おすすめブラウザ徹底比較!シェア率や安全性、機能などを比べてみた

仕事で利用できるブラウザには数多くの選択肢があり、それぞれ機能や安全性などが異なります。自分に適したブラウザがどれなのかわからず悩んでいる方はたくさんいるのではないでしょうか。

本記事では代表的なブラウザについて、シェア率や安全性、機能などを比較しました。

おすすめのブラウザがどれなのか、自分に合ったブラウザを選ぶにはどうすれば良いか知りたい方は参考にしてください。

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監修者 rushx1202

WEBライター歴12年です。IT系の記事執筆経験は豊富にあります。

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    世界のブラウザシェア率を比較

    ブラウザを選ぶ際には、世界中でどのくらいの人が利用しているのかシェア率をチェックすることが大事です。基本的にシェア率の高いブラウザほど信頼性が高いといえます。

    以下では、StatCounterで公開されたデータをもとにしてブラウザのシェア率を紹介していきます。

    デスクトップにおけるブラウザのシェア率

    デスクトップパソコンにおけるブラウザのシェア率を以下にまとめました。

    ブラウザ名 デスクトップにおけるシェア率
    Chrome 65.65%
    Edge 12.97%
    Safari 8.44%
    Firefox 6.73%
    Opera 3.09%
    360 Safe 1.03%

    2024年4月時点でデスクトップパソコンのブラウザのシェア率のトップはChromeの65.65%です。Chromeは2016年頃にブラウザのシェア率がトップになり、現在までブラウザ業界におけるトップに位置しています。

    シェア率2位はEdgeの12.97%であり、1位のChromeとは大きな差があります。EdgeはMicrosoftの提供するブラウザであり、WindowsPCにおける標準ブラウザのため、一定のシェア率を維持しています。

    3位にランクインしているのはSafariで、シェア率は8.44%です。Apple社の提供するブラウザであり、Macユーザーが主に使用しています。

    4位のFirefoxのシェア率は6.73%であり、シェア率は減少傾向にあります。2010年頃には20%を超えていたのですが、Chromeの躍進によってFirefoxはシェア率を落とし続けているのが現状です。

    モバイルにおけるブラウザのシェア率

    ブラウザ名 モバイルにおけるシェア率
    Chrome 65.75%
    Safari 23.77%
    Samsung Internet 4.37%
    Opera 2.18%
    UC Browser 1.45%
    Firefox 0.49%

    デスクトップパソコンと同様にモバイルにおいてもシェア率1位はChromeでした。65.75%を誇り、デスクトップパソコンとほぼ同じシェア率となっています。

    Android端末の標準ブラウザはChromeです。Android端末の普及率の高さがChromeのシェア率にも貢献していると考えられます。

    モバイルにおいて2番目のシェア率を誇るのがSafariであり、23.77%でした。iOS端末における標準ブラウザがSafariのため、Safariのシェア率が高くなっています。

    モバイル端末のブラウザシェア率の3位はSamsung Internetで4.37%です。サムスンの展開するGalaxyブランドのスマートフォンは標準ブラウザがSamsung Internetのため、一定のシェア率を維持しています。

    おすすめブラウザ10選を比較!主な機能とメリット・デメリット

    現在、幅広いブラウザが登場しており、それぞれ機能やメリット・デメリットは大きく異なります。以下では特におすすめできる10のブラウザについて、主な機能からメリット・デメリットまで紹介していきます。

    Google Chrome

    項目 内容
    主な機能
    • Google検索との連携機能
    • 複数のデバイス間での同期機能
    • 多言語の自動翻訳
    • フォームの自動入力機能
    • シークレットモード
    • セーフブラウジング機能
    • パスワード生成機能
    メリット
    • 直感的に利用できるUIを採用する
    • 異なるデバイス間で自動同期される
    • 豊富な拡張機能がある
    デメリット
    • メモリの消費量が大きい
    • モバイルデバイスで拡張機能を利用できない

    Google ChromeはGoogleの提供するブラウザであり、シェア率がトップとなっています。Google検索との連携機能や複数デバイス間での同期機能、多言語の自動翻訳など豊富な機能が備わっているのが特徴です。

    Google Chromeは直感的に利用できるUIを採用しており使いやすいと評価されています。パソコンやスマートフォンなど異なるデバイス間で自動同期されるため、ブックマークやパスワードは同一のものを利用できて便利です。豊富な拡張機能が用意されているため、快適に利用できる環境を整えられます。

    Google Chromeはメモリの消費量が大きい点に注意が必要です。デバイスのスペックが低いと動作に影響します。また、モバイルデバイスではほとんどの拡張機能を利用できない点は不便です。

    Google Chrome

    Safari

    項目 内容
    主な機能
    • ブックマーク機能
    • 履歴機能
    • 共有機能
    • プライベートブラウズ
    メリット
    • Apple製品との相性が良い
    • 表示スピードが速い
    • プライバシーレポートを確認できる
    • モバイル版でも拡張機能を利用できる
    デメリット
    • WindowsやAndroidでは利用できない
    • 拡張機能の種類が少ない

    SafariはAppleの開発したブラウザであり、macOSやiOSでの利用を想定しています。ブックマーク機能や履歴機能、共有機能など基本的なブラウザ機能が完備されているのが特徴です。

    Safariにはプライベートブラウズ機能があり、ブラウザを利用した履歴が保存されなくなる状態で利用できます。プライバシーを守れる機能があり、安全に利用することが可能です。

    SafariはApple製品との相性が優れているため、Apple製品をよく使用している方におすすめできます。表示スピードが速い点やプライバシーレポートをチェックできる点、モバイル版でも拡張機能を利用できる点など優れた要素が豊富です。

    ただし、SafariはWindowsやAndroidでは利用できない点に注意しましょう。また、Chromeと比較すると利用できる拡張機能が少ないため、不便さを感じる場面があります。

    Safari

    Microsoft Edge

    項目 内容
    主な機能
    • スタートアップブースト
    • マイクロソフトディフェンダースマートスクリーン
    • Copilot
    • イマーシブ リーダー
    メリット
    • AI機能が搭載されている
    • 読み込み速度が速い
    • Chromeの拡張機能を利用できる
    デメリット
    • 古いバージョンのOSでは利用できないケースがある
    • 更新は Windows Updateを通じてしか行えない

    Microsoftの開発したブラウザがMicrosoft Edgeで、Windowsのパソコンに標準搭載されています。迅速にブラウザを起動するスタートアップブーストや、セキュリティを保護するマイクロソフトディフェンダースマートスクリーンなど豊富な機能が備わっているのが特徴です。

    Microsoft EdgeにはAI機能が搭載されている点はメリットといえます。たとえば、AIチャットであるBingチャットに質問をすれば正確な回答をもらえるため便利です。

    他にも、読み込み速度が速い点やChromeの拡張機能をMicrosoft Edgeでも利用できる点もメリットとなっています。

    古いバージョンのOSでは動かないケースがあるのはMicrosoft Edgeのデメリットです。また、更新はブラウザで独立して行えず、Windows Updateを経由して行われる点にも注意しましょう。

    Microsoft Edge

    Firefox

    項目 内容
    主な機能
    • パスワードマネージャー
    • ブラウザ同期
    • プライベートブラウジングモード
    • PDFエディター
    • フィンガープリント採取のブロック
    • 広告トラッカーのブロック
    メリット
    • トラッキング防止の機能が充実している
    • 動作が軽くメモリ消費量が小さい
    • アドレスバーが多機能である
    デメリット
    • 拡張機能やテーマの数が少ない
    • 非対応のサイトが多い

    Firefoxは、パスワードマネージャーやブラウザ同期、プライベートブラウジングモードなどさまざまな機能を搭載しています。

    特にトラッキング防止の機能が充実している点がFirefoxのメリットです。フィンガープリント採取などをブロックするため、基本的にトラッキングの心配がありません。

    動作が比較的軽くてメモリ消費量が小さい点もメリットです。アドレスバーは多機能であり、使いやすい点も評価されています。たとえば、アドレスバーではGoogle以外にもBingなど別の検索エンジンを指定して検索することが可能です。

    拡張機能やテーマの数が少ない点はデメリットとなっています。また、Firefoxを非対応にしているサービスが多い点もデメリットです。シェア率の低下からFirefoxをサポート対象外とする企業が増えており、汎用性に欠けてしまっています。

    Firefox

    Brave

    項目 内容
    主な機能
    • シールド
    • BATリワードの獲得
    • AIアンサーエンジン機能
    メリット
    • 仮想通貨BATを獲得できる報酬システムがある
    • 独自のAIツールを提供している
    • シールド機能によりセキュリティ性能を高められる
    デメリット
    • サイトの表示がおかしくなるケースがある
    • 仮想通貨BATを受け取れる国内取引所が限られている

    Braveは海外で認知度の高まっているブラウザです。シールド機能によって、広告やフィンガープリント、トラッキングなどをブロックできます。また、AIアンサーエンジン機能やBATリワードを獲得できる報酬システムがある点も大きな特徴です。

    Brave利用時に表示される広告を閲覧すると、暗号資産のBATを報酬として獲得できます。ブラウザを利用するだけで仮想通貨を受け取れる点は大きなメリットです。

    シールド機能によってセキュリティ性能に優れている点もメリットといえます。利用者のプライバシーを守り、さまざまなリスクを回避できるブラウザです。

    一部のサイトの表示がおかしくなるケースが報告されている点には注意しましょう。シェア率の低いブラウザであり、非対応のサービスがたくさんあります。

    また、Braveの利用で受け取れる仮想通貨BATは、扱っている国内取引所が限られています。他の仮想通貨と比較すると使い勝手が悪い点はデメリットです。

    Brave

    Opera

    項目 内容
    主な機能
    • 広告ブロッカー
    • VPN
    • 生成AI「Aria」
    メリット
    • 広告ブロック機能がある
    • 無料でVPNを利用できる
    • chromeの拡張機能を利用できる
    デメリット
    • 一部のサイトが正常に表示されない
    • 非対応のサービスが多い

    Operaは歴史の長いブラウザであり、さまざまな独自機能を有しているため、一定のシェア率を維持しています。世界で初めて広告ブロッカーを搭載したブラウザです。

    無料のVPN機能を提供しているのも大きな特徴で、プライバシーやセキュリティを保護した状態でインターネットにアクセスできます。さらに、生成AIのAriaが搭載されており、さまざまな質問に回答してくれるため便利です。

    広告ブロック機能がある点や無料でVPNを利用できる点、Chromeの拡張機能をOperaで利用できる点などがメリットとなっています。

    一部のサイトが正常に表示されないケースが報告されているのはデメリットです。また、シェア率が低く、一部のサービスで非対応になっている場合があります。セキュリティソフトの中にもOperaに非対応のものがあるため注意しましょう。

    Opera

    Vivaldi

    項目 内容
    主な機能
    • タブ管理機能
    • 広告・ポップアップのブロック
    • カスタムショートカット
    メリット
    • カスタマイズ性に優れている
    • タブを管理しやすい
    デメリット
    • 非対応のサービスが多い
    • 翻訳したときに文字化けする

    Vivaldiはノルウェーの会社が提供するブラウザです。タブ管理機能や広告・ポップアップのブロック、カスタムショートカットなど豊富な機能が用意されています。

    Vivaldiのメリットの1つはカスタマイズ性が豊富な点です。ツールバーのレイアウトやテーマ、背景画像、ボタンのアイコンまで変更できます。自分の好みに合わせてインターフェイスをアレンジできるブラウザとして設計されており、さまざまなアレンジが可能です。

    タブを管理しやすい仕様で、タブグループ機能により複数のタブをまとめられるだけではなく、タブグループ内でタブを二段表示することも可能です。

    Vivaldiに非対応のWebサイト・サービスが多い点はデメリットとされています。また、翻訳したときに文字化けするケースが多い点も注意しなければいけません。

    Vivaldi

    Tor

    項目 内容
    主な機能
    • 匿名通信
    • 閲覧データの自動削除
    • 広告やトラッカーなどの自動ブロック
    メリット
    • ダークウェブにアクセスできる
    • 匿名性を確保した状態で利用できる
    デメリット
    • 動作が重い

    Torは、プライバシーを守られた状態でのインターネット接続を目的に開発されたブラウザです。匿名通信が可能であり、閲覧データは自動で削除され、広告やトラッカーなどを自動ブロックする機能があります。

    Torを利用すると、普通の方法では閲覧できないダークウェブにアクセスできる点がメリットです。通常のブラウザではアクセスできない「.onion」のドメインを持つURLを開けます。

    匿名性を確保した状態で常に利用できる点も Torのメリットです。ただし、匿名性を確保する仕組み上の問題により、動作が重くなる点はデメリットとされています。

    Tor

    Blisk

    項目 内容
    主な機能
    • デスクトップ/モバイル端末向けのコンテンツを一度に表示する
    • 画像キャプチャー
    • 自動リフレッシュ機能
    メリット
    • Web開発の作業効率化を図れる
    デメリット
    • 一般的な用途には向いていない

    BliskはWeb開発者のために作られたブラウザです。Web開発をサポートするさまざまな機能が搭載されており、作業効率化を図れます。あくまでもWeb開発に特化したブラウザのため、一般的な用途には向いていません。

    たとえば、Bliskを利用すると画面上にデスクトップ版とモバイル版のコンテンツを同時に表示できます。画像キャプチャーや自動リフレッシュ機能などもあり、Web開発をする際に便利です。

    Blisk

    Torch Browser

    項目 内容
    主な機能
    • SNSへのリンク共有機能
    • メディアファイルのダウンロード機能
    • ビットトレントクライアント機能
    メリット
    • 動画や音楽をWeb上で楽しみたい方に便利な機能が備わっている
    • SNSでの共有がしやすい
    デメリット
    • 日本語の情報がほとんどない

    Torch Browserは動画や音楽などのコンテンツを楽しみたい方のために開発されたブラウザです。たとえば、メディアファイルのダウンロード機能があり、ワンクリックでサイト上にある動画ファイルのダウンロードができます。

    SNSへのリンク共有機能があり、好きなサイトや動画などを手軽に共有できるため便利です。ビットトレントのクライアント機能があり、クライアントソフトを用いずにブラウザ上でファイルのダウンロードができます。

    動画や音楽をWeb上で楽しみたい方やSNSで共有したい方に向いているブラウザです。ただし、日本語の情報がほとんどない点には注意しましょう。

    Torch Browser

    おすすめブラウザ10選の比較表まとめ

    各OSごとに対応OSや特徴、セキュリティ、拡張性についてまとめました。

    それぞれのブラウザごとに違いがあるため、ブラウザを比較する際の参考にしてください。

    ブラウザ名 対応OS 特徴 セキュリティ 拡張性
    Google Chrome
    • Windows
    • Mac
    • Linux
    • Android
    • iOS
    • 直感的に利用できるUIを搭載している
    • デバイス間で自動同期される
    • 豊富な拡張機能がある
    • セキュリティアップデート
    • セーフブラウジング
    • パスワードマネージャ
    高い
    Safari
    • Mac
    • iOS
    • Apple製品との相性が良い
    • プライバシーレポート
    • トラッキング防止
    低い
    Microsoft Edge
    • Windows
    • Mac
    • Android
    • iOS
    • Windowsとの相性が良い
    • AI機能を搭載している
    • マイクロソフトディフェンダースマートスクリーン
    高い
    Firefox
    • Windows
    • Mac
    • Linux
    • Android
    • iOS
    • トラッキング防止機能が充実している
    • 動作が軽い
    • パスワードマネージャ
    • プライベートブラウジングモード
    • フィンガープリント採取のブロック
    低い
    Brave
    • Windows
    • Mac
    • Linux
    • Android
    • iOS
    • 仮想通貨を獲得できる
    • セキュリティ性能が高い
    • シールド機能
    低い
    Opera
    • Windows
    • Mac
    • Linux
    • Android
    • iOS
    • VPNを無料で利用できる
    • Chromeの拡張機能を利用できる
    • 広告ブロッカー
    • 無料のVPN
    高い
    Vivaldi
    • Windows
    • Mac
    • Linux
    • Android
    • iOS
    • カスタマイズ性が高い
    • タブ管理しやすい
    • 広告やポップアップのブロック
    高い
    Tor
    • Windows
    • Mac
    • Linux
    • Android
    • iOS
    • 匿名通信ができる
    • ダークウェブにアクセスできる
    • 匿名通信
    • 閲覧データの自動削除
    • 広告やトラッカーの自動ブロック
    低い
    Blisk
    • Windows
    • Mac
    • Linux
    • デスクトップやモバイル端末のコンテンツを同時に表示できる
    • Web開発の作業効率化を図れる
    • セキュリティアップデート
    低い
    Torch Browser
    • Windows
    • Mac
    • Android
    • iOS
    • メディアファイルを簡単にダウンロードできる
    • SNSでの共有がしやすい
    • セキュリティアップデート
    低い

    ブラウザを比較して選ぶ際のポイント

    数あるブラウザの中からどれを選ぶべきか迷うケースがあります。安全性能やプライバシー保護、読み込み速度などを比較すれば、最適なブラウザを絞り込むことができます。

    以下ではブラウザを比較して選ぶ際に意識しておきたいポイントについて紹介します。

    安全性能が高いか

    ブラウザを選ぶ際には、セキュリティ対策が施されていて安全性能が高いかどうかに注目してください。ブラウザを経由してウイルスに感染するリスクは常に存在するため、セキュリティに問題のあるブラウザを利用すべきではありません。

    ブラウザ上で重要なデータのやり取りをするケースもあるため、情報漏洩のリスクを低減するためにも、安全性能の高いブラウザを選びましょう。ブラウザごとにどのようなセキュリティ対策が施されているかチェックしておきます。

    自動アップデートの機能やセキュリティ拡張機能、フィッシング詐欺対策、トラッキングブロックなどは特に重要です。また、第三者機関からの評価は、ブラウザの安全性能についての客観的な評価として参考になります。

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    プライバシー保護に優れるか

    ブラウザの安全な利用において、プライバシー保護に優れているかどうかは重要になります。ブラウザを利用していると、悪意のある第三者によって個人情報を盗み取られるリスクが常に存在するからです。

    セキュリティソフトを導入するだけではなく、プライバシー保護機能のあるブラウザを利用することで、個人情報を厳重に保護できます。それぞれのブラウザごとに独自のプライバシー保護機能が搭載されているため、比較することが大切です。

    たとえば、安全でないサイトに関する通知機能、ウェブサイト権限やパスワードの管理、シークレットモードといった機能の有無を確認しましょう。

    他にも、フィンガープリント対策やマルウェア・フィッシングのブロック、ダウンロードデータのスキャンなどの機能があると安心して利用できます。

    読み込み速度が早いか

    ブラウザがWebサイトを表示させる際、読み込み速度が早いかどうかは重要なポイントです。読み込み速度の早いブラウザを利用すると、スムーズにWebページが表示されるため、情報収集の効率が高まります

    ウェブサイトの表示スピードの確認には、Speedometerが便利です。Speedometerのサイトにアクセスして「Start Test」をクリックすると、すぐに速度確認のテストが実行されます。

    パフォーマンスに優れたブラウザとそうでないブラウザとで、読み込み速度に大きな違いが出ることがあります。ブラウザを比較する際には読み込み速度やパフォーマンスに注目しましょう。

    ただし、ブラウザの読み込み速度は利用する端末やネット回線にも依存します。ブラウザ以外の環境をチェックして改善しておくことも大切です。

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    UIの視認性や使い勝手が良いか

    ブラウザを快適に利用するために、UIの視認性や使い勝手にこだわることは重要です。UIの優れているブラウザは直感的に利用できて、ストレスを感じにくいなどのメリットがあります。

    逆にUIの視認性や使い勝手の悪いブラウザを選ぶとスムーズに使えず、作業効率が落ちるリスクがあるため避けるべきです。

    ブラウザのUIデザインが優れているかどうかは実際に利用して確認することをおすすめします。ブラウザの公式サイト上でUIを確認できるケースがほとんどです。

    どのボタンをクリックすればどんな機能を使えるのか、直感的に理解できるデザインのブラウザを選びましょう。ユーザーを補助するための機能が豊富に備わっているブラウザもおすすめです。

    実際にブラウザを利用している人の評判や口コミも参考になります。UIのデザインや使いやすさなどで好意的な評価の多いブラウザは安心して利用できます。

    拡張機能は十分か

    ブラウザを選ぶ際にはどのような拡張機能を追加できるのか確認することが大切です。拡張機能のあるブラウザであれば、必要な機能を追加することで利便性が高まります。

    拡張機能はアドオンと呼ばれており、各ブラウザのWebストアなどで公開されているケースがほとんどです。公式が提供するものだけではなく、個人や企業が開発したものも公開されています。

    たとえば、広告やトラッキングをブロックするアドオンや選択したテキストを翻訳できるアドオン、複数のタブを1つにまとめるアドオンなどは便利です。

    公開されている拡張機能の数や種類が多いブラウザであれば、自分が利用しやすい形にカスタマイズできます。

    おすすめのブラウザを比較して最適なネット環境を構築しよう

    ブラウザはそれぞれ拡張性やセキュリティ性、読み込み速度などに違いがあります。

    ブラウザを利用する目的に合わせて、必要な機能や性能が備わったブラウザを選ぶことが大切です。

    さまざまなブラウザを比較した上で最適なものを選ぶことで、快適に作業できるネット環境を構築できます。

    本記事でおすすめするブラウザを比較すれば、目的に合ったブラウザを見つけることができます。

    ブラウザの比較に関してご質問やご相談のある方は株式会社Jiteraまでご相談ください。

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