オンライン診療は、医療機関で医療専門家と患者がインターネットを介して、遠隔で医療相談や診療を行うことができるものです。
この記事では、オンライン診療での手順や料金、ほかにもおすすめなアプリなどを紹介しています。
この記事を読んで、オンライン診療のことを深く理解して、利用するかどうかの参考にしてください。
2014年 大学在学中にソフトウェア開発企業を設立
2016年 新卒でリクルートに入社 SUUMOの開発担当
2017年 開発会社Jiteraを設立
開発AIエージェント「JITERA」を開発
2024年 「Forbes 30 Under 30 Asia 2024」に選出
オンライン診療とは
オンライン診療とは、医療機関で医療専門家と患者がインターネットを介して、遠隔で医療相談や診療を行うことをさします。
ビデオ通話やチャット、電子メールなどのテクノロジーを使用して、オンライン診療が行われます。
オンライン診療は、患者が医師や専門家と直接会うことが困難な場合や、緊急の医療問題がない場合に特に役立つ方法です。
ここでは、オンライン診療のことをよく理解するために、以下の項目に分けて、オンライン診療の基本などを解説します。
- オンライン診療の基本概念
- オンライン診療のメリット
- オンライン診療のデメリット
各項目をの内容をみて、オンライン診療のことをより深く理解していきましょう。
オンライン診療の基本概念
オンライン診療は、以下の基本概念に基づいて行われます。
- 遠隔医療が可能
- テレヘルスでのサービス提供
- 通信技術の利用
- プライバシーとセキュリティーへの配慮
- 限界や制約がある
オンライン診療は、遠隔医療の形態の1つであり、患者と医療提供者が物理的に同じ場所にいない状態で医療を行うことをさします。
テレヘルスとは、情報通信技術(ICT)を利用して、医療や健康関連の情報などのサービスを提供することで、このテレヘルスもオンライン診療の1つです。
オンライン診療では、ビデオ通話・チャット・電子メール・画像や動画の共有など、さまざまな通信技術が利用され、用途に応じて技術が変わるのが特徴的です。
医療情報のプライバシーとセキュリティは非常に重要で、オンライン診療プラットフォームやツールには、患者の個人情報を保護するための適切なセキュリティ対策を講じている必要があります。
オンライン診療には、物理的な検査や処置ができないなどの限界や制約があります。緊急の医療状況に対応する必要がある場合などは、対面診療が必要となることも忘れてはいけません。
オンライン診療のメリット
オンライン診療には多くのメリットがあり、おもに以下のようなものがあります。
- アクセスの向上
- 便利さ
- 時間の節約
- コストの削減
- 緊急時の対応
- 医療提供者の利便性
- 感染リスクの低減
地理的な制約や交通の問題などで医療機関に通うことが難しい人々にとって、オンライン診療を活用できることは、医療へのアクセスのしやすさ向上につながります。ほかにも、患者は、自宅や職場から手軽に医療相談を受けられ、待ち時間や移動時間を節約することができる、便利さも魅力の1つでしょう。
また、対面診療のように待合室で時間を費やす必要がなくなるため、時間を節約することが可能です。
オンライン診療は通常、対面診療よりも低コストで提供することができ、これは、患者が交通費や駐車料金を支払う必要がないためです。
緊急の医療状況に対応するための医療相談やアドバイスを提供できるのもメリットの一つです。
医療提供者は、患者とコミュニケーションをとることができ、柔軟な勤務時間や場所を確保することができるでしょう。
オンライン診療は対面診療よりも感染リスクが低いため、特に、感染症の流行時や感染リスクの高い患者にとって安全な選択肢の1つです。
これらのメリットで、オンライン診療は医療サービスの効率性や利便性を向上させるだけでなく、患者の満足度や健康結果を改善させることが期待されています。
オンライン診療のデメリット
オンライン診療には、いくつかのデメリットがあり、注意が必要です。
以下は、そのおもなデメリットとなります。
- 身体検査の制約
- 技術への依存
- プライバシーの懸念
- 診断の難しさ
- 対面コミュニケーションの欠如
- 患者の技術的な能力
対面診療ではできる身体検査が、オンライン診療ではできない場合があります。たとえば、血圧測定や聴診器を使った検査・触診などです。ほかにも、オンライン診療はテクノロジーに依存しているため、インターネット接続の問題や技術的なトラブルが発生する点がデメリットとなります。
オンライン診療で、患者のプライバシーが、オンライン上で保護されているかどうかについて不安を感じる人もいるでしょう。特に、セキュリティ対策が不十分な場合、患者の個人情報が漏洩する可能性があるため、注意が必要です。
一部の症状や疾患は、直接対面での診察や検査が必要な場合があります。オンライン診療では、診断が難しい場合や誤診のリスクが増加することを承知した上で、利用しなければなりません。
対面診療よりもコミュニケーションの質が低下する可能性があることも、デメリットの1つです。
オンライン診療には、コンピューターやスマートフォンなどの操作が必要となります。このため、高齢者や技術的な能力が低い患者にとっては、これら機器の利用がハードルとなる場合があるでしょう。
オンライン診療は、多くのメリットがあり便利なものですが、これらデメリットも理解した上で利用しなければなりません。
オンライン診療が可能な診療科
ここまで、オンライン診療の基本を理解するために、概念やメリット・デメリットをみてきました。
次に、オンライン診療が可能な診療科にはどのようなものがあるかをみていきます。
以下は、オンライン診療が可能な、おもな診療科です。
- 一般診療科
- 皮膚科
- 内科
- 精神科
それぞれの診療科で、オンライン診療をどのように活用しているのかみていきましょう。
一般診療科
一般診療科では、オンライン診療をおもに以下のような用途で利用しています。
- 症状商談
- 処方箋の更新
- 健康管理
- 予防接種や健康相談
患者が特定の症状や健康上の不安を抱えている場合、オンライン診療を通じて医師と相談することが可能です。直接通院しなくても診療を受けられるため、気軽に利用することができます。
慢性的な疾患や長期的な処方箋が必要な場合、オンライン診療を通じて医師が処方箋を更新することが可能です。
患者の健康状態や治療経過を定期的にチェックする際に、オンライン診療が利用されることがあります。患者の健康状態を定期的にモニタリングし、必要に応じて治療計画を調整することが可能です。
予防接種や健康に関するアドバイスを受けるために、患者はオンライン相談を利用することができます。特に、予防接種や健康スクリーニングなどのプログラムを受けたい患者にとっては、便利なツールとなるでしょう。
このように、一般診療科の医師は、オンライン診療を活用して患者の健康を維持し、向上させることが可能です。
皮膚科
皮膚科では、おもに以下のような用途でオンライン診療を活用しています。
- 症状の視覚的評価
- 湿疹や発疹の相談
- 皮膚ケアのアドバイス
- 薬剤処方
患者が皮膚に関する問題を抱えている場合、オンライン診療を通じて、医師は患者の皮膚状態の視覚的な評価が可能です。患者はカメラで皮膚の写真を提供して、医師はその写真をもとに診断や治療計画を立てることができます。
湿疹や発疹などの皮膚疾患に関する相談は、対面だけでなくオンライン診療でも相談が可能です。通院しなくても、湿疹や発疹の相談ができるため、いつでも気軽に利用できるでしょう。
皮膚の健康を維持するための適切なスキンケアや日常生活の変更に関するアドバイスも、オンライン診療を通じて提供することが可能です。
患者は、日常のスキンケアや生活習慣の改善について医師と相談し、適切なケアプランを立てることができます。
皮膚科医は必要に応じて処方箋を発行し、必要な薬剤を患者に提供しますが、オンライン診療であれば通院が不要となり便利です。オンライン上で処方箋を受け取り、身近な薬局で薬剤を受け取ることができるため、通院する手間が省けるでしょう。
このように、皮膚科医は、オンライン診療で患者の皮膚状態を評価して適切な治療やケアを提供することが可能です。
ただし、一部の皮膚疾患や症状に対しては、対面治療や物理的な検査が必要となる場合があることも知っておく必要があるでしょう。
内科
内科のオンライン診療では、一般的な健康相談から慢性疾患まで、幅広い範囲の医療ニーズに対応しています。
そのおもな内容は、以下のとおりです。
- 症状の相談と診断
- 慢性疾患の管理
- 健康管理と予防医療
- 健康上の相談
患者が特定の症状や健康上の不安を抱えている場合、オンライン診療を通じて医師と相談することが可能です。症状が重く通院が困難な場合でも、自宅などで診療を受けられるため、便利です。
慢性疾患の管理やフォローアップをオンラインで行うことができます。医師は患者の健康状態を定期的にモニタリング診断を行い、必要に応じて治療計画を調整することが可能です。
患者が健康上の疑問や懸念を持っている場合、オンライン診療を通じて医師に相談することができます。通院しなくても相談が可能なため、気軽に利用できるでしょう。
このように、内科でのオンライン診療は、患者の健康管理に治療計画の効率化やアクセス性の向上など、多くのメリットを提供しています。
精神科
精神科でのオンライン診療の活用には、以下のような用途がおもにあります。
- カウンセリングと治療
- 精神疾患の評価と診断
- 薬物療法の管理
- ストレス管理とリラクゼーション技法
- 家族カウンセリング
患者はオンライン上で精神科医や心理カウンセラーとのセッションを予約し、心理的な問題や精神疾患に関するカウンセリングや治療を受けることが可能です。通院しなくても診察を受けることができるため、誰にも知られることなく診察を受けることができるでしょう。
オンライン診療を通じて、精神科医は患者の症状や心理状態を評価し、適切な精神疾患の診断を行うことが可能です。
ほかにも、精神科医はオンライン診療を通じて、必要に応じた薬物療法を処方し、薬物の効果や副作用をモニタリングすることができます。患者は、処方箋をオンラインで受け取って、薬局に処方された薬を受け取ることができるため、便利です。
精神科医や心理カウンセラーは、オンライン診療を通じてストレス管理技術やリラクゼーション技法を患者に教えることができます。通院するのが億劫な人も、オンライン診療で診察を受けられれば、適切なストレス解消法を得られるでしょう。
心理的な問題や精神疾患を抱える患者の家族や介護者も、オンライン診療を通じてカウンセリングや支援を受けることができます。オンライン診療を活用すれば、家族は患者の治療やケアに積極的に参加し、患者をサポートすることができるでしょう。
精神科で大いに活用できるオンライン診療ですが、重度の精神疾患や危機的な状況に対しては、対面診療や緊急医療が必要な場合があるため、注意が必要です。
オンライン診療のサービス内容
各診療科でのそれぞれの特性に応じた利用方法で、オンライン診療を活用していることがわかりました。
次に、どのようなサービス内容があるのかみていきましょう。
以下は、オンライン診療のおもなサービス内容です。
- 症状相談と診察
- 処方箋の発行
- 検査結果の解説
それぞれ、詳細に解説します。
症状相談と診察
症状相談と診察は、オンライン診療でのサービス内容の1つです。患者が特定の症状や健康上の不安を抱えている場合に、医師や医療専門家とオンライン上で相談して、診療を行います。
以下は、そのおもな内容です。
- 症状の相談
- 症状の評価と診察
- 画像や動画の提供
患者が具体的な症状や健康上の不安をもっている場合、オンライン診療を通じて医師や医療専門家に相談することが可能です。
患者は、自分の症状や状況を詳細に説明することで、医師にアドバイスや診断を求めることができます。
医師や医療専門家は、患者の症状や状態を評価して、適切な診断や治療を行うための診察を行います。たとえば、患者の症状や健康歴の詳細な聞き取りなど、ほかにも、必要に応じて身体検査や視覚的な評価などもあります。
ただし、オンライン診療では、対面診療とは違い、直接触れての診察ができず必要な情報が得られない場合もあるため、注意が必要です。
患者が画像や動画を提供して医師や医療専門家に相談できるのは、メリットの1つでしょう。皮膚の異常や損傷、身体の特定の部位の腫れなどの画像や動画を医師や医療専門家に送れば、より適切な診察を受けられます。
このように、症状相談と診察は、オンライン診療の基本的なサービスの1つであり、患者が医療上の問題や疑問を解決するために役立ちます。
処方箋の発行
オンライン診療のサービス内容の1つに、処方箋の発行があります。
患者が特定の薬剤を必要とする場合、オンライン診療を通じて医師が処方箋を発行することが可能で、患者はその処方箋を持って薬局で薬を受け取れます。
以下は、処方箋に関する詳細な内容です。
- 症状評価
- 処方箋の作成
- 電子処方箋の送信
- 薬局での処方箋の受け取り
患者が特定の症状や健康上の問題を報告すると、医師はこれらの症状を評価して、適切な治療法を決定します。診察した結果に応じて、医師は患者に追加の質問を行い、症状を詳しく把握することもあります。
医師が患者の症状を評価した後、適切な薬剤や治療を決定すれば、オンライン診療プラットフォームを通じて処方箋の作成が可能です。
医師が処方箋を作成した後、電子処方箋が患者に送信されます。患者は、オンライン診療プラットフォームまたは電子メールで処方箋を受け取ることができ、便利です。
一部の電子処方箋では、患者のアカウントに自動的にアップロードされるものもあります。
患者は受け取った処方箋を持って、身近な薬局に行って薬を受け取ることが可能です。薬剤師は処方箋を確認し、必要な薬剤を患者に提供します。
このように、処方箋の発行は、オンライン診療を通じて患者が必要な薬剤を簡単かつ効率的に入手するための重要なサービスです。
検査結果の解説
検査結果の解説は、オンライン診療のサービス内容の1つです。
患者が検査を受けた後、医師はその結果を評価してオンライン上で患者に解説やアドバイスを提供します。
以下は、そのおもな内容です。
- 検査結果の評価
- 解説とアドバイス
- 適切なフォローアップの提案
- 患者の質問や懸念への対応
患者が、血液検査・画像検査・尿検査などの検査を受けた後、医師はこれらの検査結果を評価します。医師は検査結果を解読し、患者に結果の意味や影響を説明します。
医師は、検査結果に基づいて適切な治療やケアのアドバイスを提供し、患者がその結果を理解できるようサポートしてくれるでしょう。
サポートだけでなく、医師は適切なフォローアップの計画も提案します。必要に応じて、追加の検査や治療、モニタリングなどを提案されることもあるでしょう。
検査結果に関する不明点や不安から起こる、患者の質問や懸念を解消するために、医師はサポートします。患者とオンライン上でコミュニケーションをとりながら、適切な情報を提供してくれるでしょう。
検査結果の解説は、患者が自身の健康状態を理解し、適切な治療やケアの決定を下すために重要な役割を果たします。
オンライン診療の料金体系と保険適用
オンライン診療では、対面診療と同じ感覚で利用できるサービス内容であることがわかりました。
では、このオンライン診療の料金体系と保険適用は、どのようになっているのでしょうか?
ここでは、以下の項目に分けて、オンライン診療の料金などをみていきます。
- 一般的なオンライン診療の料金
- 健康保険の適用範囲
各項目を見ながら、対面診療との違いを比較してみてください。
一般的なオンライン診療の料金
オンライン診療には、保険適用と自費の2種類があるため注意が必要です。保険適用となる費用は、対面診療と同じく保険が適用されますが、自費の場合は、病院やクリニックによって料金が異なります。
オンライン診療の料金は病院によって幅広く、相場は2,500〜5,000円となることが多いでしょう。なお、オンライン診療の料金には、診察代・システム利用料・処方箋代・医学管理費・診断書代などが含まれます。
診察代は、保険診療であれば700円で、3割負担の場合は210円と、国から指定された金額であるためどの医療機関でも同様の金額になります。
システム利用料は、医療機関が導入しているシステムによって異なりますが、およそ1,000円〜2,000円程度となるところが多いです。
健康保険の適用範囲
オンライン診療が健康保険の適用範囲に含まれる場合がありますが、その適用範囲や条件はいくつかの要因によって異なります。厚生労働省は、オンライン診療においては、特定の診療内容や診療期間に対して、健康保険の適用を認めています。
オンライン診療では、一部の疾患や診療内容について健康保険の適用範囲に含まれる場合がありますが、ほかの疾患や診療内容については適用されない場合があるため注意です。
負担割合は3割と変わらないですが、このほかに「オンライン診療料」という料金が追加となります。
オンライン診療の適切な実施に関する指針・ガイドライン
オンライン診療の適切な実施に関する指針やガイドラインは、医療機関や関連する専門団体、政府機関などが策定しています。
これらは、医療従事者や患者の安全性やプライバシー保護を確保するために重要です。
指針やガイドラインには、以下のような項目があります。
- 医師の資格とライセンス
- 患者のプライバシー保護
- 医療の品質と安全性
- 適切な機器と通信環境
- 診療の記録と文書化
これらは、オンライン診療を実施していくにあたっての、患者の安全性や医療の品質を確保するために重要です。
医療機関や医師は、これらに従って、その定められた内容に沿ったオンライン診療を実施していくことが求められます。
オンライン診療に利用できるアプリ5選
オンライン診療は、さまざまなアプリを利用して診療を行います。
ここでは、オンライン診療を行なっている医療機関のアプリを5つ、紹介します。
- Omamori Clinic(おまもりクリニック)
- ココカラファイン オンライン診療
- Rakuten Medical(楽天メディカル)
- First Call(ファーストコール)
- Minna Care(みんなケア)
特徴が異なるオンライン診療のアプリをそれぞれみていきましょう。
Omamori Clinic(おまもりクリニック)
出典:https://www.omamori-clinic.com/
川崎市宮前区にある心療内科・精神科の「おまもりクリニック」は、オンライン診療と服薬指導を行っています。
診療内容には、うつ病・双極性障害・パニック症・注意欠如・多動症(ADHD)・統合失調症・自律神経失調症・睡眠障害・適応障害などがあります。
ココカラファイン オンライン診療
出典:https://www.matsukiyococokara.com/company/group/cocokara/
ココカラファインヘルスケア調剤取扱店舗全店では、2021年1月からオンライン服薬指導を開始しています。
オンライン服薬指導では、病院や診療所から受領した処方箋データを送信して、オンラインで薬の説明を受けることができ、薬は配達されます。
医療機関から処方箋をFAXなどで薬局に送ってもらい、薬局へ処方箋を渡します。そのあと、薬を薬局から自宅などへ送ってもらったり、自身で薬局に出向いて受け取りに行ったりすることも可能です。
ほかにも、服薬指導を薬剤師からオンライン上や対面で受けることもでき、便利なサービスとなっています。
Rakuten Medical(楽天メディカル)
出典:https://rakuten-med.com/jp/
楽天メディカルは、医薬品や医療機器の開発を行う会社です。
楽天は、「med …: powered by Rakuten」という、アイメッド社が運営している、オンライン診療のサービスと連携しています。楽天ペイ(オンライン決済)が利用可能で、取り扱う医薬品のラインアップが充実していたり、夜間診療への対応をしていたりと、サービスが拡充されています。
また、楽天生命は女性向けオンライン医療相談・診療サービス「楽天キレイドナビ」を運営しています。
First Call(ファーストコール)
First Call(ファーストコール)は、インターネット上で医師に健康相談ができるウェブプラットフォームです。チャットやテレビ電話を使って、匿名で医師に直接相談できます。
First Callは、日常生活における自身と家族の体調の不安や悩みについて、いつでもどこからでも医師に相談できるサービスです。ただし、医師が診察・診断しているわけではないため、最終的には、自身の判断で医療機関に受診するかどうか判断する必要があります。
First Callは、月額550円(税込)でいつでも医師へのチャット相談・テレビ電話相談を行うことができます。
Minna Care(みんなケア)
出典:https://service.minna-de-care.com/
みんなでケアは、介護業界向けのオンラインチャットサービスです。スケジュール共有やファイル管理、支援経過記録作成などの作業を簡略化することができます。
ケアマネジャーや利用者は無料で利用でき、介護事業者は月額500円で利用できます。業界初のダブルチャット機能を備えており、安価な料金設定も魅力です。
オンライン診療のまとめ
今回は、オンライン診療に関することをみてきて、以下のことがわかりました。
- オンライン診療とは医療機関で医療専門家と患者がインターネットを介して遠隔で医療相談や診療を行うこと
- 物理的な検査や処置ができないなどの限界や制約があるため注意が必要
- オンライン診療で医師から診察を受けたあと電子処方箋を受け取って身近な薬局で薬を受け取れる
- オンライン診療は保険適用と自費がある
オンライン診療は、通院することなく診療を受けて処方箋を受け取ることができ、身近な薬局で薬が受け取れる便利なサービスです。一方で、物理的な検査や処置ができないなどの限界や制限があり、一部の症状では利用できない場合があるため、注意が必要となるでしょう。
オンライン診療には、保険適用と自費があり、医療機関によって料金が異なるため、自身が通う医療機関の料金を確認することをおすすめします。
オンライン診療には多くのサービスがありますが、どのようなサービスを利用すれば良いかわからないこともあるでしょう。このようなときは、オンライン診療に知見のある、株式会社Jiteraへご相談ください。
オンライン診療のサービスについて丁寧に解説させていただいた上で、適切なオンライン診療サービスを紹介させていただきます。