせください。
野中氏: スナック菓子、シリアルという、事業における二つの大きな柱がカルビーの基盤としてあります。さらに三つ目の柱を作るために、新規事業創出を進めた中で生まれた事業が「FOOD for FACTORY」です。我々カルビーも含め、日本の基幹産業である製造業、特に現場で働く工場従業員の皆さんの働き方や勤務中にリフレッシュができていないところに課題を感じ、それを解決したいという思いから生まれました。
― どれくらいの規模で展開しているのでしょうか。
現在、北関東エリアを中心に、12の工場・36の飲食店で導入していただいております(2023年11月現在)。まずは北関東エリアでビジネスモデルを確立し、今後は全国のカルビーグループ工場周辺エリアでも展開を順次拡大していきたいと考えています。

複数のツールを駆使したマッチング作業。属人的でミスも多く、作業時間もかかっていた
― システム導入前はどういった課題がありましたか。
野中氏: 一つ目がマッチングの作業が属人的になっていたこと、二つ目がそのマッチング作業を行うにあたって、ツールをたくさん使っていたことです。Notion、Excel、LINE。Excelではそれぞれ複数のシートを使っていて、ものすごく煩雑になっていました。それによるミスの発生や、時間がかかっていたことが課題でした。
データ入力時間が1/3に!システムとして「できている」実感
― ローンチから間もないですが、システムのご感想をお聞かせください。
野中氏: 今(実運用に向けて)データを打ち込んでいるところです。Excelで何シートにもわたって工場、飲食店、売上などのデータが散在していたのですが、これが一つに集約できているので、データ入力の際にシートを複数開く必要がありません。誰が作業してもここだけ見ればわかるようになっているので、ミスの発生防止にもつながっています。
― どれくらい作業時間が短縮されましたか?
野中氏: これまで15分はかかっていたのですが、今日計ったらなんと5分で終わり、単純計算で3倍速くなりました。
要望を汲み取った具体的な提案内容
― 開発会社にJiteraを選んだ決め手を教えてください。
野中氏: 自分たちができることをアピールするというより、こちらが作りたいものを実現するために、私たちと同じ目線でしっかり話を聞いてくださったからです。こちらが用意した要望シートを汲み取って提案してくださった点が決め手になりました。
すごく丁寧にしつこいぐらいの要件定義、対等なやり取りが一番のポイント
― Jiteraとのソフトウェア開発はいかがでしたか?
野中氏: ミスが起きないような仕組みづくりを意識してくださったのがありがたかったです。属人的になっていたものを、誰が使っても間違いが起きないようにシステム化してくださいました。
― 今回の開発を一通り終えられて、ソフトウェア開発全体の印象はいかがでしたか。
大塚氏: やはり要件定義がしっかりされていないと、「作ってみたが、全然使えない」という話もよく聞きますし、私も過去にそういう経験が多少ありました。今回御社にお願いして一番良かったと思うのは、すごく丁寧に、しつこいぐらい聞いてもらったことです。JiteraのPMの方が「できあがっても使えないものになってしまったら全く意味がない」と自らおっしゃっていました。「それは本当に必要ですか」、「逆にこっちが必要なのでは」など、予算がある中で、ハンドリングをきちんとやっていただきながらも、「システムはできて終わりではなく、使ってもらって有効に活用してもらうことこそが重要です」と最初からおっしゃっていたので、この人は信頼できるなと私自身は思いました。
なおかつ、言われたことに応えるだけではなく、「こうであれば、こういう風にしたらいいよね」と対等にやり取りしていただいたのはポイントでした。簡単なようであって一番難しいことなのではないかなと思うんです。こちらは素人だからシステムのことをわかっていないということを事前にお話させていただきましたが、それもきちんと受け止めてもらえてよかったです。

― 今後もJiteraに支援を依頼いただけるよう、サービスのクオリティに磨きをかけていきたいと思います。今回は貴重なお話をありがとうございました!

