【VSCode】windows・Macそれぞれのインストールや日本語化の方法、使える機能を解説!

VSCode(Visual Studio Code)は、開発者の間で非常に人気のある無料のコードエディタです。

軽い動作や見やすいUI、さまざまな拡張性によって初心者から上級者まで幅広いユーザーに支持されています。

本記事では、WindowsおよびMacユーザー向けにVSCodeのインストール方法と日本語化の設定を解説しつつ、さらにVSCodeで使える機能についてご紹介していきます。

VSCodeを初めて触る方も、より深く使いこなしたい方も、この記事を参考にしてみてくださいね。

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監修者 hiro1120_writer

食品商社営業からシステムエンジニアへと転職後、バックエンドエンジニア(Java, PHP)として尽力。開発リーダーを含む上流工程〜下流工程に携わる。IT関連記事から芸能・法律など幅広ジャンルにて執筆。

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    VScodeとは?

    VSCodeはMicrosoft社が提供する無料のコードエディタで、2015年にリリースされました。

    コードを書くためのツールで、いろいろなプログラミング言語のサポートや豊富な拡張機能が利用でき、Windows、Mac、LinuxなどのさまざまなOSに対応しているため、軽量ながら高機能であることが特徴といえるでしょう。

    また、オープンソースプロジェクトであるため、開発者コミュニティによって日々機能の改善が続けられています。

    見た目も綺麗なデザインをしているため初心者が利用していても扱いやすい他、開発環境を簡単にカスタマイズできるためWEBアプリケーション開発ではよく利用されています

    VScodeでできること

    VSCodeはテキストエディタ以上の機能を持っており、ソースコードのハイライト表示や補完機能に加え、Gitとの連携やデバッグ機能、さらにプラグインを利用して無限にカスタマイズ可能となっています。

    以下についてそれぞれ解説していきます。

    • 1つのエディタで完結できる
    • マルチプラットフォームで起動可能
    • 豊富な拡張機能を利用できる
    • ユーザーに適したカスタマイズが可能
    • コードナビゲーション機能での効率化

    1つのエディタで完結できる

    VSCodeはJavaScript、Python、C++、PHPなど、さまざまなプログラミング言語をサポートしており、これらの言語に対するシンタックスハイライトやコード補完機能が標準で備わっています。

    さらにプロジェクト管理も簡単に行えるため、Webアプリケーション開発からデスクトップアプリ開発までの幅広い作業を一つのエディタで完結できるのも魅力でしょう。

    また、VSCodeには「Live Share」というリモート連携機能もあり、リアルタイムで他の開発者と共同作業が可能なのも特徴の一つです。

    マルチプラットフォームで起動可能

    VSCodeは、Windows、Mac、Linuxの全ての主要なOSで動作するため、どんな環境でも使用することが可能です。

    さらにブラウザ版のVSCodeも提供されているのでインストール不要で、インターネットに接続さえしていればどこからでもアクセスできます。

    例えば、Windowsで作業したコードをMacで引き続き編集することなども簡単にできるのです。

    実際に異なるOS間での開発環境の移行は一般的な問題となりかちですが、VSCodeではこれをシームレスに行うことができるのが大きな利点です。

    また、ブラウザ版ではGitHubとの連携が強化されており、クラウド環境でのコード管理もスムーズに行える点でチーム開発に適しています。

    豊富な拡張機能を利用できる

    VSCodeのもう一つの強みは、豊富な拡張機能です。

    Microsoftが提供する「VSCodeマーケットプレイス」には、開発者のための数多くの拡張機能が用意されているため、言語サポート、テーマ、デバッグツール、エディタの機能追加など、あらゆる用途に応じてカスタマイズ可能です。

    例えば、Web開発者にとって不可欠な「Prettier」や「ESLint」、データベース管理を行う「SQLTools」など、プロジェクトに応じて機能を追加できるのが魅力です。

    VSCodeのデフォルト機能に不足を感じたら、マーケットプレイスで必要な機能を検索して追加するだけで簡単にエディタをアップグレードできます。

    複数の拡張プラグインを導入することで、単なるエディタから強力な統合開発環境(IDE)へと進化していくのです。

    ユーザーに適したカスタマイズが可能

    VSCodeは、ユーザーの好みに合わせてカスタマイズできる非常に優れたエディタです。

    テーマの変更、キーバインドの設定、エディタのレイアウトなどのUIに関する設定だけでも自由度が高く、開発者にとって快適な作業環境を作り出せます。

    例えば、暗い背景で作業をしたいユーザーは「Dracula」や「One Dark Pro」といった人気のダークテーマをインストールすることができますし、キーボードショートカットを自分の作業スタイルに合わせてカスタマイズできるため、効率的にコーディングを進めることが可能となっています。

    さらに、VSCodeでは「settings.json」という設定ファイルを使って、より詳細なカスタマイズができます

    例えば、保存時に自動的にコードを整形する「editor.formatOnSave」や、不要な末尾の空白を削除する「files.trimTrailingWhitespace」など、細かい設定を調整することで快適な開発環境を構築することが可能です。

    自分だけの理想的なエディタ環境を作り上げ、開発の生産性を向上させていきましょう。

    コードナビゲーション機能での効率化

    VSCodeには、コードのナビゲーションを効率化するための機能も充実しています。

    大規模なプロジェクトではファイル間を移動する時間がかかりがちですが、VSCodeでは「Go to Definition」や「Find All References」といった機能を活用することで素早く関連するコードにアクセスできます。

    関数や変数の定義にすぐにジャンプできる「Ctrl + クリック」は、開発者にとって非常に便利な機能の1つです。

    さらに、複数のカーソルを同時に操作する「マルチカーソル」機能や、コードの一部をブックマークしておける「マーク機能」もあり、これらを活用すれば、複数のファイルにまたがる大規模なコードベースでも効率的に編集作業を進めることができます。

    その他、コードの折りたたみ機能やミニマップ機能も備わっており、画面全体のコードを俯瞰しながら作業できる点も大きな特徴となっています。

    これまで見てきたように、VSCodeはマルチプラットフォームでの利用が可能かつ豊富な拡張機能やカスタマイズ性、コードナビゲーション機能により、どの開発環境においても優れた操作性と効率性を実現してくれます。

    ぜひ、各機能を使いこなし、より快適なコーディング環境を作り上げてみてみてください。

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    VSCodeの基本機能

    Visual Studio Code(VSCode)はシンプルな操作性ながら、コード補完やシンタックスハイライト、拡張機能を利用すればさらに多くの開発ツールと統合できます。

    VSCodeの最大の魅力は、エディタをカスタマイズできる「マーケットプレイス」の存在で、数千種類の拡張機能が無料で提供されています。

    ここでは、VSCodeの基本機能についてそれぞれの項目で解説していきます。

    マーケットプレイスを利用した拡張機能の管理

    VSCodeのマーケットプレイスでは、さまざまな開発環境に対応した拡張機能を提供しています。

    拡張機能は、プログラミング言語に特化したものからテーマ変更、フォーマッタ、デバッガなど多岐にわたります

    例えば、プログラミング作業を効率化する「Prettier」という拡張機能を利用すれば、コードの書式を統一することができ、チーム開発時にも役立ちます。

    また、VSCodeはリアルタイムで拡張機能をアップデートしてくれるため、機能の最新状態を常に保持することができます。

    マーケットプレイスを積極的に活用することで必要な機能を追加し、開発効率を飛躍的に向上させていきましょう。

    ソースコードのリファクタリング

    VSCodeでは、ソースコードのリファクタリングが簡単に行えます。

    リファクタリングとは、コードの動作を変更せずに読みやすさや保守性を高めるためのコードの整理作業のことです。

    例えば、変数名の一括変更やメソッドの抽出といったリファクタリングがVSCode内でスムーズに行えます。

    具体的には、変数名を右クリックして「リファクタリング」を選択することで、関連するすべてのインスタンスが一括で変更されます。

    さらに、コード全体の不要な部分を見つけ、削除や再配置するためのツールまで提供されています。

    リファクタリングはプロジェクトの規模が大きくなるほど重要になるため、この機能を活用してコードをきれいに保つことが可能です。

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    様々なコード編集機能(インテリセンス)

    VSCodeにはインテリセンスと呼ばれる高度なコード補完機能が備わっており、プログラミング言語に応じたシンタックス(構文)を自動的に補完し、エラーを事前に防ぐことができます。

    特に、大規模なプロジェクトや複雑な構造を持つコードを書いている際に、インテリセンスの機能は大いに役立つでしょう。

    また、インテリセンスだけでなく、スニペットと呼ばれるコードテンプレートも活用することができます。

    例えば、forループやif文といったよく使う構文をスニペットとして登録しておくことで、ショートカットキーで素早く呼び出せます。

    さらに、キーバインドも自分の好みに合わせてカスタマイズ可能で、特定の操作をショートカットキーに割り当てることで、作業効率を劇的に向上させることが可能となっています。

    Github Copilotとの連携による機能強化

    GitHub CopilotはAIを活用したコード補完機能で、VSCodeの拡張機能として利用可能です。

    GitHub Copilotを利用することでコードの自動生成や関数の自動提案など、プログラミング作業がさらにスムーズになります。

    特に複雑なアルゴリズムや繰り返しの多い作業では、AIが適切なコードを提案してくれるため作業時間の大幅な短縮が期待できます。

    Copilotは、コードの内容やコンテキストを理解して次に書くべきコードを予測して提案してくれます。

    例えば、APIを使ったデータ取得処理やフロントエンド開発でのUIコンポーネントの作成など、幅広いシチュエーションで活用できます。

    また、コメントからもコード生成が可能で、「○○を実装する」といった簡単な指示を入力するだけで、AIがその処理に最適なコードを生成してくれます。

    これらの機能をうまく利用すれば、開発初心者であっても手が止まることなくコーディングできるのでGitHub Copilotはいわば最強の補助機能といっても過言ではないかもしれません。

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    VSCodeとVS(Visual Studio)の違い

    特徴 Visual Studio Code (VSCode)
    Visual Studio (VS)
    プラットフォーム Windows、macOS、Linux対応
    主にWindows(Mac版もあり)
    開発スタイル 軽量なコードエディタ
    総合開発環境(IDE)
    対応言語 数百の言語に対応
    特定の言語に特化 (.NET、C++など)
    拡張性 拡張機能でカスタマイズ可能
    拡張機能あり(Visual Studio Marketplace)
    デバッグ機能 基本的なデバッグ機能あり
    高度なデバッグツールを搭載
    コスト 無料(オープンソース)
    有料版あり(Community版は無料)

    VSCodeは軽量で高速なエディタとしての役割を果たし、多くの言語やフレームワークをサポートする一方で、Visual Studioはプロジェクト全体を管理するための開発者向けの総合開発環境です。

    ここではVSCodeとVS(Visual Studio)の違いについて、それぞれの項目で解説していきます。

    使える言語

    VSCodeとVisual Studioの違いの一つは、対応する言語の幅広さです。

    VSCodeは非常に多くのプログラミング言語に対応しており、JavaScript、Python、Go、C++、HTML、CSS、Ruby、TypeScriptなどの主流のプログラミング言語のほか、拡張機能を利用することでさらに多くの言語をサポートできます。

    そのため、フロントエンドのWeb開発者からバックエンドのシステムエンジニアまで、さまざまな分野の開発者に重宝されています。

    一方でVisual Studioは、C#、C++、VB.NET、ASP.NETなどの主にMicrosoftが提供する技術やフレームワークに特化している点が特徴です。

    そのため、.NETベースのアプリケーションやWindowsアプリケーション、またゲーム開発においてはUnityなどのエンジンと組み合わせて利用することが一般的です。

    開発の難易度

    開発の難易度に関してはVSCodeは比較的低めで、理由としては使いやすいシンプルなUIと必要に応じて拡張機能をインストールすることができるカスタマイズ性のためです。

    開発者は自分のスキルやプロジェクトの規模に合わせて必要な機能だけを取り入れながら作業ができるため、初心者でも無理なく利用を始めることが可能となっています。

    例えば、VSCodeの拡張機能として利用できる「GitLens」を使えば、Gitを利用したバージョン管理も感覚的に行うことができ、操作が非常に簡単な点などがあります。

    これに対してVisual Studioは大きめの開発プロジェクトに適しており、機能の多さや高度な設定が必要になることから初学者にはやや難易度が高いと言えるかもしれません。

    複雑なシステムやプロジェクトにおいて、Visual Studioではデバッグ、テスト、自動ビルドなどのプロセスを詳細に管理するための多くの機能が組み込まれていますが、これらを使いこなすにはそれなりの経験と知識が必要になります。

    【Mac版】VScodeのインストール方法

    Mac版のVSCodeは、公式サイトから簡単にダウンロードでき、MacOS上でのインストールも比較的シンプルです。

    ここでは、Macユーザー向けにVSCodeのインストール方法と初期設定、さらにコマンドラインからの起動方法までを詳しく解説していきます。

    MacOS用VScodeをダウンロードする

    まず、MacOS上でVSCodeを使用するには、公式サイトからソフトウェアをダウンロードする必要があります。次の手順に従って進めてください。

    公式サイトにアクセス

    VSCode公式サイトにアクセスし、ページ中央に表示される「Download for Mac」をクリックします。

    ダウンロード開始

    ボタンをクリックすると、ダウンロードが自動的に開始され、Macの「ダウンロード」フォルダーに圧縮ファイル形式のVSCodeインストーラ(.zip形式)が保存されます。

    圧縮ファイルを解凍

    ダウンロードが完了したら、「ダウンロード」フォルダを開き、ダウンロードされた.zipファイルをダブルクリックして解凍します。

    ダウンロードしたファイルをアプリケーションフォルダに移動する

    解凍が完了したら、次はアプリケーションフォルダへの移動です。以下の手順で作業を進めましょう。

    アイコンを確認

    解凍したファイルは、「Visual Studio Code」というアプリケーションファイルに変換されています。このアイコンを「アプリケーション」フォルダにドラッグ&ドロップします。

    管理者認証が必要な場合

    もし管理者認証を求められた場合は、Macの管理者パスワードを入力して続行します。

    セキュリティ警告に対処

    Macのセキュリティ機能「Gatekeeper」によって、未確認のアプリケーションとして警告が表示される場合があります。この際は、Finderでアプリを選択し、Controlキーを押しながら「開く」を選択し、セキュリティ設定を一時的に無効化して起動します。

    VSCodeを起動する

    インストールが完了したら、いよいよVSCodeを起動していきます。ここでは、アイコンをクリックして起動する方法とターミナルから起動する方法の両方を解説します。

    アイコンをクリックして起動する方法

    「アプリケーション」フォルダに移動し、「Visual Studio Code」のアイコンをダブルクリックして起動します。Dockに追加しておけば、今後簡単にアクセス可能です。

    ターミナルから起動する方法

    VSCodeはターミナルからも簡単に起動できます。以下の手順で設定を行いましょう。

      1. コマンドパレットを開く: Cmd + Shift + P を押してコマンドパレットを開きます。
      2. コマンド入力: 「Shell Command: Install ‘code’ command in PATH」を選択します。これにより、codeコマンドがターミナルで使えるようになります。
      3. VSCodeを起動: その後、ターミナルで「code .」と入力することで、VSCodeを現在のディレクトリで起動できるようになります。プロジェクトフォルダ内でこのコマンドを実行すれば、VSCode上でそのフォルダ全体を開けます。

    【Windows版】VScodeのインストール方法

    Windows上でもVSCodeのインストールは簡単に行え、公式サイトからインストーラをダウンロードし、インストール手順に従ってセットアップするだけですぐに使用を開始できます。

    ここでは、Windows環境でのインストール手順を詳しく説明していきます。

    VScodeインストーラ―をダウンロードする

    公式サイトにアクセス

    VSCode公式サイトにアクセスし、「Download for Windows」をクリックします。

    インストーラの選択

    ページ上部には複数のダウンロードオプションが表示されます。通常のインストーラ形式(.exeファイル)をダウンロードする方法と、.zipファイルでダウンロードして手動で解凍する方法の2つが選べます。

    インストーラ―を起動してインストールする

    インストーラのダウンロードが完了したら、次はインストール作業です。

    インストーラを実行

    ダウンロードした.exeファイルをダブルクリックして実行します。インストールウィザードが起動しますので、画面の指示に従ってインストールを進めます。

    使用許諾契約に同意

    インストールウィザードが起動したら、まず使用許諾契約書に同意して「次へ」をクリックします。

    1. 追加タスクの選択: 追加タスクの選択画面が表示されたら、「デスクトップにアイコンを作成する」や「エクスプローラーのコンテキストメニューに[Codeで開く]オプションを追加する」などのオプションを選択します。
    2. インストールの完了: 最後に「インストール」ボタンをクリックすると、インストールが開始されます。インストールが完了したら、「完了」をクリックしてインストール作業を終了します。

    VScodeを起動する

    インストールが完了したら、次はVSCodeを起動して実際に使用を開始しましょう。

    スタートメニューから起動

    インストールが完了すると、スタートメニューに「Visual Studio Code」のショートカットが作成されています。これをクリックして起動します。

    デスクトップから起動

    もし、インストール時に「デスクトップにアイコンを作成する」を選択した場合は、デスクトップのショートカットをダブルクリックして起動することも可能です。

    初期画面の確認

    初回起動時には、初期設定画面が表示されます。ここでは、必要に応じて拡張機能を追加したり、テーマを選んだりして自分好みにカスタマイズできます。

    これで、Windows上でのVSCodeのインストールと起動方法が完了です。

    日本語化してVScodeを使う方法

    VSCode は初期設定では英語で表示されますが、簡単な設定で日本語に変更できます。

    日本語化することでメニューやエラーメッセージなどが日本語で表示されるため、操作がより行いやすくなります。

    ここでは、VSCodeの日本語化設定について詳しく解説していきます。

    拡張機能マーケットプレイスを開く

    まず、Visual Studio Code内の「拡張機能マーケットプレイス」から日本語化のための拡張機能をインストールします。

    VSCodeを開いたら、画面左のサイドバーにある「四角形が積み重なったアイコン(拡張機能)」をクリックします。これは「拡張機能マーケットプレイス」を開くためのアイコンです。

    「Japanese Language Pack for VScode」をインストールする

    次に、具体的に日本語化のための拡張機能「Japanese Language Pack for Visual Studio Code」をインストールします。

    拡張機能を選択

    表示された拡張機能の中から「Japanese Language Pack for Visual Studio Code」を探し、それをクリックします。選択すると、詳細画面が表示され、インストールオプションが確認できます。

    「インストール」をクリック

    拡張機能の詳細ページで、「インストール」ボタンをクリックすると、拡張機能が自動的にダウンロードされ、VSCodeに組み込まれます。インストールが完了すると、画面右下に「VSCodeを再起動して日本語化を有効にする」というメッセージが表示されます。

    インストールが完了するまで待機

    インストールは通常、数秒から1分程度で完了します。進行状況は画面右下に表示されるので、それが完了するまで待ちましょう。

    この作業が終わればVSCodeは日本語化の準備が整ったため、再起動して日本語表示に切り替える手順に進んでいきます。

    有効化してVScodeを再起動する

    最後に、拡張機能を有効化して日本語化を完了させるために、VSCodeを再起動します。

    再起動の指示を確認

    拡張機能のインストールが完了すると、画面右下に「VSCodeを再起動して日本語化を適用しますか?」というメッセージが表示されるので、それをクリックします。

    再起動後に日本語表示が有効に

    再起動が完了すると、VSCodeが再び開き、メニューやツールバーなどの表示が全て日本語に変わっていることを確認できます。これで、日本語化が完了です。

    言語の切り替えが必要な場合

    もし再度言語を英語に戻したり、他の言語に切り替えたい場合は、再度「Command Palette」を開き、Configure Display Language を使用して変更することができます。また、ターミナルから一時的に言語を変更して起動することも可能です。たとえば、「code --locale=en」と入力すると、英語表示でVSCodeを起動することができます。

    VScodeのまとめ

    本記事では、WindowsおよびMacにおけるVSCodeのインストール方法、日本語化の設定手順、使える豊富な拡張機能について詳しく解説してきました。

    VSCode(Visual Studio Code)は無料で使えるコードエディタで、初心者から上級者まで幅広い開発者に支持されています。

    インストールや日本語化設定も簡単にでき、拡張機能によるカスタマイズも可能なためすぐに自分だけの開発環境をつくりあげることができます。

    VSCodeを利用して、効率的で快適な開発環境を整えていきましょう。

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