固定資産とは、その資産の流通・販売を目的としない会社が長い期間保有する資産や、1年を超えてお金に換えたり、費用化されるものを指しています。
企業にとって大切な要素ですが、資産が増えすぎることで管理は複雑化してしまいます。
この記事では、固定資産管理システムのおすすめ15選を取り上げます。
高校からHTML/CSS/COBOL/C++/Rubyに触れ、システム管理やCMSなど幅広く網羅。建築士から転身し、Webメディアの制作を主軸とした会社を設立。ITパスポート所有。趣味は建築物巡り。
固定資産管理システムとは

固定資産管理システムとは、企業や組織が所有する資産を効果的に管理するための業務を支援するシステムのことです。これには、さまざまな機能があります。
- 資産台帳の管理業務
- 資産評価と減価償却業務
- 資産の運用計画と最適化を行う業務
- リスク管理業務
- 法的規制の遵守
固定資産は企業の重要な経営資源であり、適切な資産管理は財務報告の信頼性確保や節税対策、設備投資意思決定にも影響します。固定資産管理システムは、資産の正確な把握と効率的な管理を実現するツールとなります。
適切な資産管理を行うことで、資産の価値を正確な繁栄と効率的な運用を実現し、リスクを最小限に抑えることができます。
資産管理について詳しいことは以下の記事で説明しているので参考にしてください。
固定管理システムの種類・目的

単独システム型
単独システム型は、特定の業務に特化して固定資産を管理するためのシステムです。
このシステムは、他の業務システムと連携しない独立した形で運用されるのが特徴です。
例えば、社内の固定資産だけを管理する際に使用され、必要な情報を入力しておけば、その資産の減価償却や維持費用などを一括で管理できます。
小規模な企業や資産の種類が少ない場合に導入しやすく、初期費用も比較的抑えられます。
シンプルな運用が可能なので、初めての固定資産管理におすすめです。
会計システム型
会計システム型は、会計業務と固定資産管理を一体化して行うシステムです。
企業の財務状況を正確に把握するため、資産の購入から減価償却、売却までを自動的に記録・処理します。
このシステムのメリットは、会計データと連動しているため、財務報告や決算業務がスムーズに行える点です。
特に、多くの資産を持つ企業や、会計処理を効率的に進めたい場合に役立ちます。
定期的な更新や法改正にも対応しているため、長期的な資産管理にピッタリです。
現物管理型
現物管理型は、実際の資産の現物管理に特化したシステムです。
例えば、建物や機械設備、備品などの物理的な状態や位置情報を正確に把握し、正しく維持管理するために使用されます。
資産の利用状況やメンテナンス履歴などを記録し、効率的な運用が可能です。
現場での管理が重要な設備や多くの備品を保有する企業にとって便利で、資産の劣化や損耗を防ぎ、長期間にわたり資産を有効に活用するためのツールとして活躍するでしょう。
固定資産管理システム導入のメリット

固定資産を保有している企業が、固定資産管理システムを導入することで様々なメリットがあります。いかに固定資産管理システムを導入する4つのメリットについて解説します。
難しい固定資産管理を効率化できる
資産の情報が一元管理されるため、情報の取得や更新が容易になります。手作業に比べて情報の正確性と信頼性が向上します。また、システムは多くの作業を自動化します。資産の取得から廃棄までのプロセスが効率化され、作業時間と手間を削減します。
メンテナンスの面でも、保守作業や点検のスケジュール管理が簡素化されます。リマインダーや通知機能を活用することで、作業の迅速化とミスの防止できます。システムにより蓄積された情報を使って、分析やレポート作成を支援します。資産の利用状況や価値の変動などを把握し、経営判断に役立てられます。
経営分析が強化できる
システムは資産に関するデータを集約し、リアルタイムでの可視化や分析を可能にします。これによって、経営者・管理者は、次のようなメリットを得られます。
資産データの一元管理
資産データが一元管理され、手動入力のミスや情報の欠落が減少します。これにより、経営分析の根拠となるデータの正確性が向上し、信頼性の高い分析が可能になります。
データのリアルタイム性
データのリアルタイム更新を行い、柔軟な分析ツールを提供します。経営者は迅速かつ効果的に資産の利用状況や価値、減価償却などの情報を把握でき、迅速な意思決定を行えます。
予測分析
過去のデータをもとに予測分析を行い、将来の資産価値や利用状況を予測する機能を持っています。これにより、経営者は将来の戦略や投資計画を策定する際に優れた支援を受けられます。
法令に遵守した資産管理ができる
資産管理に関する法令や規制に適切に対応できる環境を整備し、次の効果があります。法令や規制に関連する事項を自動化し、遵守状況を監視します。資産の保守管理や減価償却、廃棄処理などが法的要件に適合しているかを確認し、違反や不適合を事前に検知します。
次に、監査対応のためのデータや文書を整理し、必要な情報を迅速に提供します。監査時に必要な資産台帳や取引履歴などを容易に把握できるため、監査対応の負担が軽減されます。資産の適切な保険カバレッジや法的リスクに対する対策を検討する際に役立ち、法令遵守に関連するリスクを低減します。
資産価値の向上が期待できる
資産情報を正確に管理し、リアルタイムで資産状態・価値を把握します。これによって、資産の実態に即した評価や管理ができ、資産の実態に基づいた的確な経営判断ができます。また、固定資産管理システムは、資産の効率的な活用を支援してくれます。
資産の適切な配置や活用状況を把握し、無駄な保有・使用を防止すると、資産価値の最大化を図れます。そのほかにも、資産のメンテナンス管理を行い、適切なタイミングでの保守・点検を行うことで、資産の寿命を延ばし、価値を保持または向上させます。
人気!おすすめの固定資産管理システムランキングTOP3

まずは、人気のあるおすすめの固定資産管理システムを紹介します。
| サービス名 | 特徴 | 料金 |
| ProPlus固定資産システム | 一元管理可能なツール | 600,000円~(要問い合わせ) |
| HUE Asset | リース・建設仮勘定・棚卸機能も提供 | 要問い合わせ |
| 総合資産管理サービス A.S.P Neo 3.0 | メンテナンスフリー | 要問い合わせ |
ProPlus固定資産システム(株式会社プロシップ)

| 項目 | 内容 |
| システム正式名称 | ProPlus固定資産システム |
| 対象の企業規模 | すべての企業規模 |
| システム形態 | オンプレミス・ クラウド型・ パッケージソフト |
| 無料・トライアル | あり |
| 料金 | 600,000円~(要問い合わせ) |
ProPlus固定資産システムは、株式会社プロシップが提供している固定資産管理システムです。固定資産の取得から移動・除却、そして減価償却や減損等の会計・税務関連情報から現物管理までを一元管理できます。
機能としては、複数帳簿機能・多様な償却計算機能・一括処理機能・グループ会社シェアード管理機能・資産管理システムの海外展開などがあります。
初心者の方向けのセミナーも開催しているため、導入に不安がある場合でも安心です。
HUE Asset(株式会社ワークスアプリケーションズ)

| 項目 | 内容 |
| システム正式名称 | HUE Asset |
| 対象の企業規模 | 大手企業向け |
| システム形態 | クラウド型 |
| 無料・トライアル | あり |
| 料金 | 要問い合わせ |
HUE Assetは株式会社ワークスアプリケーションズが提供している固定資産管理システムです。機能としては、固定資産の管理だけではなく、リース・建設仮勘定・棚卸機能も提供しています。
大手企業向けの先進機能を備えているシステムです。周辺領域もオールインワン機能を提供しています。
大手企業で導入を検討されている担当者の方は、ぜひチェックしてみてください。
総合資産管理サービス A.S.P Neo 3.0(三井住友ファイナンス&リース株式会社)

| 項目 | 内容 |
| システム正式名称 | 総合資産管理サービス A.S.P Neo 3.0 |
| 対象の企業規模 | 50名以上 |
| システム形態 | クラウド型・インストール型 |
| 無料・トライアル | なし |
| 料金 | 要問い合わせ |
総合資産管理サービス A.S.P Neo 3.0は、三井住友ファイナンス&リース株式会社が開発提供している高機能・ハイスペックなシステムを導入することができるシステムです。
メンテナンスフリーがうたい文句の使いやすいシステムで、大手金融機関や大手企業でも導入できる高機能システムを搭載しています。
ASP型でテレワークでも利用できます。機能の充実はもちろんですが、高いセキュリティを求める方におすすめです。
デモを公開しているので、導入する前にチェックできるのも嬉しいポイントです。
総合資産管理サービス A.S.P Neo 3.0(三井住友ファイナンス&リース株式会社)
【会計・資産管理】おすすめの固定資産管理システム5選を比較

以下で、会計・資産管理のおすすめの固定資産管理システムを紹介します。
| サービス名 | 料金 | 特徴 |
| マネーフォワード クラウド固定資産 | 要問い合わせ | 内部統制にも対応している |
| FAManager | 要問い合わせ | データ連携で作業の効率化が可能 |
| OBIC7 固定資産管理システム | 要問い合わせ | 海外の会計基準であるIFRSのダブルスタンダードを実現 |
| freee会計 | 【初期費用】 要問い合わせ 【料金プラン】 プロフェッショナル:年払い 月額39,800円、月払い 月額47,760円 エンタープライズ:要問い合わせ |
AIによる機械学習機能を利用可能 |
| 固定資産奉行クラウド | 【小規模・中小企業向け】 iEシステム:0円 iAシステム:50,000円 iSシステム:70,000円 iSシステム(資産数拡張):70,000円 【中堅・成長企業向け、グループ企業向け】 要問い合わせ |
データの一元管理と書類の自動作成が可能 |
マネーフォワード クラウド固定資産(株式会社マネーフォワード)

| 項目 | 内容 |
| システム正式名称 | マネーフォワード クラウド固定資産 |
| 対象の企業規模 | 50名以上 |
| システム形態 | クラウド型 |
| 無料・トライアル | あり |
| 料金 | 要問い合わせ |
経理担当者用の業務機能(複数台帳、月次締め)はもちろんのこと、「総務」「情報システム担当者」など固定資産管理を担当する方も全員が利用しやすいサービスとして人気を集めています。
クラウドサービスを用いて資産の見える化を実現しており、写真入りのわかりやすい画面で、固定資産へのアクセススピードを向上させる機能も利用可能です。
知名度が非常に高いシステムなので、迷っている場合におすすめのツールと言えるでしょう。
マネーフォワード クラウド固定資産(株式会社マネーフォワード)
FAManager(株式会社TKC)

| 項目 | 内容 |
| システム正式名称 | FAManager |
| 対象の企業規模 | 100名以上 |
| システム形態 | クラウド型 |
| 無料・トライアル | あり |
| 料金 | 初期費用 150,000円、月額 60,000円~ |
現在利用している業務システム等からデータ連携を行うことで、固定資産管理台帳の登録効率化を実現しています。
TKCインターネット・サービスセンター(TISC)が提供するクラウドサービスによって、海外の会計基準対応の他、税制にも柔軟に対応できることも強みです。
税制改正に対応しているので、急な法改正にも対応できます。また、専門家によるサポートも充実しているため、初めての導入でも安心です。
OBIC7 固定資産管理システム(株式会社オービック)

| 項目 | 内容 |
| システム正式名称 | OBIC7 固定資産管理システム |
| 対象の企業規模 | 100名以上 |
| システム形態 | クラウド型 |
| 無料・トライアル | あり |
| 料金 | 初期費用 150,000円、月額 60,000円~ |
償却計算の対応はもちろんのこと、「資産現物管理」「リース資産管理」なども搭載しています。
日本基準と海外の会計基準であるIFRSのダブルスタンダードを実現しており、注目を集めている固定資産管理システムです。
機能やオプションが充実しているため、現在のシステムに満足していない方や、もう少し機能が欲しいという要望にも応えてくれるシステムです。
freee会計(freee株式会社)

| 項目 | 内容 |
| システム正式名称 | freee会計 |
| 対象の企業規模 | すべての規模に対応 |
| システム形態 | クラウド型 |
| 無料・トライアル | あり |
| 料金 | 初期費用:要問い合わせ プロフェッショナル:年払い 月額39,800円、月払い 月額47,760円 エンタープライズ:要問い合わせ |
freee会計の「固定資産管理」は、会計・税務・業務担当者全員が場所を問わず、複数人で管理が可能であり、どこからでも簡単に固定資産情報にアクセスできます。
資産登録の際には、資産分類・償却方法を自動で推測して、入力の手間やミスの軽減が期待できるAIによる機械学習機能を利用可能です。
見やすいデザインなので操作中のストレスがない点も魅力です。
freeeの他のツールとデータを連携させることも可能なので、特に他のツールをすでに使っている方におすすめです。
固定資産奉行クラウド(株式会社オービックビジネスコンサルタント)

| 項目 | 内容 |
| システム正式名称 | 固定資産奉行クラウド |
| 対象の企業規模 | 小規模・中小企業向け |
| システム形態 | クラウド型 |
| 無料・トライアル | あり |
| 料金 | iEシステム:0円 iAシステム:50,000円 iSシステム:70,000円 iSシステム(資産数拡張)70,000円 |
固定資産・リース資産情報を一元管理できるため、減価償却・リース料支払額などの自動計算から、管理台帳のデータから税務申告書類を自動作成することにも対応しています。
固定資産の種類に応じたさまざまな償却方法への対応も可能であり、実務に即した業務対応で細やかな管理を実現可能です。
現在コマーシャルなどで流れているため、ご存じの方も多いでしょう。操作は動画でもチェックできるため、導入時に苦労せずに始められます。
数多くある「固定資産管理システム」を選ぶのも良いですが、自社に合致した資産管理システムを開発することで「かゆい部分に手が届くシステム」を実現できます。
株式会社Jiteraは、最先端のAI技術とクラウド基盤を駆使して、高品質なオーダーメイド固定資産管理システムを迅速に開発するソフトウェア会社です。お客様の資産管理業務の課題やニーズを深く理解し、最適なソリューションをご提案いたします。
Jiteraのカスタム固定資産管理システム開発サービスの特長
- 業界や企業規模に合わせた豊富なシステム開発の実績と知見
- 要件定義からUI/UX設計、開発、運用まで、ワンストップでサポート
- AIやビッグデータ解析など、最新技術を活用した高度な機能の実装
- 既存システムとのスムーズな連携や、柔軟なカスタマイズにも対応
Jiteraでは、日本基準・IFRS・複数帳簿など、お客様の会計基準に適合した固定資産管理システムを設計します。資産の種類に応じた多様な償却方法や、リース・建設仮勘定への対応など、きめ細やかな管理機能を実装。Excelデータの移行もスムーズに行います。
さらに、固定資産管理の効率化だけでなく、経営分析の高度化や、法令遵守の強化も支援。資産データの可視化・分析ツールや、法的リスク管理機能なども組み込み、お客様のビジネスに真に役立つシステムを提供いたします。
株式会社Jiteraに依頼いただくことで、企業に「素早く」「使いやすい」システム提供を可能にしているため、気になる方はぜひ問い合わせを行なってみて下さい。
今すぐJiteraに無料相談する
【リースに強い】おすすめの固定資産管理システム3選を比較

次に、リースに強い固定資産管理システムを以下で紹介します。
| サービス名 | 料金 | 特徴 |
| Galileopt DX 固定資産・リース管理 | 要問い合わせ | 部門を横断した資産管理業務が可能 |
| multibook IFRS16号リース資産管理 | 要問い合わせ | 日本語、英語、タイ語など12カ国に対応 |
| 会計指南 | 要問い合わせ | 各種制度改正に対応 |
レンタル・リース品管理システムについては以下の記事で詳しく解説しているため、こちらもご覧ください。
Galileopt DX 固定資産・リース管理(株式会社ミロク情報サービス)

| 項目 | 内容 |
| システム正式名称 | Galileopt DX 固定資産・リース管理 |
| 対象の企業規模 | すべての規模に対応 |
| システム形態 | インストール型(自社運営) |
| 無料・トライアル | なし |
| 料金 | 要問い合わせ |
減価償却計算から法人税などの税務申告の他、資産の現物管理と償却費の予算立案まで、部門を横断した資産管理業務を円滑に進められる点が強みです。
目まぐるしく変化する税法・会計制度改正にも迅速に対応できるため、安定して使い続けられる点も人気を集めています。
関連製品・ツールと合わせて利用することで、さらなる効率化が期待できます。
セミナーや研修会も行っているため、初めての導入でも安心です。
multibook IFRS16号リース資産管理(株式会社マルチブック)

| 項目 | 内容 |
| システム正式名称 | multibook IFRS16号リース資産管理 |
| 対象の企業規模 | すべての規模に対応 |
| システム形態 | クラウド型 |
| 無料・トライアル | なし |
| 料金 | 要問い合わせ |
利用申込みを行ってから最短2週間で導入できるスピード感と、複数帳簿(ローカル基準・IFRS基準)にも対応していることから、グローバルに事業を展開する会社にとって心強い固定資産管理システムです。
作業効率が大幅に上がるため、これまで一つひとつ行っていた作業から解放されます。
日本語を含めて英語、タイ語など12カ国に対応していることで、海外拠点管理にも活用できます。
会計指南(三菱電機ITソリューションズ株式会社)

| 項目 | 内容 |
| システム正式名称 | 会計指南 |
| 対象の企業規模 | すべての規模に対応 |
| システム形態 | クラウド型 |
| 無料・トライアル | あり |
| 料金 | 要問い合わせ |
固定資産問わず法人が管理するさまざまな資産を総合管理し、取得・異動・売却/廃却までの一連の処理をオールインワンでサポートします。
「金融業」「小売業・飲食業」「外資系企業」など幅広い属性に導入可能であり、各種制度改正などのメンテナンスも月額費用内でサポートする点も強みです。
さまざまな書類が自動で作成できるため、これまで書類作成にかかっていた時間を短縮することができます。
【統合管理・効率化に強い】おすすめの固定資産管理システム5選を比較

次に、統合管理・効率化に強みを持つ固定資産管理システムを紹介します。
| 料金 | 特徴 | |
| PCA固定資産DX | 14,850円~(クラウド型)、170,000円(パッケージ版) | 資産の管理から申告まで全てに対応可能 |
| Plaza-i 固定資産管理システム | 要問い合わせ | 複数通貨、複数言語、複数会計基準に対応可能 |
| AssetmentNeo | 【初期費用】 要問い合わせ 【料金プラン】 Light:月額40,000円〜60,000円 Standard:月額60,000円〜280,000円 Enterprise:個別見積 |
クラウド上で一元管理が可能 |
| Convi.BASE | 【初期費用】 900,000円〜(自社で導入する場合は0円) 【料金プラン】 基本機能+オプション(棚卸)+1ユーザーライセンス:月額55,000円 基本機能+オプション(棚卸)+5ユーザーライセンス:月額70,000円 基本機能+オプション(棚卸/貸出/入出庫)+5ユーザーライセンス:月額100,000円 |
物品管理システム導入実績No. 1 |
| SuperStream-NX 固定資産管理 | 要問い合わせ | 最大5種類の台帳を一括管理可能 |
PCA固定資産DX(ピー・シー・エー株式会社)

| 項目 | 内容 |
| システム正式名称 | PCA固定資産DX |
| 対象の企業規模 | すべての規模に対応 |
| システム形態 | クラウド型・オンプレミス・パッケージソフト |
| 無料・トライアル | あり |
| 料金 | 14,850円~(クラウド型)、170,000円(パッケージ版) |
複雑になりがちな減価償却計算や固定資産・リース資産の管理から申告までの資産管理全てに対応可能です。
「償却資産税の電子申告」「各資産に画像を紐づけることが可能」など充実した管理機能と、PCA会計シリーズとの連携機能によって複雑な処理も柔軟に対応できます。
Plaza-i 固定資産管理システム(株式会社ビジネス・アソシエイツ)

| 項目 | 内容 |
| システム正式名称 | Plaza-i 固定資産管理システム |
| 対象の企業規模 | すべての規模に対応 |
| システム形態 | クラウド型・オンプレミス・パッケージソフト |
| 無料・トライアル | なし |
| 料金 | 要問い合わせ |
複数通貨、複数言語、複数会計基準に対応できる固定資産システムです。
システムを熟知した開発元のコンサルタントが導入サポートを行うため、パッケージを最大限・無駄なく活用することができます。
その他、費用が膨れ上がる原因となる無駄なカスタマイズを排除して、カスタマイズコストを最小限に抑えることを実現しました。
最小のカスタマイズで大きな効果が得られるものに絞ることで、シンプルな運用にこだわりたい企業におすすめです。
AssetmentNeo(株式会社アセットメント)

| 項目 | 内容 |
| システム正式名称 | AssetmentNeo |
| 対象の企業規模 | 500名以上 |
| システム形態 | クラウド型 |
| 無料・トライアル | あり |
| 料金 | Light:月額40,000円〜60,000円 Standard:月額60,000円〜280,000円 Enterprise:個別見積 |
各資産の台帳をベースとして統一的に一元管理することで、複数の業務を行う際も二重更新の必要がなくなって、効率的な管理業務を実現できます。
棚卸方法も、「バーコード」「QRコード」「RFID」などの多様なラベルに対応しているほか、ラベル貼付ができない場合には、紙によるリスト棚卸・図面を活用した棚卸なども選択可能です。
Convi.BASE(株式会社ネットレックス)

| 項目 | 内容 |
| システム正式名称 | Convi.BASE |
| 対象の企業規模 | すべての規模に対応 |
| システム形態 | クラウド型 |
| 無料・トライアル | あり |
| 料金 | 900,000円〜(自社で導入する場合は0円)
料金プラン |
ICタグ・バーコードを活用した多彩なラベルから選択できる上、ハンディターミナル・スマートフォンを利用してICタグを読み取り、棚卸全体の作業工数を1/3〜1/10に削減できます。
台帳から条件に合致する情報を抽出した「ビュー(子台帳)」作成機能によって、管理状況や利用シーンに合わせてビューを抽出して、ビューの内容をメールで展開することも可能です。
膨大な情報量となる台帳から必要な情報を抜き出せるため、傾向分析等にも活用できます。
SuperStream-NX 固定資産管理(スーパーストリーム株式会社)

| 項目 | 内容 |
| システム正式名称 | SuperStream-NX 固定資産管理 |
| 対象の企業規模 | すべての規模に対応 |
| システム形態 | クラウド型・オンプレミス |
| 無料・トライアル | あり |
| 料金 | 要問い合わせ |
日本標準・IFRSにも対応した固定資産管理システムであり、「SuperStream -NX 統合会計」と連携して減価償却計算なども行えます。「複数台帳管理機能」を備えており、最大5種類の台帳を一括管理可能です。
将来発生する費用(減価償却費など)を予測計算して把握する「予測シミュレーション機能」にも対応しており、「新たな設備投資計画策定」など意思決定の迅速化にも効果を発揮します。
固定資産管理システムの上手な選び方と比較ポイント

多くの会社が提供している固定資産管理システムの中から、自社の特性に合致したシステムを選ぶ上で、明確な選定基準と比較するポイントを抑えておくべきです。
以下で具体的な比較基準を紹介します。
複数の会計制度への対応策があるか
日本だけで活動を行う企業であれば問題ないですが、企業の中には海外に事業展開していることも珍しくありません。
このような観点から、日本の会計基準だけではなく海外向けの会計基準対応が求められることも考えられます。
企業に合致した会計基準を選択できるかが、システム選定のポイントです。
償却費算出方法への対処が可能か
システムを導入する会社の業態によって利用される償却費の算出方法は大きく変わります。
その理由として、資産によって法定耐用年数に違いがあるためです。
具体例を挙げると、建物でも「木造」「鉄骨鉄筋コンクリート」といった構造と用途が変化するだけで法定耐用年数が変化します。
上記の観点から、自社の状況に対応した償却費算出方法を備えているかがシステムを選ぶ上で重要です。
リース資産管理や建設仮勘定への対応が可能か
建設を事業として行っている場合には、「建設仮勘定」に対応しているシステムを選定する必要があります。
「建設仮勘定」とは新規開発ビル・住宅などの固定資産を作るためにかかったお金を計上する科目です。
自社で行っている事業の特性を分析した上で、どのシステムであれば要件を満たせるかをチェックすることも求められます。
固定資産管理データの移行がスムーズか
今まで「Excel」「紙」などで固定資産を管理していた場合、システムを導入した後にデータを移行する作業が発生します。
データ移行作業は「固定資産数」が多いほど工数も増えていくため、「データ移行サポート」を行っている固定資産管理システムを選ぶことも必要です。
固定資産管理システムの導入の企業事例

「固定資産管理システム」を導入したことで、どのような変化が生まれるのか気になる方に向けて、具体的な企業の導入事例を紹介します。
月次工数が半減した株式会社エス・エム・エス

これまでは海外大手ERPパッケージの固定資産機能を利用していましたが、「固定資産台帳の出力ができない」など、基本的機能が不足していることから工数が増加していました。
固定資産管理システム導入によって「操作性・視認性が上がり、固定資産業務に掛かる工数が半分に減少」「償却資産申告にかかる工数も3分の1まで削減」など目に見える効果が生まれています。
一元管理を構築した株式会社DTプレコン

現在、「限られた人員体制でバックオフィス業務を完結させなければならなかった」、「会社設立のタイミングから固定資産数が多く、しっかり固定資産管理ができる体制を整える必要があった」などと大きな2つの問題を抱えていました。
これを解決してくれたのが、固定資産管理システムなおです。固定資産管理システムを導入することで、「コンパクトな人員体制で一元管理できる仕組みを構築」、「メンバーの教育にかかる時間を軽減」、「属人的にならずに固定資産管理」の3つのことが可能になりました。
ミスのない減価償却に成功した株式会社エーデルワイン

「多数の機械設備を保有しており、高度な固定資産管理が必要」、「従業員への給与明細の配布方法や、年末調整の必要書類の回収方法を見直したい」、「会計・給与・固定資産の管理を会計の専門知識がない従業員でも、確実化・効率化できるようにしたい」というおおきな3つの問題を抱えていました、
その可決策として固定資産管理システムの導入です。PCA固定資産によってミスのない減価償却に成功。固定資産管理の業務量は半分以下に、PCA給与と関連ソリューションとの連携で、便利なWeb明細に。年末調整の業務効率も改善しています。
まとめ:固定資産管理システムでムダを削減しましょう

ここまで固定資産管理とはどういうもので、効果的に行うには専用のシステムについて解説してきました。また、おすすめの固定資産管理システム15選も紹介してきました。
数多くある「固定資産管理システム」を選ぶのも良いですが、自社に合致した資産管理システムを開発することで「かゆい部分に手が届くシステム」を実現できます。
株式会社Jiteraでは、従来よりも開発速度に比べて、AIを利用することで開発速度を以前の数倍の速さで行えます。株式会社Jiteraに依頼いただくことで、企業に「素早く」「使いやすい」システム提供を可能にしているため、気になる方はぜひ問い合わせください。


