無料・有料3Dモデリングソフト10選!初心者向けにおすすめの選び方も解説

3Dモデリングソフトは、3Dモデルを作成する際に欠かせない機能を備えています。制作可能なモデルは多種多様なように、3Dモデリングソフトにもバラエティに富んだ種類が存在します。

しかしながら、あまりに種類が豊富なため、どの3Dモデリングソフトを使用すればよいのか疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、3Dモデリングソフトの選び方、各ソフトの特徴や違いを解説し、厳選したおすすめの3Dモデリングソフトを紹介していきます。Blenderなど無料で使用できるソフトも紹介していくので、3Dモデリングソフトにお悩みの方は必見です。

Nao Yanagisawa
監修者 Jitera代表取締役 柳澤 直

2014年 大学在学中にソフトウェア開発企業を設立

2016年 新卒でリクルートに入社 SUUMOの開発担当

2017年 開発会社Jiteraを設立
開発AIエージェント「JITERA」を開発

2024年 「Forbes 30 Under 30 Asia 2024」に選出

執筆者 めだか

IT関連の会社でWebコーダー、某携帯キャリアでネット回線や携帯販売を行っていました。現在はライターを中心に、仕事で得た知識を活かして幅広く活動中。音声や動画の制作など、もの造りが好きです。

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    システムソリューションを得意とし、新規事業からDX推進まで幅広いジャンルの開発⁨⁩実績があります。
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    3Dモデリングソフトの種類と比較

    3Dモデリングソフトの種類として、統合型と特化型が挙げられます。統合型は、1つのソフトで全てをまかなえる点が特徴です。一方、特化型は1つのソフトで行える内容が限られています。

    次に、3Dモデリングソフトを選ぶうえで欠かせないのが、発生する費用です。無料で使用できる3Dモデリングソフトもあれば、有料の代わりに多くの機能を搭載しているソフトも存在します。

    以下に、種類や価格について解説を行っていきます。

    統合型と特化型の違い

    統合型は、モデル制作やレンダリングといった3Dモデリングを1つのソフトで完結できます。対して特化型は3Dモデリングの手法が厳選されており、特定モデルの作成に特化しているソフトです。

    統合型には3Dモデリングに必要な全ての要素が揃っています。モデリングからアニメーション、シミュレーションにレンダリングまで1つのソフトで可能です。本格的に3Dモデリングを行う中~上級者に向いています。

    機能性に長けている分、インターフェイスが複雑という特徴も持ちます。3Dモデリングをはじめて行う場合は、機能を全て使いきれないかもしれません。

    特化型は、ある程度作りたいものの方向性が決まっており、特定のモデルしか作らない方に向いています。インターフェイスが統合型よりわかりやすいのも特徴です。

    例として、ZBrushはスカルプトモデリングに特化しており、キャラクターのモデリングが得意です。

    反面、モデリング以外のアニメーションやシミュレーションは一部ソフトを除いて行えない場合がほとんどです。3Dモデルを完成させるには、レンダラーというレンダリング専用のソフトが別途必要なので注意しましょう。

    統合型 特化型
    代表ソフト Blender
    Maya
    3ds Max
    ZBrush
    Rhino
    Revit
    アニメーション
    レンダリング ×
    シミュレーション ×
    カスタマイズ性 ×
    専門性
    インターフェイス

    無料ソフトと有料ソフトの違い

    無料ソフトは導入コストがかからず、ソフトの操作方法はネット上で調べられます。そのため、初心者の方におすすめです。有料ソフトは、導入コストがかかりますが、その分機能面に長けており、柔軟な拡張性があります。企業やアニメーションスタジオなど、本格的な制作に向いています。

    無料の3Dモデリングソフトは、個人制作を行いたい人のほか、自己学習が得意な人、導入コストを抑えたい人向きです。機能が限られている場合があり、ほとんどのソフトは特定モデルの制作用で、多方面な制作には向いていません。しかし中にはBlenderなど3DCGのモデリングを一貫して行えるソフトもあります。

    有料ソフト機能が非常に豊富で、3Dモデリングに関するほとんどの機能が搭載されています。加えてカスタマイズ性も高く、インターフェイスやツールを自分好みにして作業効率の上昇が可能です。

    多人数でプロジェクト管理が可能な利点もあります。有料ソフトの学習方法は販売元の公式が提供している場合が多く、調べる必要はありません。

    導入コストが発生しますが、本格的な制作を行いたい方や、企業、団体に向いている3Dモデリングソフトといえるでしょう。

    無料ソフト 有料ソフト
    代表ソフト Blender
    Meshmixer
    Sculptris
    3ds Max
    Maya
    ZBrush
    コスト ×
    機能
    カスタマイズ性
    データ互換性
    導入適性 個人 企業
    団体
    学習リソース ネット上 ソフト公式
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    【無料】おすすめ3Dモデリングソフト5選

    3Dモデリングソフトは有料のイメージが強いかもしれませんが、無料で使用できるソフトも侮れません。一部のソフトにはアニメーション制作や、モデルへのテクスチャ貼り付け、細かいモデリングが行える3Dモデリングソフトもあり、使い方次第で幅広い3Dモデリングが可能です。

    以下に、無料で使用できるおすすめの3Dモデリングソフトを紹介してきます。各ソフトの特徴も合わせて記載していくので、無料ソフトを選ぶ際の参考にしてみてください。

    Blender


    Blenderは無料で使用できる、著名な3Dモデリングソフトです。他の無料ソフトと比べ、機能やツールが豊富にあります。モデリングできる内容は美少女キャラクター、ロボット、ゲーム背景など多彩です。

    アニメーション、テクスチャ貼り付け、シミュレーション、レンダリング機能も搭載しているので、Blenderがあれば、CGに利用するほとんどのモデルを制作できます。

    Blenderのマニュアル日本語対応しており、利用者も多いので、学習リソースが非常に豊富です。有料の3Dモデリングソフトとほとんど変わらない機能を使用可能なため、プロの制作者も用いているソフトです。機能が多いので、インターフェイスは少々複雑です。

    個人で高クオリティの3DCGをモデリングしたい方に向いています。

    価格 無料
    機能 日本語対応
    多種多様な機能
    3DCG

    Blender

    Smoothie-3D

    3Dモデリングソフトには珍しい、ブラウザ上で使用可能なソフトです。パソコンにソフトをインストールする必要がないため動作も軽く、インターフェイスもすっきりしています。

    他の3Dモデリングソフトと比較すべき点は、読み込んだ画像から範囲を選択して3Dモデリングを行う特化型ソフトという点です。

    身近にある写真や画像のデータをSmoothie-3Dに読み込ませて、立体化したい部分をマウスでドラッグするだけで、容易に3Dモデリングが行えます。有料にはなりますがipadにも対応しており、撮った写真をすぐに3Dモデリング可能です。

    3Dモデル化したい画像や写真、被写体がある方におすすめのソフトです。

    価格 PC:無料
    ipad:400円
    機能 ipad対応
    画像から3Dモデルを作成

    Smoothie-3D

    Meshmixer

    Meshmixerは、3Dプリンターでのモデル制作、並びに印刷を簡単に行えるように、サポートをしてくれる3Dモデリングソフトです。通常のモデリングソフトとしても扱えるのですが、外部のSTLデータを手軽に編集できる利点があります。

    STLデータは編集が難しく、大半は有料ソフトに頼りがちです。しかし、Meshmixerは豊富なスカルプモデリングのツールが内臓されており、複雑な造形を違和感なく編集できます。

    3Dプリンターで印刷を行う際、サポート材を減らす補助機能がついており、印刷後に3Dモデルがボロボロになる現象をある程度防止してくれます。

    3Dプリンターを用いてデザインやモデルを制作したい方に、おすすめの3Dモデリングソフトといえるでしょう。

    価格 無料
    機能 日本語対応
    3Dプリンター用データ対応
    3Dプリンティング補助

    Meshmixer

    Sculptris

    Sculptrisはインターフェイスが非常に見やすく、自在に3Dモデリングが行える無料ソフトです。初心者の方でも5分もあれば、あっという間に3Dモデルの作成が行えます。

    立体物を自由な形状に変形してモデリングできる、スカルプモデリングが特徴です。立体物を削る、増やす、回転といった動作を行い、モデリングしていきます。スカルプモデリングに使用するブラシが豊富な点も魅力のひとつです。

    材質設定や色のペイントも行えるので、3Dモデルのテクスチャデザインも簡単に整えられます。使用デバイスにペンタブレットが推奨されていますが、マウスでも使用可能です。

    アニメーション機能には対応していませんが、まずは3Dモデリングに触れて作り方を覚えたい、3Dモデリングの入門におすすめのソフトといえます。

    価格 無料
    機能 日本語対応
    ZBrushとの互換性
    スカルプモデリング
    ペインティング

    Sculptris

    FreeCAD

    FreeCADは、名前の通り3DCADで、設計図や製品開発に秀でた3Dモデリングソフトです。まずは2Dデータを作成し、押し出し機能を使って立体化していきます。

    アニメーション制作やキャラクターの3Dモデリングよりも、建築物の設計、製品の設計、組み立てシミュレーションに優れています。建築業、自動車や家電などの製造業で主に活用されており、さまざまな製品の設計図を記すことが可能です。

    キャラクター制作よりも、建築設計や製造設計を行いたい方に、おすすめの3Dモデリングソフトといえるでしょう。他のCADとの互換性もあるので、無料で3DCADを使ってみたい方にもおすすめです。

    価格 無料
    機能 日本語対応
    3DCAD
    設計

    FreeCAD

    【有料】おすすめ3Dモデリングソフト5選

    無料でできる3Dモデリングソフトには、機能制限があることがほとんど。しかし、有料ソフトは機能制限がなく、利用できるツールも数多くあります。

    ほとんどのソフトは1本で制作を行えるので、モデリングソフトとレンダリングソフトを分ける必要がありません。有名なアニメーション制作に使用されている3Dモデリングソフトもあるため、プロフェッショナル向けなソフトが大半です。

    以下に、有料で使用できる3Dモデリングソフトのおすすめを5種、紹介していきます。

    3ds Max

    3ds Maxは、多様な分野の3Dモデリングソフトを開発している、Autodesk社が提供しています。モデリング手法にポリゴンやスプラインモデリングが活用されており、現実のように自然かつ滑らかな3Dモデリングができます。

    特にアニメーションCGを得意としており、アニメ業界で活用が主流です。CADソフトとの連携も行えるので、建築業界でも度々使用されています。

    基本的にはプラグインを利用し、ツールをカスタマイズして使います。アニメーションに特化したプラグインにより、細部までこだわったキャラクターのモデリングが可能です。

    CADとの連携を行いたい方、アニメーションに重きをおきたい方におすすめの3Dモデリングソフトです。Windowsにのみ対応しています。

    価格 1カ月:36,300円
    機能 日本語対応
    プラグインによるカスタマイズ性
    アニメーションCG

    3ds Max

    Maya

    Autodesk社が提供する3Dモデリングソフトです。3ds Maxと似ていますが、プラグインを使わずとも最初から多彩なツールが実装されています。ツールによって難しい造形も簡単にモデリングできるため、3ds Maxに比べてプラグイン導入コストを削減可能です。

    また、Mayaはアニメーション映像よりも実写映像のモデリングに秀でており、任天堂など大手のゲーム業界で活躍しています。プログラミングが必要ですが、スクリプト拡張が可能なので、カスタマイズ性に優れている点が魅力です。

    最初からさまざまなツールが導入されているソフトを使いたい方や、実写的な3Dモデリングを行いたい方におすすめのソフトです。MayaはWindowsとMacに対応しています。

    価格 1カ月:36,300円
    機能 日本語対応
    スクリプト拡張
    実写映像

    Maya

    ZBrush

    ZBrush独自の高速レンダラーを搭載した3Dモデリングソフトです。スカルプモデリングとポリゴンモデリングの両方を可能としており、多方面にわたるクリエイターが使用しています。

    ペンタブレットなどのデバイスを用いて、ペン先で彫刻を削るように、自由自在で直観的なモデリングができます。そのため初心者の方にも使いやすく、ハイクオリティなモデリングが可能です。Sculptrisとの互換性があるソフトで、Sculptrisで作成したモデルをZBrushでペインティングできます。

    Sculptrisとの連携機能を活用したい方や、初心者の方におすすめの3Dモデリングソフトです。

    価格 モバイル:1カ月200円
    PC:1カ月6,050円~
    機能 日本語対応
    Sculptrisとの互換性
    スカルプモデリング
    ペインティング

    ZBrush

    SOLIDWORKS 3D CAD

    設計が行える3DCADの一種で、特に機械製品の3Dモデリングに優れています。電気関係の部品設計や基盤設計もでき、専門性の高い3DCADです。製造業はもちろん、電力会社などにも用いられます。

    設計に使用するツールが大量に内臓されているので、モデリングが難しい複雑な機械類もすぐに制作可能です。合わせてツールを用いれば設計にかかる時間が減り、業務効率化にも繋がります。モデリングに繊細なサーフェスを使用できるので、精密な機械設計も行えます。

    機械、電気など、専門的な製品をモデリング、デザインしたい方におすすめの3Dモデリングソフトです。

    価格 要お問い合わせ
    機能 日本語対応
    3DCAD
    高い専門性
    サーフェスモデリング

    SOLIDWORKS 3D CAD

    Fusion 360

    Autodesk社が提供する3DCADです。設計に使用する幅広いツールが内臓されており、さまざまな製品のモデリングをサポートします。機能面も充実しており、アセンブリ設計や製品のシミュレーションの他、製造のプロセスを手助けしてくれるCAM機能が実装されています。

    機械の設計や3Dモデリングに長けているため、製造業はもちろん、教育機関でも利用されている製品です。また、条件を満たした企業であれば1ユーザー23,100円で3年間の利用が可能なので、コストの削減を見込めます。

    製品設計、モデリングを企業や教育機関で行いたい場合に、おすすめの3Dモデリングソフトです。

    価格 1カ月:12,100円
    機能 日本語対応
    3DCAD
    豊富な学習リソース
    スタートアップ支援
    CAM搭載

    Fusion 360

    3Dモデリングソフトを選ぶときのポイント

     

    自分に合った3Dモデリングソフトを選ぶためには、いくつかのポイントを押さえる必要があります。この項目では、3Dモデリングソフトを選ぶときに押さえるべきポイントについて解説していきます。

    用途に適した機能で選ぶ

    設計に使うか、アニメーションを作るか、使用用途を考えて3Dモデリングソフトを選ぶ必要があります。単純なモデリングだけが可能な特化型のソフトもあれば、アニメーションの制作に向いているソフト、設計に向いているソフトなど個性があるためです。

    用途に合っていない3Dモデリングソフトを選んでしまうと、必要な機能がない可能性があるので、「なにを制作するか」を具体的にしておきましょう。製品のモデリングでは設計のシュミレーション機能、キャラクターのモデリングであればアニメーション機能が挙げられます。

    また、多機能すぎる3Dモデリングソフトを選んでしまうと、使用しない機能がでてくる可能性もあります。必要な機能を絞って導入すれば、結果としてコスト削減に繋がるのです。

    業界に馴染みのある製品を選ぶ

    3Dモデリングソフトには幅広い製品が存在しています。より目的に合った内容を選ぶのであれば、自分の業界に馴染みのあるソフトを選ぶことが重要です。

    業界で既に使われている3Dモデリングソフトの起用は、作成できる3Dモデルの指標になります。例えば、アニメーションを制作したいのであれば3ds Max、実写映像を制作したいのであればMayaの使用が検討できるでしょう。

    3DCADや3DCGなど分野が異なるソフトはファイルの拡張子も違うので、開発者との連携をしやすくするために、同じ業界のソフトの使用が推奨されます。

    また、3DCADであれば製品のパーツを作るツールが備わっているように、業界に応じた作業ツールが実装されているソフトも存在します。業界で実績のある製品の選択で、より効果的な3Dモデリング作業を行えるでしょう。

    ライセンスを考慮して選ぶ

    ライセンスの内容も、3Dモデリングソフトを選ぶうえで考慮するポイントです。

    個人的な制作は可能でも、商業利用を目的とする場合は、有料ライセンスが必要なソフトもあります。ダウンロード自体は無料でも、商業利用が行えるか、ダウンロードする際に確認しましょう。

    またライセンスにも種類があり、買い切って永久的に使用できるものから、サブスクリプション方式のライセンスまで多岐にわたります。

    他に、ライセンスによって利用できる機能が異なります。例えば、ZBrushはライセンスによってはレンダリングが行えません。

    料金や機能、利用範囲といった契約内容を理解したうえで、利用目的に合った適切なライセンスを選びましょう。

    費用対効果で選ぶ

    3Dモデリングソフトに発生する費用も、選択に欠かせない要素です。有料の3Dモデリングソフトには無料のソフトでは行えない機能も実装されていますが、価格に見合った機能であるか吟味する必要があります。

    限定的な制作なのに高価な統合型ソフトを買っても、使わない機能が多く、機能分の費用が無駄になりかねません。費用対効果を考えるなら、モデリングに特化した特化型ソフトが視野に入ります。

    将来的に使用する期間も考慮しましょう。一時的にしか使用しないのであれば、買い切りでソフトを購入した際、費用が無駄になってしまいます。使用期間が短い場合、1カ月のみの購入や無料ソフトを選ぶのが賢明です。

    日本語のマニュアルやサポートの内容で選ぶ

    日本語のマニュアルやサポートは重要な選択ポイントです。日本語でマニュアルが存在するか否かで、3Dモデリングソフトの利便性は大きく変わるでしょう。

    使用マニュアルが多国語で記載されていると、言語を読み解く必要がでてきます。操作に不明点が発生した場合もすぐに確認できず、結果としてソフトを使えない状況に陥ってしまいます。

    サポート体制の確認も不可欠です。3Dモデリングソフトがクラッシュしてしまったなどの非常事態に、日本語のサポート体制が完備されていればすぐに対応できます。業務効率を考えれば、迅速な対応は不可欠といえるでしょう。

    日本語に対応していたソフトの利用は、総体的なメリットに繋がります。

    自分のスキルやレベルに合わせて選ぶ

    自分のスキルに適した3Dモデリングソフトの選択も大切です。

    初心者の方最初から難しい3Dモデリングソフトに挑まず、Sculptrisなどの無料ソフトから入るのがおすすめです。有料ソフトは複雑なインターフェイスが多く、初めての方は操作面でつまずく可能性があります。無料ソフトであればインターフェイスが見やすく、初心者の方でも簡単に3Dモデリングを行えます。

    逆に3Dモデリングの経験者であれば、今まで使用していた3Dモデリングソフトに近いソフトが候補です。ソフトごとにインターフェイスや機能が違うので、全く別のソフトに変えてしまうと、経験が活かせない場合があります。自分の持つスキルを業務にすぐに活かせるよう、適切なソフトを選びましょう。

    自分のスキルに合ったソフト選びは、結果として業務の効率化や費用の削減になります。

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    無料・有料の製品から最適な3Dモデリングソフトを選ぼう

    3Dモデリングソフトには統合型と特化型があり、1つのソフトで全てを行いたい方は統合型、特定のモデリングのみ行いたい方は特化型が向いています。ソフト選びは機能やライセンス、自分のスキルなど細かな部分を確認して、自分に合ったものを選択しましょう。

    無料から有料まで、3Dモデリングソフトの種類は多様です。無料ソフトにはおすすめとして、Blender、Sculptrisが挙げられます。有料の場合は3ds Max、Mayaがおすすめです。無料のソフトと有料のソフトでそれぞれ行える作業は異なるため、注意しましょう。

    3Dモデリングソフトを活用した開発でお悩みの方は、株式会社Jiteraへ相談するとよいでしょう。熟練したエンジニアが、開発をお手伝いします。

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