Janitor AIの使い方や料金プランまで解説!オリジナルのキャラクターを使って会話できるチャットボットサイトとは?

AI技術の進化により、さまざまなツールが登場しています。

その中でも注目を集めているのが、「Janitor AI」というチャットボットサイトです。

ユーザーがオリジナルのキャラクターを作成して、友人や物語の登場人物と会話しているかのような体験が楽しめます。

この記事では、Janitor AIの使い方や料金プランなどを詳しくご紹介します。

監修者 yukina_writer

高校からHTML/CSS/COBOL/C++/Rubyに触れ、システム管理やCMSなど幅広く網羅。建築士から転身し、Webメディアの制作を主軸とした会社を設立。ITパスポート所有。趣味は建築物巡り。

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    Janitor AIとは?

    Janitor AIは、ユーザーが好みのキャラクターと会話を楽しむことができるチャットボットプラットフォームです。

    AI技術により、アニメやゲームのキャラクター、ユーザー自身がデザインしたオリジナルキャラクターとリアルタイムで対話を行うことが可能です。

    自然言語処理(NLP)機械学習生成AIといった高度な技術で、自然な会話ができます。

    また、キャラクターの外見や性格、話し方を細かく設定することで、まるで自分が物語に入り込んだかのような没入感を味わうことができます。

    Janitor AIは無料で利用できる点も魅力の一つです。

    オリジナルのキャラクターとの対話を楽しみたい方や、AIを活用した新しいコミュニケーションツールを探している方におすすめです。

    Janitor AIの特徴

    Janitor AIには、自分好みのキャラクターを選べることや高い技術が用いられていること、没入モードなどの独自の特徴があります。

    ここでは、特徴について詳しくご紹介します。

    自分好みのキャラクターと会話ができる

    Janitor AIは、ユーザーが自分の好みのキャラクターと自由に会話が楽しめます。

    キャラクターはそれぞれ雰囲気が違い、さらには数多く作成されているため、多くの中から好きなキャラクターを選ぶことができます。

    キャラクターには名前性別性格の特性初期メッセージなどを細かくカスタマイズできるため、自分の理想の相手と会話できる魅力もあります。

    シチュエーションにこだわって、非日常感を楽しみたい方におすすめです。

    3つの高度な技術が用いられている

    Janitor AIは、自然言語処理(NLP)、機械学習、生成AIの3つの高度な技術が用いられています。

    自然言語処理は、ユーザーが入力したテキストを理解して自然な文脈に処理する技術です。これにより、スムーズで自然な会話が可能です。

    機械学習は、AIが過去の会話データを学習してユーザーの好みや習慣に合わせて応答を改善するために使用されます。

    そして、生成AIはAIが新しいテキストや会話内容を作り出す能力を持っているため、自然な楽しいやり取りを楽しむことができます。

    3つの技術に関する詳しい記事はそれぞれの記事を解説しているため、こちらも参考にしてみてください。

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    「没入モード」がある

    Janitor AIの「没入モード」は、ユーザーがキャラクターとの会話に没頭できるよう設計された機能です。

    通常のチャットよりもシナリオ性が強く、物語や状況に応じた会話が展開されます。

    キャラクターが特定のシチュエーションに巻き込まれた設定で会話を進めたり、ユーザーが選んだシナリオに沿ったストーリーを楽しんだりすることができます。

    物語の一部に自分が入り込んだかのような感覚になるため、深い没入感を生み出します。

    【Open AI版】Janitor AIの使い方

    Janitor AIは、いくつかの使い方があります。

    まずはOpen AIでAPIを作成して使い始める方法をご紹介します。

    Open AI公式サイトにログインする

    まずは、Open AIの公式サイトにログインしましょう。

    ログインをすると「ChatGPT」「API」が選択できる画面が表示されるので、「API」をクリックしてください。

    「View API keys」をクリックしてAPI keysを作成・取得する

    APIのページを開くと右上のメニューの中に「Dashboard」があります。

    クリックすると左側に「API keys」が出てくるのでクリックしてください。

    Janitor AI公式サイトにアクセスし新規登録する

    次は、Janitor AIの公式サイトにアクセスして、画面右上の「Register」をクリックします。

    メールアドレスとパスワードを入力すると指定のメールアドレスに認証コードが届くので、入力して登録を完了させましょう。

    登録が完了すると、ユーザー情報の設定とキャラクターの設定画面に切り替わるので、必要事項を入力して設定を完了させてください。

    好きなキャラクターを選ぶ

    自分のキャラクターを作成すると、「My Characters」に保存されます。

    初めはキャラクターは一つですが、「Create a character」から追加することも可能です。

    そのため、キャラクターを複数作成した場合は、「My Characters」から好きなキャラクターを選択して、チャットを始める準備をしましょう。

    キャラクターの詳細画面から自分の会話したいキャラクターを選ぶ
    性別や趣味などのジャンルで分かれているため、探しやすくなっています。

    「API not ready! Click to setup.」をクリックしAPIを配置する

    キャラクターを選ぶと、「API not ready! Click to setup.」が表示されるため、クリックしてAPIを配置しましょう。
    送りたい言葉を入力する
    APIの配置後、チャットで送りたい言葉を入力して送りましょう。

    【Kobold AI版】Janitor AIの使い方

    Kobold AI版では、「ColabKobold GPU」というGoogleのサービスを利用してAPIコードを生成して始めていきます。

    Open AIに慣れていない方におすすめの方法です。

    KoboldColab GPUにログインする

    まずは、Googleで「ColabKobold GPU」と検索して、以下のページをクリックしましょう。

    (「KoboldColab GPU」と検索すると見つけにくいため、上記のキーワードを検索してください。)

    コードを表示しモードの詳細情報を選択する

    開いたページの中央部分までスクロールすると、「<– Select your model below and then click this to start KoboldAI」から始まるボックスが表示されます。

    プレイボタンをクリックしGoogle DriveからGoogleアカウントを登録

    プレイボタンをクリックすると、Google Driveへのアクセス許可のためのポップアップが表示されます。

    Googleアカウントをお持ちでない方は、ここでGoogleアカウントを作成しましょう。
    表示されたポップアップから「許可」ボタンをクリックする
    先ほど表示されたGoogle Driveへのアクセス許可のためのポップアップが出るため、「許可」ボタンをクリックしましょう。

    数分程度待つと、プレイボタンの実行結果がコードで表示されます。

    APIリンクをコピーする

    出力結果の中に、「.com/api」で終わるAPIコードがあるので、コピーします。

    APIリンクをJanitor AIに配置

    コピーしたAPIコードを「API Settings」にペーストして、設定を保存します。
    送りたい言葉を入力する
    ここまでで設定は完了します。

    気になるユーザーを選択してチャットを始めてみましょう。

    【Janitar LLM版】Janitor AIの使い方

    Janitar LLMは、Janitar AIのベータ版として登場したシリーズです。

    必要な作業は新規登録とキャラクターの作成程度なので複雑な作業がなく、初心者の方でもすぐに始められます。

    Janitor AI公式サイトにログインする

    まずはJanitor AIの公式サイトを開きましょう。

    画面右上の「Register」をクリック。

    先にご紹介したように、メールアドレスとパスワードを入力すると指定のメールアドレスに認証コードが届くので、入力して登録を完了させましょう。

    アカウント(自分のアバター)を作成する

    登録・ログインが完了すると、下の画像のようにプロフィールを作成する画面が表示されます。

    アバター画像やユーザーネームなど、必要事項を入力しましょう。

    Create Characterから任意のキャラクターを生成する

    右上の「Create a Character」をクリックして、自分のキャラクターを作成しましょう。
    または、他ユーザーの生成した既存のキャラクターから選ぶ
    アカウントとキャラクターの作成が完了すれば、いよいよチャットが開始できます。

    公式サイトのトップに戻ると、他ユーザーのキャラクターが一覧となって表示されます。

    「Favorite」「Anime」「Game」など多くのジャンルに分かれており、気が合うキャラクターが見つけやすくなっています。

    Chat with…からトークを始める

    チャットをするキャラクターのアイコンをクリックすると、「Chat with …(ユーザー名)」のボタンが表示されるため、クリックしましょう。

    送りたい言葉を入力する
    クリックすると画像のような画面が出てきます。

    ※ユーザー名とアイコン、初回のメッセージ部分は隠しています。

    下の入力ボックスからメッセージを入力して送ると、チャットがスタートします。

    Janitor AIの料金プラン

    Janitor AIはどの方法でも無料で利用することができます。

    Open AI版はAPIを無料で取得できないことがある点と、Kobold AI版はチャットを開始するまでの手順が複雑になる点から、手軽に始めたい方はJanitar LLM版を選択するのが良いでしょう。

    Open AI版 Kobold AI版 Janitar LLM版
    料金 無料(※) 無料 無料

    ※Open AIに関しては無料で取得できれば料金がかからず利用できますが、取得できなかった場合にはプレミアム会員になる必要があります。

    かかる費用は以下のとおりです。

    モデル 入力 出力(1kトークンあたりの料金)
    gpt-4-turbo $10.00 / 100万トークン $30.00 / 100万トークン
    gpt-4-turbo-2024-04-09 $10.00 / 100万トークン $30.00 / 100万トークン
    gpt-4 $30.00 / 100万トークン $60.00 / 100万トークン
    gpt-4-32k $60.00 / 100万トークン $120.00 / 100万トークン
    gpt-3.5-turbo-0125 $0.50 / 100万トークン $1.50 / 100万トークン
    gpt-3.5-turbo-instruct $1.50 / 100万トークン $2.00 / 100万トークン

    Janitor AIを使うときの注意点

    Janitor AIは自然な会話ができる点が非常に魅力的ですが、使うときにいくつかの注意点があります。

    ここでは3つご紹介します。注意点を把握して、安全に楽しみましょう。

    個人情報を入力しない

    Janitor AIを使うときは、個人情報の入力は避けましょう。

    AIの学習データとして保存されるリスクがあり、会話の内容を解析して自然な応答を生成する際に無意識のうちに個人情報が漏れる可能性があります。

    名前住所電話番号クレジットカードなどの個人を特定できる情報は入力しないように注意しましょう。

    AIとのやり取りは非常に楽しいものですが、プライバシーの保護はユーザー自身が行いましょう。

    不適切なコンテンツに注意する

    Janitor AIは、アニメや漫画のキャラクターを使用したアカウントは著作権や商標の問題を伴うことがあります。

    商標利用を考えている場合は、著作権を持ったキャラクターの無断使用は法的なリスクを伴うため避けましょう。

    自作キャラクターを使用するか、著作権フリーの素材を使用して、不適切なコンテンツを生成しないように注意しましょう。

    デフォルトでは規制表現がOFFになっている

    Janitor AIは、NSFWの規制表現がデフォルトでOFFになっている点にも注意が必要です。

    NSFWとは、「Not safe for work」といって「会社や学校で閲覧することは危険」を意味するネットスラングです。

    デフォルトの設定を変更しない限り、キャラクターがNSFW表現を含む内容を生成する可能性があります。

    公共の場や他のユーザーと共有する環境で利用する場合には規制表現の設定をONにすることがおすすめです。

    使い始める前に設定をチェックして、自分の利用シーンに合った環境を整えることで、安心して利用できます。

    Janitor AIのまとめ

    この記事では、Janitor AIの使い方や料金などについて詳しくご紹介しました。

    Janitor AIは、自分好みのキャラクターと高度で自然な会話ができるため、没入して楽しむことができます。

    自然言語処理や機械学習、生成AIといった技術により、これまでのAIツールにはなかった体験を楽しめるでしょう。

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