BASEを使ったECサイトの開設方法やメリット・デメリットをわかりやすく紹介!

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Nao Yanagisawa
監修者 Jitera代表取締役 柳澤 直

2014年 大学在学中にソフトウェア開発企業を設立

2016年 新卒でリクルートに入社 SUUMOの開発担当

2017年 開発会社Jiteraを設立
開発AIエージェント「JITERA」を開発

2024年 「Forbes 30 Under 30 Asia 2024」に選出

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執筆者 taketch

【得意な分野・言語】QA(品質保証)/ テスト自動化開発(Python、Node.js)/ Google Apps Script【主な実績】20年のQA業界経験(現職)【役職】エンジニア / Developers Summit 2024 SummerとDevelopers Summit 2024 KANSAIで登壇

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    BASEとは?

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    BASE(ベイス)は、技術知識がない方でも、数ステップで簡単にネットショップを開設できる革新的なサービスです。

    無料で利用開始でき、直感的な操作性豊富なテンプレートを提供し、個人事業主から中小企業まで幅広いユーザーに愛用されています。

    ショップオーナーが本業に集中できるよう、商品の管理からAIによる商品説明文の自動生成マーケティング分析まで、幅広い便利な機能を揃えています。

    BASEを活用すれば、短期間かつ低コストでオンライン販売体制を整えることが可能です。

    加えて、無料プランとは別の月額費用が発生するプランを選択することで、手数料を抑えることも可能で、ビジネスの規模やニーズに応じた柔軟な運用が行えます

    料金プラン

    スタンダードプラン グロースプラン
    ショップをはじめるとき 初期費用 0円 0円
    月額費用 0円/月 16,580円/月(年払い
    19,980円/月(月払い
    商品が売れたとき 決済手数料 3.6% + 40円 2.9%
    決済手数料(Amazon Pay, PayPal) 4.6% + 40円 3.9%
    サービス利用料 3% 0円
    売上金を指定口座に
    振り込むとき
    振込手数料 250円
    事務手数料 2万円未満の場合: 500円
    2万円以上の場合: 0円

    BASEでは、利用者のニーズに合わせた2種類の料金プランを提供しています。

    まず無料でショップを始められる「スタンダードプラン」があります。

    これは初期費用や月額費用が一切かからず、すぐにネットショップを開始したい方に最適な選択肢です。

    スタンダードプランでも、商品登録数やデザインテンプレートに制限はなく、小規模から事業を始める方には十分な機能を備えています。

    一方で、手数料を抑えたい場合は「グロースプラン」があります。

    これは月額費用がかかる代わりにスタンダードプランに比べ手数料が低く設定されています

    グロースプランは月商50万円以上のショップにおすすめです。

    なお、両プランは金額面の違いのみで機能面での違いはありません

    スタンダードプラン

    BASEのスタンダードプランは初期費用と月額費用がかからない無料プランで、商品が売れた時のみ手数料が発生します。

    このプランは、売上が出るまでのコストを抑えながらネットショップを始めたい方におすすめです。

    手数料は商品が売れた際に決済手数料として3.6% + 40円、それとサービス利用料として3%かかります。
    決済方法がAmazon Pay、PayPalの場合は決済手数料にシステム手数料相当1%が加算されます。)

    月商50万円以上のショップには月額費用がかかるグロースプランの利用が推奨されていますが、スタンダードプランでも全ての機能は利用可能です。

    機能制限などなく、商品が売れた時のみ手数料が発生する、逆に売れなければ費用は一切発生しません。

    この手軽さは、特にスタートアップや小規模ビジネスに適しており、低リスクでネットショップを立ち上げることが可能です。

    グロースプラン

    BASEのグロースプランは月額費用がかかるプランです。

    初期費用は無料ですが、月額費用として19,980円かかります。12ヶ月まとめての年払いの場合1ヶ月あたり16,580円になります。

    このプランはスタンダードプランにはない月額費用がかかる代わりに、決済手数料が2.9%とスタンダードプランより安く、またサービス利用料もかかりません
    決済方法がAmazon Pay、PayPalの場合は決済手数料にシステム手数料相当1%が加算されます。)

    決済都度のコストが低く抑えられるため、売上が多いショップほど経済的になり、月商50万円以上のショップに推奨されています。

    このプランは成長段階にあるビジネスに適しており、費用対効果を最大化したいと考えるショップオーナーには魅力的な選択肢です。

    利用料

    BASEはショップ運営中にかかる費用が大きく分けて3つあります。

    • サービス利用料
    • 決済手数料
    • 事務手数料

    スタンダードプランの場合、商品が売れたときに3%のサービス利用料がかかります。

    グロースプランは0円でサービス利用料は無料になっています。

    このサービス利用料は、各種機能やサポート体制の強化など、ショップ運営や販売支援の更なる充実のために使われます

    商品が売れるたびにかかる3%の有無は、取引が多いほど大きく売上に影響するため、取引量が増えてからグロースプランへ変更するのも一つの手です。

    スタンダードプランからグロースプランへの変更は、変更手続き後に即時で切り替わるためスタンダードプランの売れ行きを見てからプラン変更を検討しても良いでしょう。

    なお、グロースプランは月払い(もしくは年払い)になるため、グロースプランからスタンダードプランへの変更は契約更新のタイミングになります。

    決済手数料

    決済手数料もサービス利用料同様にプランによって違いがあります

    商品が売れたときに、スタンダードプランの決済手数料は3.6% + 40円がかかります。

    グロースプランの決済手数料は2.9%のみかかります。

    この決済手数料に、決済方法がAmazon PayもしくはPayPalの場合システム手数料相当額が1%加算されます。

    サービス利用料とこの決済手数料がプランによる差分となり、商品の売れ方具合で金額として大きな差が出ます。

    プランごとの機能差はなく、またプラン変更もスタンダードからグロースプランでは即時に切り替わるため、まずはスタンダードプランからはじめ様子を見てからグロースプランへの変更を検討するのも良いでしょう。

    事務手数料

    売上金をショップ指定口座に振り込む際には、振込手数料事務手数料がかかります。

    この2つの手数料はスタンダードプラン、グロースプランで金額の違いはありません

    まず、指定口座への振込申請ごとに振込手数料として一律で250円がかかります。

    またそれに加え、振込申請額が2万円未満の場合に500円の事務手数料がかかります。

    振込申請額が2万円以上の場合は0円で事務手数料は無料になります。

    この事務手数料は、売れ行きやプランとは関係なく振込申請額により有無が決まるため、売上金を急いで移動する必要がないのであれば、ある程度貯まってからの申請が良いでしょう。

    売上金の移動で慌てないためにも計画的なショップ運営が重要になります。

    BASEの使い方:開設の手順

    base見出し2

    BASEのネットショップを開設する手順は直感的で簡単に行えます。開設の流れは以下になります。

    1. ショップアカウントを作る(「メールアドレス」「パスワード」「ショップURL」を入力しアカウントを作成する)
    2. 運営に関する情報を設定(特定商取引法に基づく表記)を行う
    3. 支払い方法を選択する
    4. 商品を登録する
    5. サイトのデザインを編集する
    6. サイトを公開する

    各画面の指示に沿って入力していくことにより、特別な技術知識なしに誰でも簡単にネットショップを立ち上げることが可能です。

    これによりショップオーナーは、ショップオーナーにしかできない作業に集中することができ、より早くショップを成長させることができるでしょう。

    1.ショップアカウントを作る

    最初のステップでは、BASEの公式サイトにアクセスしページ内の「無料でショップを開設する」(もしくは右上の「無料ではじめる」)ボタンをクリックします。

    アカウント作成のために3つの情報「メールアドレス」「パスワード」「ショップURL」が求められるので入力します。

    ショップURLは、購入者があなたのショップにアクセスするためのアドレスです。

    好きな文字列で良いですが、あなたの開設しようとしているショップ名など関連性がある文字列ですと購入者も覚えやすく良いでしょう。

    ショップURL入力欄の右隣のプルダウンメニューはドメイン選択です。

    入力した文字列と選択したドメインが一緒になってあなたのショップURLになるので、ドメインも関連性があるもしくは覚えやすいものが良いでしょう。

    2.運営に関する情報を設定(特定商取引法に基づく表記)

    次に、運営に関する情報を設定します。

    入力の前に、まず誓約書に同意します。

    誓約書に同意すると、開設前にアンケートが表示されます。このアンケートはスキップで飛ばしても構いません

    アンケートが終わると、登録したメールアドレスにメールが飛びます

    届いたメールからメール認証を行います。(メール内の「メールアドレスを認証してはじめる」をクリック)

    すると運営に必要な情報を入力する画面になるので、以下の項目を入力します。

    • 個人(個人事業主をふくむ) / 法人の区分
    • ショップ運営責任者の氏名
    • 事業所の住所(非公開設定あり)
    • 連絡先(非公開設定あり)
    • 営業時間・定休日などのショップ情報
    • 販売価格
    • 支払方法・支払時期
    • 商品のお届け時期
    • 返品についての説明

    ここで入力した内容はショップの「特定商取引法に基づく表記」ページに表示されます。

    3.支払方法を選択

    次に、決済方法を選択します。
    BASEかんたん決済を利用するためには、「特定商取引法に基づく表記の記載が必要になります。
    BASEでは以下の決済方法が選択できます。

    • あと払い(Pay ID)
    • クレジットカード決済
    • 銀行振込
    • コンビニ・Pay-easy決済
    • キャリア決済
    • Amazon Pay
    • PayPal決済

    決済方法を選択したら、屋号事業者の氏名事業者の生年月日住まいの住所運営ショップのカテゴリを入力し支払方法の設定は完了です。

    各支払い方法にはそれぞれ利点があり、ショップのターゲット顧客に最適な方法を選択することが重要です。
    適切な支払い方法を選ぶことで、顧客の購入体験を向上させ、売上増加にもつながります。

    4.商品を登録

    ページ上部のメニューの「商品管理」から商品を登録します。

    商品管理ページの「商品を登録する」ボタンをクリックし、以下の情報を入力し商品を登録します。

    • 商品名
    • 商品画像
    • 商品説明
    • 価格(税込)
    • 税率
    • 在庫と種類
    • 表示・公開

    販売する商品にカラーやサイズといった選択肢がある場合は、在庫と種類にある「種類を追加する」ボタンから入力欄を増やせます。

    ページ下部の「プレビュー」ボタンで商品ページのプレビューができます。

    プレビューページ右上のアイコンスマホ表示パソコン表示を切り替えられ、その右隣の「プレビューを終了」ボタンでプレビューを閉じます。

    プレビューで問題がなければ「登録する」ボタンで商品を登録します。

    5.サイトのデザインを編集

    サイトのデザインを編集する場合は、ページ上部のメニューの「デザイン」から編集します。

    初期ではHOME画面の編集になりますが、ページ上部の「編集中のページ」からABOUTページ商品一覧ページを選択できます。

    ショップサイト全体のデザインを変更する場合は、左端のメニューから「テーマ」をクリックし、その右横の選択中のテーマの「変更する」をクリックします。

    するとオフィシャルテーマの一覧が表示されるので、そこから好みのテーマを選択します。

    また「購入済み・カスタムのテーマ」タブから有料テーマ等を選択することも可能です。

    テーマ選択画面から戻る場合は、右上の「戻る」ボタンをクリックします。

    ショップサイト全体の色設定文字設定を変更したい場合は、左端のメニューの「スタイル」から変更します。

    同様に背景ロゴサイト内のパーツなどを変更したい場合は、左端のメニューから該当のアイコンをクリックします。

    分かりやすい設定メニューになっており、HTMLなどの知識がなくても簡単に好みのデザインに変更することが可能です。

    サイトのデザインが終わったらページ右上の「保存する」ボタンか左上の「終了する」ボタンでデザインの編集を終了させます。

    6.サイトを公開

    各種設定が完了したら、いよいよショップサイトを公開します。

    もしデザインや商品説明で悩む場合は、BASE AI アシスタントに提案してもらうのも良いでしょう。

    ホーム画面の「ショップ設定ページへ」ボタンをクリック、もしくはページ上部のメニューの右端のショップアイコンをクリックして表示されるメニューから「ショップ設定」をクリックします。

    開いたショップ設定画面のショップ情報の「ショップ公開状況」に「公開するのチェックボックスがあるので、チェックを入れ「保存する」 ボタンをクリックすればショップが公開されます。

    ショップ公開をする前に、公開になっている商品が正しいものかどうか一度確認しておきましょう。

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      BASE(ベイス)でショップ開設するメリット

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      BASEでショップを開設するメリットは、技術知識がなくても簡単にネットショップを開始できる手軽さです。

      初期費用月額費用がかからない無料のスタンダードプランが提供されており、低リスクでビジネスを試すことができます。

      さらに、豊富なデザインテンプレート直感的な操作AIによる支援により、ショップサイト作成から商品登録、販売までスムーズに行えます。

      これにより、ショップオーナーはマーケティングや商品開発により多くの時間を割くことができるでしょう。

      操作が簡単で簡単にネットショップが作成できる

      BASEを利用する最大のメリットの一つは、その使いやすさにあります。

      技術的な知識がなくても、直感的なインターフェース誰でも簡単にネットショップを立ち上げることができます。

      ショップの設定から商品の登録ページのデザイン変更まで、すべての操作がシンプルで明確なため、初心者でも迷うことなく操作を進められます

      この手軽さは、オンラインでのビジネスに挑戦したいと考えている多くの起業家小規模事業者にとって、大きな魅力となります。

      さらにBASEは多彩なデザインテンプレートを提供しており、これを利用することで専門的なデザイン知識がなくても素人感のない見た目のショップを短期間で構築できます。

      必要に応じて、有料の高品質なテンプレートも利用できるので簡単に素敵なデザインのショップサイトを立ち上げ可能です。

      初期費用を抑えられる

      BASEのスタンダードプランを利用することで、ネットショップを開設する際の初期費用や月額費用を抑えることが可能です。

      このプランはショップをはじめる費用を完全に無料にでき、商品が売れた時のみ手数料が発生するため、ショップをはじめる際の金銭面のリスクを最小限に抑えることができます。

      特に、資金が限られている起業家や小規模事業者にとって、このメリットは大きく、販売活動を試しながらショップの拡大を図ることができます。

      ショップの成長を見て、商品が売れた時にかかる費用を安く抑えられるグロースプランへの変更も即座にできるため、手軽にスタンダードプランから開始できることが魅力です。

      スタンダードプランで初期費用を抑えることにより、その分の資金をマーケティング活動や商品開発に再投資ができ、ビジネスの成長を加速させることができます。

      Instagramと連携できる

      BASEでのショップ開設のメリットの一つに、Instagramとの連携があります。

      Instagramの投稿に商品をタグ付けして、BASEの販売ページに直接リンクさせることが可能です。

      この連携機能により、ショップオーナーはInstagramのプラットフォームを活用し、商品を直接宣伝し、販売することができます。

      ユーザーはInstagram上で興味を持った商品をすぐにチェックし、購入に進むことが可能です。

      これにより、マーケティングの効果が大幅に向上し、売り上げの増加に直結する可能性が高まります。

      さらに、この連携はブランドの視認性を高めより多くの顧客との接点を生み出すきっかけになります。

      ショップブログを作れる

      ショップ専用のブログを作成できることも、BASEでのショップ開設のメリットの一つです。

      ブログ機能を活用することで、ショップオーナーは新商品の紹介プロモーション業界ニュースの共有顧客とのコミュニケーションを強化することができます。

      ブログはショップのトップページに表示でき、購買促進に繋げることが可能です。

      またブログを定期的に更新することにより、SEO(検索エンジン最適化)の効果も期待でき、SNSと連携することもできます。

      これによりBASEのショップに来てもらう入り口を増やすことができ、宣伝効果も期待できます。

      ブログはマーケティングツールとしても、コニュニケーションツールとしてもとても有効です。

      ショッピングアプリと連動

      BASEには専用のショッピングアプリPay IDがあります。

      Pay IDの登録者数は1,300万人を突破しており、アプリ経由で集客が見込めるメリットがあります。

      ユーザーは専用アプリのPay IDを通じて、いつでもどこでも商品の閲覧や購入が可能になり、顧客の購入率の向上が期待できます。

      アプリの機能により、検索でショップを見つけてもらったり、人気ショップやおすすめ商品としてアプリに表示される可能性もあります。

      また、Pay IDアカウントに氏名や住所を登録することにより、次回以降の買い物で購入者情報が自動で入力されるので、購入のハードルが下がることにも期待できます。

      さらに、ショップオーナーはアプリを通じてプッシュ通知を送ることで、新作入荷クーポン配布の告知を直接顧客に送ることができ、マーケティング効果を高めることができます。

      このように使い勝手の高いショッピングアプリとの連動は、ネットショップの売上増加に寄与します。

      無料の拡張機能がある

      BASEにはAppsとして拡張機能があり、ほとんどが無料で提供されています。

      拡張機能はページ上部のメニューの「Apps」をクリックすることにより、様々な拡張機能が一覧表示されます。

      一覧の各拡張機能には右端に料金が書かれており、ほとんどが無料もしくは無料 *Apps内課金ありになっています。

      拡張機能を導入するには、導入したい拡張機能をクリックし、拡張機能のページの「インストール」ボタンをクリックします。

      拡張機能には、メールマガジンを無料配信するものやクーポンを簡単に作成するものなど売上を向上させる機能や、GA4(Google アナリティクス 4)などのタグの管理を簡単にするものなどあります。

      拡張機能を入れなくてもアクセス解析はBASEに最初からあるデータ機能でも確認ができます。

      これらの機能を活用することにより、ショップの運営をより効果的かつ効率的に行うことができます。

      BASE(ベイス)でショップ開設するデメリット・注意点

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      ネットショップを小規模スタートする場合にとても便利なBASEですが、弱点や注意点も存在します

      まず集客力の弱さがあります。

      BASEにショップを作っただけでは集客は難しく、集客のために他のサービスを活用する必要があります。

      販売手数料も軽くない重荷になります。

      また、技術的な知識なしに簡単に綺麗なショップが作れる利点がありますが、細部には手を入れにくいためデザインにこだわる場合はBASEでは限界があります

      集客力が弱い

      BASEプラットフォームは集客力の点では少し力不足を感じるため、集客を考えた場合にショップオーナーが独自の集客策を講じる必要があります。

      効果的な集客方法として、まずはブログSNSを活用したマーケティングがあります。

      これらは説明が不要なほどの集客力を有しており、また顧客のターゲッティングコミュニケーションの面でも優秀です。

      他には、リスティング広告BASEのショップブログオウンドメディアでのSEOを積極的に行い、検索結果での視認性を高めることも有効です。

      これらの手法はネットショップへの流入を増やし、結果的に売上向上に寄与することが期待されます。

      ブログやSNSはショップオーナーの作業コストがかかり、リスティング広告では金銭コストがかかるため、デメリットの一つとなります。

      販売手数料がかかる

      BASEのショップ運営において注意すべきデメリットの一つは、売上に比例して費用が増えることです。

      特にスタンダードプランでは、商品が売れるたびに一定割合の決済手数料がかかり、それに加え固定額としても手数料が引かれるため、売上が増えるほど絶対額としての手数料も大きくなります。

      この手数料の仕組みは、売上が多いショップにとって大きなコスト負担となる可能性があります。

      そのため売上増加に伴う利益の最大化を狙うには、費用対効果を常に考慮する必要があります。

      グロースプランであれば固定額はなくなり決済手数料自体も低い割合になるため、月額費用とのバランスを見て検討すると良いでしょう。

      デザインに限界

      BASEでショップを開設するデメリットとして、デザインの自由度に制限がある点も挙げられます。

      BASEは使いやすさを重視しているため、プラットフォームのテンプレートがある程度標準化されています。

      そのため、技術的な知識やデザインの知識がなくても、プロフェッショナルなデザインのショップサイトを作ることが可能です。

      その反面、カスタマイズの範囲が決まっているため、独自性の高いデザイン特別なデザイン要求を持つこだわりのショップオーナーにとっては、希望のデザインを再現することが難しい場合があります。

      結果、限られたオプションの中からカスタマイズを行うため、他のショップとのデザインの差別化が課題の一つになるかもしれません。

      本格的なECには不向き

      BASEは主に小規模から中規模のビジネス向けのプラットフォームとして設計されており、大規模または本格的なECサイトの要求に応えるにはいくつかの限界があります。

      例えば、大規模なECサイトでは扱う商品も数多くのものになりますが、複数商品の一括登録や編集がBASEの基本機能では対応できません拡張機能を追加することにより対応することは可能です。

      また、高度な在庫管理複雑な顧客データの分析といった面でも限界があります。

      また、カスタマイズの自由度にも限界があるため、特定の業種やニーズに特化した機能を実装するということも難しいです。

      このような制約は、規模の拡大を目指すビジネスにとっては検討事項の一つとなるでしょう。

      BASE(ベイス)では販売してはいけない商品がある

      BASEのショップでは販売が禁止されている商品が存在し、場合によってはショップ運営の制約につながる可能性があります。

      法律によって販売が制限されている商品知的財産権に違反する商品公序良俗に反する商品が禁止されているのは当然ですが、それ以外に該当する商品でも禁止されているものがあります。

      BASEのようなプラットフォームを利用しない場合は、自由に販売できる商品も含まれるためデメリットの一つと言えます。

      ショップオーナーは販売不可・登録禁止商品をしっかりと確認し、またガイドラインも合わせて確認し、理解する必要があります。

      詳しくは以下のリンクを確認してみてください。

      BASEショップ向けヘルプ:販売不可・登録禁止の商品はありますか

      BASEショップ向けヘルプ:ショップ運営に関するガイドラインはありますか

      振込申請は手動で行う必要がある

      最後のデメリットとして、売上金の振込申請を手動で行う必要があることが挙げられます。

      指定銀行口座への売上金の自動入金はできず、ショップオーナーが自分で振込の申請を行う必要があります。

      そのため、定期的な管理を行う時間と労力が必要になります。

      特に売上の多いショップでは、この手続きが負担になる可能性があります。

      対策として、拡張機能を使うことにより毎月25日に自動振込を行うようにすることは可能です。

      しかし、これも25日固定になってしまっているので、任意のタイミングで自動振込を行うことはできません。

      手動で振込申請を行うにせよ、拡張機能による25日の自動振込にせよ、効率的な売上管理資金の流れをスムーズにするためには、振込申請のスケジュールをしっかりと管理することが重要です。

      BASEのまとめ

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      BASEは技術的な知識なしで、誰でも簡単にネットショップを立ち上げることができるプラットフォームです。

      商品が売れた際にしか費用のかからないスタンダードプランと、月額費用がかかる代わりに商品が売れた際の手数料が低いグロースプランの二つのプランがあります。

      ユーザーのニーズやビジネスの規模に応じてプランの選択をすると良いでしょう。

      どちらのプランでも使いやすい操作性豊富なデザインテンプレートAIによる商品説明の提案など、強力な機能をBASEは提供しています。

      またInstagramとの連携専用ブログ機能など、販売促進を助けるツールも充実しています。

      これによりユーザーはより効果的に市場にアプローチでき、ブランドの視認性を高め、より早いショップの成長に期待できるでしょう。

      BASEは扱いやすいプラットフォームですが、もしBASEの使い方やECサイトの解説にご相談などがある場合は株式会社Jiteraへのご相談ください。

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