Perlとは?RubyやPythonとの違いやできること、フレームワーク、注意点、事例など学習者向けに解説

Perl(パール)は長い歴史を持ち、今でも多くの開発者が使用しているプログラミング言語です。

しかし最近は、多くのプログラミング言語があり、PythonやJavaといった言語が人気を集めています。

このため、Perl自体の名前を聞くことも少なくなっていますが、「Perlってどんな言語?」「Perlの特徴を知りたい!」と思っている方もいるでしょう。

そこで本記事では、Perlの特徴やフレームワーク、そしてPerlで何ができるのかを解説します。合わせて、PythonやRubyと言った他の言語との違いも解説します。

本記事を最後まで読むことで、Perlとは何か理解できるのでぜひ、最後までご覧ください。

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監修者 nyann_writer

現役のシステムエンジニアとして10年程度のキャリアがあります。 Webシステム開発を中心に、バックエンドからフロントエンドまで幅広く対応してきました。 最近はAIやノーコードツールも触っています。

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    Perl言語とは

    Perlの基本:何ができるプログラミング言語か

    Perlはプログラミング言語の中でも、とくに昔からある言語で、開発されてから30年以上の歴史を持っています。

    Webアプリケーションの開発に従事するプログラマーたちの間では非常に広く知られ、人気の言語として多くの開発者に使われています。

    そんなPerlでは、何ができるのでしょうか。まずはPerlについて、どんな言語なのかを解説します。

    Perlは1987年に、アメリカ人のラリー・ウォールによって開発されました。Perlが開発された頃は、プログラミング言語の種類は少なく、テキスト処理にはC言語のようなコンパイル言語か、UNIXシェルでのプログラミングが一般的でした。

    しかし、これらの言語にはコンパイルの手間や処理の速度、シェルには制約が存在しました。Perlはこの課題を解決するために開発され、コンパイルが不要でありながらも強力なテキスト処理能力を持つ言語として誕生したのです。

    そんなPerlには、他の言語と比較していくつかのユニークな特徴があります。その中の一つが「正規表現の処理能力」です。

    Perlは正規表現の処理能力が非常に強く、文字列のパターンマッチングや抽出、置換などが簡単に行えます。

    つまり、Perlはテキスト処理に強みを持つプログラミング言語と言えます。

    Perlと他言語の比較:RubyやPythonとの違い

    Perlの特徴がわかったところで、Perlと他の言語を比べてみましょう。

    今回は人気のあるプログラミング言語であるRuby、Pythonと比較します。

    RubyとPerlの比較

    以下の表でRubyとPerlの違いを比較します。

    特長 / 用途 Ruby Perl
    特長 エレガントな構文、オブジェクト指向に特化 テキスト処理、システム管理に特化
    文法の柔軟性 シンプルで可読性が高く、動的型付け 非常に柔軟で正規表現やテキスト処理に強み
    学習難易度 難しい 初心者でも習得しやすい
    イテレータやブロック 多機能 比較的シンプル
    用途 Web開発に特化、一般的なプログラミング Webサイト、Webアプリケーション開発、基盤システム開発、IoTシステム開発、Webサービス開発
    フレームワーク Ruby on Railsが人気 一般的には少ないが人気のものも多い
    コミュニティ 活発で、特にRuby on Railsコミュニティが大規模 現在は減少傾向

    RubyとPerlの主な違いは、オブジェクト指向かどうかです。

    Rubyはオブジェクト指向の言語として元々開発されましたが、Perlはオブジェクト指向ではないです。そのためオブジェクト指向の面で言うと、PerlよりRubyの方が優れています。

    また、Rubyは日本人が開発したこともあり、日本語の情報が豊富なので、日本人のプログラマーにとって学習しやすい言語ですが、初心者には難しいです。

    一方で、Perlは初心者でも習得しやすい言語のため、学習にコストはPerlの方に軍配が上がります。

    PythonとPerlの比較

    次に、プログラミング言語の中でも、特に人気のあるPythonと比較します。

    特長 / 用途 Python Perl
    特長 クリーンで可読性が高い、全体的なシンプルさ テキスト処理やシステム管理に特化
    文法の柔軟性 シンプルで可読性が高い、動的型付け 非常に柔軟で正規表現やテキスト処理に強み
    学習難易度 覚えるべき構文が少なく、Perl以上に習得しやすい 初心者でも習得しやすい
    イテレータやブロック シンプルで直感的な文法、ジェネレータをサポート 比較的シンプル
    用途 Web開発、データサイエンス、機械学習、自然言語処理など多岐にわたる Webサイト、Webアプリケーション開発、基盤システム開発、IoTシステム開発、Webサービス開発
    フレームワーク DjangoやFlaskなどが人気 一般的には少なく、CGIスクリプトが一般的
    コミュニティ 大規模で活発なコミュニティ 一部で使用が減少傾向

    PythonはDjangoやFlaskなどの強力なWebフレームワークがあり、ウェブアプリケーションの開発に適しています。

    一方で、Perlはテキスト処理に強く、正規表現のサポートが優れています。ログ解析やテキストのパターンマッチングが得意です。

    一般的には、Pythonは広範な用途に適しているため、多くの場面で使用されますが、Perlの特定の得意分野では引き続き重宝されているプログラミング言語です。

    Perlでできること

    システム開発を内製化するメリット

    Perlは主にWebサイトやWebアプリケーションの開発に利用されます。しかし、Webアプリケーションの開発以外にも実現できることはあります。
    以下ではPerlでできることとして代表的なものをいくつか紹介します。

    テキスト処理

    Perlの最大の強みは強力なテキスト処理機能を持っていることです。正規表現を使ったパターンマッチングや文字列操作を簡単に行えます。

    Perlは、ログファイルの解析、データ抽出、テキストファイルの変換など、様々なテキスト処理タスクを効率的に行えます。

    これらの機能により、Perlはデータ分析やシステム管理などの分野で重宝されています。

    システム管理とスクリプト自動化

    Perlはシステム管理スクリプトの作成に最適な言語です。

    ファイル操作、プロセス管理、ネットワーク通信などの機能が豊富に用意されており、複雑なシステム管理タスクを自動化できます。

    また、cronなどのジョブスケジューラと組み合わせることで、定期的なタスクの自動化も実現可能です。

    Perlスクリプトを使用することで、反復的な管理タスクを自動化し、システム管理者の作業効率を大幅に向上させることができます。

    ウェブ開発とスクレイピング

    PerlはWeb開発にも利用できます。

    CGIスクリプトの作成やWebサーバーとの連携、Webスクレイピングによるデータ収集など、様々なWeb関連タスクに対応できます。

    また、PerlのWebフレームワークであるMojoliciousやDancerを使用することで、効率的にウェブアプリケーションを開発できます。

    Perlには多くのフレームワークやモジュールが存在するため、利用できるものがないか調べてみましょう。

    データベース操作

    Perlはデータベースとの連携も簡単にできます。

    DBIモジュールを使用することで、様々なデータベースシステムに接続し、データの取得、更新、削除などを効率的に行うことが可能です。

    データベースとの連携は、Webアプリケーション開発やデータ分析などで必須となる機能です。

    クロスプラットフォーム開発

    PerlはWindows、macOS、Linuxなど、様々なプラットフォームで動作します。

    そのため、一度書いたコードを異なる環境で実行でき、クロスプラットフォーム開発に適しています。

    この特性により、Perlは多様なシステム環境で利用でき、開発効率と保守性を高めることができます。

    Perl言語の代表的なフレームワーク


    Perlを使用するにあたって、フレームワークを使うのがおすすめです。

    大規模なWebアプリケーションやWebシステムを開発するには、多くのコードを記述する必要があります。

    しかし、フレームワークを利用することで、プログラムの記述量を大幅に削減し、開発にかかる工数削減につながります。

    Perl言語の代表的なフレームワークとしては以下があります。

    • ウェブ開発フレームワーク
    • オブジェクト指向フレームワーク
    • テスティングフレームワーク
    • データベース抽象化フレームワーク
    • テンプレートエンジン

    以下ではそれぞれのフレームワークについて具体例とともに紹介します。

    ウェブ開発フレームワーク

    ウェブ開発フレームワークを使うと、ウェブアプリケーションやウェブサイトを効率的に構築できます。ルーティング、テンプレートエンジン、データベース連携など、Web開発に必要な機能を提供しています。

    Perlで使用されるweb開発フレームワークは何種類かありますが、代表的なものは、「Mojolicios」です。
    Mojoliciousは「Perl on Rails」とも呼ばれ、Ruby on Railsに影響を受けている一方で、Perlの柔軟性と表現力を活かした独自のデザインを持っています。

    Mojoliciousを開発で使うメリットは、シンプルなWebアプリケーションから複雑なWebアプリケーションまで柔軟に対応できるように設計されています。保守性が高い特長も備え、小規模なプロジェクトから大規模なWeb開発まで幅広く利用可能です。

    Mojoliciousの他にも、軽量で簡単なコーディングができる「Dancer」や、MVCアーキテクチャーを搭載している「Catalyst」が、広く利用されています。

    オブジェクト指向フレームワーク

    オブジェクト指向フレームワークは、Perlでのオブジェクト指向プログラミングを強化し、より構造化されたコードを書くのに役立ちます。

    代表的なフレームワークとしては、「Moose」があります。強力なメタプログラミング機能を備えており、複雑なオブジェクトモデルを構築できます。

    「Moose」は、大規模なアプリケーション開発や、オブジェクト指向プログラミングを本格的に活用したい場合に適しているフレームワークです。

    その他にもMooseの軽量版である「Moo」といったフレームワークもあります。

    テスティングフレームワーク

    テストコードの作成と実行を支援するためのフレームワークです。単体テスト、統合テストなど、様々なテスト手法に対応できます。

    テスティングフレームワークを活用することで、コードの品質を保証し、バグを早期に発見することに繋がります。

    代表的なフレームワークとしては、Perl標準のテストフレームワークである「Test::More」や、クラスベースでテストケースを整理できる「Test::Class」があります。

    データベース抽象化フレームワーク

    データベース抽象化フレームワークは、データベース操作を簡素化し、異なるデータベース間の互換性を提供します。

    異なるデータベースシステムへのアクセスを統一的に扱うことができ、コードの移植性を高めます。

    代表的なフレームワークとしては「DBI」があります。Perlのデータベースインターフェースの標準モジュールであり、様々なデータベースシステムに接続するためのドライバが提供されています。

    その他にもDBIをベースにした「DBIx::Class」というフレームワークもあります。

    テンプレートエンジン

    テンプレートエンジンは、動的なコンテンツを生成するために使用されるソフトウェアで、Web 開発において重要な役割を果たします。

    静的なテンプレートファイルにデータ(変数)を埋め込むことで、HTML、XML、JSONなど様々な形式の動的な出力を生成できます。

    テンプレートエンジンにより、表示ロジックとデータが分離され、コードの可読性と保守性が向上します。

    Perlでは「Template Toolkit (TT)」というテンプレートエンジンが広く使われています。機能が豊富で、多くのWebフレームワークでサポートされています。

    その他にもシンプルで使いやすい「HTML::Template」や、高速なパフォーマンスを実現する「Text::Xslate」といったテンプレートエンジンもあります。

    Perlのフレームワークの注意点


    先ほどの章では、Perlの代表的なフレームワークと、メリットを紹介しました。

    Perlのフレームワークを使うことで、プログラムの記述量を大幅に削減し、開発にかかる工数を削減できます。一方で、気をつけるべき注意点もあります。

    Perlのフレームワークを使う上での注意点は以下のとおりです。

    • 開発の自由度が低い
    • 学習コストがかかる
    • パフォーマンスが合わない
    • バージョン互換ができない
    • 情報が不十分なフレームワークがある

    以下ではこれらの注意点を詳しく解説します。

    開発の自由度が低い

    まず一つ目の注意点は、開発の自由度が低い点です。事前に多彩な機能が組み込まれたPerlのフレームワークは柔軟性がなく、その結果、開発の自由度が制限されてしまいます。

    この制限によってプロジェクトの複雑さや変更の要望に対処するのが難しくなり、柔軟性を大切にする開発者にとってはやや不便に感じることもあるでしょう。

    開発の自由度を求める場合は、より柔軟で拡張可能なPerlフレームワークを選択しましょう。

    一部のPerlフレームワークは、設定オプションやプラグインアーキテクチャが使えて、開発者がより自由にカスタマイズできるようになっています。

    学習コストがかかる

    Perlのフレームワークは使い方を習得すれば効率良く開発ができますが、学習コストが高くなるので、注意が必要です。Perl自体を学ぶのに加えて、Perlのフレームワークを学ぶ必要があります。

    その上、Perlフレームワークの多くが十分なドキュメントやリソースがないため、学習に時間がかかります。

    とくに、国外で開発されたフレームワークに関しては、情報が限られており、英語の技術ドキュメント理解が必要です

    この場合の解決策は、適切なリソースを見つけると、学習コストの軽減につながります。リソースを探すために、Perlコミュニティのサポートを活用するのも一つのポイントです。

    パフォーマンスが合わない

    フレームワークによっては、パフォーマンスに影響を与える場合があります。

    フレームワークのオーバーヘッドや、不要な機能が含まれている場合、アプリケーションのパフォーマンスが低下する可能性があります。

    また、フレームワークは多くのライブラリやモジュールを読み込むため、メモリ使用量が増加する傾向があります。

    パフォーマンスが重要なアプリケーションでは、フレームワークを採用することでパフォーマンスへの影響がないかを十分に検証する必要があります。

    バージョン互換ができない

    フレームワークのバージョンアップに伴い、APIの変更などが発生する場合があります。

    フレームーワークのバージョンアップにより、以前のバージョンと互換性がない変更が行われた場合、既存のコードの修正が必要です。

    また、フレームワークのバージョンアップに伴い、関連するライブラリやモジュールとの互換性問題が発生する可能性があります。

    そのため、フレームワークのバージョンアップには注意が必要で、バージョン間の互換性を確認することが重要です。

    情報が不十分なフレームワークがある

    一部のフレームワークでは、ドキュメントやコミュニティサポートが不十分な場合があります。このため、問題が発生した場合に解決策を見つけるのが難しく、開発が滞ってしまう可能性があります。

    フレームワークを選択する際には、ドキュメントの充実度やコミュニティの活発さを確認することが重要です。

    公式ドキュメント、チュートリアル、コミュニティフォーラムなどをチェックし、必要な情報が揃っているかを確認しましょう。

    ビジネスにおけるPerlの活用事例

    実際のビジネスシーンでPerlがどのように利用されているか、以下にいくつかの事例を紹介します。

    用途 具体的な事例 利用方法
    ログ解析とセキュリティ セキュリティ企業が異常アクティビティの検出に利用 大量のサーバーログを解析し、異常パターンを特定するスクリプトの開発
    データ変換と統合 小売業者が異なるデータソースの統合に利用 CSV、JSON、XMLなどのデータ形式を統一し、データウェアハウスに投入
    ウェブスクレイピング 旅行業者が競合サイトから価格情報を収集に利用 Perlを使ったWebスクレイピングツールの構築
    自動化ツールの開発 システムインテグレーターがビジネスプロセスを自動化 バッチ処理やデータ変換のスクリプトを開発し、業務プロセスの自動化
    テスト自動化 ソフトウェア開発企業が自動化テストに利用 ユニットテストやCIプロセスにおいてテストスクリプトを作成

    上記の事例からもわかるように、Perlは幅広いビジネスシーンで活用されています。

    それぞれの事例では、特定のビジネス課題や業務プロセスの改善にPerlが貢献していると言えます。

    以下ではそれぞれの事例について紹介します。

    ログ解析とセキュリティ

    Perlを使うとログファイルの解析が効率的に行えます。

    Perlはテキスト処理に優れた言語であるため、大規模なログデータから特定のパターンを抽出したり、異常なアクセスを検知したりするといった処理が得意です。

    正規表現を用いた柔軟なパターンマッチングを用いることで、大量のログファイルから重要な情報を抽出し、セキュリティ上の問題やシステムの稼働に関する異常を検出します。

    例えば、不正アクセスの検知、システムエラーの特定、ユーザー行動分析などに利用できます。

    データ変換と統合

    異なるフォーマットのデータを変換・統合する作業は、ビジネスにおいて頻繁に発生します。

    Perlは、強力なテキスト処理機能と豊富なモジュール群により、CSV、XML、JSONなど様々なデータ形式を柔軟に処理できます。

    例えば、異なるシステム間でのデータ連携、データウェアハウスへのデータ統合、データクレンジングなどに利用できます。

    これにより、データ分析やビジネス意思決定に必要な情報を効率的に収集・整理できます。

    ウェブスクレイピング

    PerlはWebスクレイピングにも使われることが多いプログラミング言語です。

    Webサイトから必要な情報を自動的に抽出することで、市場調査、競合分析、価格比較など、様々なビジネス用途に活用できます。

    例えば、競合他社の価格動向の監視、商品情報の収集、ニュース記事の自動収集などに利用できます。

    Webスクレイピングは、手作業では時間と労力がかかる作業を自動化し、ビジネス効率を向上させる上で非常に有効な手段です。

    自動化ツールの開発

    Perlは、システム管理や業務プロセスを自動化するツールの開発にも最適です。

    繰り返し行う作業をスクリプト化することで、作業効率を大幅に向上させ、人為的なミスを削減できます。

    例えば、サーバーの監視、データベースのバックアップ、レポート作成、メール送信などの定型業務を自動化できます。

    これにより、従業員はより付加価値の高い業務に集中できるようになり、生産性向上に繋がります。

    Perlの学習ができる入門書


    Perlは初心者でも習得しやすい言語とお伝えしました。しかし、これから学習を考えている方の中には、どのように学習したら良いか迷っている方もいるでしょう。

    ここでは、Perlの学習ができる、おすすめの入門書を2つ紹介します。

    • 新版Perl言語プログラミングレッスン
    • すぐわかるPerl(Software Technology)

    上記2つの入門書は、Perlを学習する上でのバイブル的存在なのでぜひ、学習に取り入れてみましょう。

    新版Perl言語プログラミングレッスン入門編

    項目 内容
    著者 結城浩
    出版社 ソフトバンククリエイティブ
    出版年月 2006年10月21日
    販売サイト Amazon

    簡単な文章と、たくさんのサンプルプログラムで、Perlの基礎をわかりやすく解説した入門書です。

    正規表現をはじめとする、Perlならではのプログラム満載しています。本書1冊でPerlの基礎を完全にマスターできると言っても過言ではありません。

    実際に読んだ方の、口コミは多数の高評価があります。

    • かなり分かりやすかったです。今までPythonなどを本を買って勉強してましたが、バージョンの違いなどでエラーを吐いて挫折していました。
      Perlはバージョンへの依存性が少ないこともあり、エラーも特になくスラスラ勉強出来ました!受験の教材などについても言える話ですが、解答ページが多いのもこの本の特徴です。基礎はこの本で学べますし、自分で作りたいプログラムがあるならある程度は実現が可能だと思います。(私は連番になっているテキストの3列目を抜き取り、平均化して別ファイルに出力しました)
      引用:Amazon公式

    商品販売サイトはこちら

    すぐわかるPerl (Software Technology)

    項目 内容
    著者 深沢千尋
    出版社 技術評論社
    出版年月 1999年7月1日
    販売サイト Amazon

    『すぐわかるPerl (Software Technology)』は、Perlに限らず、プログラミング、あるいはコンピュータそのものに詳しくない人のためのやさしい解説書です。

    プログラムの作成と実行方法から、テキストファイルの処理の仕方、CGIプログラム入門まで解説しています。

    Perlの入門書であると同時に、プログラミングそのもの、ひいてはコンピュータのやや高度な使い方の入門書なので、プログラミングやコンピュータに、あまりくわしくない方でも十分に知識を習得できます。

    実際に読んだ方の口コミを紹介します。

    商品販売サイトはこちら

    初心者向けPerl学習のオンラインリソース

    入門書以外にも、さまざまな学習方法があります。Perlを初めて学ぶ初心者向けには、以下のようなオンラインリソースが役立つでしょう。
    • Perlの公式ドキュメント
    • YouTube
    • Udemy

    無料のものもあれば、有料のものもあります。ご自身に最適な学習方法を見つけましょう。

    Perlの公式ドキュメント

    Perlの公式が提供しているドキュメントで学習する方法です。公式が提供しているので、まず間違っていることはありません。

    入門者向けのチュートリアルから高度なトピックまで幅広くカバーしているので、初心者でも学習しやすいです

    公式ドキュメントで学習するメリットは、常に最新の情報で学べることです。新しいリリースやアップデートに関する情報も迅速に更新されます。

    しかし、公式ドキュメントはある程度の技術的な知識を前提としている点に注意が必要です。

    そのため、初めてPerlに触れる場合は、公式ドキュメントだけでなく、入門書や他のオンラインチュートリアルの併用がおすすめです。

    Perl公式サイトはこちら

    YouTube

    「YouTube」では、多くのプログラマーがPerlや他のプログラミング言語の講座を投稿しています。YouTubeなので、料金はかからず無料で視聴できます。

    Perl学習において、おすすめのチャンネルは、「Perl入学式」です。Perlのインストールから環境構築から変数・条件分岐、配列操作やハッシュ操作まで学習できます。

    他にも、Perlの概要を解説しているチャンネルもあるので、コストを抑えてPerlを学習したい方にはおすすめの方法です。

    Perl入学式はこちら

    Udemy

    最後に紹介するのは、買い切り型の動画で学べる、オンライン学習プラットフォーム「Udemy(ユーデミー)」です。

    Udemyでは、プログラミングやWebデザインなど、さまざまな学習ができますが、その中にPerlの講座もあります。

    おすすめの講座は、「Perl Programming for Beginners」で、これまで5,000人以上が受講し、評価は5段階中、4.5と高評価を得ています。

    およそ7.5時間の講座内容となっており、初心者でも十分にPerlの学習が可能です。料金はかかってしまいますが、買い切り型なので、無期限での視聴ができます。

    まとめ:Perlとは強力な処理能力を持つ実用的な言語

    ユニットテストを自動化する方法

    本記事では、プログラミング言語の一つ、Perlを紹介しました。

    Perlはプログラミング言語の中でも、とくに昔からある言語で、開発されてから30年以上の歴史を持っています。

    主にWebサイトやWebアプリケーションの開発に利用されますが、活用範囲は広く、基盤システム開発やIoTのシステム開発、Webサービス開発など多岐に渡ります。

    Perlの導入や学習方法で迷った場合は、知識・実績が豊富な株式会社Jiteraに一度ご相談ください。
    貴社の要件に対する的確なアドバイスが提供されると期待できます。

    Jiteraへのお問い合わせはこちら

    例:開発手順、ツール、プロンプト

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