近年、AI技術の躍進により、私たちの想像を超えるツールが登場しています。その中でも特に目を引くのが「AIイラスト」と「画像生成AI」です。
「AIイラスト」とは、人工知能（AI）が作成したイラスト全般のこと、「画像生成AI」とは、単語や文章などのテキストを入力すると、自動で画像やイラストを生成するAIのことを指します。
実際にこれらのツールを用いて、イラストや画像を作成してみたい方もいるのではないでしょうか？
そこでこの記事では、AI技術を用いたイラスト・画像生成ができるおすすめのアプリケーションやサービスを解説します。
アプリケーションやブラウザ、無料から有料まで、多様なプラットフォームで利用できるものを紹介しますので、ぜひAIイラスト・画像生成AIを利用してみてください。
株式会社Jiteraは、独自のAI技術を使った高品質＆最短納期の開発が得意です。システム開発やアプリ開発に関する相談は、気軽にお問い合わせください。
【アプリ】無料のおすすAIイラスト・画像生成アプリ
「AIイラスト」「画像生成AI」と聞くとPCをイメージしがちですが、実はスマートフォンでもAIイラスト・画像を生成できるのです。
まずはスマートフォンで利用できるアプリケーションを紹介します。
アプリケーションの特徴、使い方、ダウンロードリンクなどを掲載していますので、興味をひかれるアプリケーションがありましたら、是非ダウンロードしてみてください。
YouCam Perfect
YouCam Perfect
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「YouCam Perfect」は、自撮り・他撮りの人物が映った写真を編集できるアプリケーションです。
YouCam Perfectは、Perfect Corpという会社が提供しているスマートフォン向けのアプリケーションです。
Perfect Corpは美容関連のアプリケーションを提供している会社で、YouCam Perfectもその中のひとつです。
- 不要なもの・人物を簡単に削除
- 写真からAIアバターを生成
- 体型加工
- 写真加工
- 写真をコラージュ
- 豊富なエフェクトとフィルター
- 美肌加工・小顔補正
- 動くフィルターやスタンプ
- 本物のようなタトゥーを追加
というように、自分の好きなような写真を作成することができます。
特筆すべきは、写真加工の機能が豊富についていることです。
写真に写ってほしくないものは、動画の編集のようにワンタップで削除することができます。
体型の加工ができるだけでなく、加工によって背景が歪んでしまった場合でも、その歪みを加工で直すことができます。
加工がバレずに、好みのスタイルに仕上げることができるでしょう。
動くフィルターやスタンプがたくさんあり、誰でもアニメーションのような写真が簡単に作成できます。
BeautyPlus
BeautyPlus
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「BeautyPlus」は自撮り写真やポートレート写真を美しく編集し、フィルターやスキンエフェクトなどを追加できる、スマートフォン向けのアプリケーションです。
- メイクアップ機能
- フィルターとエフェクト
- 自動美容補正
- ポートレート編集
- 顔認証によるメイクアップと美肌補正
- 画像・動画のテンプレート機能
というように、写真をより綺麗に・美しくするための機能がたくさんあります。
写真を読み込むことで、自動的に美化ツールが働き、輪郭補正や美肌補正を自動的に行ってくれます。
画像・動画編集のテンプレートが用意されており、テンプレートを使用すると自動的に画像・動画の編集が行われます。
画像や動画の編集が初めての方でも、簡単に操作できるので初心者にもおすすめです。
Picsart
Picsart
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Microsoftでダウンロード
「Picsart」は写真編集・作成を行うアプリケーションです。
このアプリケーションはスマートフォンだけでなく、PCでも利用することができます。
無料版と有料版があり、無料版でも多くの機能が利用できます。
- 写真編集
- ステッカーを追加
- カラーエフェクト
- テキストを追加
- コラージュ
- 他のユーザーの作品をリミックス
- ポスター・フライヤーなどのデザインツール
- AI画像作成、背景作成などのツール
など、写真の編集や加工に関する機能が無料版でもたくさんあります。
テキストを入力することで、画像を生成する機能もあります。
写真のようにリアルな画像から、古典的なアートのような画像まで、さまざまな画像を生成します。
欲しい画像がきっと生成されるでしょう。
背景を作成してくれる、AI背景ジェネレーターという機能もあります。
どのような背景にしたいかを言葉で説明することで作成できます。
思わず目を惹かれる背景も、簡単に作成できるでしょう。
【ブラウザ】無料のおすすめAIイラスト・画像生成サービス
続いては、ブラウザ上で無料で利用できるAIイラストや画像生成サービスを紹介します。
ブラウザ上ですので、ダウンロードは不要です。
それぞれどんな特徴があるのか、どんな使い方ができるのか、アクセスリンクなどを掲載していますので、参考になれば幸いです。
Canva
Canva
「Canva」はグラフィックデザインやビジュアルコンテンツ制作を行えるサービスです。デザイナーではなくても、簡単に美しいデザインを作成できます。
Canvaには無料プランと有料プランがあります。
有料プランには無料プランより多くのデザインテンプレートや高度なデザイン機能があります。
無料プランでもじゅうぶんデザインできますので、是非使ってみてください。
- プレゼンテーションの作成
- ポスターやフライヤーのデザイン
- 名刺の制作
- ウェブサイトのヘッダー画像の作成
- ロゴデザイン
- カード・招待状の制作
- さまざまな種類の印刷物のデザイン
が行えます。
ドラッグアンドドロップによって簡単にデザインできるため、とても使いやすいです。
AIを活用している「Magic Edit」というツールでは、
写真に写っているものや人物を削除したり、別のものに差し替えたりすることができます。
自分ひとりだけでなく、複数でデザインすることができます。
友人、家族、仕事仲間と共同作業したり、ホワイトボードを利用するとリアルタイムでコメントしたりできます。
是非、誰かと一緒に共同作業してみてください。
Stable Diffusion
Stable Diffusion
「Stable Diffusion」は、Stability AIという会社が作成した画像生成AIです。
キーワードを入力することで、高画質な画像を生成してくれます。
- フォトリアリズム機能
- 画像の合成と顔の生成
- 豊かなビジュアルと驚くべき美しさ
- キーワードを入力して画像を生成
を行うことができます。
例えば、「サバンナを横切る野生のゾウの群れ」というキーワードで画像を生成すると、サバンナにゾウがたくさんいる画像が生成されます。
「美しい滝」と抽象的なキーワードで指定しても、誰が見ても美しいと思える滝の画像を生成します。
画像に入れて欲しい要素と、逆に入れて欲しくない要素を指定できるため、「黒い猫の画像が欲しいけど全身が黒以外がいいな・・・」「走っている車の画像が欲しいけど道路以外を走っているものがいいな・・・」という場合でも、キーワードを複雑に指定して画像を生成できます。
【アプリ】有料のおすすめAIイラスト・画像生成アプリ
続いては、スマートフォンで利用できる、有料のアプリケーションを紹介します。
価格、特徴、機能も詳しく解説していきます。
ホームページやダウンロードのリンクも掲載しますので、参考にしてください。
AIVivid AI
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GooglePlayでダウンロード
「Vivid AI」は、写真を読み込んだり、キーワードを入力したりすることで、AIがイラストを生成するアプリケーションです。
どのようなイメージのイラストを生成したいのか、AIに伝えることで、イメージに沿ったイラストが生成されます。
アプリケーション自体は無料でダウンロードできますが、アバターの作成や着せ替えを行うためには課金が必要です。
アプリケーション内には、主に3つの課金要素があります。
- 有料プラン(12か月/7日)
- AI着せ替えの追加
- アバターの追加
有料プラン
まずは無料で使ってみて、もっといろいろなことをやりたい！と思った場合は、是非有料プランを試してみてください。
有料プランでは、次に紹介するAI着せ替え・AIアバターの追加の割引が行われたり、有料プラン限定の機能が追加されたり、さまざまな特典があります。
有料プランは、
12か月：¥4,500
7日：¥1,000
となっています。
AI着せ替えの追加
AI着せ替えとは、アバターの着せ替えを行える機能です。
着せ替えは回数制限があり、その回数を課金で追加できます。
20回 ¥400
10回 ¥300
40回 ¥700
となっています。
アバターの追加
理想のAIアバターを作成することができる機能があり、課金することでアバターを何体も追加できるようになります。
50体 ¥400
100体 ¥700
となっています。
課金を行わなくても、AIに画像を生成してもらったり、画像の風景を別のものに変えたり、天候を変更したり、さまざまな機能が利用できます。
AI機能を満喫したい方には是非おすすめしたいアプリケーションです。
Photo Director
Photo Director
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「Photo Director」は、画像の編集やAI技術を使用した画像のアニメーション化ができるアプリケーションです。
- 光・色の調整やトリミングがワンタップでできる
- 不要なもの・人物の除去
- 背景の置き換え
- ピンぼけ
- 分散エフェクト
- アニメーション化
- AIによる写真の高画質化
など豊富なツールが揃っており、アートのような写真を作成できます。
撮った写真から写っているものや人物を抽出し、背景だけを自由に変更することができます。
アニメのような、オシャレな背景の写真も作れます。
画像の解像度を最大4倍まで上げることができる機能があり、
昔に撮った解像度が荒い写真だったり、小さく写っているものを拡大した写真だったりをAIが高画質にしてくれます。
特に、昔に撮った写真を高画質にできるのはとてもありがたい機能ではないでしょうか。
ガラケー時代に撮った写真、古いカメラで撮った写真・・・といった写真のデジタルデータが残っていたら、是非AI高画質を利用してみてください。
こちらのアプリケーションも、ダウンロードは無料ですが、課金要素があります。
次の機能を利用する場合は、別途、課金を行う必要があります。
- クロップ、レタッチ、写真編集
- 月間の有料プラン
- アバター
- AI着せ替え
有料プランはありますが、無料でもじゅうぶん利用できるアプリケーションです。
無料で使ってみて、使いやすいと思ったら是非有料プランも試してみてください。
【ブラウザ】有料のおすすめAIイラスト・画像生成サービス
最後に、ブラウザ上で使用できる有料のAIイラスト・画像生成サービスを紹介します。
特徴、機能も詳しく解説していきます。
ホームページのリンクも掲載しますので、参考にしてください。
Bing Image Creator
Bing Image Creator
「Bing Image Creator」は、Windows10、Windows11のデバイスを持ち、Microsoftのアカウントを持っているユーザーが利用できるブラウザ上のサービスです。
近いうちに他のプラットフォームでも利用できるよう、プラットフォームの拡大に努めているそうなので、Windows以外でも利用できるようになるかもしれません。
Bing Image Creatorは、キーワードをテキストとしてAIに渡し、それを基に画像を生成するサービスです。
生成される画像はどれも高画質で美しいものとなっています。
「星空の下、山にテントをはりキャンプファイヤーをする」というキーワードを入力したときに、生成されたのがこの画像です。
まるで写真のような画像です。言われなければ、これがAIが生成したものだとはわからないでしょう。
Midjourney
Midjourney
「Midjourney」は、「Discord」というアプリケーションを利用して画像生成AIとチャットを行い、画像を生成することができるサービスです。
利用するためにはDiscordのアカウントがなければなりません。
Discordはアプリケーションをダウンロードすることができますが、ブラウザ上でも利用できますので、ユーザー登録を行いましょう。
Midjourneyのホームページにアクセスし、「Join the Beta」というボタンをクリックすると、Discord内のMidjourneyコミュニティに招待されます。
そこに参加し、チャンネルでチャットを行うことでAIが画像を生成します。
「newbies-○○」という名前のチャンネルをクリックし、「/imagine prompt ○○」とチャットを行うことで画像が生成されます。
※今はサブスクリプション契約を行わないと、画像を生成することができません。
試しに「/imagine prompt Dragon fruit with white background」とチャットを送ると、チャットで指示したキーワード通りの画像が生成されます。
DALL-E2
DALL-E2
「DALL-E2」は、キーワードを入力することでリアルな画像やイラストを生成できる、AIを使用したサービスです。
「フォトリアスティックなスタイルで馬に乗る宇宙飛行士」というキーワードを入力して、作成されたイラストです。
高画質な画像・イラストが生成されます。
以前、導入されていた「DAll-E」というサービスから、解像度が4倍になったものがDALL-E2です。画質が細かく、正確な画像を生成します。
DALL-E2は有料のサービスとなっています。
115クレジットを$15で購入するという形態になっており、
1クレジットで1回、キーワード入力による画像生成ができます。4枚画像が生成されるため、1クレジットあたり4枚画像が生成されます。
2023年4月6日以前にDALL-E2に登録しているユーザーは、無料でクレジットが追加されます。
ユーザー登録した際に50回分、毎月15回分のクレジットが追加されます。
ただし、無料で付与されるクレジットには有効期限が設けられており、その期限は1ヶ月間です。
翌月以降に持ち越すことはできません。
NightCafe
NightCafe
「NightCafe」は、AIを使ったアート生成ができるツールです。
AIが生成した画像を元にして、さらに画像を生成することができます。
ユーザーが作成した画像を見ることができ、気になる画像があればクリックすることで、その画像を作成するために入力されたキーワードなどが表示されます。
そのキーワードを編集することができるため、気に入った構図の画像を元に、オリジナルの画像を生成することができるのです。
「開いた本から出てくるミニチュアのSFの世界」というキーワードで生成された画像です。
NightCafeで画像を生成するには、クレジットを追加する必要があります。
クレジットは、会員登録時に5クレジット、日付更新で5クレジット追加されます。
また、ミッションが用意されており、そのミッションをクリアすることで追加されます。
それとは別に、有料プランに登録することで、毎月クレジットを獲得することができます。
月にどれくらいクレジットを追加するかで、有料プランが分かれています。
100クレジット $4.79
200クレジット $7.99
500クレジット $15.99
1400クレジット $39.99
他のユーザーが作成したAI画像を元にして画像を生成できるため、初心者にはオススメのサービスです。
AI生成アプリを使用する際の注意点
ここまで、様々なAIイラスト・画像生成AIを利用できるアプリケーションやサービスを紹介してきましたが、AIが生成したイラスト・画像は扱いに注意が必要な場合があります。
- AIが生成したイラスト・画像は自由に利用したり、インターネット上に投稿したりできるのか？
- AIイラスト・画像は販売できるのか？
- AIイラスト・画像に使用する画像には、どんな注意点があるのか？
- そもそもAIイラスト・画像はどういう扱いなのか？
について、詳しく解説していきます。
AIイラストは自由に利用・投稿できるか
AIイラスト・画像を作成したのは、確かに自分です。
しかし、そのイラスト・画像の著作権が自分にない場合は、勝手に利用したり、投稿したりすると著作権の侵害になってしまいます。
AIイラスト・画像生成のサービスを提供しているアプリケーションやサービスに「AIによって生成されたイラスト・画像は自由に利用していいのか」書かれていると思いますので、よく確認してから利用・投稿するようにしましょう。
「よくわかんないけど使っちゃえ！」とAIイラスト・画像をSNSに投稿して、後日「このイラスト、AIで作成しましたよね？許可とってませんよね？」とAIを作成した開発者に注意されたり、最悪の場合は裁判沙汰になったりする可能性があります。
AIが生成したイラスト・画像を利用したい場合には、きちんと生成に使用したAIサービスの利用規約を確認するようにしましょう。
サイトによってはAIイラストが販売できない
「AIイラスト・画像を作成しているのは自分なのだから、自分の作品として販売しても良いだろう」と考えるかもしれません。
そう考えている方は、インターネット上に結構いらっしゃると思います。
確かにAIイラスト・画像を作成しているのは自分かもしれませんが、作品の作成をしているのは自分ではなくAIだということを忘れてはいけません。
例えば、「犬」「猫」という短いキーワードでイラスト・画像を生成した場合、生成された犬や猫の画像は、本当に自分に著作権があるのでしょうか？
「犬」「猫」という言葉は誰でも思いつくキーワードであり、短いキーワードで生成されたイラスト・画像の著作権はAIに生成するよう指示を出した人にある・・・というわけではありません。
ウェブサイトによって、AIイラスト・画像の販売ができないことがあるのは、そのためです。
AIが生成したイラスト・画像の著作権は法律で正確に定められておらず、個人に判断が委ねられている状態です。
例えば、「うちでAIイラスト・画像を販売しても良いですよ」というサイトがあったとして、そこでは盛んに
AIが作成したイラストや画像の販売が行われていたとします。
しかし、あるとき「このイラスト、私が開発したAIで作成しているんだから私もお金を受け取れるよね？」「このイラスト、僕が描いたイラストも取り込んでいるんだから僕もお金を受け取れるよね？」と言う人が現れました。
次々に「このAIは私が開発したものだ」「僕のイラスト勝手に使われた」「私の写真も」・・・と言う人が現れてしまうと、ではAIが作成したイラスト・画像を販売することで得た金銭は、いったい誰のものなのかという話になります。
このような揉め事が数多くあり、最終的に「うちのサイトではAIイラスト・販売は禁止します」となってしまいました。
・・・というように、AIイラスト・画像の著作権は非常に難しいものになっています。
ウェブサイトやサービスを運営している方に迷惑をかけないように、AIイラスト・画像の販売が認められているかしっかり確認しましょう。
利用する参考画像には注意
例えば、漫画やアニメのキャラクターのイラストを無断でAIに読み込ませたあと、AIにキャラクターのイラストを生成させたとします。
それによって生成された画像やイラストは、完全なオリジナルではありません。
作者の許可なくAIにキャラクターのイラストを読み込ませ、生成されたキャラクターが漫画やアニメのキャラクターにそっくりだった場合は、著作権の侵害になってしまう可能性があります。
これはアニメや漫画だけではなく、SNS上に投稿されているイラストを無断でAIに読み込ませることも、著作権の侵害になる場合があります。
例えば「フリー画像」「フリー素材」と作者が言っている場合には自由に使用して大丈夫ですが、大抵の場合インターネットに投稿されている画像・イラストには著作権があります。
AIに画像を読み込ませる場合には、
- その画像の著作権は誰にあるのか
- 無断で使用しても大丈夫なのか
よく確認してから、AIイラスト・画像生成を利用しましょう。
今後の法整備によって扱い方が変わる可能性がある
現在、AIが生成した作品に関しては、法律で正確に定められていません。
著作権がある、と認められているわけでもなければ、著作権がない、と認められているわけでもないのです。
例えば、「AIが生成した作品は、著作権を認めない」という法律になったとします。
すると、著作権がない、つまり誰が自由に使用しても著作権の侵害にならないわけなので、AIイラストや画像が世界中に出回ってしまう・・・ということになります。
AIに素晴らしい作品を生成してもらおうと、AIのコードを書き換えたり、読み込ませるイラスト・画像を用意したりしても、AIによって生成された作品には著作権は発生しないわけなので、たとえどれだけAI開発に労力や金銭を注ぎ込んだとしても、生成された作品は自分のものにはならないのです。
そうなると、「じゃあAI開発に労力や金銭を使うだけ無駄じゃない？」となる可能性があります。
逆に、「AIが生成した作品に、著作権を認める」という法律になったとしたらどうでしょうか。
AIは、いつでもどこでも命令や指示があれば作品を生成します。また、人間が作品を生成するのに1時間かかるとしても、AIは数秒です。
つまり、人間が作品を生成しようとしたとき、まず初めに世に出回っているAI作品と被らないかどうか確認をする必要が出てきます。
「よし、被ってないな！作るぞ！」と作品を作り始めても、作品を完成させるまでには1時間かかるのです。「後少しで完成だ」というところで、AIが似たような作品を作ってしまった場合、人間が作ろうとしていた作品の著作権はAIのものになってしまう・・・ということになってしまうかもしれません。
AIの作品に著作権を認めるか、認めないか。それだけで、世の中は大きく変わってしまうのです。
どのような法律が定められるかはわかりませんが、法律によってAIイラスト・画像の扱いや、人間が作成した作品の扱いも変わる可能性がありますので、注意が必要です。
画像生成AIアプリのまとめ
今回は、AIイラスト・画像生成AIについてのアプリケーションやサービス、またAIサービスを利用する際の注意点をまとめました。
生成された作品の扱いに注意しながら、AIイラスト・画像生成AIを有効活用していきましょう。
もし、画像生成のアプリケーションやサービスを作成したい・・・という場合は、jitera社に問い合わせをしてみてください。
AIに画像を生成してもらうアプリケーション・サービスを作成するにはどうしたらいいのか、相談にのってもらえます。
AIイラスト・画像生成AIを効率的に利用して、日々の生活をもっと豊かにしましょう！
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