WMS(Warehouse Management System)は、倉庫管理の効率化やコスト削減に役立つシステムです。手動で倉庫管理を行っている企業には、WMSの導入がおすすめです。WMSは、正確な在庫管理、受注から出荷プロセスまでの効率化、作業の効率や精度を向上させます。WMSの導入方法には、3つの種類があります。それぞれの特性やメリットについて解説しますので、参考にして自社の状況やニーズに合った導入方法を選択することが重要です。生産性の向上や業務の効率化が重要です。WMSの導入により、実現できます。
プログラマー(PG)経験 3年 システムエンジニア(SE)経験 8年 プロジェクトマネージャー(PM)経験 7年 過去の開発システム ・ロケット飛行安全システム ・魚雷発射評価シミュレーションシステム ・船舶電話システム ・NHK番組管理システム ・IBM生産管理システム(データベース設計) ・学習塾管理システムパッケージソフト開発 ・6軸アームロボット開発 ・露光装置監視システム その他多数システム開発にかかわってきました。 39歳で独立して、アフィリエイトシステム開発と運営を3年ほど行い、 ライター業務を始めて現在に至ります。
WMSとは何ですか?
倉庫管理システムのことをWMS(Warehouse Management System)といいます。倉庫や物流センターでの在庫管理や物流管理を効率化するためのソフトウェアシステムです。
WMSは、在庫の受け入れ、保管、ピッキング、梱包、出荷までの一連のプロセスを管理し、リアルタイムで在庫状況を把握したり、最適なピッキング経路を計算したりする機能を提供します。
企業では、物流を他社との差別化ポイントに位置づけるようになり、倉庫管理を強化することは重要な時代になりました。製造業、流通業、小売業、通販業など幅広い業種で注目されています。
WMSの定義と基本機能
入荷管理・在庫管理・出荷管理・出荷管理・棚卸し管理の作業を効率化してくれるのがWMSです。これらの管理作業の概要を紹介します。
入荷管理
受け入れ処理、入庫指示、バーコード・RFIDスキャン、在庫のラベリング、在庫の数量調整などがあります。
在庫管理
商品や材料の受け入れ、保管、移動、出荷など、在庫のライフサイクル全体を管理します。在庫の数量、場所、状態、および履歴の追跡などが可能です。
出荷管理
出荷指示の生成、ピッキングの誘導、梱包指示の提供、出荷ラベルの生成、在庫の引当て、配送業者との連携、出荷の追跡などが含まれます。
棚卸し管理
定期的な棚卸し計画の作成、自動識別技術を用いた在庫スキャン、在庫調整、棚卸し結果のレポート化などが含まれます。これにより、在庫の正確性を維持し、異常在庫の迅速な発見と対処が可能となります。
WMSの役割と重要性
なぜWMSが必要なのか、役割・重要性について解説します。
在庫管理の最適化
在庫の受発注、保管、ピッキング、出荷などを効率化し、正確な在庫情報を提供します。これにより、在庫の適切な管理が可能で、在庫切れや過剰在庫のリスクを最小限に抑えます。
作業効率の向上
倉庫内の作業プロセスを自動化し、効率を向上させます。適切なピッキングルールや最適な作業順序を計算することで、作業時間の短縮や作業量の最適化が可能です。
リアルタイムの可視性
倉庫内の在庫や作業プロセスをリアルタイムで追跡し、可視性を提供します。これにより、倉庫の状況を正確に把握し、迅速な意思決定を行えます。
顧客サービスの向上
正確な在庫情報と迅速な処理により、顧客サービスの品質が向上します。注文の正確な処理や追跡情報の提供により、顧客満足度を高められます。
WMSの仕組み
WMSは受発注管理、在庫管理、ピッキング・梱包管理、そしてリアルタイムの追跡・監視などの基本機能で構成されています。具体的には、受発注時にデータを入力し、在庫情報を更新し、ピッキング指示を生成、作業員がピッキング作業を行い、出荷準備が整ったら出荷指示を発行するフローが一般的です。
この仕組みにより、正確な在庫情報がリアルタイムで把握でき、作業プロセスが効率化されます。
WMSの基本機能
主要機能は在庫管理、入荷管理、出荷管理です。在庫管理は受発注や移動、入荷管理は検査や場所指定、出荷管理は注文処理やピッキングなどがあります。ここでは、3つの機能について具体的な内容を解説します。
在庫管理機能
倉庫内の商品や資材の受発注、移動、保管、数量調整などを管理する機能になります。具体的な内容としては、商品の受け入れ、保管場所の指定・在庫数の管理・商品の移動や再配置・棚卸し管理などを行います。また、リアルタイムに在庫の状況を把握し、自動的に再補充する機能もあります。
これにより、在庫情報を正確に把握して、生産性のアップにつながります。
入荷管理機能
新商品、資材の倉庫への受け入れ・処理の管理を行う機能です。具体的には、受け入れた商品や資材の品質検査や数量確認、受入場所の指定、在庫情報の更新などを行います。これにより、倉庫内の新しい在庫が効率的に管理され、正確な在庫情報が維持されます。
また、受け入れられた商品や資材が迅速に処理され、生産プロセスや顧客への配送に影響を与えないようにします。
出荷管理機能
倉庫内の商品や資材の出荷プロセスの管理を行う機能になります。具体的には、顧客の注文情報を受け取り、ピッキング指示を生成して商品をピッキングし、梱包作業を行い、出荷指示を発行します。また、出荷情報の記録や配送業者への引き渡し、出荷の追跡情報の更新なども行います。
これにより、正確で効率的な出荷プロセスが実現され、顧客への迅速な配送が可能となります。
WMSの操作フロー
WMSの実際の操作フローはどうなっているのか知っておくことで、導入した後の利便性がよくなります。折角WMSを導入したのに、使いこなせなければ意味がありません。ここでは、WMSを導入後の操作の操作別の詳細を解説します。
作業 | 詳細 |
受発注処理 | 注文情報を受け取り、システムに入力します。注文の受付、受注確認、そして配送指示などがあります。 |
在庫管理 | 受発注情報に基づいて、在庫情報を更新します。在庫の受け入れ、保管、移動、数量調整などが行われます。 |
ピッキング指示の生成 | 出荷予定の商品情報に基づいて、ピッキング指示が生成されます。ピッキングの優先順位や最適な経路が計算されます。 |
ピッキング作業 | ピッキング指示に従って、作業員が倉庫内で商品を取り出します。バーコードやRFIDなどの技術を使用して、正確な商品を選択します。 |
梱包作業 | ピッキングされた商品は梱包され、出荷用の箱に詰め込まれます。必要に応じて適切なラベルが貼り付けられ、出荷準備が整います。 |
出荷指示の発行 | 出荷準備が整ったら、出荷指示が発行されます。出荷情報や配送業者の指示などが含まれ、出荷が正確かつ迅速に行われます。 |
出荷処理 | 出荷指示に従い、商品が倉庫から出庫され、配送業者に引き渡されます。出荷の進行状況は追跡され、必要に応じて出荷の情報が更新されます。 |
WMSの導入メリット
WMS導入のメリットは多岐にわたります。まず、在庫管理の正確性が向上し、在庫の見える化が実現します。また、作業効率が向上し、受発注処理やピッキング作業などが効率的に行われます。これにより、作業時間の短縮やミスの軽減が期待できます。
さらに、リアルタイムなデータ分析により、在庫の最適化や需要予測などが可能になります。これらにより、業務の効率化やコスト削減、顧客サービスの向上などが期待できます。企業がWMSを導入することで、業務プロセスの最適化や競争力の強化につながることが期待されます。
生産性と効率性の向上
WMSの導入により、在庫の受発注プロセスが大幅に迅速化され、正確な在庫レベルを維持できます。これにより、生産ラインの停止や待ち時間が削減され、生産性が劇的に向上します。さらに、WMSは作業プロセスを最適化し、作業員の移動距離を最小限に抑えます。
これにより、作業員の効率が向上し、倉庫内の作業時間が削減され、生産性が増加します。また、WMSはリアルタイムな在庫情報を提供し、適切な在庫レベルを維持します。
これらの要素が組み合わさることで、倉庫の運営が効率的かつ効果的に行われ、企業の生産性と競争力が飛躍的に向上します。WMSは、効率性の向上や正確性の確保に貢献し、企業が競争力を維持・強化する上で重要な役割を果たします。
在庫管理の正確性と可視性の向上
WMSの導入前は、人的なミスによる不正確な点が頻繁に発生していました。注文の混乱や在庫の誤った管理など、手作業に依存したプロセスではヒューマンエラーが避けられませんでした。しかし、WMSを導入することで、これらの問題を大幅に軽減できます。
WMSは自動化されたシステムであり、ピッキングエラーや在庫ミスなどのリスクを最小限に抑えます。作業の精度と効率性が向上し、在庫管理においても過剰や不足を防ぎます。
また、正確な在庫情報がリアルタイムで利用可能となり、顧客サービスの向上にも貢献します。これにより、企業はより効率的で信頼性の高い物流プロセスを確立し、競争力を強化することができます。WMSの導入は企業の運営における重要な一歩であり、持続的な成長と顧客満足度の向上に寄与します。
顧客サービスの向上
WMSの導入は、顧客サービスの向上に大きく貢献します。第一に、正確な在庫情報を提供してくれます。WMSはリアルタイムで在庫情報の管理を行い、顧客が注文する商品の在庫状況を正確に把握することができます。これにより、顧客は注文した商品が在庫切れや遅延などの問題に発展することなく購入手続きを完了できます。
また、WMSの自動化された受発注プロセスによって、注文~出荷までの時間が短縮されます。顧客の注文が迅速に処理されるため、納期の遅延を最小限に抑えられます。さらに、作業員が正確なピッキング指示に従って商品を選別するため、誤った商品の出荷のリスクを低減します。
これにより、顧客が受け取る商品が正確であり、注文内容と一致するのです。また、WMSは出荷情報や配送の追跡情報を管理し、顧客に正確な配送状況を提供します。顧客は自分の注文がどの段階にあるかを把握できるため、配送に関する不透明さや不安が軽減されます。
WMSの導入方法
WMSを自社で導入するとき、やり方には3つの方法があります。パッケージソフトウェアの導入・カスタム開発による導入・クラウドベースによる導入の3種類ですが、どれを自社に導入するのがよいのかを判断するには、どのようなメリット・デメリットがあるのかを知る必要があります。
ここでは、WMSの3種類の導入方法のメリット・デメリットを具体的に解説します。
パッケージソフトウェアの導入
パッケージソフトを導入した場合のメリット・デメリットには何があるのかを紹介します。
パッケージソフトウェアの導入のメリット
メリット | 詳細 |
低コスト | パッケージソフトの導入は、カスタム開発よりもコストが低い場合があります。既存のソフトウェアを使用するため、開発やテストにかかる時間とコストが削減されます。 |
迅速な導入 | パッケージソフトはすでに開発されており、実績があるため、導入プロセスが迅速化されます。カスタム開発に比べて、導入までの時間が短縮されます |
標準化された機能 | パッケージソフトは一般的な業務プロセスに対応する標準機能を提供しています。これにより、一般的な倉庫管理のニーズをカバーすることができます。 |
パッケージソフトウェアの導入のデメリット
デメリット | 詳細 |
柔軟性の制限 | パッケージソフトは一般的な機能を提供しますが、特定の業界や企業のニーズに完全に対応することが難しい場合があります。特定のカスタマイズが必要な場合、制限が生じる可能性があります。 |
アップグレードの依存 | パッケージソフトの場合、アップグレードや更新はソフトウェアベンダーに依存します。新しい機能や修正を利用するためには、ベンダーのスケジュールに合わせてアップグレードを行う必要があります。 |
運用上の制約 | パッケージソフトは一般的な設定に基づいていますが、企業の独自の運用プロセスや規制に完全に適合しない場合があります。運用上の制約や調整が必要となる場合があります。 |
サポートの限界 | パッケージソフトのサポートはベンダーに依存します。特定の問題や要件に対して十分なサポートを受けられない場合があります。 |
カスタム開発の導入
カスタム開発によって導入した場合のメリット・デメリットには何があるのかを紹介します。
カスタム開発の導入のメリット
メリット | 詳細 |
完全なカスタマイズ | カスタム開発による導入では、企業の特定の要件や業界のニーズに合わせてシステムを設計できます。これにより、最適な機能とプロセスを提供し、業務効率を向上させることができます。 |
柔軟性と拡張性 | カスタム開発によるWMSは、企業の成長や変化に柔軟に対応できます。新しい機能やプロセスの追加、既存機能の修正などが可能であり、システムの拡張性が高いです。 |
独自の競争優位性の構築 | カスタム開発により、企業は独自のシステムを構築し、競合他社との差別化を図ることができます。業界や市場に特化した機能やプロセスを開発することで、競争上の優位性を築くことが可能です。 |
カスタム開発の導入のデメリット
デメリット | 詳細 |
コストと時間の増加 | カスタム開発には開発費用や時間がかかります。要件定義から開発、テスト、導入までのプロセスには時間がかかるため、導入までの期間が長くなる可能性があります。 |
技術的なリスク | カスタム開発は技術的なリスクを伴います。システムの設計や開発において問題が発生する可能性があり、予期せぬ遅延や不具合が生じるリスクがあります。 |
サポートとメンテナンスの負担 | カスタム開発したWMSのサポートとメンテナンスは企業自身で行う必要があります。システムの更新やバグ修正、新しい機能の追加などの負担が発生します。 |
クラウドベースのWMSの導入
クラウドベースで導入した場合のメリット・デメリットには何があるのかを紹介します。
クラウドベースのWMSの導入のメリット
メリット | 詳細 |
低コスト | クラウドベースのWMSは、オンプレミスの導入に比べて導入コストが低い場合があります。ハードウェアの購入やメンテナンス、サーバールームの運用費用が不要であり、初期投資が削減されます。 |
迅速な導入 | クラウドベースのWMSは、インフラストラクチャーの準備やセットアップが不要なため、導入プロセスが迅速化されます。サービスプロバイダーがインフラストラクチャーやセキュリティを管理するため、導入までの時間が短縮されます。 |
柔軟性と拡張性 | クラウドベースのWMSは、スケーラビリティに優れています。企業の成長に合わせてリソースを簡単に追加したり、必要な機能を追加したりすることができます。 |
アクセスの容易性 | クラウドベースのWMSは、インターネットを通じてどこからでもアクセスできます。リモートワークや複数の場所での作業が必要な場合に便利です。 |
クラウドベースのWMSの導入のデメリット
デメリット | 詳細 |
セキュリティの懸念 | クラウドベースのWMSでは、企業のデータがサービスプロバイダーのサーバーに保存されます。データのセキュリティやプライバシーの懸念がある場合があります。 |
カスタマイズの制限 | クラウドベースのWMSは、標準化されたプラットフォームを提供するため、カスタマイズが制限される場合があります。特定の要件に対応するための柔軟性が低い場合があります。 |
インターネット接続の依存 | クラウドベースのWMSは、インターネット接続が必要です。接続が不安定な場合、システムの利用が制限される可能性があります。 |
サービスプロバイダーに依存 | クラウドベースのWMSは、サービスプロバイダーに依存します。サービス提供の中断やサポートの質に関する問題が生じる可能性があります。 |
WMSの成功事例
WMS導入の具体的な効果を知ることは、導入を検討する企業様にとって重要です。実際にWMSを導入した企業では、在庫管理の正確性が向上し、在庫の見える化が実現しました。作業効率も大幅に向上し、受発注処理やピッキング作業が迅速かつ正確に行われるようになりました。
これにより、作業時間が短縮され、ミスが減少しました。さらに、リアルタイムなデータ分析により、在庫の最適化や需要予測が可能になりました。これらの変化により、業務の効率化、コスト削減、顧客サービスの向上が実現されました。
例えば、配送の正確性や迅速性が向上し、顧客満足度が高まった企業もあります。また、在庫の適切な管理により、商品の廃棄や滞留を減らし、コスト削減につながったケースもあります。これらの成功事例を参考にして、WMS導入が自社に与える効果を具体的に検討し、適切な判断を行うことが重要です。今回は、WMSの成功事例2社をご紹介します。
スターバックスコーヒージャパン株式会社
項目 | 内容 |
導入会社 | スターバックスコーヒージャパン株式会社 |
所在地 | 東京都品川区上大崎二丁目25番2号 新目黒東急ビル |
設立日 | 1995年 |
導入したWMSの種類 | クラウド型WMS |
導入理由 | 出店数が1,000店舗間近に控えていた当時、今後の事業拡大や事業形態の変改に対応できるようにするために、WMSの導入に踏み切りました。 |
選定理由・導入効果 | 高い物流の専門性とノウハウを持つプロフェッショナルで、物流専門のベンダーだったのがこのシステムを導入する決め手になりました。 |
将来の展望 | 事業拡大に伴い即応できるようなシステムとして活用していき、音声認識システムを利用してこない作業の効率化を図ります。 |
株式会社コクヨロジテム
項目 | 内容 |
導入会社 | 株式会社コクヨロジテム |
所在地 | 大阪府大阪市東成区大今 |
設立日 | 1999年10月1日 |
導入したWMSの種類 | クラウド型WMS |
導入理由 | 工場と倉庫を新しい場所に転居する必要性が出てきました。この移転に伴い、倉庫機能としてクロスドックと自動配車が必要になりました。クロスドックは効率的な物流を実現し、在庫を最小限に抑えることができます。自動配車は物流の迅速化や効率化に貢献し、顧客サービスの向上にもつながります。これらの機能の導入は、新しい場所での効率的な倉庫運営を実現する大きな理由です。 |
選定理由・導入効果 | 移転日まで4ヶ月という短期間での導入が必要でしたが、これに対応できるシステムがci.Himalayasでした。さらに、以前にコクヨ基幹システムとのインターフェースをしっかりと構築できていたことも選定理由の一つです。これらの要素が、移転計画のスケジュールに合わせてシステムを導入する上での決定的な要因となりました。 |
将来の展望 | ヒマラヤを南港センターへ導入し、今後は茨城センターへも導入する予定です。ヒマラヤは短期間でのスムーズな導入が可能であり、これまで非常に重宝されてきました。 |
おすすめのWMS5選を比較
ここまでWMSに関する特徴や機能などを解説してきました。ここでは、実際にどのようなWMSシステムがあるのかお勧めのシステムを紹介します。
ロジザードZERO
項目 | 詳細 |
正式システム名称 | ロジザードZERO |
特徴 | BtoBとBtoCのどちらにも対応しているクラウドタイプのWMSになります。クラウドWMSトップシェアであり、稼働数NO1になっています。導入した方の約7割がカスタマイズすることなく稼働できています。 |
機能 | 提供している機能には、商品管理機能、在庫・状況照会機能、同梱物管理機能、セキュリティ対応機能、ロジザードのサポート体制があります。 |
コスト | サイトに直接問い合わせ(無料版あり) |
SmartMat Cloud
項目 | 詳細 |
正式システム名称 | SmartMat Cloud(スマートマットクラウド) |
特徴 | 1400件以上すでに導入されているクラウドタイプのWMSがSmartMat Cloudです。導入することで、働き方改革・業務効率改善・医療関係者に紹介したい、3つで業界NO1の人気のWMSが、SmartMat Cloudです。 |
機能 | SmartMat Cloudが提供する機能としては、IoT・在庫管理・発注・アラート機能・入出庫管理・Handy App(重量を自動計測据えるApp)・外部連携・ユーザー登録とセキュリティ機能があります。 |
コスト | サイトに直接問い合わせ |
Connected Linc
項目 | 詳細 |
正式システム名称 | Connected Linc |
特徴 | 正確な在庫数の把握ができ、保管場所を自動検出し、担当者がいなくてもシステムが代行してくれる画期的なWMSサービスです。現在までに導入した企業は多数で、導入された企業から評価されています。 |
機能 | 倉庫管理で抱えている問題点をほとんど解決してくれます。作業員が1人100人以上いる企業様で利用できるWMSです。また、外部連携も可能なWMSです。 |
コスト | サイトに直接問い合わせ(使用期間があり体験利用可能) |
クラウドトーマス
項目 | 詳細 |
正式システム名称 | クラウドトーマス(THOMAS) |
特徴 | クラウドトーマスを導入した企業が、物流改善ができたといわれる企業数が1400以上あります。物流のプロが造ったシステムなのでかゆいところまで手が届くイメージです。導入時に物流のプロがサポートしてくれます。 |
機能 | クラウドトーマス(小・中企業向けのWMS)、クラウドトーマスPro(中・大企業向けのWMS)の2種類があります。在庫管理・カスタマイズが可能・外部連携の柔軟性があります。 |
コスト | 基本利用料(1~5アカウントまで) 90,000円/月~、追加アカウント料(1アカウント) 5,000円/月、追加ショップ・荷主料25,000円/月 |
W-KEEPER
項目 | 詳細 |
正式システム名称 | W-KEEPER(三谷コンピュータ株式会社) |
特徴 | 在庫型倉庫管理・通過型倉庫管理のどちらにも対応していて、120以上の機能があります。そのため、汎用性と拡張性が優れていて、できないことがないといえます。 |
機能 | セット品管理・加工品指示・補充・温度差管理・請求・名義変更・棚卸など120以上の機能があります。日本語だけではなく多言語に対応しているWMSでもあります。 |
コスト | サイトに直接問い合わせ |
WMSのまとめ
WMSとはいったいどういうものなのか?どのような企業が採用していて、どのような点が改善されていて、メリットには何があるのかを解説してきました。また、実際にWMSにはどのようなシステムがあり、種類別の特徴なども解説してきました。今から自社にWMSを導入しようと考えている企業様には、ためになる情報だったのではないでしょうか。
導入するときにかかるコスト、導入時の作業、導入後にどのようなサポートを行ってもらえるのかなどが理解できたのではないでしょうか。自社の倉庫管理が貧雑な作業や人員不測によって変えなければいけないと考えている企業様には、ぜひWMSを導入することをおすすめします。
Jitera社は非常に有益な協力先です。同社は豊富な経験と専門知識を有し、的確なアドバイスを提供しています。Jitera社の協力を得ることで、効率的かつスムーズなシステムの導入が期待できます。