【2024年最新】FigmaとAdobeXD違いとは?機能や料金、活用シーンを比較!

「Webデザインをはじめたけど、どのツールが良いのかわからない」と悩んでいる方も多いでしょう。

Webデザインツールはさまざまあり、Figma、Adobe XD、Sketch、Photoshop、Illustratorなど多種多様です。

本記事では、その中でもFigmaとAdobe XDにフォーカスを当てて、それぞれの違いを解説します。

FigmaとAdobe XDの料金や機能、活用シーンなどを比較し、自身に最適なものがどちらかわかるので、ぜひ最後までご覧ください。

監修者 輝渡部

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    FigmaとAdobe XDの違いとは?

    Figma・Adobe XDの違いを解説する前に、それぞれの基本機能をしっかり理解しましょう。

    まずは、FigmaとAdobe XDの基本機能について解説します。

    Figmaの基本機能

    Figmaの基本機能の特徴としては、以下が挙げられます。

    • ブラウザヴベース:ブラウザ上で使えるため、専用アプリのダウンロードが不要。
    • 共同編集:優れた共同編集機能を備えており、複数のデザイナーやチームメンバーが同時にプロジェクトにアクセスし、リアルタイムで編集可能。
    • 直感的な操作:直感的な操作ができ、初めてのユーザーでも習得までに時間がかからない。

    Figmaはブラウザ上で動作し、共同編集が簡単で、直感的な操作が可能です。

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    Adobe XDの基本機能

    一方で、Adobe XDの基本的な機能の特徴としては、以下の通りです。

    • 高速な動作ができる:素早い操作が可能
    • 他のAdobeソフトとの連携が可能:Adobe Creative Cloudの一部として提供されており、IllustratorやPhotoshopなどの他のAdobe製品との連携が簡単。
    • プロトタイピング機能が優れている:デザイン段階から動作を実際にテストできる。

    Adobe XDは、UI/UXデザインツールとして使いやすく、IllustratorやPhotoshopなどの他のAdobe製品と操作感が似ています

    普段からAdobe製品を使っている人にはおすすめのツールです。

    FigmaとAdobe XDの主な違い

    基本機能を理解したところで、FigmaとAdobe XDの主な比較を表でまとめました。

    Figma Adobe XD
    プラットフォーム Webブラウザ上 アプリとして提供されており、ネット環境がなくても利用可能
    料金プラン 無料プランあり 有料プランのみ
    日本語対応
    共同編集 可能 可能
    CSSコードの出力 可能 プラグイン利用時のみ

    一番の違いは、FigmaはWebアプリであり、Adobe XDはネイティブアプリです。Figmaは常にネットワーク接続が必要ですが、どこからでもアクセスできます。

    一方、Adobe XDはオフラインで使用できますが、ソフトウェアのインストールが必要です。

    FigmaとAdobe XDの機能比較

    基本的な違いを確認したところで、ここからは機能について、くわしく比較していきます。

    Figmaの主な機能と利点

    Figmaは、クラウドベースのデザインツールであり、UI/UXデザインやプロトタイピングを行うためのさまざまな機能が使えます。

    • ベクターデザイン:多様な図形やパス、テキストを作成して編集可能。
    • リアルタイムコラボレーション:複数のユーザーが同時にファイルを編集できるリアルタイムコラボレーションができる。
    • プロトタイピング:ユーザーインターフェースのプロトタイプを作成可能。
    • コンポーネントとスタイル:再利用可能なコンポーネントやスタイルを作成してライブラリに保存し、簡単に適用できる。
    • プロジェクト管理:プロジェクトやファイルを整理し、共有設定を管理するための機能も備わっている。

    これらの基本機能は、デザイナーやチームがプロジェクトを効果的に管理し、高品質なデザインを作成するための重要な要素です。

    Figmaの柔軟性と使いやすさにより、さまざまなプロジェクトに対応できるツールとして広く利用されています。

    Adobe XDの主な機能と利点

    Adobe XDは、UI/UXデザインのための包括的なツールで、以下の機能が使えます。

    • デザインツール:ユーザーインターフェースやユーザーエクスペリエンスを設計するための包括的なデザインツール。簡単な図形描画から複雑なレイアウトの作成まで、多様なデザインニーズに対応。
    • プロトタイピング:デザインした画面をプロトタイプ化して、ユーザーのナビゲーションや動作をシミュレートする機能を備えている。
    • 共同作業:複数のデザイナーやステークホルダーが同時にプロジェクトにアクセスし、共同で作業できる。
    • プラグインのサポート:サードパーティのプラグインをサポートしており、デザインツールの機能を拡張が可能。
    • インタラクティブな動作:ユーザーエクスペリエンスを向上させるためのさまざまな動作やアニメーションを作成する機能が使える。

    これらの基本機能により、Adobe XDはプロフェッショナルなUI/UXデザインを行うための強力なツールとして広く利用されています。

    FigmaとAdobe XDの機能比較

    それぞれの機能と利点を理解したところで、FigmaとAdobe XDの主な違いを表にまとめました。

    Figma Adobe XD
    プロトタイピング 基本的なプロトタイピング機能を備えている より高度なプロトタイピング機能を備えている
    UIコンポーネント カスタムコンポーネントの作成と共有が簡単 UIコンポーネントの作成と共有が簡単
    インタラクション インタラクションの設定が容易 より高度なインタラクションの設定が可能
    クラウドストレージ クラウド上でのデザインファイルの保存と管理が可能 デザインファイルのクラウド上での保存と共有が可能
    インポート/エクスポート 多様なファイルフォーマットをサポート Adobe XD固有のファイルフォーマットに特化

    これらは一般的な違いですが、両方のツールはUI/UXデザインにおいて高機能であり、選択は使用状況や個々の好みに応じて行いましょう。

    FigmaからAdobe XDへの移行方法

    ここまで、FigmaとAdobe XDの主な違いを解説しました。

    すでにFigmaとAdobe XDのどちらかを使っているけれども、代わりに別の方を使いたい方もいるでしょう。そんな方は、移行をすれば、別のツールでの作業が可能です。

    まずは、FigmaからAdobe XDへの移行方法について紹介します。

    FigmaからAdobe XDへのデザインファイルの変換方法

    FigmaからAdobe XDへの移行方法は以下の手順で行います。

    1. デザインファイルのエクスポート:Figmaで作成したデザインファイルを選択し、必要に応じてエクスポート。
    2. Adobe XDにインポート:Adobe XDを開き、エクスポートしたデザインファイルをインポート。メニューから「ファイル」→「インポート」を選択し、エクスポートしたファイルを選択。
    3. レイアウトの調整:インポートされたデザインを確認し、必要に応じてレイアウトを調整。
    4. コンポーネントの再作成:Figmaで使用していたコンポーネント(ボタン、アイコン、ナビゲーションバー)をAdobe XDで再作成。
    5. プロトタイプの設定:デザインファイルが準備できたら、Adobe XDでプロトタイプを設定。
    6. テストとフィードバック:完成したプロトタイプをテストをする。

    FigmaからAdobe XDへのデザインファイルの変換方法は比較的簡単です。

    FigmaからAdobe XDへの移行時の注意点

    このように、FigmaからAdobe XDへの移行は比較的簡単に行うことができますが、一部の要素や機能は異なる場合があるため、注意が必要です。

    まず、各ツールの機能や操作方法が異なるため、一部のデザイン要素や機能が失われる可能性があります。特に、共同編集やプラグインの利用方法などは異なる場合がありますので、注意が必要です。

    インポートされたデザインを確認し、必要に応じてレイアウトを調整しましょう。

    デザインが失われていなくても、FigmaとAdobe XDでは一部の機能やレイアウトが異なる場合があるため、調整が必要な場合があります。

    Adobe XDからFigmaへの移行方法

    今度は反対に、Adobe XDからFigmaへのプロジェクトの移行手順をお伝えします。

    Adobe XDからFigmaへのプロジェクトの移行手順

    Adobe XDからFigmaへのプロジェクトの移行手順は以下の通りです。

    1. ファイルのエクスポート:Adobe XDで作成したプロジェクトを開き、Figmaに移行したいデザインファイルをエクスポート。
    2. Figmaでしんきプロジェクトの作成:Figmaのアカウントにログインし、新しいプロジェクトを作成。
    3. ファイルのインポート:Figmaで作成した新しいプロジェクトに移行したいAdobe XDのデザインファイルをインポート。
    4. レイアウトの確認と調整:移行されたデザインファイルをFigmaで開き、レイアウトやデザインの整合性を確認。
    5. リンクやプロトタイプの再設定:デザインファイル内のリンクやプロトタイプを再設定し、必要に応じてFigmaのプロトタイピング機能を使用して、ユーザーのナビゲーションやワークフローを再作成。
    6. コラボレーションと共有:移行したデザインプロジェクトをチームメンバーと共有。

    大まかな移行手順は、FigmaからAdobe XDへのやり方と変わりません。

    Adobe XDからFigmaへの移行時のポイント

    Adobe XDからFigmaへの移行時のポイントはいくつかあります。
    • デザインファイルの整理: 不要なアートボードや要素を削除してファイルを整理すると、移行後のプロジェクトをスムーズに管理できる。
    • レイアウトの整合性:移行後、レイアウトや要素が正しく変換されているか確認し、必要に応じて調整。
    • コンポーネントとスタイルの再設定:コンポーネントやスタイルが正しく変換されているかを確認し、必要に応じて再設定する。
    • チームとのコミュニケーション:移行作業中はチームと密にコミュニケーションを取り、進捗や問題点を共有し、協力して移行を進める。

    これらのポイントを考慮すると、Adobe XDからFigmaへの移行がスムーズに行われ、プロジェクトの効率性や品質が向上します。

    FigmaとAdobe XDの料金比較

    それぞれの気になる料金プランについても確認しましょう。

    Figmaの料金プラン

    Figmaには、無料プランと3つの有料プランがあります。

    • スターター:無料
    • プロフェッショナル:12$/月(約1,800円)
    • ビジネス:45$/月(約6,750円)
    • エンタープライズ:75$/月(約11,250円)

    以前までは3種類でしたが、新しく「エンタープライズ」が追加されました。

    より料金の高いプランだと、専用ワークスペースや、高度なデザインシステムが使えます。

    Adobe XDの料金プラン

    Adobe XDは無料のプランがなく、有料プランのみです。

    • Creative Cloudコンプリートプラン(Adobe製品が全て使える):7,780円/月

    現在、単体プランは廃止され、Adobe XDを使うには、Creative Cloudコンプリートプランを契約する必要があります。

    しかし、7日間の体験利用ができるので、まずはお試しで使ってみるのはおすすめです。

    FigmaとAdobe XDの料金比較

    FigmaとAdobe XDの料金比較を以下の表にまとめたので、ぜひ参考にしてください。

    Figma Adobe XD
    無料プラン 無(有料プランでも最初の7日間は無料で使える)
    有料プラン
    • プロフェッショナル:12$/月(約1,800円)
    • ビジネス:45$/月(約6,750円)
    • エンタープライズ:75$/月(約11,250円)
    • Creative Cloudコンプリートプラン(Adobe製品が全て使える):7,780円/月

    Figmaの無料プランは共同編集機能と基本的な機能が使えますが、より高度な機能を利用するには有料プランが必要です。

    一方、Adobe XDの無料プランはなく、Creative Cloudのコンプリートプランに含まれており、他のAdobe製品も使えます。

    FigmaとAdobe XDの活用シーンと適切な選択

    FigmaとAdobe XDは、デザインやプロトタイプ作成のニーズに応じて異なる利用シーンがあります。

    ここでは、FigmaとAdobe XDの活用シーンと利点を紹介します。

    Figmaの活用シーンと利点

    Figmaは、チームでの共同作業やデザインシステムの構築など、多人数でのプロジェクト管理に適しています。

    その利点は、リアルタイムでの共同編集やクラウドベースのデザイン管理、デザインライブラリの効率的な共有などがあります。

    さらに、Figmaはブラウザ上で動作するため、どこからでもアクセスでき、作業を簡単に共有できる点も大きな利点です。

    Adobe XDの活用シーンと利点

    Adobe XDは、UI/UXデザインの初期段階からプロトタイピングまでのワークフローに適しています。

    その利点は、シンプルなユーザーインターフェース、PhotoshopやIllustratorとの連携、豊富なプロトタイピング機能などです。

    また、ネイティブアプリとして動作するため、オフラインでも利用可能で、高速かつ安定したパフォーマンスを期待できます。

    FigmaとAdobe XDの適切な選択基準

    FigmaとAdobe XDの適切な選択基準は、プロジェクトのニーズや作業環境によって異なります。以下はその選択基準の一例です。

    Figma Adobe XD
    チームの規模と共同作業の必要性 複数のデザイナーやチームメンバーがリアルタイムでプロジェクトを共有・編集できるため、大規模なチームプロジェクトに適している。 小規模なチームや個人プロジェクトに適しており、共同作業よりも個々の作業を重視する場合に適している。
    デザインプロセスの管理方法 クラウドベースのプラットフォームで、デザインファイルをどこからでもアクセスできるため、柔軟な作業環境。 オフラインでの利用が可能であり、ネイティブアプリとしての安定性が求められる場合に適している。
    デザインシステムの構築と管理 ライブラリ機能を活用してデザインシステムを効率的に構築・管理できるため、大規模なプロジェクトやデザインシステムの構築に適している。 コンポーネントやスタイルの再利用性を提供していますが、Figmaほど柔軟性や拡張性が高くはない。

    FigmaとAdobe XDはそれぞれ独自の特徴と利点を持っており、選択はプロジェクトのニーズや作業環境に合わせて行うことが重要です。

    FigmaとAdobeXDのまとめ

    本記事では、FigmaとAdobe XDの違いについて解説しました。

    FigmaとAdobe XDはともにWebデザインのためのツールですがそれぞれ独自の機能と利点を持っています。

    どちらが良いかはプロジェクトのニーズや作業環境に合わせて行うことが重要です。

    もしもFigmaとAdobe XDに関して、疑問点や相談、導入する際の相談などあれば実績豊富な株式会社Jiteraに一度ご相談ください。貴社の要件に対する的確なアドバイスが提供されると期待できます。

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