近年、フレックスタイム制やリモートワークなど様々な働き方が増えてきたことにより、勤怠管理が今までよりも複雑になり残業時間や休暇をしっかりと管理するためにも、会社の規模問わず必要不可欠なものとなっています。
また、働き方が増えてきたことにより管理することが増え、勤務管理をしている担当者には負担が増えている業務になってきています。
このような時代の変化で、勤怠管理の業務を効率化していきたいと思う企業も増えてきているのではないでしょうか。
本記事では、勤怠管理システムの機能・コスト・利便性を総合的に評価し解説していきます。ぜひ自社の効率化を実現するためにシステムを比較検討してみてください。
2014年 大学在学中にソフトウェア開発企業を設立
2016年 新卒でリクルートに入社 SUUMOの開発担当
2017年 開発会社Jiteraを設立
開発AIエージェント「JITERA」を開発
2024年 「Forbes 30 Under 30 Asia 2024」に選出
勤怠管理システムとは
勤怠管理システムとは、従業員の出退勤時間の打刻や管理、残業や休暇の把握、シフト作成など勤怠管理に関する業務全般を支援するシステムです。
リモートワークの増加や2019年の労働安全衛生法の改訂によって勤怠記録の法的要件を満たすうえで重要になってくるため、昨今の勤怠管理業務で導入したいシステムとなります。
こちらでは、勤怠管理システムの機能や導入におけるメリット、活用事例などを解説していきます。
勤怠管理システムの機能
勤怠管理システムの主な機能について、以下の図で解説していきます。
機能 | 内容 |
打刻 | 出退勤した時刻を記録します。打刻方法は多岐にわたり、PCやスマートフォン・ICカード・生体認証などがあります。またこのデータはシステム内に蓄積され、給与計算などに使用できます。 |
スケジュール・シフト管理 | 各種休暇の管理や提出されたシフトを管理します。中には、提出されたシフトをもとに自動的にシフトを作成するシステムもあります。 |
申請・承認機能 | 残業や休日出勤、休暇の申請を従業員が行い、管理者が承認を行うことができる機能です。企業ごとの就業規則に基づいて設定できます。 |
アラート | 打刻忘れや残業時間が超過した場合などに、自動的に通知する機能です。メール通知やプッシュ通知など方法はシステムによって変わります。 |
集計 | 打刻されたデータから、出勤日数・勤務時間・残業時間・深夜残業時間などを集計する機能です。 |
帳票出力 | 集計されたデータをcsvやPDF形式で出力する機能です。 |
他システムと連携 | 給与計算システムや人事管理システムにデータを連携させる機能です。基本的には勤怠データをcsv形式でダウンロードし、各システムに取り込む方法で連携させます。中にはAPI連携※1が可能なシステムを使用し、直接データを各システムに取り込むこともできます。 |
※1 API連携とは「アプリケーション・プログラミング・インターフェース」略称で、外部のシステムなどをAPIを使いデータ連携させることにより機能を拡張すること。
他にも、工数管理や予実管理などシステムによって機能が違う部分もあるので、システムごとにどの機能が備わっているのかをチェックしてみてください。
勤怠管理システムを導入するメリット
こちらでは、勤怠管理システムを導入するメリットについて解説していきます。
勤怠管理業務が効率化できる
これまで勤怠管理業務の多くは手作業で行い、従業員の出退勤時間や休暇申請、残業時間などの集計に多くの時間と労力を費やしていました。
勤怠管理システムはこれらの作業を自動化し、データ入力や集計作業を大幅な削減が可能です。
勤怠情報をリアルタイムで抽出・確認できる
勤怠管理システムを導入することで勤務情報をリアルタイムで抽出・確認できることがメリットです。
従業員の出退勤時間や休暇情報は、これまで紙媒体で記録したものをExcelなどに記入して管理するケースが少なくありませんでした。
勤怠管理システムは、従業員の勤怠情報を一元管理して管理者がすぐに抽出できる仕組みをもっています。
管理者は従業員の勤怠管理をスムーズに実施でき、状況に合わせた抽出で勤怠状況を分析することが可能です。
意図しない法令違反を防ぐことができる
勤怠管理システムを導入することで意図しない法律違反を防ぐことができます。
事業主による従業員の勤怠管理は法律によって義務付けられており、2019年4月の労働安全衛生法の改訂や改正労働基準法の施行によって「36協定による残業時間の上限適用」「有給休暇取得義務の発生」などの義務が発生して事業主は正確な勤怠管理が必要になりました。
これまでの手作業ベースでは、勤怠管理に抜け漏れが発生した場合にほおっておくと後から法律違反で大きなペナルティを背負うことになってしまいます。
そのため、意図しない法律違反を防止できることも導入のメリットといえるでしょう。
勤怠管理の不正や間違いを防止できる
勤怠管理システムの導入で、勤怠管理の不正や間違いを防止できることがメリットです。
紙媒体やユーザー個人入力でこれまで勤怠管理をしていた場合、人によっては多く時間を申告したり逆に残業しても申告しなかったりする場合が少なくありませんでした。
そのため、勤怠管理システムの導入は勤怠管理の不正や間違いを防止することができ、メリットといえるでしょう。
勤怠管理システムの種類と特徴
勤怠管理システムはシステムの種類によって、クラウド型・オンプレミス型・パッケージ型の3種類に分けることができます。
それぞれの特徴とメリットを比較し解説していきますので、自社に合った種類を選ぶ時の参考にしてみてください。
クラウド型
クラウド型とは、インターネット上にあるクラウドサーバーを活用したシステムのことです。現在主流のシステム形態です。
メリットとして大きく5つあります。
1.インターネット環境があれば、場所を選ばずアクセスができる
インターネット上にあるシステムなので、パソコンのみならずモバイルデバイスからでもアクセスすることが可能です。
テレワークや外出先からも気軽にアクセスすることができるので、打刻をするために一度会社に戻らないといけないといったこともなくなります。
2.初期コストを抑えることができる
基本的にシステム提供会社が用意した出来合いのサーバーを利用するため、コストが低くなっています。
初期費用が無料のものや、月額費用が安価なものが多いので、なるべく初期費用を抑えたい企業にとっては適していると思います。
3.簡単に導入することができる
クラウド型の場合、パソコン内にインストールする必要もなくアカウント発行のみで導入できます。
4.法律に沿った勤怠管理ができる
労働基準法は世の中の状況などによって繰り返し改正されていくため、対応が求められます。
クラウド型の場合、自動でアップデートがされるため法改正にも即座に対応することができます。
5.他のシステムとの連携が簡単にできる
給与計算システムと連携できることが多いため、勤怠管理のみならず給与計算まで効率化できます。
オンプレミス型
オンプレミス型とは、自社のネットワーク内を利用して業務に合わせた専用のシステムを構築していくものになります。
メリットとしては大きく2つあります。
1.カスタマイズ性が高い
自社の業務に合わせた独自のシステムを構築するため、自由度が高いです。
企業独自の就業規則や雇用形態がある場合などにはおすすめです。
2.セキュリティ性が高い
自社ネットワークのみで完結するため、情報が外部に漏れるリスクが低いです。
パッケージ型
パッケージ型とは、ソフトをインストールして利用していくシステム形態です。
メリットとしては大きく3つあります。
1.買い切りである
出来合いのものを買うイメージのため、1度購入すると長く利用できるものが多いです。
そのため、長く利用することでランニングコストは下げることができます。
2.すぐに導入することができる
品質が高い状態で販売されており、インストールするだけですぐ使用できます。
3.セキュリティ性が高い
インターネットを介さず、自社ネットワークやサーバー上での利用するため、セキュリティ性が高くなっています。
お気軽にご相談ください!
おすすめの勤怠管理システムランキング15選
ここまでシステムの機能や種類について解説していきました。
ここからは、おすすめの勤怠管理システムランキング15選を紹介していきます。
商品名(企業名) | 導入実績 | 金額 |
(IEYASU株式会社) |
5万社以上が利用、評価ランキングNo.1 | 初期費用無料 月額100円/人 |
2位:マネーフォワードクラウド勤怠 (株式会社マネーフォワード) |
飲食店や小売店など | 月額2,980円~ 従量課金300円/人 |
3位:WiMS勤怠 (株式会社ソリューション・アンド・テクノロジー) |
大規模企業 | 初期費用個別見積もり 月額290円~/人 |
4位:freee勤怠管理Plus (freee株式会社) |
中小規模企業 | 初期費用無料 月額300円/人 |
5位:Shachihata Cloud (シヤチハタ株式会社) |
シリーズ累計導入数95万件、継続率97% | 初期費用無料 月額100円~/人 |
6位:ネクストICカード (株式会社ジオコード) |
各市町村・役場、小売店など | 月額100円~/人 |
7位:Touch On Time (株式会社デジジャパン) |
勤怠管理システム シェアNo.1 、 利用ID数293万突破 | 初期費用無料 月額300円/人 |
8位:TimeBiz (株式会社ASJ) |
学校、医療機関、福祉施設、建設業、制作、派遣、印刷など | 初期費用11,000円~ 月額14,300円~ |
9位:RecoRu (中央システム株式会社) |
製造業、建設業など | 月額100円/人 |
10位:AirSHIFT (株式会社リクルート) |
飲食業、サービス業など | 月額100円/人 |
11位:MINAGINE勤怠管理 (株式会社ミナジン) |
製造業、卸売業 | 月額9,800円~/30人 |
12位:皆伝!勤務管理 (スミセイ情報システム株式会社) |
500社以上 | クラウド:月額373,500円~
オンプレミス:皆伝!フレームワーク100万円 |
13位:ちゃっかり勤太くん (株式会社エイ・アイ・エス) |
小規模企業、中小企業 | 初期費用 1,200円/人(最低登録金額12,000円)
・簡易版 月額200円/人(最低登録金額3,000円) |
14位:AKASHI (ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社) |
勤怠管理部門 満足度No.1、使いやすさNo.1 | ・タイムレコーダープラン 月額200円/人 ・スタンダードプラン 月額300円/人 ・プレミアムプラン 月額400円/人 |
15位:アテンリー (フューチャー・アンティークス株式会社) |
IT業界など | 初期費用無料 月額2,500円~ |
以下、各サービスの特徴と強みをより詳しく解説していきます。各サービスの概要と料金などを参考にして、自社の運用方法に合ったサービスかどうかを比較・検討しましょう。
1位:HRMOS勤怠
HRMOS勤怠は、IEYASU株式会社が提供するクラウド型のシステムです。
30名までであれば、多彩な打刻機能・勤怠レポート・残業アラート・休暇管理などが無料で使用できます。
また、有料プランでも1人あたり月額100円で始めることができるので、コストを抑えながら勤怠管理システムを運用できます。
機能も豊富で労働基準法に準拠した管理に対応しており、定期的な機能改善も実施しているため使いやすくなっていくことが魅力です。
主な特徴 | サポート体制 | 金額 |
・完全スマホ対応 ・勤怠管理を最適化 ・グラフやレポートで従業員の勤怠を可視化 |
・有料プラン:個別のオンラインサポート ・無料プラン:オンライン質問会、初期設定セミナー、初期設定動画、FAQなど ・有償の初期設定サポートあり |
無料プラン:0円(利用人数30人以下)
有料プラン:100円/月・1人当たり |
2位:マネーフォワードクラウド勤怠
マネーフォワードクラウド勤怠は、株式会社マネーフォワードが提供するクラウド型のシステムです。
集計したデータは、ワンクリックで給与データへ連携することができ、勤怠管理から給与計算までの業務効率を高められます。
働き方改革で多様化した雇用形態に対応しており、さまざまな就業ルールに合わせた勤怠管理が可能です。
また打刻時間や遅刻、早退、欠席などの勤怠情報がすべてWeb上で完結でき、アラート機能なども機能が豊富に備わっています。
1か月のトライアルも実施しているため、自社の勤怠管理にマッチするのか判断してから登録できることもポイントです。
主な特徴 | サポート体制 | 金額 |
・働き方改革関連法に即対応 ・給与システムとの連携が簡単 ・複数人で管理が可能 |
・無料のメール、チャットサポート ・サポートサイト |
個人向け ・パーソナルミニ:900円/月(年額プラン) ・パーソナル:1280円(年額プラン) ・パーソナルプラス:2980円(年額プラン)法人向け ・スモールビジネス:2,980円/月(年額プラン) ・ビジネス:4,980円/月(年額プラン) その他従量課金あり |
3位:WiMS勤怠
WiMS勤怠は、株式会社ソリューション・アンド・テクノロジーが提供するクラウド・SaaS型のシステムです。
グループ全体を横断した勤務管理などができ、大企業での労務管理の効率化ができます。
また、個々のご要件に応じたセットアップでカスタマイズにも対応ができます。
大規模企業やグループ企業、多言語にも対応していることが魅力です。
雇用形態ごとに異なる勤務パターンに対応した勤怠管理を行うことが可能で、過重労働を検知した場合にはアラートしてくれるためリスクマネジメントに役立ちます。
出社とテレワークの回数を分けて集計できるなど、昨今の働き方の多様化に対応できるシステムといえるでしょう。
主な特徴 | サポート体制 | 金額 |
・個々に応じたカスタマイズが可能 ・勤務統計データの有効活用 ・プロジェクト工数管理機能による作業時間管理 |
・導入前の業務分析から、導入、稼働後もフルサポート | 初期費用個別見積もり
290円~/月・人 |
4位:freee勤怠管理Plus
freee勤怠管理Plusは、freee株式会社が提供するクラウド型のシステムです。
簡単な操作で打刻が可能で、位置情報も取得できるため直行直帰やテレワークにも向いています。
PCやスマホ、タブレット、ICカード、生体認証などタイムカードの打刻方法が充実しており、テレワークや外出が多い勤務形態の人に合わせて柔軟に打刻方法を選択できることが魅力です。
1ユーザーあたり月に300円で利用でき、基本料金のないシンプルな料金体系は急な人数の変動にも対応できるため安心できます。
また、シンプルで直感的な操作画面でだれでも使いこなせるため、導入ハードルも低いです。
主な特徴 | サポート体制 | 金額 |
・位置を取得することができる ・freeeシリーズ製品と連携した場合、割増賃金や 保険料なども自動計算可能 ・タイムカード形式の見た目 |
・専任担当がつき、既存業務の見直しや要件定義のアドバイス ・メール、チャットサポート |
300円/月・1ユーザー |
5位:Shachihata Cloud
Shachihata Cloudは、シヤチハタ株式会社が提供するクラウド型のシステムです。
勤務時間、時間外、過重労働、有給消化など、勤怠データを自動で集計してくれるため、手作業がゼロになります。
機能が豊富で、電帳法に対応した文書管理機能や電子契約機能、電子印鑑機能などさまざまです。
1ユーザーあたり月に100円(税抜)とリーズナブルな価格設定で併用乗り換え導入や機能カスタマイズに対応しています。
セキュリティも優れており、公官庁への導入実績があるためセキュリティを気にする人にもおすすめです。
主な特徴 | サポート体制 | 金額 |
・勤怠データを自動で集計 ・一括で申請や承認が可能 ・月額27.5~/人のLightプランも有 |
・無料メールサポート ・導入~運用までの有料サポート |
エントリープラン:100円/月・1ユーザー ベーシックプラン:300円/月・1ユーザー プレミアムプラン:400円/月・1ユーザー エンタープライズプラン:500円/月・1ユーザー |
6位:ネクストICカード
ネクストICカードは、株式会社ジオコードが提供するクラウド型のシステムです。
ICカードをカードリーダーにかざすだけで簡単に打刻出来ます。また、勤怠管理から交通費精算、経費精算まで一体となっており管理も簡単です。
使い勝手を最優先に考えられたシステムで、見やすく使いやすいに重点をおいたユーザーインターフェースで操作に迷うことがありません。
また専任のコンサルタントによる無料サポートが受けられるため、システムの導入や運用時に不明点や不安なことがあっても安心して相談できます。
主な特徴 | サポート体制 | 金額 |
・交通系ICカードで打刻が可能 ・複数拠点の勤怠記録を一元化 ・勤怠管理・交通費精算・経費精算が一体化 |
・専任コンサルタントによるサポート | 基本料金(別途見積) ユーザー利用料:200円~/月 サポート料金:無料 |
7位:Touch On Time
Touch On Timeは、株式会社ジオコードが提供するクラウド型のシステムです。
国内シェアNO.1、継続率99.7%の実績があり安心して使うことが可能で、タイムレコーダー(打刻端末)の種類も豊富でニーズに合った打刻方法を選ぶことができます。
初期費用やオプション無しで全ての機能が使用でき、また30日間の無料トライアルも実施していることが魅力です。
勤怠集計や残業集計、勤務状況の確認など機能が豊富で、中でも働き方改革関連法対応機能も搭載されており、このシステム1つで法律にも対応できます。
主な特徴 | サポート体制 | 金額 |
・国内シェアNO.1 ・豊富なタイムレコーダー ・追加料金なしのサポート |
・初期導入からアフターサポートまで無料サポート | 初期費用:無料 月額費用:300円/月・人 サポート料金:無料 |
8位:TimeBiz
TimeBizは、株式会社ASJが提供するクラウド型のシステムです。
働き方改革で複雑化しているバックオフィス業務のミスを削減し効率化を図れます。シンプルで使いやすい作りになっており、リスクマネジメント観点で従業員の勤怠情報を確認しやすいです。
打刻方法は、PCやスマホ、GPS、テレワーク、ICカードとさまざまな打刻方法に対応しており働き方を問いません。
またタイムカードに各種申請内容が自動反映されるため、入力作業などの削減が可能です。
定額の料金設定をとっているため、社員数が多ければ多いだけお得でサポートも充実しています。
主な特徴 | サポート体制 | 金額 |
・豊富なタイムカード機能 ・グループウェア機能で社内の情報共有も円滑に |
・メール、電話、FAXサポート | TimeBiz:ユーザー数 200/ディスク容量 200MB ・11,000円(初期費用) ・14,300円(月額基本料金・月払い時) ・158,400円(月額基本料金・年払い時)TimeBiz プライベート:ユーザー数 100/ディスク容量 300GB ・11,000円(初期費用) ・36,300円(月額基本料金・月払い時) ・402,600円(月額基本料金・年払い時)TimeBiz プライベートPro:ユーザー数 1000/ディスク容量 1TB ・110,000円(初期費用) ・85,800円(月額基本料金・月払い時) ・947,100円(月額基本料金・年払い時) |
9位:RecoRu
RecoRuは、中央システム株式会社が提供するクラウド型のシステムです。
操作性がシンプルで使いやすく、月額100円/人で始めることができます。
機能も充実しており、有給管理や申請承認、法令順守チェックなど豊富に搭載されていることがポイントです。
さまざまな給与ソフトとのAPI連携に対応しており、勤怠管理の一元化できます。
セキュリティ対策もしっかりしており、万が一のデータ破損時もデータの自動バックアップで復旧できることが魅力です。
主な特徴 | サポート体制 | 金額 |
・シンプルで使いやすい ・最短で即日導入も可能 ・休暇管理や申請承認、集計作業が自動化 |
・メール、電話サポート | 初期費用:無料 月額費用:100円/月・人 運用・サポート費用:無料 |
10位:AirSHIFT
AirSHIFTは、株式会社リクルートが提供するクラウド型のシステムです。
シフト管理が得意で、シフト表の作成から勤怠管理まで一貫して管理できます。
シフトに関するさまざまな情報の収集、作成、調整、共有だけでなく、タイムカードや勤怠管理なども実施。他システムとのAPI連携にも対応してます。
初期費用無料で、登録から利用開始までのプロセスがシンプルなため始めやすいです。
主な特徴 | サポート体制 | 金額 |
・シフト表作成から調整、共有まで可能 ・概算人件費を計算できる ・単発バイト募集も可能 |
・メール、電話サポート | 月額費用:110円/月・人 |
11位:MINAGINE勤怠管理
MINAGINE勤怠管理は、株式会社ミナジンが提供するクラウド型のシステムです。
人事専門の会社が作成したシステムなので、法改正への対応などといったコンプライアンス面が強み。
30年以上、あらゆる企業の勤怠労務問題を解決してきたノウハウと実績が詰まったシステムで、幅広い業界や業種で活用されています。
初回の打刻が永久保存される仕様となっており、改ざん防止に役立ちます。
また、初期のシステム設定作業を代行してくれるため、勤怠管理システムに慣れていない人でも安心して導入可能です。
主な特徴 | サポート体制 | 金額 |
・PCログを取得できる ・厚労省ガイドライン準拠の客観的打刻データを記録できる |
・メール、電話、チャット、個別ミーティングサポート
・初期システム設定の代行(10万円~) |
・月額費用:9,800円~/月・30人 |
12位:皆伝!勤務管理
皆伝!勤務管理は、スミセイ情報システム株式会社が提供するクラウド・オンプレミス型のシステムです。
プロジェクトごとの作業実績入力することができ、原価管理としても利用できます。
労務コンプライアンスを遵守するために労働時間の正確な把握、違反勤務を防ぐなど機能が充実していることが強みです。
多様化する働き方に対応して、場所や時間に囚われない勤怠管理を実現しました。
主な特徴 | サポート体制 | 金額 |
・プロジェクトごとの作業実績入力でき、原価管理も可能 ・労務コンプライアンス違反を未然に防止できるアラート機能 |
・ 別途お問い合わせ | クラウド:月額373,500円~ オンプレミス:皆伝!フレームワーク100万円 皆伝!勤務管理200万円 |
13位:ちゃっかり勤太くん
ちゃっかり勤太くんは、株式会社エイ・アイ・エスが提供するクラウド型のシステムです。
カスタマイズが可能で、業種別の課題に対応する柔軟性に優れたシステムで、様々なニーズに対応します。
店舗のタイムカードに代わって生体認証やICカード認証など出退勤の打刻時の不正な打刻を防ぎ、自動的に集計してくれます。
クラウドでのサービス提供が15年と実績が豊富で安心して利用可能です。
導入前後のサポート体制も充実しており、企業の成長に合わせたシステムの対応などアドバイスやサポートを実施してくれます。
主な特徴 | サポート体制 | 金額 |
・カスタマイズが可能 ・金融機関レベルの高セキュリティなデータセンターで管理 ・プロジェクト、損益管理も可能 |
・専門のコンシェルジュによる導入、運用サポート | 初期費用:無料 月額費用:200円/月・人 |
14位:AKASHI
AKASHIは、ソニービズネットワークス株式会社が提供するクラウド型のシステムです。
多彩な打刻方法や、他のシステムにはないカフェテリアプランのポイントを管理でき、働き方改革を全面サポートしていきます。
例えば、多彩に対応した打刻方法は、PCやタブレット、スマホなどさまざまな端末に対応していることが特徴です。
その他にも、残業時間管理のための36協定設定機能など豊富に搭載されています。
状況や勤怠管理の種別に応じた機能が多く備わっているため、1つのシステムで勤怠関連業務を望来したい場合におすすめです。
主な特徴 | サポート体制 | 金額 |
・カフェテリアプラン支援 ・工数管理の機能も有 ・少人数の企業から大企業まで対応ができる |
・ メール、チャットサポート ・初期設定サポート(5万円~) |
初期費用:無料 月額費用 ・タイムレコーダー:200円/月・人 ・スタンダード:300円/月・人 ・プレミアム:400円/月・人 初期設定サポート費用:50,000円~ |
15位:アテンリー
アテンリーは、フューチャー・アンティークス株式会社が提供するクラウド型のシステムです。
初期費用0円、月額2,500円から始めることができ、低コストで導入できます。
打刻方法も複数種類から選択可能で、使いやすいデザイン性も魅力です。
本システムの導入から運用をまとめたマニュアルサイトも公開しており、安心してシステム導入できます。
他システムとの連携が可能で、システム間でカスタマイズ可能です。
その他にもさまざまな機能が搭載されており、低価格でシンプルなシステムを活用したいと考える人におすすめです。
主な特徴 | サポート体制 | 金額 |
・月額2,500円~の低コスト ・関連データを同時に閲覧できる ・シンプルな設定画面や操作画面 |
・メール、チャットサポート ・電話、ビデオ通話(プレミアムプランのみ) |
トライアル:無料 ベーシック:2,500~/月 プレミアム:10,000~/月 |
勤怠管理システムの開発・導入をお考えなら、ぜひ株式会社Jiteraにご相談ください。
Jiteraは、勤怠管理システムの開発に特化したサービスを提供しています。お客様の業務フローや就業規則を深く理解し、最適なシステム設計から開発、運用サポートまで、ワンストップでご支援いたします。
Jiteraの勤怠管理システム開発の特徴
- 豊富な勤怠管理システム開発実績と、労務管理の知見を持つエキスパート集団
- 独自のAIを活用した自動コード生成で、開発スピードは他社の3倍以上
- 給与計算システムやERPとのシームレスな連携を実現
- 労働基準法などのコンプライアンスにも精通し、リスク管理の視点で開発
Jiteraでは、勤怠管理の自動化と効率化により、お客様の働き方改革を強力に後押しします。多様な勤務形態や就業ルールにも柔軟に対応し、管理業務の負荷を大幅に軽減する、使いやすくセキュアなシステムを構築いたします。
勤怠管理システムの刷新をご検討中なら、ぜひJiteraにご相談ください。要件定義の段階から、システム設計、開発、運用に至るまで、専任のコンサルタントとエンジニアがお客様に寄り添い、適正な労務管理の実現に向けて全力でサポートいたします。
勤怠管理システムの開発・導入を相談する
勤怠管理システムを選ぶ際のポイント
数多くある勤怠管理システムから、自社にとって最適なシステムを選ぶための重要なポイントを解説していきます。
具体的なポイントは以下の5つになります。
1.機能性と使いやすさ
2.システムのセキュリティ機能
3.コストパフォーマンス
4.サポート体制とアフターサービス
5.カスタマイズ性
これらのポイントについてより詳しく見ていきましょう。
機能性と使いやすさ
機能性と使いやすさは勤怠管理システムを選ぶうえで重要な観点です。
勤怠管理業務では、タイムカードの打刻記録などの勤怠管理や有給申請管理、残業管理と求められる機能が多くあります。
一部の機能が備わっていても勤怠管理業務を十分に網羅することは難しいです。
また、複雑な勤怠管理業務を効率化させるためのシステムが使いにくくては折角の勤怠管理システムの効果も得ることができません。
機能性と使いやすさどちらが欠けても勤怠管理業務の最適化が難しくなるため、勤怠管理システムを選ぶ際には機能性と使いやすさに着目して選びましょう。
システムのセキュリティ機能
勤怠管理システムのセキュリティ機能が充実していることも重要です。
勤怠管理システムでは、従業員や企業の機密情報を扱うため、それらを保護し不正アクセスやデータ漏洩を防ぐ役割を果たすセキュリティ機能が求められます。
例えばアクセス制御やログ管理、データの暗号化などのセキュリティ機能が重要です。
またシステムの定期的なセキュリティアップデートや脆弱性診断などが実施されていることも、セキュリティ性能を保って利用するうえで必要不可欠となります。
勤怠管理システムを含む導入を考えているシステムやツールはまずはセキュリティ面で充実しているか確認しましょう。
コストパフォーマンス
新しいシステムを導入するとなると気になる点はコスト面だと思います。
必要な費用としては、システムの型(クラウド型・パッケージ型・オンプレミス型)にもよります。クラウド型であれば月額料金制になっており、パッケージ型やオンプレミス型であれば買い切りの場合が多いです。
初期費用や月額料金の相場関しては以下、図の通りです。
システムの型 | 導入費用 | 月額料金 |
クラウド型 | 無料~数万円 | 1人あたり約100円~500円 |
オンプレミス型 | 約30万~100万円 | 基本的にかからない |
パッケージ型 | 約30万~100万円 | 基本的にかからない |
導入費用や導入後のコストも従業員1人あたりで設定されており比較的低いので、最近ではクラウド型が主流になってきています。
サポート体制とアフターサービス
どのようなシステムでも導入後のサポート体制は気になるところです。
実際、勤怠管理は毎日使うシステムになるので困った時にすぐ聞ける環境であるか、対応の評判は良いのかなどを調べておく必要があります。
また、導入前の初期設定や社内レクチャーなどをサポートする導入サポートと導入後の問い合わせやデータ確認などをサポートする運用サポートの大きく2種類があります。
システムによっては、各サポートの範囲や料金の有無が変わってくるので、こちらも併せて調べておくとより導入や運用がしやすくなります。
カスタマイズ性
勤怠管理システムのカスタマイズ性があるかも重要な観点の1つです。
カスタマイズ性とは、勤怠管理システムがユーザーのニーズや業務環境に柔軟に対応できるかどうかを指します。
企業ごとに異なる勤怠管理のルールや要件があるため、それらニーズに合わせてカスタマイズする需要が少なくありません。
例えば、特定の業務フローに合わせてワークフローを設定できるか、必要な情報やレポートを自由にカスタマイズできるかなどに着目してみるとよいでしょう。
カスタマイズ性が高いシステムであれば、企業の成長や業務の変化に合わせてシステムを柔軟に適応させることが可能なため、カスタマイズ性が高いシステムを選択することで、効果的にシステムを活用していきましょう。
勤怠管理システムのまとめ
勤怠管理システムは、従業員の出退勤時間や有給取得、残業時間などの情報を収集・管理して正確な勤怠管理業務を支援してくれるシステムです。
昨今の働き方の多様化による勤怠管理の複雑化や労働基準法改正などの法律の変化に伴い勤怠管理ルールと罰則が明確化されたことですべての企業に勤怠管理業務の改善が求められています。
勤怠管理システムは、正確な勤怠管理をサポートしてくれる機能を多く持つため、昨今必要不可欠なシステムといえるでしょう。
勤怠管理システムは、勤怠管理業務に抱える課題や改善したい内容に応じて求められる機能が変わってきます。
そのため、勤怠管理システムを選ぶ際には本記事で紹介した選ぶポイントに注意して選ぶことがおすすめです。
勤怠管理システムを探したり、自社で構築したりすることが考えている場合は、ぜひjiteraまでお問い合わせください。jiteraでは、生成AIを活用したローコード・ノーコード開発を実現しております。制作段階で要件変更が発生した場合でも柔軟に修正・開発できるため、勤怠管理システムの自社構築をお考えの場合は、ぜひこちらからjiteraまでお問い合わせください。