大学院を修了後、金融系SIerでSEとして従事。現在も外資系ITサービス企業で金融部門のSEとして勤務しています。ITの知見を活かしてWebライターとしても活動中です。
おすすめのレンタルサーバー

個人ブログを立ち上げたり、オンラインゲームでマルチプレイをする際にレンタルサーバーが必要になることがあります。また、法人でも企業サイトを運営したり、社内のメールサーバーやファイルサーバーにレンタルサーバーが必要になることもあるはずです。
一方、レンタルサーバーと一言で言ってもレンタルサーバーを提供している会社が多く、どれを選んだらいいかわからないという方は多いでしょう。
この記事では、用途別におすすめのレンタルサーバーとレンタルサーバーを選ぶポイントを紹介します。
これからレンタルサーバーを選ぶ方や今悩んでいる方の参考になりますので、是非ご覧ください。
WordPress向けレンタルサーバー5選
個人ブログや企業サイトを立ち上げるのに最も利用されているCMSは『WordPress』です。『WordPress』を利用する場合、『WordPress』に対応しているレンタルサーバーが必要になります。
WordPressを利用できるおすすめのレンタルサーバーは以下の5つです。
- Bluehost
- SiteGround
- HostGator
- DreamHost
- Kinsta
それぞれ紹介します。
Bluehost

引用:Bluehost
Bluehostは、長年にわたって高く評価されてきた海外レンタルサーバーです。
WordPressの立ち上げやサイトデザインが簡単にできる機能を搭載しています。
料金プランは、12ヶ月プラン(初年度$1.99/月、以降$3.99/月)と36ヶ月プラン(全期間$2.99/月)の2つです。長期で利用するなら36ヶ月プランの方がコストを抑えて利用できます。
SiteGround

引用:SiteGround
SiteGroundは、2014年にブルガリアでサービス提供を始めたレンタルサーバーです。現在、100万人以上のユーザーが利用しています。
機能が豊富で、個人ブログやWebサイトだけでなくECサイトも構築が可能です。
また、全てのプランにHTTPS対応や無料SSL証明書機能が提供されているため、セキュリティに優れたサーバーといえます。
サイト規模による3つのプランがあり、$2.99/月から利用が可能です。
HostGator

引用:HostGator
HostGatorは、2002年にフロリダからサービスを開始したレンタルサーバーです。
SSL証明書や自動バックアップなどセキュリティ機能を基本装備しています。
無料のWebサイトビルダーを使え、レスポンシブなサイトデザインを利用できます。
WordPressを利用するプランは、$3.28/月で利用が可能です。
DreamHost

引用:DreamHost
DreamHostは、30年以上運営されている老舗のレンタルサーバーです。
品質に定評があり、稼働率100%を保証している点が特徴です。
また、管理画面はcPanelインターフェイスを採用しており、使いやすさについても評価されています。
月額利用料は、$2.59/月に設定されています。97日間の返金保証があり、初めてレンタルサーバーを利用する方でも安心して利用できます。
Kinsta

引用:Kinsta
Kinstaは、Google Cloud Platformをベースにしたクラウドサービスです。
サーバーの処理速度が高速で冗長性が高く、大規模サイトでも運営が可能です。
セキュリティも堅く、2分間隔でサイトの稼働状況をチェックし、もしハッキングされた場合にはサイトの修復が保証されます。また、自動スケールアップ・ダウンが全プランについています。
WordPressを1つ利用できるスタータープランで$35/月で利用が可能です。
他の4つよりも高額ですが、その分性能が高いレンタルサーバーです。
マインクラフトサーバー向けレンタルサーバー5選
世界的に人気なオンラインゲーム『マインクラフト』には、複数のプレーヤーでゲームをプレイする『マルチプレイモード』があります。この『マルチプレイ』を楽しむには、サーバーを構築して、マインクラフト用の設定を施す必要があります。
そこで、『マインクラフト』をプレイするのにおすすめなレンタルサーバーを5つ紹介します。
- MCProHosting
- Akliz
- ScalaCube
- GGServers
- Shockbyte
それぞれ紹介します。
MCProHosting

引用:MCProHosting
MCProHostingは、約100万サーバーを提供しており、顧客満足度の高いレンタルサーバーです。
マインクラフト専用のサービスを提供しています。
全世界20以上のデータセンターを配置しており、遅延やパフォーマンス低下の心配することなくマインクラフトをプレイできます。
月額利用料は、最大35人で利用できるプランで$8.99/月~となっています。
Akliz

引用:Akliz
Aklizは、2006年から運営されている老舗のレンタルサーバーです。
複数のサーバーを作成でき、それぞれ異なる設定をできます。
マインクラフト専用のコントロールパネルを採用しており、ゲームのパフォーマンス監視やMODのアップロードなどを行えます。
月額利用料は、$10.0/月=となっています。
ScalaCube

引用:ScalaCube
ScalaCubeは、様々なゲームに対応しているレンタルサーバーです。
ライブチャットとチケット送信による24時間365日の充実したサポートを受けることができます。
また、自動バックアップ機能が標準装備されており、安心してプレイすることができます。
1人でプレイするなら無料で利用でき、マルチプレイをするなら20人のプランで$5/月で利用が可能です。
GGServers

引用:GGServers
GGServersは、初めてマインクラフトのサーバーを構築する人にやさしいレンタルサーバーです。
Multicraft cPanelの操作が簡単で、サーバーの管理やワールドの構築など数クリックで実施できます。
また、多くのMODPACKに対応していて、自分のワールドを自由にカスタマイズすることが可能です。
最大12人同時プレイのプランで$3.0/月で利用できます。
Shockbyte

引用:Shockbyte
Shockbyteは、マインクラフトに対応した信頼性の高いレンタルサーバーです。
100%の稼働率を保証し、24分間のダウンタイムが発生した場合、月額利用料の一部を返金します。
また、サーバーの扱いについてドキュメントとチュートリアルが充実しており、サーバー設定慣れていない方でも、迷わず運用できます。
最大8人同時プレイのプランで1年間の契約をすると、約$1.88/月で利用が可能です。
価格が安いおすすめレンタルサーバー5選
Webサイトやブログを長期間運営するためには、レンタルサーバーを長期間契約する必要があります。レンタルサーバーを契約し続けるためには、できるだけ価格が安いレンタルサーバーを選択することが重要です。
ここでは、価格が安いおすすめのレンタルサーバーを5つ取り上げます。
- Hostinger
- A2 Hosting
- Namecheap
- HostPapa
- iPage
それぞれ紹介します。
Hostinger

引用:Hostinger
Hostingerは、全世界2,900万人以上のユーザーがいるレンタルサーバーです。
4年間の契約で月額利用料は$2.99/月となり、長期で契約することでコストを抑えられます。
低価格ですが、十分なリソースが提供され、WordPress簡単インストール機能も装備されています。
また、バックアップが毎週自動的に行われるなど充実したセキュリティも魅力です。
A2 Hosting

引用:A2 Hosting
A2 Hostingは、サーバーの処理速度に定評のあるレンタルサーバーです。
WordPressなどのCMSに最適なサーバーが提供され、Webサイトの表示速度を高速化できます。
また、コントロールパネルはcPanelとPleskで選べるため、レンタルサーバーの経験者なら慣れている方を選択できます。
12ヶ月契約をすることで、$2.99/月で利用が可能です。
Namecheap

引用:Namecheap
Namecheapは、「最高のドメインと最高のサービスを最高の価格で提供する」ことを使命とするレンタルサーバーです。
最も安いプランで$1.58/月で利用できます。さらに、返金保証が30日間ついているので、試しに利用しやすいレンタルサーバーと言えるでしょう。
海外ドメイン取得サービスとしても有名で、サーバーと併せてドメインの取得も可能です。
HostPapa

引用:HostPapa
HostPapaは、運営会社が使用する電力を風力発電クレジットで支払うグリーン企業で知られています。
月額$2.95で利用可能で、リーズナブルな価格となっています。
無制限のMySQL5.1データベースや無制限のドメインなど価格が安いだけでなく、スペックも充実しています。
また、24時間体制の電話、ライブチャット、メールのサポートがあるのは魅力的です。
iPage

引用:iPage
iPageは、1998年から運営されており、現在100万以上のサイトを運用しているレンタルサーバーです。
WordPressプラグインがインストールされており、JetPackプラグインでは、100以上の無料テーマが利用が可能です。
WordPress Sandboxを利用できるため、テーマや設定の変更を試すことができます。
3年契約にすることで、$3.95/月で利用できます。
法人向けおすすめレンタルサーバー5選
法人で企業サイトなどを運用する場合、リソースやセキュリティが整っているレンタルサーバーを選択する必要があります。
ここでは、法人向けのおすすめのレンタルサーバーを5つ取り上げます。
- Liquid Web
- InMotion Hosting
- Rackspace
- HostGator Business Cloud
- Bluehost Business Pro
それぞれ紹介します。
Liquid Web

引用:Liquid Web
Liquid Webは、1997年に設立され、世界中の45,000を超えるユーザーが利用しているレンタルサーバーです。専用サーバーのサービスを提供しています。
サーバーには使いやすいユーザーインターフェース採用されており、シンプルかつ直感的に操作できます。
また、ダウンタイムを最小限にする工夫をしており、ビジネスへの利用に最適です。
月額利用料は、$17.5から利用できます。
InMotion Hosting

InMotion Hostingは、アメリカを中心にサービスを提供しているレンタルサーバーです。
サーバーの使い方についてドキュメントが多く用意されており、迷わず利用を開始できます。
ただし、アメリカを中心としたサービスのため、英語のみの対応となっています。
最安のプランで3年契約で$2.49/月で利用できます。
Rackspace

引用:Rackspace
Rackspaceは、アメリカのクラウド業界でAWSやMicrosoft Azureに次ぐ知名度を誇るレンタルサーバーです。日本法人があり、日本語にも対応しています。
顧客ごとにクラウドサービスをカスタマイズして提供します。
自社の要望に合わせて、サーバーを提供してもらえるので無駄なく利用できます。
HostGator Business Cloud

HostGator Business Cloudは、WordPressにおすすめなレンタルサーバーで紹介したHostGatorのクラウドサービスです。
専用IPアドレスを利用することができ、他者によるIPアドレスの不正利用を防げます。
また、24時間365日のサポートも完備されており、電話やチャットでスタッフにコンタクトが可能です。
月額利用料は、$9.95~となっています。
Bluehost Business Pro

Bluehost Business Proは、WordPressにおすすめなレンタルサーバーで紹介したBluehostのビジネスプランです。
ビジネスプランでは、大量のアクセスに対応可能なリソースが提供されます。
また、オプションでサイトデザインのコンサルを受けることができます。
36ヶ月の契約をすれば、$12.95/月で利用が可能です。
レンタルサーバーの選び方のポイント

レンタルサーバーを選ぶ際に考慮すべきポイントは多岐にわたります。それぞれのニーズに合わせて、最適なサーバーを選ぶことが重要です。
ここでは、レンタルサーバーの選び方について以下の4つのポイントを紹介します。
- 個人向けと法人向けの違い
- セキュリティ対策
- サポート体制
- 性能・機能
それぞれ詳しく説明します。
個人向けと法人向けの違い
個人向けのレンタルサーバーと法人向けのレンタルサーバーでは、提供されるサービスや機能が異なります。
個人向けは、ブログや個人サイトの運営に必要な基本的な機能を備えています。また、個人でも利用しやすいように月1,000円程度のリーズナブルな価格であることが多いです。
一方、法人向けは、大規模なWebサイトやシステムの運営に必要な高度な機能やセキュリティ対策が提供されます。例えば、テラバイト規模の大量のデータを扱うことができる高性能なストレージや、24時間365日のサポートが提供されることがあります。
セキュリティ対策
レンタルサーバーを選ぶ際にセキュリティ対策について考慮することは重要です。サーバーは、Webサイトのデータを保存する場所であり、そのデータを保護するためのセキュリティ対策が必要です。
例えば、ファイアウォールやウイルス対策ソフト、SSL証明書などのセキュリティ機能が提供されているかを確認することが重要です。
また、トラブルによりブログやWebサイトを復元する場合に備えて、自動バックアップ機能が実装されていると、より安心してブログやWebサイトを運営できるでしょう。
サポート体制
レンタルサーバーや各種プランを選択する際にサポート体制を確認することも大切です。
問題が発生した際に、迅速かつ適切に対応してくれるサポート体制が整っているかどうかを確認することが重要です。また、メールや電話、チャットなど複数のサポートチャネルが設置されていると、より安心でしょう。
例えば、レンタルサーバーのホームページで24時間365日対応のサポートがあるか確認したり、口コミサイトで問い合わせの際の対応速度はどれくらいか確認すると良いでしょう。
性能・機能
レンタルサーバーの性能や機能も重要な選択基準です。サイトの規模や目的によって必要な性能や機能は異なります。例えば、大規模なECサイトを運営する場合、大量のアクセスを処理できる高性能なサーバーが必要になります。
また、動画や大量の画像を扱うサイトでは、大容量のストレージや高速なデータ転送速度が求められます。必要な性能や機能を考慮に入れて、自分のニーズに最適なレンタルサーバーを選びましょう。
Jiteraでは、個人・法人を問わず、お客様のWebサイト運営に最適なレンタルサーバー環境の構築を支援しています。豊富な実績と高い技術力を活かし、セキュリティ、パフォーマンス、コスト、サポートなど、あらゆる面で優れたサービスをご提供します。
Jiteraのレンタルサーバー構築サポートの特徴
- 用途や規模に応じた柔軟なサーバー構成の設計
- WordPressなどのCMS環境の最適化とカスタマイズ
- 高度なセキュリティ対策
- 専任エンジニアによる迅速かつ丁寧なサポート
レンタルサーバーの選定は、Webサイトの成功を左右する重要な意思決定です。Jiteraは、お客様の目的やご要望を丁寧にヒアリングし、最適なソリューションをご提案いたします。機能やコストだけでなく、運用面でのサポートまで、トータルでお客様のWebサイト運営を支えてまいります。
レンタルサーバー選びでお悩みなら、ぜひ一度Jiteraにご相談ください。貴社のビジネスの成長と発展に貢献できるレンタルサーバー環境を、私たちがご提供いたします。お気軽にお問い合わせください。
レンタルサーバー選定の無料相談はこちらレンタルサーバーのまとめ

用途別のおすすめのレンタルサーバーを紹介しました。各レンタルサーバーでそれぞれ得意な分野があり、自分の用途に合わせてレンタルサーバーを選択する必要があります。
同じ用途や価格帯のプランであってもレンタルサーバーによって提供される機能やリソースに違いがある場合があります。レンタルサーバーを選択する際には、用途と価格だけでなく、提供される機能やリソースが十分かをよく検討する必要があります。
また、レンタルサーバーを選択する4つのポイントについて紹介しました。初めてレンタルサーバーを契約する方で、何を比較して考えればいいかわからないという場合、本記事の内容をぜひ参考にしてください。
最後に、レンタルサーバーの選び方に関する質問や案件のご相談などがある場合は、株式会社Jiteraにご相談ください。貴社のご要望に合わせたアドバイスを提供いたします。
