おすすめ宿泊予約システムを一覧で比較!宿泊業におけるDX化メリットも解説

予約対応を支え、独自のWeb予約サイトの立ち上げも行える「宿泊予約システム」にいま注目が集まっています。

特に「予約対応」はトラブルが絶えず、旅行客のニーズの多様化に伴い様々な情報を管理する必要が出てきました。

ホテルや旅館などの宿泊施設では、心配りやおもてなしを支えるバックオフィスやフロント業務はとても大変な仕事です。

この記事では宿泊予約システムの導入を検討されている方に向けて、その概要やメリット、どんなサービスがあるのかなどをご紹介します。

目次
Nao Yanagisawa
監修者 Jitera代表取締役 柳澤 直

2014年 大学在学中にソフトウェア開発企業を設立

2016年 新卒でリクルートに入社 SUUMOの開発担当

2017年 開発会社Jiteraを設立
開発AIエージェント「JITERA」を開発

2024年 「Forbes 30 Under 30 Asia 2024」に選出

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執筆者 toshi_writer

小中規模プロジェクトを中心にSEやコンサルとして活動。クラウド導入やスタートアップ、新規事業開拓の支援も経験しました。

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    宿泊予約システムの機能一覧

    宿泊予約システムとは何か?

    宿泊予約システムとは、PMSの中でも特に売り上げに直結する「宿泊予約」に関する様々な情報を管理し、Web予約の提供を支援するシステムです。

    宿泊予約システムは様々な特徴を持ったサービスが登場していますが、予約を受け付けるシステムとして抑えておくべき主要な機能が存在します。

    宿泊予約システムを導入することで、予約から運営、マーケティングまで宿泊業務の全般をカバーし、宿泊施設の売上アップと業務品質向上につながる可能性はぐんと上がります。

    予約管理機能

    宿泊施設では様々な種類の客室タイプやプラン設定が必要です。予約管理機能では、施設側がウェブ上で簡単にプランの作成や料金設定ができます。

    また、日別の客室ステータスを一覧で確認でき、予約の受付や変更、キャンセル管理を行えます。

    客室・空席状況管理

    客室ごとに詳細情報を登録し、空室状況を日付別に一覧で確認できます。

    また、清掃ステータス管理により、効率的な客室の回転が可能になります。清掃スケジュールの管理機能もあり、業務の最適化を図ることができます

    顧客管理

    予約した顧客の氏名、連絡先、求めるプランなどの顧客情報を登録・管理できます。

    顧客を会員登録すれば、ポイントの付与・利用、メールマガジンの配信などのサービスを提供できます。

    さらに、宿泊データの統計・分析機能により、マーケティングや運営の意思決定に活用できます。従業員ごとの権限設定も可能で、業務の効率化が図れます。

    オンライン決済機能

    オンラインで宿泊費の決済が可能です。決済方法は、クレジットカードや電子マネーなど、多様な決済手段に対応しています。

    一括払いだけでなく、分割払いでの入金管理も可能です。宿泊料金の他、付帯サービスの料金などを合算して請求できます。オンライン決済連携により、スムーズな入金処理が実現できます。

    インターフェース連携機能

    多言語対応により、外国人観光客の予約にも対応可能です。

    また、宿泊施設のウェブサイトに予約カレンダーを埋め込むことができ、直接予約を受け付けられます。

    他にも、外部の宿泊予約サイトやチャネル管理システムとAPIで連携できるため、プラットフォームを横断した予約対応が可能になります。

    【人気】おすすめ宿泊予約システム5選を比較

    人気の宿泊予約システムサービスの詳細と特徴

    ここまで解説してきたように、多様化する宿泊ニーズに併せて、宿泊予約システムも様々な特徴を持ったサービスが登場しています。

    人気の宿泊予約システムについて紹介します。

    宿泊予約システム 運営会社 特徴 料金
    RESERVA予約

    株式会社コントロールテクノロジー 様々な業種の「予約」を支えるシステム 月額 11,000円※ゴールドプラン
    Wincal

    株式会社ALMEX シンプルなインターフェース
    連携できるOTAや外部APIが豊富
    非公開(要見積り)
    Direct In S4

    ダイナテック株式会社 Yahoo!トラベルやPayPayとの連携がスムーズにできる 初期費用 無料
    月額 7,500円〜
    予約プロプラス

    株式会社アビリブ 現場が必要な機能を詰め込んだシステム
    新型「プロクロス」も登場
    初期費用 33,000円
    月額 13,200円
    予約番

    株式会社キャディッシュ 月額固定料金
    豊富な機能と簡単操作
    初期費用 30,000円
    月額 13,000円

    RESERVA(レゼルバ)予約

    RESERVA予約

    宿泊業界のみならず、様々な業種の「予約」業務を支える業務システムです。

    宿泊業界に特化こそしていませんが、コロナのワクチン接種予約から散髪屋の予約まで、多岐にわたる公的機関や事業者に利用されていて信頼できることが強みです。

    様々な外部サービスとの連携機能を持ち、幅広い業種・規模・運用方法に対応しているため、予約システムに特化したい場合は魅力的なサービスです。

    サービス名 運営会社 特徴 価格
    RESERVA予約 株式会社コントロールテクノロジー 宿泊業界のみならず、様々な業種の「予約」を支える予約業務システム
    公的機関から個人商店まであらゆる業種の予約サービスを自動化している
    月額 11,000円※ゴールドプラン

    Wincal(ウィンカル)

    Wincal(ウィンカル)

    フロントスタッフの声を取り入れたシンプルなインターフェースが人気の、ビジネスホテルやシティホテル向けPMSです。

    様々なオンライン旅行代理店や外部サービスと連携可能で、スマートなチェックインによる業務効率化が可能です。

    サービス名 運営会社 特徴 価格
    Wincal 株式会社ALMEX シンプルなインターフェースが強みの多店舗情報一元管理型PMS
    連携できるOTAや外部APIが豊富
    非公開(要見積り)

    Direct In S4

    Direct In S4

    自社予約による顧客増加を目指し、様々な機能によって予約の機会を逃さない自社予約特化型の宿泊予約システムです。

    宿を探す顧客候補へストレスフリーで便利な予約体験を提供するほか、PayPayとの連携による決済の簡略化、Google ホテル広告やYahoo!トラベルを使った集客が可能です。

    サービス名 運営会社 特徴 価格
    Direct In S4 ダイナテック株式会社 「自社予約を強くする」がキャッチコピーの宿泊予約システム
    LINEヤフーグループの一員であり、Yahoo!トラベルやPayPayとの連携がスムーズにできる
    初期費用 無料
    月額 7,500円〜

    予約プロプラス

    予約プロプラス

    長年宿泊業と関わり現場の声を集めてきたコンサルティング会社とマーケティング会社が共同で開発した宿泊予約システムです。

    現場にフレンドリーな機能やユーザーインターフェースが搭載されており、Google検索との連携も可能です。

    新機能を搭載した後継システム「プロクロス」も提供開始しました。

    サービス名 運営会社 特徴 価格
    予約プロプラス 株式会社アビリブ 現場が必要としている機能を詰め込んだ宿泊予約システム
    さらなる新機能を搭載した新型「プロクロス」も登場している
    初期費用 33,000円
    月額 13,200円

    予約番

    2011年にリリースされ、2,300施設を超える導入実績がある予約番。

    Web制作サービスも行っているため、「ホテルや旅館のWebサイトがない」という場合も相談に乗ってくれます。

    宿泊予約システムだけではなく、総合的にホテルや旅館の運営を支援しているので、いろいろ相談して決めたいという会社におすすめです。

    サービス名 運営会社 特徴 価格
    予約番 株式会社キャディッシュ 月額固定料金で利用可能
    豊富な機能と簡単操作で初めてのシステム導入でも安心で信頼できる
    初期費用 30,000円
    月額 13,000円
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      【機能充実】おすすめ宿泊予約システム5選を比較

      宿泊予約システムの機能

      宿泊予約システム 運営会社 特徴 料金
      tripla Book  tripla株式会社 AIチャットボットが得意
      マーケティング連携の独自性に強み
      初期費用 無料
      月額 10,000円 + 従量課金※客室数100未満のプラン
      リザエン

      株式会社 インタークエスト 200業種以上での利用実績
      業界最高水準のセキュリティ対策
      初期費用 25,000円
      月額 15,000円
      CHILLNN

      株式会社CHILLNN ユニークな予約システム
      14日間の無料体験あり
      初期費用 要問合せ
      月額 10,000円 + 従量課金または定額課金
      OPTIMA BOOKING

      株式会社SYS 高いコンバージョン率を実現する予約導線
      デザインや機能を自由にカスタマイズ
      施設規模やプランによるため要問合せ
      Check Inn

      Check Inn 株式会社 シンプルで使いやすい設計 初期費用 無料
      月額 18,000円

      tripla Book

      tripla Book

      AIチャットボットを得意とするtriplaが提供する宿泊予約システムです。

      フロント業務の改善に加え、宿泊客の定着率やコンバージョンを分析する機能や、宿泊価格を他の旅行代理店と比較して設定できる機能などを備えており、多角的に経営戦略を支えます。

      また会員機能が充実している点も魅力です。

      サービス名 運営会社 特徴 価格
      tripla Book tripla株式会社 旅行業界向けAIチャットボットを得意とするtriplaが提供する宿泊予約システム
      コンバージョン率分析の豊富さやマーケティング連携の独自性に強みを持つ
      初期費用 無料
      月額 10,000円 + 従量課金※客室数100未満のプラン

      リザエン

      ホテルや旅館だけではなく、200以上の業種で導入されている総合的なオールインワン予約システム

      インターネット、電話、LINE、メールなど、様々な予約チャネルに対応し、顧客に合わせたマーケティング施策を実行できる機能を搭載しています。

      また、予約状況や顧客データの分析結果をレポートとして出力でき、データベースの分析結果に基づいて予約受付や顧客管理を効率化することも可能です。

      サービス名 運営会社 特徴 価格
      リザエン 株式会社 インタークエスト 200業種以上のあらゆる業態で利用された実績
      業界最高水準のセキュリティ対策
      初期費用 25,000円
      月額 15,000円

      CHILLNN

      ユニークな宿のための自社予約システムをキャッチコピーにし、宿泊施設の魅力を最大限に引き出す独自の予約エンジンを搭載しています。

      高画質な写真や動画、豊富な文章で、施設の魅力を訴求できるだけではなく、360度バーチャルツアー機能や、AR機能なども利用できるので、他にはない機能を使いたいホテルや旅館にぴったり。

      外国語にも対応しており、インバウンド対策にも有効です。

      サービス名 運営会社 特徴 価格
      CHILLNN 株式会社CHILLNN 自社ホテルの運営ノウハウをいかして開発されたユニークな予約システム
      14日間の無料体験あり
      初期費用 要問合せ
      月額 10,000円 + 従量課金または定額課金

      OPTIMA BOOKING

      OPTIMA BOOKINGは、高いコンバージョン率を実現する予約導線と豊富な機能を備えています。プランは3つありますが、月額固定料金制なので安心して利用できます。

      使いやすさを追求しており、直観的にわかりやすい操作性が魅力です。また、最小の導線で予約ができるようになっており、高いコンバージョン率を誇っています。

      直販予約の比率を高めたい、コンバージョン率を向上させたいという宿泊施設におすすめです。

      サービス名 運営会社 特徴 価格
      OPTIMA BOOKING 株式会社SYS 高いコンバージョン率を実現する予約導線
      デザインや機能を自由にカスタマイズ
      施設規模やプランによるため要問合せ

      Check Inn

      2015年にリリースされ、10,000施設を超える導入実績を持つ宿泊施設向けオールインワン予約システムです。

      予約管理、顧客管理、売上管理、分析・レポート、サイトコントローラー機能などを備えており、複数のシステムを導入する必要がありません。

      自社ホームページへの予約システムの設置は、短いコードを埋め込むだけで完了できる上、ページ遷移なしで予約システムが立ち上がるのでユーザのストレスなく予約を完結させることができます。

      サービス名 運営会社 特徴 価格
      Check Inn Check Inn 株式会社 サイトコントローラー・PMS・自社予約システム一体型
      UI/UXにこだわりシンプルで使いやすい設計
      初期費用 無料
      月額 18,000円

      【無料・フリープランあり】おすすめ宿泊予約システム2選を比較

      無料プランやフリープランが用意されている宿泊予約システムもあります。

      無料だと機能が限られたり、制限がかかったりすることもありますが、とりあえずお試しで利用するにはおすすめ。気軽に導入できるシステム2つ紹介します。

      宿泊予約システム 運営会社 特徴 料金
      タビチャットエンジン 株式会社NinNin 使いやすさとコストパフォーマンスを重視した中小規模向け宿泊予約システム
      無料版もあるため試しやすい
      初期費用 無料
      月額 6,000円※無料版あり
      Staysee ステイシー株式会社 中規模向けの宿泊管理サービス
      民泊やゲストハウスなどの小規模宿泊施設プランが充実している
      月額 3,980円※スタンダードプラン

      タビチャットエンジン

      タビチャットエンジン

      使いやすさとコストパフォーマンスを重視した宿泊予約システムです。

      無料版でも十分な機能を有しており、ひとまず宿泊予約システムを試してみたい方が気軽に試験導入できるのが魅力です。

      またタビチャットエンジンで作った公式サイトは、「スマートフォンで見やすく、予約がしやすいサイト」として人気があります。

      サービス名 運営会社 特徴 価格
      タビチャットエンジン 株式会社NinNin 使いやすさとコストパフォーマンスを重視した中小規模向け宿泊予約システム
      無料版もあるため試しやすい
      初期費用 無料
      月額 6,000円※無料版あり

      Staysee(ステイシー)

      Staysee(ステイシー)

      中規模向けの宿泊管理サービスです。

      中規模向けの基本機能がそろっている一方、民泊やゲストハウスのような小規模宿泊施設向けのプランが充実しており、施設の事情に合わせて機能やプラン設定が選べます。

      1ヶ月の無料期間があるため、ひとまず試してみることができるのも魅力です。

      サービス名 運営会社 特長 価格
      Staysee ステイシー株式会社 中規模向けの宿泊管理サービス
      民泊やゲストハウスなどの小規模宿泊施設プランが充実している
      月額 3,980円※スタンダードプラン

      【総合的なDX化も可能】おすすめ宿泊予約システム6選を比較

      宿泊予約システムにはさまざまな機能があることは紹介しましたが、宿泊予約システムひとつで総合的にDX化を目指せるものもあります。

      ここでは、さまざまな機能を持つ宿泊予約システム、PMSを紹介します。

      宿泊予約システム 運営会社 特徴 料金
      Oracle Hospitality OPERA

      日本オラクル株式会社 外資系ホテルトップシェア
      Oracle Cloud上で使える
      非公開(要見積り)
      ホテル基幹業務システム NEHOPS

      日本電気株式会社(NEC) あらゆるホテル業務を一括でIT化
      大規模なデータでもスムーズに連携
      非公開(要見積り)
      GLOVIA smart ホテル/旅館

      富士通Japan株式会社 統合業務改善ソリューション
      幅広いプラン
      非公開(要見積り)
      FRONT SYSTEM スマート

      新コンピュータサービス株式会社 低コストで簡単操作 月額 6,400円※5年リース
      宿OH!

      株式会社ナバック 宿泊・休憩に特化
      小規模施設向け
      非公開(要見積り)

      Oracle Hospitality OPERA(オペラ)

      Oracle Hospitality OPERA(オペラ)

      Oracle Cloud上で提供されている、外資系ホテルトップシェアのPMSです。

      ITシステムに強みを持つ日本オラクルが運営しているため、様々なホテル業務のIT化が行えます。

      また、モバイルアプリが充実していることも強みです。

      サービス名 運営会社 特徴 価格
      Oracle Hospitality OPERA 日本オラクル株式会社 外資系ホテルトップシェアのオールインワンのクラウド型ホテルPMS
      Oracle Cloud上で使えるホテル業に特化した業務システムやモバイルアプリが強み
      非公開(要見積り)

      ホテル基幹業務システム NEHOPS(ネホップス)

      ホテル基幹業務システム NEHOPS(ネホップス)

      NECが提供するホテル業務統合PMSです。

      業態に合わせて、宿泊管理に特化したスタンダードと高度なホテルシステム機能を備えたハイグレードの2つのオプションが選べます。

      スタンダードでも十分な基本機能があり、KIOSK端末によるオートフロントにも対応しています。

      また、異なる規模のホテルが混在していても連携可能なチェーン統合管理機能を備えており、チェーン店間の業務共通化、標準化を実現できます。

      サービス名 運営会社 特徴 価格
      ホテル基幹業務システム NEHOPS 日本電気株式会社(NEC) 営業系システムから管理系システムまで、あらゆるホテル業務を一括でIT化する統合PMS
      チェーン店間の大規模なデータでもスムーズに連携し、ホテル業務全体を支援する
      非公開(要見積り)

      accommod(アコモド)

      accommod(アコモド)

      小規模宿泊施設に特化したPMSです。

      ホテル管理に必要な自社Web予約システムと宿泊管理システムが両方備わっており、24時間365日体制のカスタマーサポートが受けられます。

      長年ホテルシステムを専業に開発してきた株式会社タップが開発した「小規模であってもPMSが欲しい」という要望に応えるサービスです。

      サービス名 運営会社 特長 価格
      accommod 株式会社タップ 小規模宿泊施設に特化した宿泊管理サービス
      自社WEB予約システムと宿泊管理システムが両方備わっており、民泊ダッシュボードとの連携も可能
      月額 宿泊料金の1%※プランA

      GLOVIA smart ホテル/旅館

      GLOVIA smart ホテル/旅館

      富士通の提供する統合ソリューション「GLOVIA smart」のホテル/旅館向けシステムです。

      GLOVIAと連携して様々な業務改善が行え、企業全体のIT化を目指すことができます

      サービス名 運営会社 特徴 価格
      GLOVIA smart ホテル/旅館 富士通Japan株式会社 富士通の提供する統合業務改善ソリューション「GLOVIA smart」の宿泊施設向けPMS
      ホテル用、旅館用など幅広いプランが用意されている
      非公開(要見積り)

      FRONT SYSTEM スマート

      FRONT SYSTEM スマート

      低コストで導入でき、簡単操作ですぐにシステムの運用が可能を謳う中小規模向けのリース型PMSです。

      中小規模の宿泊施設向けに整理された簡単なシステムと導入サポートが人気です。

      宿泊管理に必要な周辺デバイスも貸し出しており、デバイス込みでも月額10,300円と低コストで導入できます。

      サービス名 運営会社 特長 価格
      FRONT SYSTEM スマート 新コンピュータサービス株式会社 とにかく低コストで簡単操作かつ、短納期に特化したリース型のPMS 月額 6,400円※5年リース

      宿OH!

      宿OH!

      日本の旅館などの宿泊休憩施設に特化した管理システムです。

      各自治体の宿泊税、入湯税にも対応しており、旅館・民宿・ペンションなどの日本の小規模宿泊施設に寄り添った機能が充実しています。

      ペンタブレット連携やパスポート連携機能があり、外国人旅行者が多くなってきた旅館には魅力的なシステムです。

      サービス名 運営会社 特長 価格
      宿OH! 株式会社ナバック 宿泊・休憩に特化した小規模施設向けホテルシステム 非公開(要見積り)

      【小規模施設向け】おすすめ宿泊予約システム5選を比較

      小規模施設向けの宿泊予約システムサービス

      家族経営や古民家などの小規模・個人経営宿泊所の場合、一般的な宿泊予約システムとは求める機能が大きく異なります。

      機能が限定された、小規模施設向けの宿泊予約支援サービスを紹介します。

      宿泊予約システム 運営会社 特徴 料金
      goope GMOペパボ株式会社 知識不要で簡単 月額 3,300円※スタンダードプラン
      minpakuIN

      xxx (エイジィ) 株式会社 セルフチェックインに特化
      公式airbnbパートナー
      月額 5,000円
      民宿・ペンション予約システム

      株式会社セレクトタイプ 民宿やペンション向け 初期費用 無料
      月額 3,000円※ベーシックパッケージプラン
      宿シス

      株式会社ウイング民宿 日本旅館協会推奨
      30室未満の旅館向け
      初期費用 11,000円
      月額 8,250円
      リピッテホテル

      株式会社コネクター・ジャパン LINE公式アカウントを利用
      LINEメッセージでの予約受付に特化
      初期費用 29,800円
      月額 9,800円※客室数10~29室向けプラン

      goope(グーペ)

      goope(グーペ)

      誰でも簡単にホームページが作れるホームページ作成サービスです。

      小規模なWebサイトしか作れずSEO対策も弱いという欠点はありますが、知識がなくともビジネス用のネット予約サイトを作ることが出来ます。

      「ホテル管理をシステム化する予定はないが、ひとまず宿泊施設の紹介サイトやオンライン予約受付ページは作りたい」といったニーズには便利なツールです。

      サービス名 運営会社 特長 価格
      goope GMOペパボ株式会社 知識不要で簡単にホームページが作れるオンラインホームページ作成ツール 月額 3,300円※スタンダードプラン

      minpakuIN(民泊イン)

      minpakuIN(民泊イン)

      公式airbnbパートナーに選ばれた、無人民泊の管理業務を行うセルフチェックイン特化型PMSです。

      外国人宿泊客のパスポートの写しの自動管理や、宿泊台帳の自動化などセルフチェックインに必要な機能が充実しているほか、特区民泊や民泊新法にも素早く対応したシステムが人気です。

      サービス名 運営会社 特長 価格
      minpakuIN xxx (エイジィ) 株式会社 民泊などでのセルフチェックインに特化した管理システム
      公式airbnbパートナーであり、民泊での無人運営の業務を支援する
      月額 5,000円

      民宿・ペンション予約システム

      民宿・ペンション予約システム

      様々な特色がある民宿運営に向けて、多様な予約フォーム設定が用意された民泊向け宿泊予約システムです。

      フロント業務の管理機能は乏しいですが、様々なカスタムフォームで予約客の情報を確認しながら、自身の民宿の強みをアピールできます。

      サービス名 運営会社 特徴 価格
      民宿・ペンション予約システム 株式会社セレクトタイプ 民宿やペンションを重視した宿泊予約システム
      民宿やペンションがインターネット予約を行うために必要な予約フォーム設定がそろっている
      初期費用 無料
      月額 3,000円※ベーシックパッケージプラン

      宿シス

      宿シス

      日本旅館協会が推奨している宿泊予約システムです。

      「ルーム数30室未満」の小、中規模宿泊施設に向けて、わかりやすいインターネット予約サイトや予約管理機能を多機能かつ低額で提供します。

      サービス名 運営会社 特徴 価格
      宿シス 株式会社ウイング民宿 日本旅館協会推奨の宿泊予約システム
      ルーム数30室未満の小、中規模旅館に対し、わかりやすい予約システムを提供している
      初期費用 11,000円
      月額 8,250円

      リピッテホテル

      リピッテホテル

      ホテルの規模にかかわらず、LINEを使った宿泊予約と「リピーターの獲得や育成」に重点を置いた宿泊予約システムです。

      過去の宿泊履歴やアンケート結果を元にLINEメッセージをセグメント配信をする機能など、リピート率の増加を目指して宿泊客との接点を増やす様々な機能が魅力です。

      サービス名 運営会社 特徴 価格
      リピッテホテル 株式会社コネクター・ジャパン LINE公式アカウントを利用した宿泊予約システム
      LINEメッセージでの予約受付けに特化し、リピーターを増やすことを目指している
      初期費用 29,800円
      月額 9,800円※客室数10~29室向けプラン

      宿泊予約システムを導入するメリット

      宿泊予約システムを自社施設に導入する必要性

      そもそも何故こんなにも宿泊予約システムに注目が集まっているのでしょうか。

      それは、インターネット予約の成長によって代理店を介さないインターネットからの直接予約が主流となったからです。

      誰もがスマホで旅行先情報を検索する現代において、インターネットから予約を受け付けられることは宿泊施設にとって重要な要素になります。

      しかし、独自予約サイトや受付システムを作るのは大変です。そこで、独自のサイトや予約受付をサポートしてくれる宿泊予約システムサービスが重要になります。

      宿泊予約システムの導入は、施設利用者へ利便性を提供し、運営者には収益最大化の機会を与えてくれる重要なツールと言えるでしょう。

      ここでは、その具体的なメリットがどんなものなのか、いくつかご紹介します。

      集客率の向上

      システムを導入することでインターネット上で独自に予約受付が可能になり、より広範囲の顧客の目にとまることが出来ます

      宿泊予約システムを導入することで、例えば自身のウェブサイトやアプリを通じて、顧客はいつでも簡単に予約情報の確認や宿泊予約ができます。

      「旅行の際に宿泊する場所を探す」というハードルが下がり、「いつものところに予約を入れよう」というリピーターの獲得へと繋がります。

      宿泊客管理業務の効率化

      宿泊客の情報管理をシステムに任せられるのも大きなメリットです。

      宿泊施設は顧客について様々な情報を取り扱います。

      例えば、

      • 部屋の予約状況
      • 宿泊している顧客の個人情報
      • 清掃スケジュールの調整
      • 料金支払いの管理
      • チェックイン・チェックアウトの状況確認

      といった管理を宿泊客ごとに行なうため、フロント業務は非常に煩雑となります。

      システムに情報管理を肩代わりさせることで多くの煩雑な業務が自動化でき、スタッフの業務効率とサービス品質の向上に繋がります

      清掃スケジュールやチェックイン・チェックアウトの状況がリアルタイムで可視化されることでよりスムーズに宿泊客の状況が把握できるようになります。

      予約対応のコスト削減

      アプリやサイトからの予約受付が行えることで、電話やメールでの予約数が減少し、スタッフの負担が軽減されます。

      宿泊予約で最もよくあるミスが、「予約情報の聞き間違い」「転記ミス」「連絡不備」といった人的なケアレスミスによって引き起こされます。

      宿泊予約システムは、顧客の予約情報を自動的に収集し、既存のリピーターや新規の顧客の個人情報を一元で管理します

      今までは全てスタッフが手動で入力していた情報管理がシステムで自動化されることで入力ミスを防ぎ、煩雑な作業を効率化できます

      予約内容に関するクレームの回避

      予約情報をシステムに任せることで、顧客からのクレームの発生を防ぐことも期待できます。

      宿泊予約システムは詳細な部屋の状況、残室情報、各宿泊プランとその料金、キャンセルポリシーを明確に決められ、顧客に伝えることができます。

      事前にクレームが発生しやすい「曖昧な部分」を明確化出来るため、結果的にクレームや不満が発生しづらくなるのです。

      例えば従来の電話やメールでの予約受付では、

      • ダブルブッキングしてしまった
      • 紹介していた部屋情報が古いものだった
      • 予約日時を聞き取り間違えた

      といった様々な問題が起こっていました。

      インターネット予約をシステムで管理できれば転記ミスやダブルブッキングは起こりません。また、顧客にリアルタイムの宿泊施設情報を届けることができます

      情報が明確化されることで、顧客とスタッフとの間に誤解が発生しなくなり、クレームのリスクを減らすことができます。

      キャンセル時のトラブルの軽減

      宿泊予約システムによっては、キャンセルトラブルなども未然に防ぐことが出来ます

      システムによって未然に防げるトラブルについて考えてみましょう。

      キャンセル料金のトラブル

      キャンセル料金発生時の「そんなこと聞いてなかった」という伝達不足は起こりえます。特にキャンセル時の手数料や条件は非常に揉めやすいですよね。

      宿泊予約システムは、予約される段階でキャンセルポリシーについて説明が可能です。事前に説明できることで、少なくとも伝達不足は最小限に収まります。

      予約客の音信不通

      無断キャンセルを始めとする予約客の音信不通も、ホテルや旅館にとっては起こりえるトラブル。

      土壇場キャンセルや無断キャンセルといった料金回収トラブルもよくありますが、宿泊予約システムならばオンライン決済によって事前決済をお願いできます。

      また、事前決済は当日の混雑防止なども期待できます。

      リアルタイムな残室状況の把握

      予約客の早期到着やキャンセル連絡でフロントが混み合い、現在の残室状況が把握できなくなることもホテルや旅館の課題として挙げられます。

      電話とペーパーでの予約管理だと、どうしても「結局この人キャンセルしたの?それとも遅れて来るの?」という問題が発生します。

      宿泊予約システムによって「今この人はどういう状況なのか」を把握できるので、その後の対応も取りやすくなります。

      宿泊予約システムの選び方

      宿泊予約システム導入で考慮すべきポイント

      ここまで宿泊予約システム全般の便利さについて紹介しました。

      ですが、宿泊予約システムの各サービスは提供元によって様々な特徴を持っています。

      そこで、導入の際に気を付けるべきポイントについても紹介します。

      ターゲット宿泊客層と宿泊予約システム各サービスの整合性があるか

      最近は旅行客のニーズが多様化しているため、宿泊予約システムの得意分野も多様化しています。

      例えば、特定の需要に特化しているサービスや、顧客との連絡手段に特化したサービスなど、宿泊予約システムと言っても様々な特徴があります。

      検討しているサービスが、どの顧客層をターゲットにしているかを確認しておくべきです

      また宿泊施設に「売り」がある場合は、その特別なニーズに対応できるカスタムオプションがあるかも確認しておきましょう。

      施設規模と宿泊予約システム各サービスの親和性の有無

      宿泊予約システムの中には施設の規模を絞っているものも多いです

      大規模なホテル向けの管理システムであったり、逆に部屋数30未満の小規模ホテルに合わせてカスタマイズされているサービスなど特徴は様々です。

      不必要な大規模システムを導入してもコストが嵩んで使いにくいだけですし、コストが安くても小規模なシステムでは必要な機能が足りません。

      施設のサイズに合ったサービスを選び、運用規模に合ったシステムを使いましょう。

      各宿泊予約システムの一般への認知度

      宿泊予約システムの重要な要素の一つに「お客様がその予約サイトを見てくれるのか」という点があります。

      どれだけ魅力的な宿泊施設でも、誰も予約サイトの紹介を見に来なければ意味がありません。

      そういう意味では、可能ならば一般的に広く知られたシステムを選んでおくことも重要であると言えるでしょう。

      一般の認知度が高いシステムならば信頼できる上に、一見さんでも予約につながりやすいです

      記事後半にておすすめの宿泊予約システムを紹介していますので、よろしければ参考にしてみてください。

      システムの使いやすさ

      予約業務というのは毎日大量の作業があるにも関わらず、1度のミスがクレームやトラブルに繋がる大変な業務です。

      そのため、スタッフがシステムを使いやすいかはとても大事な基準と言えます。

      • ユーザーインタフェースが直感的か
      • スタッフにも顧客にもフレンドリーなデザインか
      • 導入後にスタッフの習熟がどのくらい必要になるか
      • サービスのカスタマーサポートはどれだけ充実しているか

      など、コストや認知度だけでなくスムーズな運用が可能かどうかも検討しましょう。

      サポート力と自社システムとの連携の可否

      システムの使いやすさを検討する際には、どんな外部サービスと連携できるのかもチェックすべきです。

      宿泊予約システムの導入は少なからず既存業務に影響を与えます

      既存の施設内システム(POSや会計ソフトなど)との連携や、懇意にしている旅行代理店や外部サービスと連携が可能ならば、さらなる業務効率化が期待できます。

      また、サービス提供元のカスタマーサポートがどこまでつきあってくれるのか、問題が起きたときにどれだけ迅速な対応が見込めるのか、といった情報は調べておいて損はありません。

      価格や手数料など導入コストの確認

      システムの特徴やサポートなども重要ですが、やはり導入コストを軽視することは出来ません。

      導入コストと一言に言っても、ライセンス料、カスタマイズ料、導入後の研修コストといった様々なコストが掛かります。

      それぞれ自社ではどの程度のコストがかかるのかを事前に確認しておきましょう。

      特にシステム導入前だからこそ、利用料や手数料の透明性やわかりやすさは重視すべきです。

      まとめ:宿泊予約システムでDX・IT化を目指しましょう

      現代の宿泊施設運営にとって大きな存在となっている宿泊予約システム。この記事では、システムの利便性や必要性について解説いたしました。

      今までのやり方を変えて、ITシステムを導入することに躊躇する方もいらっしゃると思います。しかし、宿泊予約システム導入をはじめとしたホテル・旅館のDX化は今後避けて通れない未来でもあります。

      この機会にぜひ予約システムの導入を検討し、集客アップを狙いましょう。

      もしITシステムの導入に悩む事業者様がいたら、Jiteraga導入のサポートや提案をさせていただいています。

      ぜひ、その悩みを私たちと一緒に解決しましょう。ITシステム開発・導入にお悩みの際は株式会社Jiteraへお問い合わせください。

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