HTMLのcolor(カラー)コード一覧!色の指定方法も解説

Webデザインや開発において、色の選択はサイトの見た目と印象に大きな影響を与えます。

この記事では、HTMLで使用されるカラーコードの基本から色を指定するさまざまな方法、そして色選びに役立つツールまでを網羅的に解説していきます。

カラーネーム、RGB、HEX、HSLといった色指定の基礎から、より高度なRGBAやHSLA値の使い方までを初心者から上級者まで役立つ情報となるように紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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監修者 Web開発者 hiro1120_writer

食品商社営業からシステムエンジニアへと転職後、バックエンドエンジニア(Java, PHP)として尽力。開発リーダーを含む上流工程〜下流工程に携わる。IT関連記事から芸能・法律など幅広ジャンルにて執筆。

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    HTMLのColor(カラー)コードとは?

    HTMLのColor(カラー)コードとは、ウェブページのデザインにおいて色を指定するためのコードです。

    これらのコードは、ウェブページの背景色、テキスト色、ボーダー色など、さまざまな要素に色を適用する際に使用されます。色の指定には主にカラーネーム、RGB値、HEX値があり、デザイナーや開発者はこれらのコードを使って正確かつ具体的な色をHTMLやCSS内で定義します。

    例えば、”red”や”#FF0000″、”rgb(255, 0, 0)”はすべて赤色を指定します。

    これらのコードを使うことで、ウェブサイトのブランドイメージに合わせた色彩を作り出してデザイン性を向上させることができます。

    また、色の指定方法にはわかりやすいカラーネームから、より精密な色の調整が可能なRGBやHEX値まで、用途に応じた多様な方法があります。

    HTMLの主要color(カラー)コード一覧

    HTMLの主要Color(カラー)コードには、ウェブデザインで頻繁に使用される基本色が含まれます。

    これらの色には、”black”、”white”、”red”、”blue”、”green”などのカラーネームがあり、それぞれに対応するHEX値やRGB値が割り当てられています。

    例えば、”black”は”#000000″や”rgb(0, 0, 0)”として指定できます。

    また、デザインのニーズに応じてより多くの色を表現するために、”lightblue”、”darkgreen”、”crimson”などの追加のカラーネームが用意されています。

    これらの一覧を参照することで、デザイナーや開発者は必要な色を簡単に見つけてウェブページに適用することができます。

    さらに色の微調整が必要な場合は、HEX値やRGB値をカスタマイズして望みの色合いを正確に作り出すことが可能です。

    W3C標準 基本16色

    W3C標準 基本16色 10進数 例: rgb(255,0,0)
    カラー名 16進数 短縮系 R値 G値 B値
    black #000000 #000 0 0 0
    gray #808080 128 128 128
    silver #C0C0C0 192 192 192
    white #FFFFFF #FFF 255 255 255
    blue #0000FF #00F 0 0 255
    navy #000080 0 0 128
    teal #008080 0 128 128
    green #008000 0 128 0
    lime #00FF00 #0F0 0 255 0
    aqua #00FFFF #0FF 0 255 255
    yellow #FFFF00 #FF0 255 255 0
    red #FF0000 #F00 255 0 0
    fuchsia #FF00FF #F0F 255 0 255
    olive #808000 128 128 0
    purple #800080 128 0 128
    maroon #800000 128 0 0

    216色のセーフカラー基準

    R:FF基準 R:CC基準 R:99基準 R:66基準 R:33基準 R:00基準
    #FFFFFF #CCFFFF #99FFFF #66FFFF #33FFFF #00FFFF
    #FFFFCC #CCFFCC #99FFCC #66FFCC #33FFCC #00FFCC
    #FFFF99 #CCFF99 #99FF99 #66FF99 #33FF99 #00FF99
    #FFFF66 #CCFF66 #99FF66 #66FF66 #33FF66 #00FF66
    #FFFF33 #CCFF33 #99FF33 <#66FF33 #33FF33 #00FF33
    #FFFF00 #CCFF00 #99FF00 #66FF00 #33FF00 #00FF00
    #FFCCFF #CCCCFF #99CCFF #66CCFF #33CCFF #00CCFF
    #FFCCCC #CCCCCC #99CCCC #66CCCC #33CCCC #00CCCC
    #FFCC99 #CCCC99 #99CC99 #66CC99 #33CC99 #00CC99
    #FFCC66 #CCCC66 #99CC66 #66CC66 #33CC66 #00CC66
    #FFCC33 #CCCC33 #99CC33 #66CC33 #33CC33 #00CC33
    #FFCC00 #CCCC00 #99CC00 #66CC00 #33CC00 #00CC00
    #FF99FF #CC99FF #9999FF #6699FF #3399FF #0099FF
    #FF99CC #CC99CC #9999CC #6699CC #3399CC #0099CC
    #FF9999 #CC9999 #999999 #669999 #339999 #009999
    #FF9966 #CC9966 #999966 #669966 #339966 #009966
    #FF9933 #CC9933 #999933 #669933 #339933 #009933
    #FF9900 #CC9900 #999900 #669900 #339900 #009900
    #FF66FF #CC66FF #9966FF #6666FF #3366FF #0066FF
    #FF66CC #CC66CC #9966CC #6666CC #3366CC #0066CC
    #FF6699 #CC6699 #996699 #666699 #336699 #006699
    #FF6666 #CC6666 #996666 #666666 #336666 #006666
    #FF6633 #CC6633 #996633 #666633 #336633 #006633
    #FF6600 #CC6600 #996600 #666600 #336600 #006600
    #FF33FF #CC33FF #9933FF #6633FF #3333FF #0033FF
    #FF33CC #CC33CC #9933CC #6633CC #3333CC #0033CC
    #FF3399 #CC3399 #993399 #663399 #333399 #003399
    #FF3366 #CC3366 #993366 #663366 #333366 #003366
    #FF3333 #CC3333 #993333 #663333 #333333 #003333
    #FF3300 #CC3300 #993300 #663300 #333300 #003300
    #FF00FF #CC00FF #9900FF #6600FF #3300FF #0000FF
    #FF00CC #CC00CC #9900CC #6600CC #3300CC #0000CC
    #FF0099 #CC0099 #990099 #660099 #330099 #000099
    #FF0066 #CC0066 #990066 660066 #330066 #000066
    #FF0033 #CC0033 #990033 #660033 #330033 #000033
    #FF0000 #CC0000 #990000 #660000 #330000 #000000

    >HTMLのカラー検索におすすめのツール5選

    ウェブデザインや開発において適切な色の選択は非常に重要で、色はユーザーの印象やサイトの使いやすさに大きく影響を与えます

    数え切れないほどの色の中から理想的な色を見つけ出すのは一苦労ですが、そこで役立つのがカラー検索ツールです。

    ここでは、HTMLのカラー検索に特におすすめのツール5選を紹介していきます。

    HTML Color Codes

    HTML Color Codesは、わかりやすくインターフェースで色の選択が可能なウェブツールです。

    色相、彩度、明度をスライダーで調整することができ、その場でHEX、RGB、HSLの各コードを取得できます。

    また、色相環や明度スケールを用いて視覚的に色を選ぶことができるため、特定の色合いを探しているが具体的なコードがわからない場合に非常に便利です。

    さらに、人気のカラーパレットや最近トレンドの色も紹介されており、デザインの参考となる情報を得るのにも役立ちます。

    HTML Color Codes

    RGB.to

    RGB.toは、さまざまな色形式間での変換を得意とするツールで、HEX、RGB、HSL、HSV、CMYKなど、多岐にわたる色形式をサポートしています。

    このツールの最大の特徴は、ある色形式を別の形式に瞬時に変換できる点にあり、HEXコードを入力するとそれに対応するRGBやHSLの値を即座に得ることができます。

    また、色相環を用いた色の選択機能も備えており、直感的に色を探すことが可能です。

    RGB.to

    ColorHexa

    ColorHexaは色に関する情報を網羅的に提供するツールで、特定の色コードを入力するとその色の詳細情報、類似色、生成されるグラデーション、色の変換オプションなどが表示されます。

    また、色のブレンド機能を用いて2つの色を混合し新しい色を作り出すこともできるため、デザイナーや開発者にとって非常に有用なツールとなっています。

    ColorHexa

    HTML Color Codes Picker

    HTML Color Codes Pickerは、W3Schoolsによって提供されているシンプルなカラーピッカーツールです。

    スライダーを動かして色を選択し、即座にそのHEXやRGBのコードを取得できます。

    また、選択した色を背景やテキストに適用したプレビューをリアルタイムで確認することができるため、実際のウェブページでの見た目を簡単にイメージすることができます。

    HTML Color Codes Picker

    Color Hunt

    Color Huntは、ユーザーが共有したカラーパレットを閲覧できるユニークなツールです。

    数千に及ぶカラーパレットから選ぶことができ、自分のプロジェクトに合ったパレットを見つけることができます。

    また、気に入ったパレットを見つけたらそのHEXコードを簡単にコピーして使用することができるので、デザインのアイデアを求めている時に特に役立ちます。

    Color Hunt

    色の指定方法

    ウェブデザインにおいて色の選択は、ユーザーの印象を大きく左右します。

    HTMLでは、テキスト、背景、ボーダーなどの色を指定するために様々な方法が提供されています。

    これらの色指定方法には、カラーネーム、RGB値、HEX値、HSL値、RGBA値、HSLA値があり、それぞれ特徴があります。

    適切な方法を選択することでデザインの意図を正確に表現し、より魅力的なウェブページを作成することが可能です。

    カラーネーム

    カラーネームは、色の名前を直接使用して指定する方法です。

    例えば、「Red」、「Blue」、「Green」といった一般的な色名を用いてHTML要素の色を設定できます。

    この方法の最大の利点はそのわかりやすさにあり、特定の色名を覚えるだけで簡単に色を指定できるため初心者にも扱いやすいです。

    しかし、カラーネームで指定できる色は限られており細かな色調の調整はできません

    例えば、<p style="color: DeepSkyBlue;">このテキストは深い空の青色です。</p>とすることで、特定の青色をテキストに適用できます。

    RGB値

    RGB値は、赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)の三原色を組み合わせて色を指定する方法です。

    各色は0から255までの値で指定し、rgb(255, 0, 0)のようにカッコ内に記述します。

    この例では赤色が最大値で緑と青は0なので、純粋な赤色になります。

    RGB値を使用すると細かな色調の調整が可能で、非常に幅広い色の範囲を表現できます

    例えば、<div style="background-color: rgb(102, 205, 170);">この背景はミディアムアクアマリンです。</div>と指定することで、特定の緑青色を背景色に設定できます。

    HEX値

    HEX値は16進数を使用して色を指定する方法で、RGB値と同様に幅広い色を表現できます。

    #FF0000のように、#に続けて6桁の数字やアルファベット(A-F)を組み合わせて色を定義します。

    この例では、赤色を意味します。

    HEX値は特にウェブデザインで広く使用されており、精密な色指定が可能です。

    例えば<span style="color: #8A2BE2;">このテキストはブルーバイオレットです。</span>と指定することで、特定の紫色をテキストに適用できます。

    HSL値

    HSL値は色相(Hue)、彩度(Saturation)、輝度(Lightness)を指定して色を定義する方法です。

    色相は0から360の角度で指定し、彩度と輝度はパーセンテージで指定します。

    hsl(120, 100%, 50%)のように記述し、この例では純粋な緑色を意味します。

    HSL値を使用すると色相を基に直感的に色を選択でき、彩度や輝度の調整も簡単です。

    例えば、<div style="background-color: hsl(240, 100%, 50%);">この背景は純粋な青色です。</div>と指定することで、特定の青色を背景色に設定できます。

    RGBA値

    RGBA値はRGB値にアルファチャネル(透明度)を加えたもので、rgba(255, 0, 0, 0.5)のように記述します。

    この例では、50%の透明度を持つ赤色を意味します。

    アルファチャネルは0(完全に透明)から1(完全に不透明)の間で指定し、色の透明度を細かく調整できます。

    例えば、<div style="background-color: rgba(255, 99, 71, 0.5);">この背景は半透明のトマト色です。</div>と指定することで、半透明の赤色を背景色に設定できます。

    HSLA値

    HSLA値はHSL値にアルファチャネルを加えたもので、hsla(30, 100%, 50%, 0.5)のように記述します。

    この例では50%の透明度を持つオレンジ色を意味します。

    HSLA値を使用すると、色相、彩度、輝度に加えて透明度も制御でき、非常に柔軟な色の指定が可能になります。

    例えば、<div style="color: hsla(120, 100%, 25%, 0.3);">このテキストは半透明の暗い緑色です。</div>と指定することで、半透明の緑色をテキストに適用できます。

     

    ウェブデザインやシステム開発で、デザイン性を損なわずに効率的な開発を行いたいと悩んでいませんか?カラーコードの細かな調整やデザインの自由度を保ちながら、スピーディにプロジェクトを進めるのは難しいものです。そんな時は、私たちJiteraまでご相談ください!

    Jitera

    Jiteraでは、カラーコードを含むデザインの細かな要素にも対応し、デザインの自由度を最大限に保ちながら、システム開発を効率的かつ手軽に進めることが可能です。

    たとえば、カラーコードを利用した微細なデザインの要望にも柔軟に対応しつつ、AIを活用したスピーディな開発で、機能性とデザイン性を両立させます。

    Jiteraのシステムにご興味がある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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    HTML Colorの応用

    HTMLでの色の応用はウェブページの視覚的魅力を高めるだけでなく、ユーザーインターフェースの使いやすさやアクセシビリティにも大きく関わってきます。

    色を適切に使用することで情報の階層構造を明確にして重要なコンテンツを強調表示し、ブランドアイデンティティを強化することができます。

    ここでは、HTMLで色を応用する際の基本的なテクニック、特にテキストや背景色の指定、フォント色の設定方法に焦点を当てて解説していきます。

    テキストや背景色の指定

    テキストや背景色の指定は、ウェブページの可読性と視覚的魅力に直接影響を与える重要な要素です。

    HTMLでは、style属性を使用してこれらの色を簡単に指定できます。

    例えば、<p style="color: #3498db;">このテキストは青色です。</p>と記述することで、特定のテキストを青色にすることができます。

    また、背景色を指定するには<div style="background-color: #ecf0f1;">この部分の背景は灰色です。</div>のように記述します。

    このように色を使ってテキストや背景を装飾することでコンテンツの階層構造を視覚的に表現し、ユーザーの注意を引きつけることができます

    フォント色のHTMLタグ

    フォント色の指定はテキストの視認性を高め、情報の優先順位を示すために役立ちます。

    HTMLでは<font>タグを使用してフォント色を指定することができましたが、HTML5ではこのタグは非推奨となり代わりにCSSを使用することが推奨されています。

    例えば、<span style="color: #e74c3c;">このテキストは赤色です。</span>と記述することで、テキストに赤色を適用できます。

    CSSを使用することでより柔軟にフォント色を管理し、ウェブページ全体のデザインの一貫性を保つことができます

    また、CSSクラスを定義することで同じスタイルを複数の要素に適用することが容易になり、コードの再利用性とメンテナンス性が向上します。

    HTMLのcolor(カラー)コードのまとめ

    この記事では、HTMLでの色の指定方法から応用技術まで幅広く解説してきました。

    色を指定する基本的な方法としてカラーネーム、RGB値、HEX値、HSL値、そしてより高度なRGBA値やHSLA値などがあり、これらの色指定方法は、ウェブデザインにおいて重要な役割を果たすためサイトの見た目やユーザーの印象に大きな影響を与えます。

    WebデザインやWeb開発に携わりたい方やこれから目指す方は、カラー検索におすすめなツールをうまく利用しながら効率よくかつ洗練されたデザインのサイトを作成できるように学習していきましょう。

    Webデザイン、Web開発、その他システム開発についてお悩みの方は、知識と経験が豊富なJitera社に一度ご相談してみてはいかがでしょうか。

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