Photoshop(フォトショップ)とillustrator(イラストレーター)の違いとは?どっちを選ぶべき?

Web制作やチラシ作成、ロゴデザインなど、様々な場面で役立つ画像編集ソフト「Photoshop(フォトショップ)」「illustrator(イラストレーター)」

でも、2つの違いがいまいち分からない…なんて方も多いのではないでしょうか?
実は、Photoshopとillustratorはそれぞれ得意分野が異なるんです。

この記事では、Photoshopとillustratorの違いを分かりやすく解説します。
それぞれの機能や操作方法、使い分け方などを理解することで、最適なソフトを選択することができます。

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監修者 ライター tetsuya

『IT活用で業務を効率化させる!』がテーマ。 とある企業でITエンジニアとして10年以上お仕事をしています。 ITを活用して業務を効率化させたい、生産性を向上させるため日々勉強中。

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    Photoshopとillustratorの違いとは?


    Webサイトやチラシ、ロゴデザインなど、クリエイティブな制作活動で欠かせない「Photoshop」「illustrator」
    どちらもAdobe社のソフトウェアですが、それぞれ異なる特徴と得意分野を持っています。

    ここからは、Photoshopとillustratorに基本について、解説していきます。

    Photoshopとは?

    Photoshopとは、写真編集に特化したツールです。
    写真の明るさや色味調整、不要な部分の消去、レタッチなど、写真編集に必要な機能が全て揃っています。また、豊富なブラシやフィルターを使って、イラストやデザイン制作にも活用できます。

    illustratorとは?

    illustratorとは、ベクター画像編集に特化したツールです。
    線や形をパスと呼ばれる数学的なデータで表現するため、拡大縮小しても画質が劣化しません。そのため、ロゴ、イラスト、アイコン、印刷物、Webデザイン要素 などのイラスト制作に最適です。

    Photoshopとillustratorの比較表

    項目 Photoshop illustrator
    画像形式 ラスター ベクター
    拡大縮小 画質が劣化 劣化しない
    操作方法 直感的 少し複雑
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    画像形式

    Photoshopは、ラスター画像を扱います。ラスター画像は、ドットの集合体で構成されており、拡大すると画質が劣化します。
    一方、illustratorは、ベクター画像を扱います。ベクター画像は、線や形で構成されており、拡大しても画質が劣化しません。

    拡大縮小

    Photoshopは、ラスター画像を扱うため、拡大すると画質が劣化します。一方、illustratorは、ベクター画像を扱うため、拡大しても画質が劣化しません。

    操作方法

    Photoshopは、写真編集に特化した機能が豊富です。レイヤー、ブラシ、フィルター、調整レイヤーなど、様々な機能を使いこなすことで、高度な写真編集を行うことができます。
    illustratorは、イラスト制作に特化した機能が豊富です。パス編集、アンカーポイント、ペンツール、シェイプツールなど、様々な機能を使いこなすことで、精緻なイラストを作成することができます。

    Photoshopとillustratorの使い分け


    Photoshopとillustratorは、Adobe社の提供するクリエイティブソフトウェアです。それぞれ異なる強みを持つため、用途に合わせて使い分けることが重要です。
    ここからは、Photoshopとillustratorの使い分けについて、解説していきます。

    どんな場面でPhotoshopを使うべきか?

    Photoshopは、以下のような場面での使用がおすすめです。

    • 写真の明るさや色調を調整したい
    • 画像を切り抜いたり、合成したい
    • Webサイトやバナーのデザインを作りたい
    • デジタルで絵を描きたい

    どんな場面でillustratorを使うべきか?

    illustratorは、以下のような場面での使用がおすすめです。

    • ロゴやイラストを作りたい
    • 印刷物のデザインを作りたい
    • アイコンや地図を作りたい
    • 精密なデザインを作りたい

    Photoshopとillustratorの比較表

    用途 Photoshop illustrator
    写真編集
    画像加工
    Webデザイン
    ロゴ制作 ×
    イラスト制作
    印刷デザイン

    写真編集

    Photoshopは、写真編集に特化したツールです。
    写真の明るさや色味、コントラスト調整、不要な部分の消去、レタッチ機能による肌の滑らかにしたり、体型調整など、幅広い編集機能が利用できます。

    illustratorは、写真編集機能は限定的です。簡単な明るさ調整やトリミングなどには対応できますが、高度な編集には向いていません。

    画像加工

    Photoshopは、豊富なブラシやフィルター、ぼかし効果などを活用し、写真や画像にアーティスティックな表現を加えることができます。
    コラージュやフレーム装飾など、遊び心満載の作品作りにも適しています。

    illustratorは、パス編集機能を使って、画像の形状を自由に変形したり、切り抜きや結合を行うことができます。ロゴやアイコン制作にも活用できます。

    Webデザイン

    Photoshopは、バナーやボタン、アイコンなど、Webサイトの要素を美しく、機能的にデザインできます。
    画像のサイズや形式を最適化し、Webサイトの表示速度向上にも貢献します。

    illustratorは、Webサイトのロゴやアイコン、イラストなどを制作できます。ベクター画像なので、拡大縮小しても画質が劣化しない点がメリットです。

    ロゴ制作

    Photoshopは、ロゴ制作にも使用できますが、illustratorと比べると機能が限定的です。
    illustratorは、線や形を自由に描き、思い通りのロゴを作成できます。パス編集機能で、細部までこだわり抜いたデザインを実現できます。

    イラスト制作

    Photoshopは、イラスト制作にも使用できますが、illustratorと比べると機能が限定的です。
    illustratorは、イラスト制作に特化したツールです。ペンツールやシェイプツールなど、様々な機能を使いこなすことで、精緻なイラストを作成できます。

    印刷デザイン

    Photoshopは、写真や画像を編集し、印刷物用のデータを作成できます。
    illustratorは、ロゴ、イラスト、アイコンなどを制作し、印刷物用のデータを作成できます。

    Photoshopとillustratorは、それぞれ異なる強みを持つツールです。
    用途に合わせて使い分けることで、より効率的で効果的なデザイン制作が可能になります。

    Photoshopでできることとは?


    Photoshopは、画像編集の定番ソフトです。
    写真編集、画像加工、Webデザイン、デジタルペイントなど、幅広い用途に使用できます。

    Photoshopの主な機能

    Photoshopの主な機能は、以下のとおりです。

    • レイヤー機能
    • フィルター機能
    • ブラシ機能
    • 選択ツール
    • 調整ツール

    レイヤー機能

    レイヤー機能は、複数の画像を重ねて編集できる機能です。
    レイヤーごとに透明度や表示・非表示を設定したり、編集内容を後から修正したりすることができ、効率的な編集作業を実現します。

    フィルター機能

    フィルター機能は、画像に様々な効果を適用できる機能です。
    ぼかし、ノイズ、質感、表現など、多数のフィルターが用意されており、写真編集や画像加工に活用できます。

    ブラシ機能

    ブラシ機能は、画面上で絵を描くように画像編集できる機能です。
    豊富な種類のブラシが用意されており、質感や太さを調整して、自由な表現ができます。

    選択ツール

    選択ツールは、画像の一部を選択して編集できる機能です。
    矩形選択、 ペンツールなど、様々な選択ツールが用意されており、目的や形状に合わせて選択範囲を指定できます

    調整ツール

    調整ツールは、画像の色調や明るさ、コントラストなどを調整できる機能です。
    レベル補正、曲線補正、カラーバランスなど、様々な調整ツールが用意されており、写真の印象をガラリと変えることができます。

    Photoshopは、これらの主要機能に加え、様々な機能が搭載されています。用途や目的に合わせて機能を使いこなすことで、より高度な編集作業が可能です。

    Photoshopの用途と活用方法

    Photoshopの用途と活用方法は以下のとおりです。

    • 写真の明るさ、色調、コントラスト調整
    • 画像の切り抜き、合成、レタッチ
    • Webサイトやバナーのデザイン制作
    • デジタル絵画制作

    Photoshopは、クリエイティブな作業に欠かせないソフトです。
    さまざまな用途に活用できるため、目的に合わせて使いこなしましょう。

    illustratorでできることとは?


    illustratorは、ベクター画像編集ソフトです。
    ロゴ、イラスト、印刷デザインなど、精密なデザインを作成できます。

    illustratorの主な機能

    illustratorの主な機能は、以下のとおりです。

    • パスツール
    • シェイプツール
    • アンカーポイント
    • ペンツール
    • グラデーションツール

    パスツール

    パスツールは、線や形を描画するツールです。
    直線、曲線、自由曲線など、様々な種類のパスを描くことができます。

    シェイプツール

    シェイプツールは、四角形、円形、星形など、基本的な図形を簡単に作成できるツールです。
    角丸や頂点の調整など、図形の形状を自由にカスタマイズできます。

    アンカーポイント

    アンカーポイントは、パス上の点です。
    アンカーポイントを編集することで、パスの形状を自由に調整することができます。

    ペンツール

    ペンツールは、精密なパスを描画できるツールです。
    アンカーポイントを一つ一つクリックしながら、自由な形状のパスを作成することができます。

    グラデーションツール

    グラデーションツールは、複数の色を滑らかに変化させる効果を適用できるツールです。
    線形グラデーション、放射状グラデーション、メッシュグラデーションなど、様々な種類のグラデーションを作成することができます。

    illustratorは、これらの主要機能に加え、様々な機能が搭載されています。用途や目的に合わせて機能を使いこなすことで、より高度なイラスト制作が可能です。

    illustratorの用途と活用方法

    illustratorの用途と活用方法は以下のとおりです。

    • ロゴやイラスト制作
    • 印刷物のデザイン制作
    • アイコンや地図制作
    • 精密な図形作成

    illustratorは、精密なデザインを作成できるため、印刷物やWebサイトのデザインに最適です。
    また、さまざまな用途に活用できるため、目的に合わせて使いこなしましょう。

    どちらを選ぶべきか?


    Webサイトやチラシ、ロゴデザイン…クリエイティブな制作活動で欠かせない「Photoshop」「illustrator」
    どちらもAdobe社のソフトウェアですが、Photoshopとillustratorは、それぞれ異なる強みを持つツールです。

    デザインの目的と要件による選択

    まず、デザインの目的と要件を明確にしましょう。
    Photoshopは、写真編集に特化したツールです。写真の明るさや色味、コントラストを調整したり、不要な部分を消去したり、レタッチ機能で肌を滑らかにしたり、体型を整えたりすることができます。
    また、Webデザインや画像編集、レタッチ、ペイント、3D、動画編集など、幅広い用途にも対応しています。

    illustratorは、イラスト制作に特化したツールです。線や形を自由に描き、思い通りのイラストを作成することができます。
    パス編集機能で、細部までこだわり抜いたデザインを実現できます。また、ロゴ・アイコン制作、印刷物制作、ドローイング、タイポグラフィ、パターン制作、チャート・グラフ作成など、様々な用途に活用できます。

    用途に合わせたPhotoshopとillustratorの選び方

    用途に合わせたPhotoshopとillustratorの選び方についての例は以下のとおりです。

    Photoshop

    • 写真編集
    • Webデザイン
    • 画像編集
    • レタッチ
    • ペイント
    • 3D
    • 動画編集

    illustrator

    • イラスト制作
    • ロゴ・アイコン制作
    • 印刷物制作
    • ドローイング
    • タイポグラフィ
    • パターン制作
    • チャート・グラフ作成

    Photoshopとillustratorの比較表

    項目 Photoshop illustrator
    主な機能 レイヤー、フィルター、ブラシ、選択ツール、調整ツール パスツール、シェイプツール、アンカーポイント、ペンツール、グラデーションツール
    おすすめ用途 写真編集、Webサイト制作、バナー制作、画像加工、レタッチ、ペイント、3D、動画編集 イラスト制作、ロゴ・アイコン制作、印刷物制作、ドローイング、タイポグラフィ、パターン制作、チャート・グラフ作成
    価格 月額 2,728円 月額 2,728円

    写真編集やWebデザインに興味がある場合は、Photoshop。イラスト制作やロゴ・アイコン制作に興味がある場合は、illustratorがおすすめです。
    Photoshopとillustratorは、それぞれ異なる強みを持つツールです。用途に合わせて使い分けることで、より効率的で効果的なデザイン制作が可能になります。

    どちらを選ぶべきか、迷った場合は、Photoshopとillustratorの無料体験版を試してみましょう。実際に使用してみて、自分に合うツールを選ぶことが大切です。

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    Photoshopとillustratorのまとめ


    Photoshopとillustratorは、Adobe社の提供するクリエイティブソフトウェアです。
    それぞれ異なる強みを持つため、用途に合わせて使い分けることが重要です。

    Photoshopは、写真編集に特化したツールです。
    写真の明るさや色味、コントラスト調整、不要な部分の消去、レタッチ機能による肌の滑らかにしたり、体型調整など、幅広い編集機能が利用できます。

    illustratorは、イラスト制作に特化したツールです。
    線や形を自由に描き、思い通りのイラストを作成できます。パス編集機能で、細部までこだわり抜いたデザインを実現できます。

    どちらを選ぶべきか、迷った場合は、以下の点を考慮しましょう。

    • 目的: 写真編集やWebデザインにはPhotoshop、イラスト制作やロゴ・アイコン制作にはillustratorがおすすめです。
    • 機能: Photoshopは写真編集に特化した機能が豊富、illustratorはイラスト制作に特化した機能が豊富です。
    • 操作方法: Photoshopは直感的ですが、illustratorは少し複雑です。

    どちらを選ぶべきか、迷った場合は、Photoshopとillustratorの無料体験版を試してみましょう。

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