Webサイトの種類10選!それぞれの特徴や制作時のポイントなどを解説!

今日のビジネスにおいて、IT技術を活用してサービスの利便性を上げることを抜きにして生き残ることは至難の業です。そしてそのIT技術の中で最も身近な存在と言っても過言でないものがホームページ、つまりWebサイトになります。しかしWebサイトと言っても、使用する目的や理由によって幾つもの種類が存在します。

例えば、自社の業務効率を改善するためのWebサイトと、顧客に自社の商品やサービスの情報を発信をするためのWebサイトでは、サイトの構成やセキュリティの設定などが全く異なります。

本記事では、Webサイトにはどのような種類の物があるのか、そしてそれぞれどのような特徴を持っているのかを解説していきます。

Nao Yanagisawa
監修者 Jitera代表取締役 柳澤 直

2014年 大学在学中にソフトウェア開発企業を設立

2016年 新卒でリクルートに入社 SUUMOの開発担当

2017年 開発会社Jiteraを設立
開発AIエージェント「JITERA」を開発

2024年 「Forbes 30 Under 30 Asia 2024」に選出

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執筆者

文系大学出身で、25歳の時にIT業界に足を踏み入れました。ヘルプデスクから要件定義まで、下流から上流まで文字通り叩き上げでキャリアを築き上げました。取得した資格もいつの間にかもう2桁に。趣味も資格取得。あと、映画鑑賞と飲み会。

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    Webサイトを制作する代表的なメリット2つ

    DevOpsエンジニアにおすすめの資格

    今やWebサイトを持たずに活動している企業は存在しない、と言っても過言ではないほどの状況になっています。またそれは消費者も同じことで、仕事や日々の消費活動の殆どでWebサイトを使用しています。

    これほどまでにWebサイトという存在がメジャーとなった理由としては、やはり大きなメリットがあるからです。代表的なメリットとしては「信頼性や認知度が高まる」「新しい顧客を獲得できる」という2つの点があげられます。

    信頼性や認知度が高まる

    Webサイトのメリットとして、信頼性や認知度の向上をあげることができます。Webサイトはスマホやパソコンさえあればどこでも情報収集ができるため、企業が外部向けに公開しているWebサイトに企業の理念やセールスポイントを書いて公開すれば、自社の信頼や認知度を高めることができます。

    逆にWebサイトを持っていない、または外部に公開していない場合、そんな当たり前のこともしていないのかと、外部の人間に不信感を与えてしまいます。

    新しい顧客を獲得できる

    上述したように信頼性や認知度を向上させることができれば、新しい顧客を獲得することに繋がります。どんなに良い製品やサービスを自社で持っていたとしても、それらの商品に必要性を感じている人に情報が届かなければ何の意味もありません。

    しかしWebサイトを使用することによって、自社の商品やサービスの内容に興味を持ちそうな人に情報を届けることができ、尚且つ自社が信頼に足るという評価を得ることができれば、新しい顧客を獲得出来る可能性が飛躍的に高まります。

    【種類別】Webサイトの特徴を紹介!

    DevOpsエンジニアに必要なスキル

    この章ではWebサイトにはどのような種類があるのか、それぞれの特徴などと併せて解説します。以下のWebサイトの多くは外部に公開され、誰でもアクセスできるものが多いですが、中には公開先や公開する時期を限定しているものもあります。

    当然、Webサイトの規模などもそれぞれ全く異なってくるため、開発する際の費用や期間にも大きな差があります。もし自社で何らかのWebサイトを開発する際は、その目的を明確にしたうえでどのWebサイトを開発するかを決めなければなりません。

    コーポレートサイト

    コーポレートサイトとは、主に企業が外部に向けて公開・使用するタイプのWebサイトで、企業理念や事業内容、時には自社の商品や社員のスキルなどを紹介するためのWebサイトです。つまり、企業が自分自身を紹介するために作られたWebサイトということです。

    コーポレートサイトを開発・公開することで、企業は自身の情報を多くの人々に知ってもらうことができます。その結果として、新規顧客の獲得のチャンスだけでなく、優秀な人材を獲得するチャンスも増やすことができます。もはや企業にとってコーポレートサイトは業界を問わず、ビジネス活動を継続する上で必要不可欠なものとなっていると言っても過言ではありません。

    オウンドメディア

    オウンドメディアとは、企業が自身で保有して情報を公開し、管理しているタイプのWebサイトです。より具体的に言うと、ブログなどが良い例で、コーポレートサイトよりも頻繁に情報が更新されていくことが特徴です。

    コーポレートサイトの場合、自社の事業内容や商品などについての情報を公開しているため、そこまで頻繁に情報は公開されません。しかしオウンドメディアの場合、自社の仕事風景や、業界や技術についてのコラムを公開しているため、情報の更新頻度が高いです。

    オウンドメディアで頻繁且つ高品質で、流行に沿った情報を更新することで、社内が活気づいていることをアピールできるため、一般の人々に対して自社にポジティブなイメージを与えることが可能になります。

    ECサイト

    ECサイトは一般消費者がオンラインショッピングを簡単にできるようにするためのWebサイトになります。ECサイトを使用することで、顧客はお店にわざわざ行く手間が省けますし、企業にとっても距離や地形などの物理的な制約を簡単に克服することができるため、BtoC向けのビジネスを展開している企業に絶大なメリットをもたらします。

    また、Webサイトに商品を載せることで宣伝効果も期待できます。しかし、ECサイトを運営する場合は倉庫や在庫、運送業者の確保や決済方法の確立など、サイトの開発作業以外にも多くの作業を必要としています。従って維持費は他の種類のWebサイトと比較しても、かなり大きなものになる場合が多いです。

    リクルートサイト

    リクルートサイトは企業が人材獲得のために公開するWebサイトです。仕事内容や給与などの福利厚生は勿論、企業理念や今後の展望なども記載することで、より自社の社風にマッチした、優秀な人材を獲得出来る可能性が高まります。

    リクルートサイトは多くの場合、コーポレートサイトの一部として運営されているか、人材関連の企業が運営しているプラットフォームに掲載されている場合が多いです。

    人材関連の企業が運営しているプラットフォームの場合、自社の情報の掲載費をより安くすることができますし、加えて就職活動や転職活動を行っている人に見て貰える可能性が高まるため、コストパフォーマンスを高めやすいです。

    プロモーションサイト

    プロモーションサイトとは、自社の商品やサービスを紹介、宣伝して、顧客の購入に繋げるためのWebサイトです。有形商品を自社で扱っている場合、ECサイトの機能の一部として、若しくはECサイトと連動してWebサイトを運営している場合が多いです。また、新商品の発売時などに一時的に開設してする場合も多いです。

    サイトの構成自体もSPA、つまり1ページだけで構成されるWebサイトに全ての情報の掲載をするというシンプルな構成になることが多くなるため、プログラミングなどの作業よりもデザインやキャッチコピーなどの見た目に関わる物事の作業に予算や時間をかけることでコストパフォーマンスを最大限に高めることができます。

    サービスサイト

    サービスサイトとは、自社のサービスを宣伝し、購入の受付を行うことを目的にした種類のWebサイトです。ECサイトとは異なり、無形商品を取り扱います。サービスサイトも前述したリクルートサイトと同様に、自社のコーポレートサイトの機能の一部として運営される場合もあれば、大手企業のプラットフォームに掲載する場合の2つがあります。

    ただ無形商品の場合、有形商品に比べて販売する窓口や購入手段がより限定されてしまうため、サービスサイトのクオリティはビジネス活動に大きな影響を与えます。サービス自体の質を上げることももちろん大事ですが、同時に適切にマーケティングを行ったり、サイトの構成を定期的に見直す必要があります。

    ランディングページ

    ランディングページとは、サイトの訪問者が最初にアクセスするWebページのことで、具体的な定義があるものではありません。つまり状況によって、どのページを意味するかは変わってきます。

    検索エンジンの検索結果に表示されたものをクリックして最初にアクセスするページのことを指す場合もあれば、他サイトに掲載されたリンクをクリックしてアクセスしたページを指す場合もあります。

    Webマーケティングにおいては、このランディングページの種類や数などを細かく分析して他サイトに掲載するURLを他の物に置き換えたりすることで、自社サイトのアクセス数を高めて商品やサービスの購買に繋げられる可能性が高まります。

    ブランドサイト

    ブランドサイトとは、自社の商品やサービスのイメージや価値観を広めるためのWebサイトです。立ち位置としては、前述したプロモーションサイトに近いものがあります。こちらもプロモーションサイトと同様に、デザインなど見た目に関わる部分に予算や時間をかけることで、得られるメリットを大きくすることができます。

    ブランドサイトをより良いものにすることで、検索エンジンの検索結果がより上位に表示されやすくなり、自社や自社の商品の認知度を高めやすくなります。BtoCの事業を行っている企業にとって、企業や商品のイメージや認知度は特に重要になりやすいため、ブランドサイトの構築に力を入れる必要があります。

    社内イントラサイト

    ここまでで紹介したWebサイトはどれも不特定多数に公開する類のものでしたが、社内イントラサイトは公開する先が限定されています。具体的にはその企業の内部の人間にのみ公開され、人事の情報や社内での取り組みなどの情報が掲載されています。

    社内広報誌のような役割を果たしますが、勤務表の提出機能やFAQ、メッセージ機能なども追加することで、業務改善などの効果も発揮することが可能になります。

    一般公開されているわけではないので、そこまで凝ったデザインにする必要はなく、また多少コンセプトから逸脱した機能を取り付けたとしても、そこまでビジネスに大きな影響を与えるわけではないことも特徴になります。

    記念サイト

    記念サイトとは、企業などが創立日に解説し、日ごろの感謝などを顧客に伝えるためのサイトになります。こちらについては個人で仕事をしている、フリーランスの人でも作成する可能性の高い種類のWebサイトになります。

    こちらもブランドサイトと同様、立ち位置としてはプロモーションサイトに近いものになります。記念サイトそれ自体が売り上げに貢献することは少ないですが、企業のイメージアップに貢献できますし、キャンペーンなどとコラボレーションすることで、自社の売り上げに貢献させることも可能になります。

    常時公開している類のWebサイトではないですが、上手く活用すれば費用や手間以上のメリットを得ることができます。

    Webサイトの制作方法

    Webサイトを作成する際、個人で制作する場合と業者に制作してもらう場合の2つの方法が考えられます。作成したいWebサイトの種類によって、どちらの方法を選んだ方が良いかが変わってきます。

    ただどちらにしても、コストと労力が全て削減されるという訳ではないことに変わりはありません。個人で作成する場合は何らかのサービスを使うために幾らかの支出を行う場合が多いですし、業者を使う場合にしても業者の選び方やその後の折衝に気を遣う必要があります。

    個人で制作する

    Webサイトを個人で制作する場合、何もないところから1人でHTMLなどをコーディングするのではなく、Webサイト作成サービスを使用する方がよりメジャーです。

    後者の方がサーバの契約やセキュリティ設定などの専門的な知識を伴う作業を代行してくれますし、目的別のテンプレートも何種類かあるため、デザインの経験が浅い人でも比較的簡単にWebサイトを作成することができます。

    勿論、何もないところから1人でコーディングするという方法も不可能ではないですし、作り上げる過程で非常に有意義な経験をすることができます。

    業者に依頼する

    Webサイトを制作することを生業としている業者が沢山あるので、そのような業者に依頼するという手もあります。

    業者に依頼することで、前述したセキュリティの設定などの専門的な作業は勿論、文章の内容や掲載する写真などデザインに関する事柄についてもアドバイスを貰えることもあります。

    このように、業者に依頼すればこちらの要望が多少抽象的だったとしても、結果的にはしっかりと具体的な形にすることができるため、コストは大きくなりますが、全体的な負担は少なくなります。

    Webサイトを制作するときのポイント

    前述した様に、Webサイトには沢山の種類があります。従って、何のためにWebサイトを作るのか、どのくらいのコストを許容できるか、などを明確にする必要があります。

    ただ単に流行っているから作ろうという程度の気持ちでWebサイトを作成しても、何の役にも立たないどころか、その維持費などで財政を圧迫しますし、長期間更新がされていないWebサイトは訪問者にマイナスの印象を与えてしまいます。

    事業の目的に合っているかどうか

    Webサイトを作成する際、まずはその目的を考える必要があります。目的に合っていないWebサイトを作ったとしても、宝の持ち腐れです。

    例えば、自社の知名度アップのために事業内容や理念を伝えたいと考えているのに、記念サイトのような簡素な作りのWebサイトを公開しても、この企業は財政基盤が弱いのでは、などの疑念をWebサイトの訪問者に与えてしまいます。

    逆に、何らかの記念を告知したいのにも関わらず、コーポレートサイトのようなWebサイトを作成するのは、明らかにお金や労力の無駄遣いです。

    費用はいくらまでかけられるか

    ビジネスにとってWebサイトの作成を含めた設備投資は非常に重要ですが、同時に予算の範囲を守ることも重要です。

    前述した様に、会社の何らかの記念を告知したり祝ったりするだけであれば簡素で安価なWebサイトで良いはずです。そこに無駄な費用を費やすのは、経営者や管理者としてあるべき姿勢とは言えません。

    特に中小企業の場合、欲しい機能を全てWebサイトに付与できるだけの予算を確保できることは稀です。そのような場合、Goggleフォームなど無料で使用できるものや、最悪人力による操作で代替するしかありません。

    Webサイト 種類のまとめ

    前述した様に、Webサイトにはいくつもの種類があり、それぞれ用途が異なります。上手く使えば自社のビジネスを飛躍的に発展させることができます。

    そうは言っても、ITやマーケティングの知識がないために、どのようなWebサイトを作ればよいかわからない、という方も沢山いると思います。

    そのような場合は株式会社Jiteraにお問い合わせすることをお勧めします。株式会社JiteraはITの知識だけでなく、ビジネスの知識も豊富なため、有意義なアドバイスができる可能性が非常に高いです。もし興味がある方は、こちらのリンクにアクセスしてください。

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