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ノーコード開発に適したプロジェクトと進め方

ノーコード開発に適したプロジェクトと進め方

現在、多くの開発現場で採用されている方法としてノーコード開発と呼ばれるものがあります。ご存じのように、コードを書かない、すなわちプログラミングを行わない開発方法です。IT部門や業務サポートの現場の方々は、ノーコード開発とは何かということに関してはある程度の知識を持っているのですが、うまくいっていないプロジェクトも多いのが現状です。この記事ではノーコード開発を行うことをオプションとして検討している方に有益な情報をご紹介します。

ノーコードと比較されることの多いローコード開発についてはこちら

👉ローコード開発に適したプロジェクトと進め方

そもそもノーコードツールにはどのようなものがある?

Webflow
Webデザインと開発をノーコードで行うことができるプラットフォームです。

Zapier
異なるアプリケーションやサービスを接続し、ワークフローを自動化するためのツールです。

Airtable
スプレッドシートとデータベースを組み合わせた、柔軟なデータ管理ツールです。

Bubble
カスタムWebアプリケーションを作成するためのプラットフォームで、コーディング不要でアプリを作成できます。

Glide
Googleスプレッドシートからモバイルアプリを作成することができるプラットフォームです。

Notion
ノート、タスク管理、データベース、ドキュメント作成など、多くの機能を組み合わせたプラットフォームです。

Coda
ドキュメントとスプレッドシートを統合したプラットフォームで、ワークフローを自動化することができます。

Glide Apps
Googleスプレッドシートからモバイルアプリを作成することができるプラットフォームで、Glideの派生版です。

Adalo
モバイルアプリを作成するためのプラットフォームで、コーディング不要でアプリを作成できます。

AppSheet
スプレッドシートからモバイルアプリを作成するためのプラットフォームで、コーディング不要でアプリを作成できます。

ノーコード開発のメリット

コードを書く必要がない

これによって、設計者がプログラム仕様書を作る必要が無くなり、専任のプログラマーも不要になることによって、そのためのコストが大幅に削減されます。さらに、仕様の変更やバグ修正もコード上では行われないために、変更管理や変更自体の工数も削減されます。これはとりもなおさず、アプリケーションのクオリティを保つことにもつながります。

開発にアプリケーション開発の専門家のスキルが必要ない

これによって、IT部門で高度なスキルを持つ設計担当のデザイナーなどの専門家の介在が必要なくなり、そのためのコストが削減され、場合によってはユーザー部門の担当者自身が開発を行うこともできます。これによって、ユーザーの知識や希望がダイレクトにアプリケーションに反映され、結果としてシステムのクオリティも上がります。さらに、開発が個人のスキルに依存するというジレンマも無くなります。

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ノーコード開発の注意点

ノーコード開発の適用可能範囲を明確にすること
ノーコード開発は画期的な方法ですが、いまのところ適用できる範囲は限られています。それは各ツールによって違うのですが、できることとできないことをまず明確にしておかなければ、開発を行うことはできません。適用範囲外の部分の大きさや、重要度によっては、通常開発よりもかえってコストがかかってしまうこともあり得ます。

ツールの使用方法に精通すること

ノーコード開発において、少ない工数で効果的なアプリケーションを作るためには、使用するツールの操作方法と構造などを理解する必要があります。ここは、何を行う場合であっても必須となるので、時間をかけるべきです。しかし、そもそもそのツールのGUIが直感的でなく、操作方法が独特であるとその習得に時間がかかってしまいます。したがって、最も効果的なのは、まず使いやすいツールを選択することです。また、可能な場合には、ツールの提供ベンダーに開発に参加してもらうことによって、時間がかかる教育と本来の開発を同時に行うという選択肢もあります。

実行環境の制限を理解すること

ノーコード開発で使用されるツールの多くは、実行環境を限定します。実行環境に前提となるソフトウェアの導入が必要になり、ツールによってはベンダーロックインを招くこともあります。そうなると、既存の仕組みが動かなくなるという理由で、環境のアップグレード時に高額な費用やライセンス料を請求されることもあり、場合によってはサービスの中止という事態によって、現有資産が無駄になるということもあり得ます。

それを防ぐためには、特殊な環境を前提としていないか、ベンダーロックインの可能性があるかどうかなどを事前に十分に調査する必要があります。多くのベンダーのホームページ上などには、そのあたりの情報が記載されていないこともあるので、契約前に明示的に確認するのが安心です。

ノーコード開発の進め方

ノーコード開発には、それに適した進め方というものが存在します。逆に言えば、適していないやり方で進めると、コストの増加や開発の成果物のクオリティの低下を招くとも言えます。ここでは、ノーコード開発に適した開発のやり方に関して説明します。

開発手法
そもそも、ノーコード開発と相性が良いのは、要件定義や概要設計の比重が高いウォーターフォール型の開発よりも、短いスパンで改良を重ねてゆくアジャイル開発の方です。特に、フットワークの軽さや、設計変更への対応の容易さがノーコード開発のメリットなので、そのメリットを生かすやりかたを選択することが重要です。

要件定義や概要設計
ノーコード開発においては、ユーザーの要件を目に見える形にしながら同時に開発を行うことができます。したがって、要件定義や概要設計のフェーズは、ヒアリングとフィードバックに時間をかけるべきでしょう。特に簡単に作ることができる画面の構成やサンプルのデータなどを見せることによって、本来の要件が明確になるという部分はそのあとのフェーズにも生かされます。

詳細設計とコーディング
ノーコード開発の基本はコードを書かないことなので、プログラム仕様書レベルの詳細設計は通常は必要ありません。ここで重要なのは、処理イメージの共有です。特に処理に使われるデータの見え方によって、イメージも明確になります。

テスト
ノーコード開発におけるテストそのもののやり方は、コーディングを行う開発と大きな変わりはありません。テスト環境を作って、様々なテストデータを用意することによってアプリケーションのテストを行います。ノーコード開発に特有な点としては、テストでうまくいかなかった部分の再テストがすぐにできるということで、それによってテストのリトライの場合の検証も簡単に行うことができます。

メンテナンス
アプリケーションの不具合対応や小規模な機能拡張のフェーズにおいても。ノーコード開発のフットワークの軽さと変更の容易さによって、短い時間で実現することができます。ここで重要なのは、変更情報をチーム間で共有することです。ツールによってはその機能を持っている場合もありますが、ツール外に仕組みを構築する必要がある場合もあります。

ノーコードツールの選び方

ここまで、ノーコード開発を行うにあたって重要だと思われることを説明してきました。そのなかの多くの部分で記述したように。ノーコード開発を成功に導くキーポイントは、どのノーコードツールを選択するかということです。逆に言えば、適切なツールを選択すれば、何かあってもある程度の修正はできるとも言えます。それでは、ツールを選ぶ際に重要となる基準を見ておきましょう。

ツールの使いやすさ

重要なポイントはやはり使いやすさと習得の容易さです。これはすでに「ノーコード開発の注意点」で述べたように、使いやすさが継続して使用するための最も重要なファクターだからです。多くの場合はツールの使いやすさよりも機能的な面に目が行きがちですが、実際にはいくら豊富な機能を持っていても、使いやすくなければ作業ははかどりませんし、開発自体できません。さらに、前述のように、ツールのサービスプロバイダーが開発に参加できるようなスキームを持っていることも大きなアドバンテージになります。また、多くの海外製のツールの日本語化の状況も考慮する必要があります。

ベンダーロックインの回避

いかに優れたツールが提供されていたとしてもベンダーロックインを前提とする仕組みは、特に開発後のフェーズにおいては大きな足かせになります。前述したように、特殊な実行環境やベンダーロックインを要求するようなツールは後々コストがかかることを考慮すべきでしょう。

使用状況にフィットする料金体系

機能や使いやすさだけではなく、やはりコストも重要なファクターであることは言うまでもありません。しかし、その基準は絶対的な価格ではなく、どのような料金体系であり、それが自分の使用方法にフィットしているのかということです。単純な例でいえば、使用するユーザー数が多いという状況では、ユーザー数をベースにしたものより、機能やサーバーのサイズでの課金などが適しています。また、そもそもサブスクリプションなのか、ワンタイムの支払いなのかも、後々のメンテナンスや継続開発の予定を考慮する必要があります。

ここまで、ノーコード開発に関して、そのメリットや注意する点、ツールの選択ポイントなどを解説してきました。実際にノーコード開発を行ってきた人たちの共通の感想としては、思っていたのとは違うということです。これは、事前に必要な調査を十分に行わないでツールややり方を決定したことに起因すると思われます。それを回避するために最も重要なのはツールに対する理解でしょう。この記事の内容を検討して、失敗のない開発を実現していただければ幸いです。

Author of this article
Fumie Chinone

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