Webデザインの世界は日々進化しており、その中でも「レスポンシブWebデザイン」は、現代のウェブ制作において欠かせない技術となっています。
この記事では、レスポンシブWebデザインとは何か、そのメリットやデメリット、具体的な作り方のポイントから実装方法までを詳しく解説します。作業工数の削減やSEO効果の向上、ユーザーエクスペリエンスの向上など、多くの利点を持つ一方で、開発コストやコンテンツ制作の複雑さなどの課題も存在しているのです。
これからのウェブ制作において、どのようにレスポンシブデザインを取り入れるべきか、その基本から応用までを網羅した本記事を参考に、効果的なウェブサイト制作を目指しましょう。
近畿大学理工学部生命科学科を卒業後、独学でReactやNext.jsを中心としたフロントエンド開発に特化し、2022年10月よりフリーランスエンジニアとして活動。ヨーロッパや東南アジアを旅しながら、いろんな文化や人との出会いを楽しみつつ、クリエイティブなUI/UX設計に取り組んでいます。
レスポンシブデザインとは

レスポンシブデザインとは、ウェブサイトやウェブアプリケーションを作成する際に、PCやタブレット、スマートフォンなど、さまざまな画面サイズのデバイスに対応できるようにデザインする手法です。
このように、表示するデバイスに合わせて最適なレイアウトや文字の大きさ、画像のサイズなどを自動で変更することが、レスポンシブデザインの根幹を成しています。
利用者は、スマートフォンでもPCでも、ストレスなく見やすい形式でウェブサイトを閲覧することができるので、ユーザーエクスペリエンス(UX)向上に大きく貢献しています。
レスポンシブデザインを実現するために大切なのが、CSSやJavaScriptを使った実装です。
CSSでは「メディアクエリ」という機能を使うことが多いです。これは画面の横幅によってCSSのスタイル定義を変更することができます。
ブレークポイントと呼ばれる画面幅の境界線を設けて、それに応じてレイアウトを変更していきます。
レスポンシブデザインを支える技術として、FlexboxやGridシステムといったCSSレイアウト機能も重要です。要素の並べ方や配置を、スマートフォンからPCまで柔軟に定義できます。
レスポンシブwebデザイン事例

続いて、PC版やモバイル版それぞれの具体的な事例について紹介します。
PC版のデザイン事例

PC版のレスポンシブデザインは、大きな画面スペースを最大限に活用し、ユーザーが快適に情報を閲覧できるように設計されています。
モバイル版のデザイン事例

モバイル版のレスポンシブデザインは、縦長の画面に最適化されており、指での操作を考慮した設計がされています。メニューはハンバーガーメニューにまとめられ、コンテンツは一列に並べられてスクロールしやすくなっています。テキストは読みやすい大きさに調整され、画像や動画も画面サイズに合わせて自動的にリサイズされているのが特徴です。タップしやすいボタンやリンクが配置され、ユーザーがストレスなく操作できるように工夫されています。
レスポンシブデザインが素敵なwebサイト3選

webデザインにおいて、レスポンシブwebデザインは不可欠な技術です。作成しようにも、やはりお手本がないと理想的にはいきませんよね。そこで、レスポンシブデザインが素敵なwebサイト3選をご紹介しますので、ご参考ください。
Slack

Slackのウェブサイトは、シンプルで洗練されたデザインが特徴です。PC版では広々としたレイアウトと豊富なビジュアルが印象的ですが、モバイル版ではその要素を最適化しつつ、直感的なナビゲーションが維持されています。ユーザーがどのデバイスを使っても快適に利用できるように設計されているのが特徴です。
Airbnb

Airbnbのレスポンシブデザインは、写真の美しさとユーザビリティの両立が見事です。PC版では大きな画像と詳細な情報が目を引きますが、モバイル版ではスムーズなスクロールと簡単な検索機能がユーザー体験を向上させています。また、どの画面サイズでも一貫したブランド体験を提供している点も良い点です。
Dropbox

Dropboxのウェブサイトは、クリーンで直感的なデザインが魅力です。PC版では広い画面を活かした情報の配置が特徴ですが、モバイル版ではそれをコンパクトにまとめつつ、使いやすさを損ないません。ユーザーはどのデバイスでもストレスなくサービスを利用できます。
レスポンシブデザインのメリット

レスポンシブデザインには、以下の5つの大きなメリットがあります。
| メリット | 詳細 |
| 作業工数が減る | 1つのHTML/CSSでスマホからPCまで対応できるため、コーディング工数を大幅に減らせる |
| SEO効果が期待できる | スマホ向け最適化ができるので検索順位アップが期待できる上、コードをシンプルに保てる |
| ユーザーエクスペリエンス向上 | デバイスに最適なUI/UXを提供できるので、ストレスなくサイト利用が可能 |
| サイトの保守性が向上 | 1ページの修正で全デバイスに反映されるので運用効率化が図れる |
| 複数デバイスでの表示試験の回数が減る | 画面サイズ変更に対して柔軟に適応するので、個別の表示試験が省ける |
作業工数が減る
従来のウェブサイトでは、スマートフォンサイトとPCサイトを別々に制作するのが一般的でした。スマートフォンサイトに最適化されたHTML/CSSと、PCサイト用に最適化されたHTML/CSSをそれぞれ作成しなければなりませんでした。
しかしこの方法では、同じコンテンツを扱うにもかかわらずコーディング量が2倍に膨らんでしまいます。また、両サイトの保守・運用コストも2倍かかってしまうデメリットがありました。
一方でレスポンシブデザインならば、同じHTMLとCSSファイルでスマートフォンからPCまでシームレスに対応することができます。メディアクエリを使って、画面サイズに応じて最適なレイアウトに変更していけばいいだけなので、コーディングや保守の作業工数を大幅に抑えることができるのです。
新規サイトを構築する場合、レスポンシブデザインを利用することで、コーディングの工数だけでなく、 提供コンテンツ制作や画像制作など、サイト構築に関わる全体的な工数を削減できます。
SEO効果が期待できる
最近では、Googleをはじめとした検索エンジンのクロールやインデックスが、スマートフォンからの比率が高まっています。つまり、ウェブサイトをスマートフォンで快適に表示できるかどうかが、検索順位を左右する重要なものとなっているのです。
レスポンシブデザインを採用すれば、常にスマートフォンにも最適化された形でウェブサイトを提供することができます。文字のサイズや配置などを適切に変更し、可能な限りストレスなく閲覧できるようUI/UXを整えます。
こうした点を評価され、検索エンジンによるクロールやインデックスがしやすくなります。結果として、目的のキーワードでの検索結果上位表示の可能性が高まることが期待できるのです。
加えて、HTMLやCSS、JavaScriptなどの実装コードもスマートフォン向けに最適化しやすいため、軽量化やミニファイ化を図れます。これによって、ページの読み込み速度の改善も見込め、SEO効果のさらなる向上が図れます。
ユーザーエクスペリエンス向上
レスポンシブデザインでは、ウェブサイトを閲覧するデバイスに合わせて、最適なレイアウトとコンテンツの提示が実現できます。
このように、デバイスごとに最適化された形式でコンテンツ提示ができるため、利用者は画面サイズに合った適切なサイズの文字や配置でストレスなく読み進めることができます。
特に、従来のPC向けに作られたサイトをスマートフォンで閲覧する場合、小さな文字や複雑なレイアウトで閲覧しづらいといったストレスがよく発生していました。 レスポンシブデザインを利用することで、この問題を解決しユーザーエクスペリエンスを大きく向上させることができます。
サイトの保守性が向上
従来のスマートフォンサイトとPCサイトの別管理では、サイトの運用保守に多大な労力が必要でした。新しいコンテンツを追加したり、掲載済みの文章や画像を修正する場合、すべてのページを両サイトそれぞれについて作業しなければなりません。
この例でも明らかな通り、別々のサイト運営は膨大な保守コストがかかる上、ミスや手抜きからくる表示の不具合も発生しやすくなります。
一方、レスポンシブデザインであれば1つのページの作業で済みます。運用保守の作業工数を大きく低減できるだけでなく、表示の不整合リスクも下げられるため、サイトの信頼性も向上できることが分かります。
複数デバイスでの表示試験の回数が減る
従来のウェブ設計では、スマートフォン、タブレット、PCとデバイスごとに最適な表示を実現するため、個別に膨大な表示試験が必要でした。OSごとのデフォルトブラウザや、画面サイズのバリエーションが多い分、網羅的な表示確認には大変な労力が求められます。
しかし、レスポンシブデザインであれば、OSやブラウザを問わず、画面サイズに合わせて最適化されるようデザインされています。
例えば、文字サイズはリキッドレイアウトを用いて柔軟に拡大でき、画像サイズもアスペクト比を保ちつつ自動でリサイズ表示されます。
そのため、特定の画面サイズにおいて表示を確認し、正常であることが分かれば、他のサイズでは大きなデザイン崩れが起きないことが保証されるため、表示試験工数を大幅に削減できるのです。
レスポンシブデザインのデメリット

レスポンシブデザインにも以下のような課題や欠点が存在します。
| デメリット | 詳細 |
| 開発コストがかかる場合がある | 実装技術の習得に時間がかかるため、開発コストが増加するリスクがある |
| コンテンツ制作が複雑 | デバイスごとの最適化が必要なため、コンテンツ制作がより複雑化する |
| ページの表示速度が遅くなるリスクがある | ファイルサイズやHTTPリクエスト数が増えることで表示速度低下を招く可能性がある |
| 画像の最適化が必要 | デバイスごとの最適な画像を用意する等、最適化作業が増える |
開発コストがかかる場合がある
レスポンシブ対応デザインの費用
メイン費用となるのは、プログラマーの人件費です。
- 1ページあたり1万5,000円~3万5,000円前後が相場
- 画像調整は1点あたり2,000円~6,000円前後が相場
- コーディング費×1.5倍~2倍の費用が追加されることが多い
ホームページの種類・規模・制作方法による費用の相場
- 15ページ前後のコーポレートサイトのレスポンシブ対応費は16万円~24万円前後が相場
- レスポンシブサイトの新規制作には、企画・ディレクション費、
- コーディング費などもかかる
- 20ページ前後のサービスサイト(レスポンシブ仕様)を新規作成する場合、一般的な相場は60万円~75万円前後
レスポンシブデザインを実現するためには、メディアクエリやフレキシブルレイアウト、リキッドレイアウトなどの技術を用いた実装が必要不可欠です。これらは、従来のWEB設計とは異なる特殊な機能であるため、開発者が初めて扱う場合、習得に時間と労力を要します。
こうした実装テクニックに不慣れな開発者が作業する場合、コーディングが思うように進まず、工数と時間がオーバーしてしまうことで、計画よりも過剰なコストが発生するリスクがあります。
ただし、レスポンシブデザインの開発経験や知見が豊富なエンジニアであれば、作業工数を効率的に抑えられます。経験値やスキルによってコスト面は大きく異なる点に注意が必要です。
コンテンツ制作が複雑
レスポンシブデザインでは、スマートフォンからPCまでさまざまな画面サイズに対応したコンテンツ制作が求められます。文字数や配置、画像サイズといった、細かい点までデバイスごとに最適化する必要が出てきます。
また画像は、単純に縮小すると画質が低下するため、デバイスごとに表示サイズに合わせた解像度の画像アセットを新規に用意するなどの作業も発生します。
こうした細かい点をすべて意識する必要から、コンテンツ制作にかなりの労力が必要となる側面があるといえます。デザインリソースの追加や作業工程の見直しが必要になるでしょう。
ページの表示速度が遅くなるリスクがある
レスポンシブデザインの複雑な実装により、ファイルサイズの増加や、HTTPリクエストの増加がページ速度の低下につながる場合があります。しかしながら、この問題は適切な対策を講じることで防ぐことが可能です。
具体的には、HTML/CSS/JavaScriptファイルのソースコードを圧縮し、ファイルサイズそのものを削減します。イメージファイルの圧縮や軽量化、文字コードの最適化といった作業も合わせて行います。
加えて、キャッシュ設定を適用することで、リピートアクセス時の表示速度を確保できます。CDN対応による配信元の分散化で、サーバー負荷も軽減できます。
過剰な装飾や動的処理を排除し、実装コードをスリム化することも大切です。こうした施策により、レスポンシブデザインでも万全なページ速度を確保できるでしょう。
画像の最適化が必要
レスポンシブデザインで画像を扱う場合、スマートフォンからPCまで、さまざまなサイズの画面に最適な解像度とファイルサイズで表示できるよう、画像アセットの用意が必要です。
単純に大きな画像を縮小して表示すると、表示速度の低下や細部のぼやけなど、画質の劣化を招いてしまいます。そこで、事前に表示サイズに合わせた解像度の画像をそれぞれ用意し、適切な画像を各デバイスに配信する実装が求められます。
しかし、こうした画像アセットを全て新規に用意するには、画像編集デザイナーによる多大な作業工数が必要不可欠です。画像数もコンテンツ量に比例して膨大になるため、最適化の作業コストも考慮しなければいけません。
これがレスポンシブデザインにおいて、画像の最適化が課題視される理由です。
レスポンシブデザインの作り方

レスポンシブデザインの作り方について、以下に具体的なステップと画像を用いて説明します。
ステップ1: レイアウトの基本設計
最初に、ウェブページの基本的なレイアウトを設計します。レスポンシブデザインでは、異なるデバイスサイズに対応するために柔軟なグリッドレイアウトを使用します。例えば、CSS GridやFlexboxを使ってレイアウトを構築します。
ステップ2: メディアクエリの設定
メディアクエリを使用して、異なる画面サイズに対応するスタイルを定義します。例えば、画面幅が768px以下の場合は1カラムレイアウトにし、768px以上の場合は2カラムレイアウトに変更するようにします。

ステップ3: 画像のレスポンシブ対応
画像をレスポンシブにするためには、max-width: 100%とheight: autoを設定します。これにより、画像が親要素の幅に収まるようになります。

ステップ4: フレックスボックスやグリッドを活用する
FlexboxやCSS Gridを使用して、コンテンツの配置を柔軟に変更できるようにします。これにより、異なる画面サイズでも美しいレイアウトを維持できます。

ステップ5: テストとデバッグ
最後に、実際のデバイスやブラウザで動作を確認し、必要に応じて調整を行います。Google Chromeのデベロッパーツールや他のレスポンシブデザインテストツールを使用して、様々な画面サイズでの表示をチェックします。これらのステップを順に行うことで、レスポンシブデザインのウェブサイトを効率的に作成できます。
CSSファイルで指定する
CSSファイルの指定方法
1. 外部スタイルシートの指定
最も一般的な方法は、外部スタイルシートを使用する方法です。これにより、複数のHTMLファイルで同じスタイルを共有することができます。外部スタイルシートを指定するには、HTMLファイルの<head>セクションに<link>タグを追加します。

2. 内部スタイルシートの指定
HTMLファイル内に直接CSSを記述する方法もあります。この場合、<head>セクション内に<style>タグを追加します。

3. インラインスタイルの指定
特定のHTML要素に対して直接スタイルを指定する方法もあります。この方法は特定の要素だけにスタイルを適用したい場合に使用します。

CSSの基本構文
CSSの基本的な構文は以下の通りです。

セレクタの種類
1.タグセレクタ – HTMLタグにスタイルを適用します。

2.クラスセレクタ – クラス属性に基づいてスタイルを適用します。

3.IDセレクタ – ID属性に基づいてスタイルを適用します。IDは一意である必要があります。

4.属性セレクタ – 特定の属性を持つ要素にスタイルを適用します。

複数のセレクタを組み合わせて、より具体的な要素を指定できます。

レスポンシブwebデザインでよく使うCSS
レスポンシブWebデザインを実現するためには、以下のようなCSSのテクニックがよく使われます。
非表示にする方法

特定の画面サイズで要素を非表示にするには、メディアクエリと`display: none;`を使用します。
画像サイズを変更する方法

異なる画面サイズに応じて画像のサイズを変更するには、`max-width`と`height: auto;`を使用します。
横並びを解除する方法

フレックスボックスやグリッドレイアウトを使用している場合、特定の画面サイズで横並びを解除するには、メディアクエリを使用してレイアウトを変更します。
これらのCSSテクニックを駆使することで、レスポンシブWebデザインを効果的に実現できるのです。
レスポンシブデザイン作成時のポイント
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レスポンシブデザインを制作する際の主なポイントは次のとおりです。
画面サイズの変化への対応を意識する
レスポンシブデザインでは、多岐にわたる画面サイズへの対応が必須です。スマートフォンの375pxからPC用モニターの1920px超まで、様々な幅に適応できるよう実装する必要があります。
そのため、デザインだけでなく実装時も、常にさまざまな画面サイズを想定しながら制作を進めることが欠かせません。例えば、最大文字数の設定や改行位置、コンテンツの配置など細かな点まで、画面サイズごとに調整していきます。
実際に、エミュレーターや実機を使って表示テストをしながら、画面サイズ変更時のレイアウト崩れなどを確認し、必要に応じてデザインと実装の修正を繰り返していく作業が必要不可欠です。
画像の最適なサイズ設定
スマートフォンからPCまで、多岐にわたる画面サイズに対応する上で、表示する画像のサイズもそれに見合った大きさに最適化することが重要です。
画像ごとに合理的な容量で、かつ十分な品質を確保できるよう、表示サイズと解像度とのバランスを考慮していくことが大切です。過剰な画質を無駄に保持せず、状況に応じた最適化を図る画像サイズ設計が求められます。
表示サイズに合わせたコンテンツ量の調整
レスポンシブデザインでは、スマートフォンからPCまで多様な画面サイズに合わせて、表示するコンテンツ量を適宜調整する必要があります。
スマートフォンでは画面スペースが限られているため、簡潔な文章と少ない情報量で伝えることがポイントです。改行を多く取ったり、段落分けを意識して読みやすくします。
一方でPCでは横幅が広い分、多段組みの文字設定やデータ密度の高い表現が可能です。段落内で改行を少なくして情報量を凝縮化したり、複数のデータを並べて可視化できます。
このように、コンテンツ量やレイアウトは画面サイズに応じて変化させる必要があるため、bodyタグやdivタグの親要素をフレキシブルにすることで、柔軟に量を調整できるようにします。
CSSを活用した表現
レスポンシブデザインでは、画像アセットよりもCSSを使った表現を多用することが、コンテンツの軽量化につながります。
同様に、JavaScriptで実装するスクロール連動の要素動作や、フェードインなどの動的表現を使うことで、高度な演出が可能です。jQueryやライブラリを利用することで、様々なインタラクション要素が実装できるでしょう。
こうしたコーディングベースの表現テクニックを使い分けていくことで、機能面で妥協することなく、パフォーマンス最適化として大きな効果が得られます。
レスポンシブデザインのHTMLテンプレートおすすめ3選!
では、おすすめのレスポンシブデザインのHTMLのテンプレートを3つご紹介します。是非ご参考ください。
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レスポンシブデザインのまとめ
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今回の記事では、レスポンシブデザインの特徴やメリット・デメリット、実装方法といった基本事項を解説してきました。
スマートフォンからPCまで、幅広いデバイスに最適化された表示を実現できるため、サイト運営に大きなメリットが得られます。実装方法さえ理解していれば、導入障壁も低く、今後ますますウェブサイト制作の標準になっていく手法といえるでしょう。
レスポンシブデザインに関してご不明な点がございましたら、株式会社Jiteraまでお気軽にご相談ください。UI/UX設計から実装作業まで、安全なサイト構築をトータルに支援いたします。
