採用管理システム(ATS)のおすすめ16選!新卒・中途・アルバイト別にサービスを比較

近年、人材不足な中でもリクルート業務を効率的におこなうために注目を集めているのが「採用管理システム(ATS)」です。

この記事では、採用管理システムの概要から活用のメリット、選び方のポイント、各対象別おすすめの採用管理システムなどを解説していきます。

この記事が、貴社の採用課題の一助になれると幸いです。

目次
監修者 yukina_writer

高校からHTML/CSS/COBOL/C++/Rubyに触れ、システム管理やCMSなど幅広く網羅。建築士から転身し、Webメディアの制作を主軸とした会社を設立。ITパスポート所有。趣味は建築物巡り。

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    採用管理システムとは

    採用管理システムは、リクルート活動にかかわる業務内容を一元管理し、採用業務を効率化するためのシステム全般のことを指します。

    採用管理システムは英語で「Applicant Tracking System」といい、「Applicant(応募者)」「Tracking(追跡)」「System(システム)」の頭文字を取って、ATSと略して呼ばれています。

    リクルート活動には、以下の業務があり多岐に渡っています。

    • 採用計画の立案
    • 求人媒体の選定
    • エージェントとの折衝
    • 求人内容の作成、掲載
    • 採用説明会のセッティング
    • 応募者と面接担当者の面接調整
    • 採用プロセス通過の連絡
    • 内定、オファー通知
    • 入社前のフォローアップ
    • 入社関連の手続き
    • 入社式、初回入社時の段取り調整

    採用管理システムを導入せずにこれらの業務をマニュアルでこなしていると優秀な人材を確保することに影響が出かねません

    採用管理システムを導入することで作業が軽減され、採用担当者は本来やるべき作業に専念することができます。

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    【新卒】採用管理システム5選を比較ランキング

    新卒採用向けの採用管理システムについて、ランキング形式で5つ解説していきます。

    最近の採用管理システムは、他サービスとの連携を強みとしているものも多くあります。

    貴社が使えるサービスに連携している採用管理システムを選ぶことも、選定方法の1つとなるでしょう。

    i-web MOCHICA e2R PRO

    キャリタスCONTACT

    アクセス
    オンライン
    運営会社 株式会社ヒューマネージ 株式会社ネオキャリア 株式会社ワークス・ジャパン 株式会社キャリタス 株式会社マイナビ
    製品形態 クラウド型 クラウド型 クラウド型 クラウド型 クラウド型
    連携媒体 リクナビ、キャリタス就活、CNF など マイナビ、チアキャリア、アクセス就活 など 不明
    ※公開されていない
    LINE、キャリタス就活 マイナビ
    取込可能媒体数 不明
    ※公開されていない
    6媒体 不明
    ※公開されていない
    不明
    ※公開されていない
    不明
    ※公開されていない
    費用 月額75,000円~ 月額25,000円~ 月額30,000円~ 月額39,800円~ 非公開

    1位:i-web

    i-webは、株式会社ヒューマネージが提供する新卒向けとして人気が高い採用管理システムです。

    リクナビやキャリタス就活といった求人サイトとの連携や複数の採用管理ツールとの連携ができます。

    また、応募者とのやり取りがWeb上でできるのが魅力です。

    項目 内容
    運営会社 株式会社ヒューマネージ
    製品形態 クラウド型
    連携媒体 リクナビ、キャリタス就活、CNF など
    取込可能媒体数 不明 ※公開されていない
    費用 月額75,000円~

    i-web

    2位:MOCHICA

    MOCHICAは、株式会社ネオキャリアが提供する採用管理システムです。

    MOCHIKAの管理画面に説明会や面接のスケジュールを事前に登録しておくことで、LINEを使って自動で応募者へスケジュールを送ることができます。

    また、応募者へ個別にメッセージを送ることができ、コミュニケーションを円滑に図ることが可能です。

    項目 内容
    運営会社 株式会社ネオキャリア
    製品形態 クラウド型
    連携媒体 マイナビ、チアキャリア、アクセス就活 など
    取込可能媒体数 6媒体
    費用 月額25,000円~

    MOCHICA

    3位:e2R PRO

    e2R PROは、株式会社ワークス・ジャパンが提供する採用管理システムです。

    操作性が良く一覧画面から簡単に採用状況を管理することができるため、事務作業を円滑におこなうことが可能です。

    また、応募学生とのコミュニケーションがスムーズにおこなえ、選考の案内や面接終了後の合否結果など相手を待たせることなく配信することができます。

    項目 内容
    運営会社 株式会社ワークス・ジャパン
    製品形態 クラウド型
    連携媒体 不明 ※公開されていない
    取込可能媒体数 不明 ※公開されていない
    費用 月額30,000円~

    e2R PRO

    4位:キャリタスCONTACT

    キャリタスCONTACTは、株式会社キャリタスが提供する採用管理システムです。

    学生とのコミュニケーションを劇的に改善することを謳っており、コミュニケーションツールとしてLINEを採用しています。

    業界を問わず、大企業から中小企業まで、幅広く利用されています。

    項目 内容
    運営会社 株式会社キャリタス
    製品形態 クラウド型
    連携媒体 LINE、キャリタス就活
    取込可能媒体数 不明 ※公開されていない
    費用 月額39,800円~

    キャリタスCONTACT

    5位:アクセスオンライン

    アクセスオンラインは、株式会社マイナビが提供する新卒採用特化の採用管理システムです。

    採用の全工程のあらゆる情報を一元管理し、採用活動に必要な機能を標準搭載しています。

    就活情報サイト「マイナビ」とのシームレスな連携が可能な点も魅力の1つです。

    項目 内容
    運営会社 株式会社マイナビ
    製品形態 クラウド型
    連携媒体 マイナビ
    取込可能媒体数 不明 ※公開されていない
    費用 非公開

    アクセスオンライン

    【中途】採用管理システム5選を比較ランキング

    中途採用向けの採用管理システムについて、ランキング形式で5つ解説していきます。

    HRMOS採用 sonar ATS HITO-Link
    リクルーティング
    ジョブスイートキャリア HERP Hire
    運営会社 株式会社ビズリーチ Thinkings株式会社 パーソルプロセス&テクノロジー株式会社 株式会社ステラス 株式会社HERP
    製品形態 クラウド型 クラウド型 クラウド型 クラウド型 クラウド型
    連携媒体 ビズリーチ、リクナビNEXT、マイナビ転職 など Indeed、Wantendly、openwork など doda、リクナビNEXT、エン転職 など 不明
    ※公開されていない
    不明
    ※公開されていない
    取込可能媒体数 14媒体 16媒体 30媒体以上 60媒体以上 30媒体以上
    費用 月額100,000円前後 月額22,000円~ 月額50,000円~ 月額50,000円~ 不明
    ※公開されていない

    1位:HRMOS採用

    HRMOS(ハーモス)採用は、株式会社ビズリーチが提供する採用管理システムです。

    人材紹介会社や多くの求人サイトとの連携ができます。

    「リクナビNEXT」「マイナビ転職」といった求人サイトから、「ビズリーチ」「Green」といったダイレクトスカウトサービスと幅広い連携が可能です。

    採用情報の一元管理と操作性が良いのも魅力です。

    項目 内容
    運営会社 株式会社ビズリーチ
    製品形態 クラウド型
    連携媒体 ビズリーチ、リクナビNEXT、マイナビ転職 など
    取込可能媒体数 14媒体
    費用 月額100,000円前後

    HRMOS採用

    2位:sonar ATS

    sonar ATSは、Thinkings株式会社が提供する採用管理システムです。

    新卒採用と中途採用を統合して一元管理ができる唯一の採用管理システムで、メール・LINEといった応募者への連絡を自動化することが可能です。

    また、データ集計や分析が可視化でき、主要サービスとの連携が使いやすいのも魅力となっています。

    項目 内容
    運営会社 Thinkings株式会社
    製品形態 クラウド型
    連携媒体 Indeed、Wantendly、openwork など
    取込可能媒体数 16媒体
    費用 月額22,000円~

    sonar ATS

    3位:HITO-Link リクルーティング

    HITO-Link リクルーティングは、パーソルプロセス&テクノロジー株式会社が提供する採用管理システムです。

    30以上の媒体と応募者情報の連携が可能で、新卒と中途の各採用を一元管理により効率化できるのが魅力的です。

    多くの求人媒体と連携をおこないたい企業におすすめの採用管理システムとなっています。

    項目 内容
    運営会社 パーソルプロセス&テクノロジー株式会社
    製品形態 クラウド型
    連携媒体 doda、リクナビNEXT、エン転職 など
    取込可能媒体数 30媒体以上
    費用 月額50,000円~

    HITO-Linkリクルーティング

    4位:ジョブスイートキャリア

    ジョブスイートキャリアは、株式会社ステラスが提供する中途採用向けの採用管理システムです。

    60媒体もの取込実績があり、実務にこだわった機能搭載で契約継続率95%を謳っています。CSVやTSV形式のファイルであれば取込ができることから、幅広い媒体との連携が可能になっています。

    項目 内容
    運営会社 株式会社ステラス
    製品形態 クラウド型
    連携媒体 不明 ※公開されていない
    取込可能媒体数 60媒体以上
    費用 月額50,000円~

    ジョブスイートキャリア

    5位:HERP Hire

    HERP Hireは、株式会社HERPが提供する採用管理システムです。ベンチャー・スタートアップ企業へのサポートを強化しており、HERPが連携するベンチャーキャピタルから出資を受けている企業については、初年度の6ヶ月の利用料を無料とするサービスがあります。

    現場巻き込み型の採用活動を支援するシステムで、採用活動に現場が深くかかわっていくスクラム型に強いです。

    項目 内容
    運営会社 株式会社HERP
    製品形態 クラウド型
    連携媒体 不明 ※公開されていない
    取込可能媒体数 30媒体以上
    費用 不明 ※公開されていない

    HERP Hire

    【新卒&中途】採用管理システム3選を比較ランキング

    採用一括かんりくん ジョブカン採用管理 クラウドハウス採用
    運営会社 HRクラウド株式会社 株式会社DONUTS 株式会社Techouse
    製品形態 クラウド型 クラウド型 クラウド型
    連携媒体 不明
    ※公開されていない
    10媒体以上 タウンワーク、イーアイデム、バイトルなど
    取込可能媒体数 不明
    ※公開されていない
    10媒体以上 6媒体以上
    費用 月額20,000円~ 月30,000円~
    ※自動媒体連携有の場合
    不明
    ※公開されていないが月額数万円~

    1位:採用一括かんりくん

    採用一括かんりくんは、HRクラウド株式会社が提供する採用管理システムです。

    候補者とのやり取りはLINEを活用し、コミュニケーションの円滑化を図っています。

    他にも、面接ツール、チャットツール、適性検査など多くのツールと連携ができ、採用オペレーション業務の自動化を支援しています。

    項目 内容
    運営会社 HRクラウド株式会社
    製品形態 クラウド型
    連携媒体 不明 ※公開されていない
    取込可能媒体数 不明 ※公開されていない
    費用 月額20,000円~

    採用一括かんりくん

    2位:ジョブカン採用管理

    ジョブカン採用管理は、株式会社DONUTSが提供する採用管理システムです。

    シンプルな機能で、業界最安値クラスの利用料金を謳っています。候補者の登録人数に応じた価格設定がされており、求人媒体との自動連携有の場合でも月30,000円から、連携無しだと月8,500円から利用可能です。

    企業の成長に合わせて柔軟な料金プランが設定されていることで、アーリーステージの企業にとっては導入しやすいサービスであると言えるでしょう。

    項目 内容
    運営会社 株式会社DONUTS
    製品形態 クラウド型
    連携媒体 10媒体以上
    取込可能媒体数 10媒体以上
    費用 月30,000円~
    ※自動媒体連携有の場合

    ジョブカン採用管理

    3位:クラウドハウス採用

    クラウドハウス採用は、株式会社Techouseが提供する採用管理システムです。

    自社採用ホームページへの集客力が強いことをアピールしており、独自研究を重ねたアルゴリズムにより、求人検索エンジンとの連携に強みを持っています。

    新卒・中途・アルバイトいずれにおいても対応しています。

    項目 内容
    運営会社 株式会社Techouse
    製品形態 クラウド型
    連携媒体 タウンワーク、イーアイデム、バイトルなど
    取込可能媒体数 6媒体以上
    費用 不明 ※公開されていないが月額数万円~

    クラウドハウス採用

    【アルバイト&派遣】採用管理システム3選を比較ランキング

    アルバイト採用向けの採用管理システムについて、ランキング形式で3つ解説していきます。

    HITO-Manager リクオプ RPM
    運営会社 パーソルプロセス&テクノロジー株式会社 HRソリューションズ株式会社 株式会社ゼクウ
    製品形態 クラウド型 クラウド型 クラウド型
    連携媒体 Indeed、タウンワーク、マイナビバイト など タウンワーク、マイナビバイト、バイトル など しゅふJOB、@type、en(派遣・バイト・ウィメンズワーク) など
    取込可能媒体数 30媒体以上 50媒体前後 400媒体以上
    費用 月額45,000円~ 不明
    ※公開されていない
    制限版:月額30,000円~
    正規版:月額85,000円~

    1位:HITO-Manager(ヒトマネージャー)

    HITO-Managerは、大手転職媒体の「doda」を運営するパーソルプロセス&テクノロジー株式会社が提供する採用管理システムです。

    アルバイト・パートの採用管理・支援に特化していて、人気求人サイト「Indeed」と連携ができるのが魅力となっています。

    高いデザイン力と求人情報作成の操作性が良く、独自の採用ホームページ作成が可能です。

    項目 内容
    運営会社 パーソルプロセス&テクノロジー株式会社
    製品形態 クラウド型
    連携媒体 Indeed、タウンワーク、マイナビバイト など
    取込可能媒体数 30媒体以上
    費用 月額45,000円~

    HITO-Manager

    2位:リクオプ

    リクオプは、HRソリューションズ株式会社が提供するアルバイト・パート向けでは業界No.1の採用管理システムです。

    オリジナル採用サイト作成からSEO対策応募者管理面接日程管理多言語化といった機能が充実しています。

    取込可能媒体数が50前後と豊富で、「タウンワーク」「マイナビバイト」といった人気求人サイトとの連携が可能です。

    項目 内容
    運営会社 HRソリューションズ株式会社
    製品形態 クラウド型
    連携媒体 タウンワーク、マイナビバイト、バイトル など
    取込可能媒体数 50媒体前後
    費用 不明 ※公開されていない

    リクオプ

    3位:RPM(アールピーエム)

    RPMは、株式会社ゼクウが提供する派遣・コールセンター業界に人気が高い採用管理システムです。

    採用サイトの作成機能はありませんが、取込可能媒体数が400以上と多く、応募者・面接日程の管理やデータ分析といった機能が利用できます。

    人材派遣会社やコールセンターといった企業におすすめです。

    項目 内容
    運営会社 株式会社ゼクウ
    製品形態 クラウド型
    連携媒体 しゅふJOB、@type、en(派遣・バイト・ウィメンズワーク) など
    取込可能媒体数 400媒体以上
    費用 制限版:月額30,000円~ 正規版:月額85,000円~

    RPM

    採用管理システムの選び方

    貴社に適した採用管理システムを選定するにあたっては、貴社の採用活動の内容に応じて、コストと機能のバランスが取れたものを選ぶことが重要です。

    とにかく優れた機能があればいいとか、最近よく名前が挙がるシステムにしよう、などのような選定方法にすると、貴社には適合しない採用管理システムを選んでしまうことにもなりかねません。

    ここでは、採用管理システムを選定するうえでのチェックポイントをいくつかご紹介します。

    募集対象に合っているか

    新卒、中途、アルバイトといった、募集を送る相手方に応じた採用管理システムを選ぶことが重要です。

    一般的に、新卒と中途では採用プロセスが大きく異なります。新卒はある程度まとめて処理を行うため、合同説明会を行うなど、採用関連のイベントが一括で行われます。

    一方、中途の場合は合同イベントを行わないことも多く、都度応募者が来て対応するパターンも多いです。

    中途の方が1人1人にきめ細かな対応を行うことから、採用業務も現場メンバーを巻き込みながら行っていることも多く、コミュニケーション機能の重要性が高くなります。

    事業規模や募集人数に合っているか

    貴社の事業規模が、導入を検討している採用管理システムの機能とマッチングしているかもポイントの1つです。

    採用人数が少人数の場合、採用管理システムの一部の機能を無料で利用できるものもあります。

    事業規模と採用人数を考慮して、導入を検討しましょう。

    操作性は問題ないか

    採用管理システムを導入して操作が難しいとなると、採用管理システムのメリットを十分に利用できません。

    無料トライアルや画面デモなどを利用して、操作性に問題ないかを確認することも重要なポイントです。

    また、応募者が利用することも考慮して操作性の良いシステムを選ぶようにしましょう。

    利用料は適切か

    採用管理システムの料金は会社によって違ってきますが、安いからといって安易に選ぶのは危険です。

    事業規模と採用人数などから、貴社の採用課題を解消してくれる採用管理システムを選ぶようにして、料金相場が妥当かを考慮しましょう。

     

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    採用管理システムの主な機能

    採用管理システムには以下のような機能があり、採用業務を一元管理することができます。

    必要な機能は、企業によってさまざまです。自社の規模、募集する対象の職種、事業の特性などによって、募集の仕方も異なります。

    募集の仕方が異なれば、採用業務も大きく変わるので、貴社に必要な機能はどんなものなのか、よく検討のうえで選定する必要があります。

    それぞれの機能について、解説していきます。

    求職者情報の管理

    貴社の求人に応募してきた求職者情報を管理する機能があります。

    採用管理システムを導入していない場合、求職者の履歴書や紹介者の個人情報については、外部に漏れないよう配慮が必要になってきます。

    その点、採用管理システムを導入していると、特定の人に個人情報の閲覧権限設定ができるので、外部に情報が漏れるリスクを大きく軽減できます。

    安全に情報を管理するためにも、採用管理システムの導入を検討しましょう。

    選考状況の管理機能

    企業に応募した求職者の選考状況を1人ずつまとめて登録して、管理する機能があります。

    採用管理システムでは求職者の採用進捗状況や筆記テスト・面接の評価といった管理が可能です。

    採用評価は採用担当者ごとに評価がバラける傾向にあるので、採用管理システム上で採用の評価基準を可視化することは重要です。

    内定者の管理機能

    応募した求職者に対して内定通知の有無や内定後の連絡・フォローといった機能があります。

    企業にとって人材は宝であり、内定後に辞退されてしまっては、ひと溜まりもありません。

    最近では、内定者の心理面をサポートするコミュニケーション機能がついた採用管理システムが登場しています。

    求人案件の管理

    企業が求職者に向けて公開している求人案件を管理する機能があります。

    採用管理システムでは、以下の情報をまとめて管理することが可能です。

    • 求人の詳細情報
    • 採用予定数
    • 人材が必要な部署
    • 求める人材
    • 求人案件ごとの募集期限
    • 求人公開した求人媒体名、媒体数

    採用管理システムによっては、貴社ホームページ上の採用サイトと求人媒体を使った募集ページでの募集状況を一元管理できるものもあります。

    データ分析・可視化

    求人媒体ごとの効果を測定して、分析することによりリクルート活動の状況をチェックする機能があります。

    「リクルート活動をおこなっても、なかなか成果につながらない」となると、これまでのリクルート活動への投資額が無駄になりかねません。

    リクルート活動をおこなうにあたりデータ分析をしっかりおこなって、優秀な人材が集まるよう採用担当者間で可視化して共有しましょう。

    採用管理システム活用のメリット

    採用管理システムを活用するメリットについて、以下に解説していきます。

    活発に採用業務を行っている企業ほど、関係者との連絡業務の負荷が高くなります。できる限り自動化することが重要です。

    大事な連絡を漏らしていたとなれば、せっかくの応募者の心象を悪くし、採用活動にも影響が出かねません。

    メリットを理解していただき、貴社のリクルート活動の課題点に当てはめていただければ幸いです。

    選考進捗を確認できる

    採用選考は多くのフローがあります。採用管理システムを導入していないと、応募した求職者ごとの選考状況が、現在どのような状況なのかがわからなくなります。

    採用管理システムを導入することで、応募した求職者を1人ずつ登録して管理することができるため、作業効率が上がります。

    メールの自動送信で連絡漏れを防ぐ

    例えば、面談の日程や内定後のフォローなどで求職者へ連絡するケースが発生したとします。

    メールを送る際に求職者1人1人に送っていては非効率で、また一部の求職者への連絡漏れが発生するリスクがあります。

    採用管理システムでは、自動で求職者全員に対して一斉にメールを送信することができるため、一部の求職者へ連絡が漏れるリスクが減少します。

    スケジューリングの自動化ができる

    面接・選考スケジュールを自動調整することができます。

    採用管理システムによっては、突発的なスケジュール変更が発生したときに求職者へ自動でメッセージ送信する機能があります。

    手作業でスケジュール変更の連絡をおこなっていては人為的なミスにつながりかねません。優秀な人材を確保する機会を逃さないよう、スケジューリングの自動化を積極的に活用したいところです。

    募集サイトの作成ができる

    求人募集のサイトを作成することができます。

    オリジナルの求人募集ページを作成し、求人募集サイトへの自動掲載が可能です。

    Webを使って求人募集をおこなうことで応募者のエントリー作業が円滑にでき、応募者の増加につながることでしょう。

    人材のミスマッチを防げる

    採用管理システムを導入することで、求人の募集背景や企業が求めている人物像といった内容を求職者へ伝えることができ、人材のミスマッチを防ぐことが可能です。

    ミスマッチが発生した状態で入社して1年も経たずに退職されては、企業にとって採用や教育といったコストが無駄になってしまいかねません。

    また、求職者にとっても就職や転職活動は今後の人生を大きく左右するイベントです。企業と求職者双方がWin-Winの関係になるためにも重要な機能です。

    採用管理システムのデメリット

    採用管理システムには、一部デメリットもあります。

    ここからはデメリットについてご紹介します。

    柔軟な対応が制限される

    採用管理システムは、効率的に採用プロセスを進めるために設計されていますが、その一方で、柔軟に対応することが難しい場合があります。

    たとえば、システムの標準機能では対応できない採用フローや、急な変更への対応に制限がかかることがあります。

    また、細かいカスタマイズを希望する場合には、追加の開発費用や時間が必要になることも。

    そのため、採用活動の多様性が求められる場合は、システムの機能だけでは十分に対応できない可能性があることも知っておきましょう。

    こうした点を理解したうえで、自社の採用活動に合ったシステムを選びましょう。

    導入・運用コストが発生する

    採用管理システムを導入する際に、初期費用や運用費用が発生することがあります。

    たとえば、システムを導入するためのライセンス費用や、カスタマイズにかかる追加費用、さらにはシステムを運用していくための月額利用料などです。

    また、導入後には従業員への研修や、新しいシステムに慣れるための時間も必要になるため、短期的な負担がかかることがあります。

    中小企業や採用活動の規模が小さい企業にとっては、こうしたコストが採用予算に与える影響を慎重に検討する必要があります。

    定期的なメンテナンスが必要

    採用管理システムを安定して運用するためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。

    メンテナンスとはシステムのバージョンアップやセキュリティ対策、データのバックアップなどです。

    これらのメンテナンス作業を怠ると、システムの動作が不安定になったりセキュリティ上のリスクが発生したりする可能性があります。

    また、場合によってはメンテナンスに伴う一時的なシステム停止が必要になることもあり、タイミングによっては採用活動に影響が出ることもあります。

    こうした点を理解し、適切に管理することが重要です。

    採用管理システムの実際の事例

    実際に採用管理システムを導入して、効果を実感した企業がいくつかあります。

    ここでは、以下の企業をご紹介します。

    • 長谷川香料株式会社
    • 株式会社ハブ
    • 株式会社メディロムグループ

    長谷川香料株式会社

    長谷川香料株式会社では、複数の就職情報サイトを活用した採用活動を行っていましたが、以前は応募者情報を一元管理する仕組みがなく、紙のエントリーシートで対応していました。

    そのため、学生情報の管理が煩雑で、業務の効率化が大きな課題に。

    この問題を解決するために採用管理システム「i-web」を導入し、就職情報サイトと連携して学生情報を一元管理できるようにしました。

    特に役立ったのは、応募者を属性や応募職種、イベント参加状況などでグループ分けする機能です。

    この機能により、グループごとにメッセージを一斉送信でき、職種ごとの案内やイベント通知が効率化されました。

    導入後、応募者管理にかかる時間が減り、採用活動の質が向上しています。

    長谷川香料株式会社

    株式会社ハブ

    株式会社ハブでは、新型コロナウイルスの影響で店舗の休業を余儀なくされ、休業明けに採用活動をする際の効率化が大きな課題となっていました。

    以前は、店長やエリアマネージャーが手作業で応募者との面接日程調整を行い、多くの時間を取られてしまっていました。

    この課題を解決するために、採用チャットボット「らくロボ」を導入。

    24時間365日応募者対応が可能となり、応募者への即時対応や自動での選考が実現しました。

    さらに、面接日程や場所の調整、リマインド業務も自動化され、店長やエリアマネージャーの負担も小さくなりました。

    現場からは「休み明けに面接がすでに決まっている状態で嬉しい」との声もあり、採用スピードと業務効率が大きく向上した成功例といえます。

    株式会社ハブ

    株式会社メディロムグループ

    株式会社メディロムグループは、採用目標の増加に伴い、採用工数の多さが課題となっていました。

    特に、オンライン採用の業務負担が大きく、効率化が急務でした。

    そのため、採用管理システム「採用一括かんりくん」を導入。

    Zoom説明会の日程設定やURL発行、リマインドメールの送信などが自動化され、月に1時間かかっていた作業が数分で完了するように。

    また、学生のアンケート結果を個人ページで管理できる機能を活用し、フォローアップの質が向上。

    学生一人ひとりに寄り添った対応が可能になり、説明会参加率や採用効率が改善されました。

    オートメーション機能やLINE機能を活用することで、学生との接点が増え、採用活動全体の質も向上しています。

    株式会社メディロムグループ

    まとめ:採用管理システムで効果的なリクルーティング

    人口減少社会の中で、優秀な人材の採用に向けての競争は激化しています。

    採用管理システムは、過熱する人材獲得競争の中で、いかにして自社が目立ち、競争に勝つかを支援するツールとして重要度が高まっています。

    Jiteraでは、さまざまなシステム開発を行ってきた経験から、採用管理システムの選定においても適切なアドバイスが行えますので、迷った場合は、株式会社Jiteraに一度ご相談ください。

    株式会社Jitera

    例:開発手順、ツール、プロンプト

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