IdPとは?役割や仕組み、SSOやSAML認証との違いからメリットまでわかりやすく解説

近年、サイバー攻撃の巧妙化により、企業情報や個人情報の漏洩リスクは高まる一方です。従来のパスワード管理では限界があり、より強固な認証システムへの需要が高まっています

そこで注目されるのがIdP(アイデンティティプロバイダ)です。IdPは、ユーザーの認証を一元管理するサービスであり、導入することでセキュリティ向上、運用コスト削減、利便性向上などのメリットを得られます。

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監修者 エンジニア Sakai

制御系システムや自動化システムの新規開発を中心に、15年以上の開発経験を持つ現役エンジニアです。『デジタルは人と人をつなぐもの』という言葉が好きです。デジタルの世界をわかりやすく伝えていきます。

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    IdPとは?

    IdPとは何か? 基本情報

    IdP(Identity Provider)とは、ユーザーの認証を行い、その情報を他のサービスに提供するシステムです。

    ユーザーがWebサイトやアプリケーションにアクセスする際に、そのユーザーが本当に本人であるかを確認します。これにより、ユーザーは、IdPに一度ログインすれば、複数のサービスにシームレスにログインできます。

    IdPにはさまざまなソフトウェアが存在し、その中の一つにH2IdPがあります。H2IdPはオープンソースのIdPソフトウェアで、OpenID Connect (OIDC)やSAML2.0などの標準プロトコルに対応しています。これにより、さまざまなサービスと連携が可能です。H2IdPは、多要素認証やリスクベース認証などの高度な認証機能を備えており、企業や組織のシングルサインオン基盤として利用されることがあります。

    従来のパスワード管理では、サービスごとに異なるパスワードを設定する必要があり、管理が煩雑でセキュリティリスクも高まりました。IdPは、この課題を解決し、安全かつ効率的な認証を実現します

    IdPの主な役割や利用例

    IdPは、現代のデジタル環境において重要な存在となっています。組織のセキュリティ強化、ユーザー体験の向上、そして効率的な識別管理を実現するために、IdPは多岐にわたり重要な役割があります。

    本章では、IdPの主な役割や利用例を詳しく紹介します。

    ユーザー認証

    ユーザー認証は、デジタルセキュリティの基盤となる機能です。IdPが提供する多様な認証方法により、組織は自らのセキュリティ要件や利用環境に最適な認証プロセスを構築できます。

    項目 説明
    機能 ユーザーが主張する身元が正しいことを確認
    方法 パスワード、二要素認証、生体認証など、様々な手法を用る
    利用例 ・企業の社内システムへのログイン
    ・オンラインバンキングへのアクセス
    ・クラウドサービスの利用開始時刻

    重要なリソースへのアクセスを適切に制御し、不正利用のリスクを大幅に軽減させることが可能となります。また、ユーザー体験を損なうことなくセキュリティを強化できるため、生産性の維持向上にも注目します。

    属性情報の提供

    IdP は、認証だけでなく、ユーザーに関する追加情報(プロパティ)が提供されます。

    項目 説明
    提供情報 氏名、メールアドレス、役職、所属配置などのユーザー属性
    目的 サービス提供者がユーザーに適したサービスを提供するため
    利用例 ・Eコマースサイトでの個人化されたレコメンデーション
    ・企業内システムでの権限に基づくアクセス制御

    プロパティ情報の提供により、IdPはユーザー認証を超えて、よりパーソナライズされた安全なサービス体験を実現します。これにより、ユーザーは必要な情報やサービスに効率的にアクセスでき、同時に組織は適切ですなアクセス制御を維持できます。

    シングルサインオン(SSO)

    シングルサインオン(SSO)は、1回の認証で複数のサービスにアクセスできる機能です。

    項目 説明
    メリット ユーザーの利便性向上、パスワード管理の簡素化
    仕組み IdPが発行したトークンを複数のサービスで共有
    利用例 ・Googleアカウントで複数のGoogleサービス(Gmail、YouTube、ドライブ)にアクセス
    ・企業内の複数アプリケーション(メール、社内ポータル、勤怠システム)への統合アクセス

    SSOは、ユーザーの利便性を大幅に向上させ、セキュリティリスクを軽減します。一元化された認証プロセスにより、ユーザーはより効率的に業務的に定着するように、組織はパスワード関連のインシデントを削減させることができます。

    標準プロトコルへの対応

    IdPは、様々な標準認証プロトコルをサポートしています。

    項目 説明
    主なプロトコル SAML、OAuth、OpenID Connect
    目的 異なるシステム間での相互運用性の確保
    利用例 ・SAMLを活用した企業間認証連携
    ・OAuthを利用したソーシャルログイン(FacebookやTwitterアカウントでその他のサービスへのログイン)

    標準プロトコルへの対応は、IdPの柔軟性と拡張性を高めます。これにより、異なるシステムやサービス間での事前な認証が可能となり、組織は誰でものインフラを活用しながら、新しいサービスや技術を簡単に導入できます。

    監査とログの分析

    IdPは、セキュリティと法令に準拠するために重要な監査機能を提供します。

    項目 説明
    内容記録 ログイン試行、アクセスパターン、権限変更などのイベント
    目的 セキュリティ確保の検出、コンプライアンスの確保、システム改善
    利用例 ・不正アクセスの告発と分析
    ・ユーザーの行動パターン分析によるセキュリティポリシーの最適化
    ・権利要件を満たすためのログ保持と報告

    これらの機能により、組織は当面で潜在的な違法行為を監視し、迅速に対応することができます。 、長期的なトレンド分析をしながら、セキュリティポリシーの継続的な改善が可能となり、組織全体のセキュリティ確保を強化できます。

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    IdPとその他のユーザー認証方法の違い

    IdP、SP、SAML認証、IDaaS、SSOは、すべてユーザー認証に関わる重要な技術です。それぞれの特徴と違いを理解することで、より安全で効率的な認証システムを構築できます。

    サービス 説明 関連技術 主な役割
    IdP (アイデンティティプロバイダ) ユーザー認証に必要な情報を管理するサービス SAML認証、OpenID Connect ユーザー認証、属性情報の提供、シングルサインオン
    SP (サービスプロバイダ) IdPからの認証を受け付けてユーザーにサービスを提供するサービス SAML認証、OpenID Connect ユーザー認証情報の受け取り、サービス提供
    SAML認証 IdPとSP間の認証を標準化するプロトコル IdP、SP 安全な認証情報の連携
    IDaaS (Identity as a Service) クラウド型で提供されるIdPサービス SAML認証、OpenID Connect ユーザー認証、属性情報の提供、シングルサインオン
    SSO (Single Sign-On) 一度IdPにログインすれば、複数のSPにシームレスにログインできる機能 SAML認証、OpenID Connect ユーザーの利便性向上、パスワード管理の負担軽減

    IdPとSPの違い

    SP(サービスプロバイダ)は、IdPからの認証を受け付けてユーザーにサービスを提供するサービスです。Webサービス、SaaS、社内システムなどがSPに該当します。

    IdPからの認証を受け付け、ユーザーにサービスを提供し、IdPから提供された属性情報に基づいて、サービス内容を調整する役割を持ちます。

    IdPとSPは連携することで、SSOを実現します。ユーザーは、IdPにログインするだけで、複数のSPにシームレスにアクセスできます。

    IdPとSAML認証の違い

    SAML認証は、Security Assertion Markup Languageの略称で、異なるドメイン上のサービス間でユーザー認証情報を安全に連携するためのXMLベースの標準プロトコルです。

    従来のパスワード管理では、サービスごとに異なるパスワードを設定する必要があり、管理が煩雑でセキュリティリスクも高まりました。SAML認証は、この課題を解決し、安全かつ効率的な認証を実現します。

    SAML認証を用いることで、異なるドメイン上のサービス間でも安全に認証情報を連携できます。IdPとSP間の安全な認証情報を連携し、異なるドメイン上のサービス間でのSSOの利用が可能です。

    IdPとIDaaSの違い

    IDaaS(Identity as a Service)は、クラウド型で提供されるアイデンティティ管理サービスです。

    従来のオンプレミス型のアイデンティティ管理と比較して、IDaaSを利用することで、自社でIdPを構築・運用することなく、安全な認証システムを導入できることがメリットです。

    クラウド型IdPサービスなので、導入・運用コストの削減ができます。

    IdPとSSOの違い

    SSO(Single Sign-On/シングルサインオン)は、一度IdPにログインすれば、複数のSPにシームレスにログインできる機能です。SSOは、ユーザーの利便性を向上させ、パスワード管理の負担を軽減します。

    従来のようにサービスごとにログインする必要がなく、ユーザーの利便性向上とパスワード管理の負担軽減に貢献します。

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    IdPを導入するメリット

    IdPの導入は、企業にとって多くのメリットをもたらします。セキュリティやコスト、利便性などについて、詳細を解説いたします。

    セキュリティの強化ができる

    IdPの導入メリットとして、セキュリティ強化は重要なポイントの一つです。従来のパスワード管理と比較して、IdP導入によるセキュリティ強化の具体的なメリットは以下の通りです。

    • パスワード漏洩リスクの低減
    • 不正ログインの検知・防止
    • セキュリティ集中管理
    • コンプライアンス遵守

    IdP導入によるセキュリティ強化は、単にパスワード管理を改善するだけでなく、組織全体のセキュリティレベルを向上させる効果があります。ユーザーのセキュリティ意識向上やセキュリティインシデント対応の迅速化など企業にとってもメリットが大きいです。

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    運用コストが削減できる

    IdPは運用コスト削減という大きなメリットをもたらします。従来のパスワード管理と比較したIdP導入のメリットと、具体的なコスト削減項目は以下の通り。

    • パスワード管理
    • ユーザー管理
    • システム管理
    • コンプライアンス
    • ヘルプデスク・カスタマーサポート

    IdP導入は、運用コスト削減、セキュリティ強化、利便性向上など、多くのメリットをもたらします。導入検討時には、コスト削減効果だけでなく、導入費用や運用体制なども考慮し、自社のニーズに合ったIdPを選択することが重要です。

    利便性が向上する

    IdP導入のメリットとして、利便性の向上は重要なポイントの一つです。具体的には、以下の利便性向上が期待できます。

    • シングルサインオン (SSO)
    • パスワード管理の負担軽減
    • ユーザーインターフェースの改善
    • IT部門の負担軽減
    • セキュリティ強化

    利便性の向上は、従業員の満足度向上にもつながります。ログイン作業が簡便になり、パスワード管理の負担が軽減されることで、従業員のストレスが軽減されます。

    IdPを導入する際のポイント

    IdPの導入には適切なサービスの選択が重要です。詳細を解説していきます。

    セキュリティ要件は合っているか

    IdPを選ぶ際のポイントとして、セキュリティは最も重要なポイントの一つです。

    IdPは、ユーザー認証情報を管理する重要なシステムであり、セキュリティ対策が不十分だと、「パスワード漏洩」「不正ログイン」「サービス停止」などのリスクがあります。

    ポイント 詳細
    認証方式 多要素認証などの高度な認証方式をサポートしているか
    アクセス制御 ユーザーの属性に基づいてアクセス権限を制御できるか
    ログ管理 ユーザーのアクセスログを記録・管理できるか
    脆弱性対策 定期的に脆弱性診断を実施し、脆弱性を発見・修正しているか
    セキュリティ認証 ISO/IEC 27001などのセキュリティ認証を取得しているか
    データ暗号化 ユーザー認証情報などのデータを暗号化しているか
    監査ログ 監査ログを取得し、不正アクセスを検知できるか
    インシデント対応 セキュリティインシデント発生時に迅速に対応できる体制があるか

    セキュリティ対策がしっかりしているIdPを選ぶことで、ユーザー認証情報の安全性を確保し、セキュリティリスクを低減できます。

    十分な機能を持っているか

    IdPは、ユーザー認証、シングルサインオン (SSO)、属性情報の提供など、さまざまな機能を提供します。以下のような機能について考慮する必要があります。

    機能 内容
    ユーザー認証 ユーザー名・パスワード認証、多要素認証、ソーシャルログインなど
    シングルサインオン (SSO) SAML、OpenID Connect、Kerberosなど
    属性情報の提供 ユーザー名、メールアドレス、所属部署、役職など
    アクセス制御 ユーザーの属性に基づいてアクセス権限を制御
    パスワード管理 ユーザーのパスワードを安全に管理
    ユーザープロビジョニング ユーザーアカウントの作成・削除を自動化
    ログ管理 ユーザーのアクセスログを記録・管理
    監査 IdPの運用状況を監査
    レポート ユーザー認証、アクセス制御などのレポート作成
    モバイルデバイス対応 スマートフォンやタブレットからのアクセスに対応
    多言語対応 日本語を含む複数の言語に対応

    IdPは、さまざまな機能を提供していますが、すべての機能が必要とは限りません。 自社のニーズに合致した機能を持つIdPを選ぶことが重要です。

    スケーラビリティがあるか

    IdPは、ユーザー認証だけでなく、アクセス制御、シングルサインオン (SSO)、属性管理など、様々な機能を提供します。これらの機能は、企業の規模やニーズに合わせて拡張していく必要があります。

    拡張性の高いIdPを選ぶメリットは以下の4つ。

    • 将来的な事業拡大やシステム更改にも柔軟に対応
    • 新しい機能やサービスを容易に追加
    • 異なるシステムやサービスとの連携
    • ユーザー数やデータ量の増加にも対応

    しかし、メリットだけではなく注意点もあります。将来的に機能が不足した場合、別のIdPに乗り換える必要が発生したり、システム更改や機能追加にコストがかかったり、異なるシステムやサービスとの連携が困難になったりといったポイントです。

    ユーザー数やデータ量の増加に対応できるスケーラビリティや新しい機能やサービスを追加できる柔軟性、異なるシステムやサービスとの連携を可能にするAPIなどをみて、長期的にみて自社にあっているのかを判断しましょう。

    コストが予算に収まっているか

    IdP導入には、以下のコストがかかります。

    項目 詳細
    導入費用 IdPサービスの利用料金
    導入コンサルティング費用
    システム開発費用
    既存システムとの連携費用
    ランニングコスト 月額利用料金
    ユーザー数に応じた従量課金
    サポート費用
    その他 セキュリティ対策費用
    運用費用

    IdPを選ぶ際には、これらのコストを総合的に比較検討する必要があります。

    サービスによってはコストを抑えることも可能です。

    • 無料のIdPサービスを利用する
    • オープンソースのIdPを利用する
    • ユーザー数に応じた従量課金制を選択する
    • 長期契約割引を利用する
    • 複数社で共同利用する

    IdP導入は、企業にとって大きな投資となります。導入を検討している場合は、上記のポイントを参考に、自社のニーズに合致したIdPを選択することが重要です。

    サポート体制があるか

    IdPを選ぶ際のポイントとして、サポート体制とカスタマイズ性は非常に重要です。

    ポイント 詳細
    サポート体制 日本語によるサポート
    迅速な対応
    豊富な知識と経験を持つ担当者
    カスタマイズ性 自社のニーズに合わせた機能追加
    既存システムとの連携
    ユーザーインターフェースのカスタマイズ

    IdPは、クラウド型サービスであり、導入後の運用も重要です。日本語によるサポートや迅速な対応があれば、導入後の運用がスムーズになります。

    また、自社のニーズに合致した機能やインターフェースを提供するIdPを選ぶことも重要です。カスタマイズ性があれば、自社の環境に合わせてIdPを調整できます。

    IdPは、さまざまな機能や価格帯の製品が提供されています。 デモやトライアルを活用することで、自社のニーズに合致した最適なIdPを選択することができます。

    おすすめのIdPサービス4選

    さまざまなニーズに応じたIdPサービスの中から、特におすすめの4つを紹介します。

    Idpサービス 特徴
    Okata クラウドベース、SSO、多要素認証、広範な統合
    Aith 0 開発者向け、カスタマイズ可能
    PingFederate エンタープライズ対応、カスタマイズ可能
    Microsoft Entra ID Microsoft製品との、連携条件付きアクセス、AIによる客観対応

    それぞれのサービスは、独自の特徴と強みを持ち、企業のデジタルセキュリティ戦略を支える重要なツールとなっています。

    Okta

    Okta

    Oktaは、クラウドベースのIdPプラットフォームで、インフラ管理が不要なため、企業は迅速に導入できます。シングルサインオン (SSO)機能により、ユーザーは一度のログインで連携したすべてのアプリケーションにアクセス可能です。また、多要素認証 (MFA)を提供し、セキュリティを強化します。

    項目 詳細
    無料版/トライアル トライアルあり
    料金 ユーザー数や機能に応じたサブスクリプションモデル
    対応環境 クラウド、Web、モバイルアプリ

    Oktaは多くのアプリケーションとの統合が容易で、豊富なAPIとサポートが用意されているため、企業のニーズに柔軟に対応できます。

    Auth0

    Auth0

    Auth0は、開発者向けに最適化されたIdPプラットフォームで、カスタマイズ性が高く、柔軟な認証ソリューションを提供します。OAuth、OpenID Connect (OIDC)、SAMLなどの広範なプロトコルをサポートしており、迅速な展開が可能です。

    項目 詳細
    無料版/トライアル 無料プランあり
    料金 使用量に応じたサブスクリプションモデル
    対応環境 クラウド、Web、モバイルアプリ

    Auth0はスケーラビリティに優れており、小規模から大規模なシステムへ容易に拡張できます。

    Pingfederate

    Pingfederate

    PingFederateは、大企業向けに設計されたエンタープライズ対応のIdPソリューションです。カスタマイズ可能な認証機能を備えており、独自の認証方式や高度なセキュリティ設定が可能です。

    項目 詳細
    無料版/トライアル トライアルあり
    料金 カスタムプラン(企業規模やニーズに応じて)
    対応環境 オンプレミス、クラウド、ハイブリッド

    PingFederateは、古いシステムと新しいクラウドサービスを連携するブリッジ機能を持ち、幅広い標準プロトコルをサポートしています。

    Microsoft Entra ID

    Microsoft Entra ID

    Microsoft Entra IDは、Microsoft製品との強力な連携を特徴とするIdPサービスです。Office 365やAzureなどとシームレスに統合され、条件付きアクセス機能により、ユーザーとデバイスの状況に応じたアクセス制御を提供します。

    項目 詳細
    無料版/トライアル 無料プランあり
    料金 ユーザー数や機能に応じたサブスクリプションモデル
    対応環境 クラウド、オンプレミス、ハイブリッド

    AIを活用した高度な脅威への自動対応機能を備え、クラウドベースのID管理とオンプレミスのADを組み合わせた柔軟なハイブリッド構成が可能です。

    まとめ:IdPを活用し社内セキュリティを強化

    IdPは、社内セキュリティを強化するための有効な手段です。セキュリティ向上、運用コスト削減、利便性向上などのメリットをもたらします。

    導入を検討している場合は、メリットとデメリットを理解し、自社のニーズに合致したIdPを選択することが重要です。適切なIdPを選択することで、安全で効率的な認証システムを構築できます。

    Jitera社は、豊富な経験と知識を持つ専門家によるコンサルティングサービスを提供し、お客様のニーズに最適なIdP導入を支援します。

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