Ruby開発を検討しているが、何から始めたらいいのかわからない。 開発費用はいくらかかるのか、良い開発会社をどう見つけるのか、不安。そんな方はたくさんいると思います。

この記事を読めば、Ruby開発の基本からコスト、開発会社の選び方まで一通りの道筋が見えてきます。 おすすめのRuby開発会社10社を比較し、自分に合ったパートナーを見つけることも可能です。

なぜなら、この記事ではRuby初心者向けに丁寧に解説している上に、具体的な開発会社の特徴や選び方のポイントを示しているからです。ぜひ、この記事を読んで理解を深めていってください。

Ruby（ルビー）開発料金の相場

Ruby開発を検討する際、気になるのが開発コストですよね。そこで、Ruby開発の相場感について代表的なケースを見てみましょう。

規模別の相場

開発規模	相場
小規模（Webサイト等）	1人月50万円前後
中・大規模（システム開発等）	1人月80万円前後

小規模なWebサイト開発の場合は1人月50万円前後が相場ですが、大規模なシステム開発の場合は1人月80万円前後と高くなります。

Ruby on Railsを使う場合は、Railsの開発経験豊富なエンジニアの単価が、若干高く設定される傾向があります。

小規模なWebサイト開発とは、例えば企業サイトやECサイトの新規構築など、限定的な機能の開発を指します。10ページ程度のサイトであれば、1人月50万円前後の単価設定が一般的です。

一方、大規模なシステム開発とは、顧客管理システムや企業内の知識を集約・共有するためのシステムなど、高度な機能を実装する大型の業務システム開発を意味します。この場合は、1人月80万円前後の高めの単価設定となります。

Rails開発者の場合、その経験とスキルに応じてさらに高い単価が設定されるケースが多く見受けられます。

案件別の相場

案件種別	相場
プロトタイプ開発	1人月60万円前後
本番システム開発	1人月80万円前後
保守・運用	30~50万円/月

プロトタイプの場合は1人月60万円前後ですが、本番開発では80万円前後となります。また運用段階でも継続的なコストが発生します。

プロトタイプ開発とは、開発する製品やサービスの概念実証を行う簡易的な開発を指します。限定機能の実装に留まるため、本番比較して開発コストは抑えられます。

一方、本番システム開発は、実際に運用・提供する正式な製品・サービスの開発を意味します。高い品質と十分な機能が求められるため、コストはプロトタイプ比で30~50%高くなります。

また、リリース後の保守・運用段階でも、セキュリティ更新や機能拡張のため継続的な開発投資が必要です。想定利用シナリオに応じて、運用コストを算出することが重要です。

【実績豊富】おすすめのRuby（ルビー）開発会社4選

Rubyでの業務システム開発を外注しようと検討中の場合、やはり実績豊富な開発会社を受託先に選びたいものです。

Ruby開発会社として豊富な実績を持つおすすめの開発会社を4社ご紹介します。

会社名	得意分野	開発実績
株式会社Jitera	最新のRuby/Rails技術を活用した高度なWebアプリケーション開発	シンプルなWebサイトから大規模なWebサービスまで様々な規模とタイプのRuby開発など
株式会社BPS	アプリ開発、クラウド導入	業務システムやモバイルアプリ開発など
株式会社ノルディア	システム開発、テスト	自治体などのソフトウェア開発など
株式会社CLOCK・IT	システム開発、Webアプリ開発	金融や製造などのインフラ系のシステム開発など
株式会社トランスネット	システム開発、Webサイト構築	業務システム開発やUXに考慮したスマホアプリ開発など

株式会社Jitera

株式会社Jiteraは、Ruby/Rails開発に精通したプロが在籍し、豊富な開発実績を持つ会社です。

高品質なだけでなく高速な開発を実現し、さまざまなタイプのRuby開発を可能にしています。

会社名	株式会社Jitera
得意分野	最新のRuby/Rails技術を活用した高度なWebアプリケーション開発
開発実績	シンプルなWebサイトから大規模なWebサービスまで様々な規模とタイプのRuby開発など

また、プロジェクト開始から保守・運用まで一貫してサポートしているのが特徴です。

クライアント1人1人に合わせた柔軟な対応により、希望するRubyシステムを実現させており、安心して開発を任せられます。

株式会社Jitera

株式会社BPS

株式会社BPSは、アプリケーション開発とクラウド導入支援を得意とするRuby開発会社です。大手企業との開発実績が豊富で、高い技術力が特徴です。

会社名	株式会社BPS
得意分野	アプリ開発、クラウド導入
開発実績	業務システムやモバイルアプリ開発など

Webアプリやモバイルアプリ、業務システムなど、様々な開発ニーズに対応しています。Microsoft Azureなど最新のクラウドサービスの導入支援も行っています。

創業者自身がエンジニア出身で、技術者重視の開発体制が特徴です。常に最新技術を取り入れる姿勢が評価されています。

株式会社BPS公式サイト

株式会社ノルディア

株式会社ノルディアは、システム開発とテストを得意とするRuby開発会社です。自治体システムなど公共分野の実績が特徴です。

会社名	株式会社ノルディア
得意分野	システム開発、テスト
開発実績	自治体などのソフトウェア開発など

Ruby/Railsに加え、多様な言語、OS、データベースに対応可能です。ソフトウェアテスト分野での人材も豊富で品質管理が充実しています。

自治体システムや求人サイト、会員管理システムなどの実績があり、幅広い開発ニーズに対応できる実力がある会社です。

株式会社ノルディア

株式会社CLOCK・IT

株式会社CLOCK・ITは、システム開発とWebアプリ開発を得意とするRuby開発会社です。柔軟な開発スタイルが特徴です。

会社名	株式会社CLOCK・IT
得意分野	システム開発、Webアプリ開発
開発実績	金融や製造などのインフラ系のシステム開発など

一括請負からSES、ラボ型まで、様々な開発スタイルに対応可能です。自社メディアの運営経験もあり、UX重視の開発力が強みです。金融、製造、Web分野と多岐にわたる開発実績があり、幅広い案件に対応できる実力がある会社です。

株式会社CLOCK・IT

株式会社トランスネット

株式会社トランスネットは、システム開発とWebサイト構築を得意とするRuby開発会社です。Webサイト制作の実績が豊富です。

会社名	株式会社トランスネット
得意分野	システム開発、Webサイト構築
開発実績	業務システム開発やUXに考慮したスマホアプリ開発など

業務システム開発からスマホアプリ開発まで、幅広く対応しています。特に、ショッピングモール系のWebサイト制作実績が多数あります。UXデザイン力が高く、見やすく使いやすいWebサイト制作が強みです。

株式会社トランスネット

 

【グローバル対応】おすすめのRuby（ルビー）開発会社3選

近年のWeb開発には日本国内だけでなくグローバルな視点を持った開発が欠かせなくなっています。

• オフショア開発への対応
• 多言語対応
• 外国の文化への理解
• 異なるタイムゾーンへのサポート
• 国際的なプロジェクト経験

など、国際的なプロジェクトに対応できる能力を持った開発会社に外注したい方も多いことでしょう。

この記事ではグローバル対応を強みとするRuby開発企業を3社ご紹介します。

会社名	得意分野	開発実績
株式会社Ruby開発	Webアプリケーション開発、IoT系サービス開発	AWSを用いた営業支援ERPパッケージ開発など
株式会社アットマークカフェ	アプリ開発、Webシステム開発	ゲームアプリやECサイト構築など
株式会社リアルシス	システム開発、情報セキュリティ	セキュリティ技術を活用したシステム開発など

株式会社Ruby開発

株式会社Ruby開発はRuby on Railsでの受託開発をメインに行う日本発のRubyカンパニーです。
ベトナムのハノイに開発拠点があり、ベトナムオフショア開発や海外向けWeb開発が行えます。

会社名	株式会社Ruby開発
得意分野	Webアプリケーション開発、IoT系サービス開発
開発実績	AWSを用いた営業支援ERPパッケージ開発など

また、Rubyの強みを活かしスクラム開発によるスピーディーなシステム開発を採用しており、早期のリリースや継続的な機能追加対応に力を入れています。

また、ISMSの認証取得も行っているため、セキュリティ面でも頼りになります。

株式会社Ruby開発

株式会社アットマークカフェ

株式会社アットマークカフェは、スマホアプリとWebシステム開発を得意とするRuby開発会社です。大規模案件にも対応可能な技術力が特徴です。

会社名	株式会社アットマークカフェ
得意分野	アプリ開発、Webシステム開発
開発実績	ゲームアプリやECサイト構築など

ゲームアプリからECサイトまで、幅広い開発ニーズに対応可能です。開発拠点も海外に有しており、グローバル対応が可能です。最新の開発手法やフレームワークを積極的に取り入れることで、高品質かつ効率的な開発を実現しています。

株式会社アットマークカフェ

株式会社リアルシス

株式会社リアルシスは、システム開発と情報セキュリティを得意とするRuby開発会社です。オフショア開発の実績が特徴です。

会社名	株式会社リアルシス
得意分野	システム開発、情報セキュリティ
開発実績	セキュリティ技術を活用したシステム開発など

JavaやC++など多様な言語に対応可能です。中国に開発拠点を有し、オフショア開発のノウハウが豊富です。

さらに、独自の情報セキュリティ技術を活用したソリューション開発が強みです。システム基盤面での高い技術力が特徴です。

株式会社リアルシス

【大規模開発】おすすめのRuby（ルビー）開発会社4選

プロジェクトの要件によっては、大規模開発に対応できる開発会社でなければ対応できないこともよくあります。

Ruby開発会社の中でも、大規模開発に実績を持つおすすめの開発会社を4社ご紹介します。

会社名	得意分野	開発実績
株式会社アピリッツ	AWS活用、スマホアプリ開発	AWSと連携させた大規模システム開発など
株式会社GeNEE	システム開発、スマホアプリ開発	大手企業のシステム開発、人気アプリの開発など
株式会社イーグリッド	Webシステム開発、アプリ開発、空間情報サービス	大手企業のシステム開発、自社サービスの提供
株式会社アークウェブ	CMS、ECサイト構築	予約サイトや会員サイトのプラグイン開発など

株式会社アピリッツ

株式会社アピリッツは、AWS活用とスマホアプリ開発を得意とするRuby開発会社です。300人超のエンジニアチームが特徴です。

会社名	株式会社アピリッツ
得意分野	AWS活用、スマホアプリ開発
開発実績	AWSと連携させた大規模システム開発など

AWSを最大限に活用した大規模システム開発が可能です。ゲームアプリ開発のノウハウも豊富で、UI/UX重視の高品質なアプリを提供しています。

300人を超える社内エンジニアとの連携が強みで、大規模案件にも対応力があります。

株式会社アピリッツ

株式会社GeNEE

株式会社GeNEEは、2017年設立のIT系のシステム開発やスマホアプリ開発を得意とする企業です。

会社名	株式会社GeNEE
得意分野	システム開発、スマホアプリ開発
開発実績	大手企業のシステム開発、人気アプリの開発など

DXコンサルティングからシステム開発、スマホアプリ開発までをワンストップで請け負うことができるのが特徴です。

開発速度、設計力、調査力が強みで、大手企業からの評価が高い企業です。多くの大手企業のシステム開発や人気アプリの開発実績があり、開発能力が高いと言えます。

株式会社GeNEE

株式会社イーグリッド

株式会社イーグリッドは、2001年設立のIT系システム開発企業です。

会社名	株式会社イーグリッド
得意分野	Webシステム開発、アプリ開発、空間情報サービス
開発実績	大手企業のシステム開発、自社サービスの提供

Webシステムやアプリの開発に加え、空間情報サービス、自社サービスの提供を行っています。

空間情報の活用と長年の開発実績が強みで、自社サービスを多数保有しているのが特徴です。開発力が高く、今後の成長が期待される企業といえます。

株式会社イーグリッド

株式会社アークウェブ

株式会社アークウェブは、Movable TypeとZen Cartを得意とするRuby開発会社です。CMSプラグイン開発が特徴です。

会社名	株式会社アークウェブ
得意分野	CMS、ECサイト構築
開発実績	予約サイトや会員サイトのプラグイン開発など

Movable Typeのプラグイン開発で2000サイト以上の実績があります。代表的なプラグイン製品に、フォーム生成ツールのA-Form、会員サイト構築ツールのA-Member、予約サイト構築ツールのA-Reserveがあります。

また、Zen Cartのカスタマイズにも強みがあります。大規模ECサイトに対応したハイエンド版Zen Cartを提供しており、決済連携や業務システムとのデータ連携など、機能面での要望に対応可能です。

株式会社アークウェブ

Ruby（ルビー）開発会社の選び方

Ruby開発会社を選ぶ上で、外注先にはどのようなことを重視すべきでしょうか。

代表的な”開発会社の選び方”のポイントを見ていきましょう。

技術力を見極める

まず大切なのが、開発実力です。例えば、保有する技術者のスキルセットを確認し、自社の開発ニーズに対応可能かを判断します。技術ブログの内容から実際の技術力が見えてきます。

具体的には、以下のような点をチェックすべきでしょう。

• メイン言語であるRubyのバージョンごとの知識
• Ruby on Railsのバージョンアップ対応力
• JavaScriptやTypeScriptなどのフロントエンド技術力
• AWSやGCPなどクラウド環境での開発経験
• TDDやCI/CDなどテスト技法の導入実績
• セキュリティ面の実装能力

また、頻出する開発要件に対応可能なカスタマイズ能力も重要です。過去の類似案件の解決方針を確認することで、柔軟な対応力が備わっているかを確認できます。

技術力のある開発パートナーを選ぶことで、案件要件にフィットした高品質な開発結果が期待できます。

開発実績は豊富か

次に、同種の開発実績が豊富にあるかどうかもチェックポイントです。類似の開発案件の例を見て、要件定義から納期までの作業フローを確認できると安心です。

開発実績が豊富な会社の場合、次のようなメリットがあります。

• 業務要件をスムーズに汲み取ることができる
• 類似した案件から最適な技術構成を提案してくれる
• 開発プロセスのすり合わせが早く、円滑に作業できる
• 類似案件から想定外のリスクを回避できる
• 開発期間の予測精度が高く、納期を確実に管理できる

一方、実績が少ない場合は要件定義に手間取ったり、技術選定ミスで開発が難航する可能性があります。

過去の実績が確認できることで、開発の安心感が得られます。実績データを参考に提案してもらうのが良いでしょう。

サポート体制が整っているか確認する

また、開発後のサポート体制も大切です。質問窓口の有無や対応力を測るため、サポートへのテスト利用をすることをおすすめします。

信頼できるサポート体制があることで、次のようなメリットが得られます。

• システムリリース後の不具合対応が迅速に行える
• システムの仕様変更要望に柔軟に対応可能
• 利用者の操作方法に関する質問への対応力が確保される
• 定期的なシステムアップデートとセキュリティ対策がしやすい
• サービス提供体制の確保に要する自社体制の負担が減る

サポート内容と範囲、対応スキルを確認し、自社の運用方針に合致することを確認することが大切です。

コミュニケーションが取りやすいか

開発中の密なコミュニケーションが重要なため、担当者との人柄も見極めましょう。話しやすく迅速な対応ができるかが成果を左右します。

円滑なコミュニケーションが取れることで以下のメリットが生まれます。

• 要件の不明確な部分をすり合わせて明確化できる
• 開発方針の見直し協議をスピーディに行うことができる
• 開発工程の各段階で迅速なフィードバックを繰り返せる
• 突発的な問題が発生した時の原因究明と対応策の検討を迅速化できる
• 開発者との人間関係が構築でき、円滑な協業が実現する

一方、コミュニケーションがうまくいかないと、開発工程の大幅な遅延につながるリスクがあります。

担当者の人柄やコミュニケーション能力を確認し、自社との相性も考慮することが重要です。

価格と品質のバランスを見極める

相場に照らした料金の妥当性と、その料金で期待できる品質のバランスも重要ポイントです。案件規模と開発実績から料金水準を推測するのがコツです。

価格と品質のバランスを見極めるポイントは以下の通りです。

• 案件の規模感から想定される相場の範囲を把握する
• 開発実績と納期成果から期待される品質水準を予測する
• 低価格帯の場合、生産性や工程管理でのリスクを考慮する
• 高価格帯の場合、十分な開発リソースの確保を確認する

例えば、小規模案件であれば50,000円/人月程度、大規模案件であれば80,000円/人月程度が相場の目安です。

その上で、実績内容と見積もり工数から品質とコストバランスを判断します。

Ruby（ルビー）を開発企業に外注するメリット

Ruby開発を自社内で行うか、外注するか迷っている方も多いと思います。
そこで、Ruby開発を外部の会社に委託する場合のメリットや魅力について簡単に整理してみましょう。

Ruby開発の外注には、

• 自社にRuby開発の専門知識がない場合でも開発可能
• 開発リソースを柔軟に調整できる
• 複雑な開発を外注先に任せられる
• 品質の高い成果物を短期間で完成させられる

といった魅力があります。

自社にRuby開発の専門知識がない場合でも開発可能

Ruby開発を外注する最大のメリットは、自社にRuby開発経験者がいなくても専門家に任せられる点です。

Rubyに詳しいエンジニアが社内にいない場合でも、外注先の経験豊富なプロフェッショナルが開発を担当することで、高品質なWebアプリを作成できます。

例えば、Seleniumを使った自動テストの実装など、自社で手に負えない技術的な課題も外注によって解決できます。

開発リソースを柔軟に調整できる

リソースの効率化という面でもシステム開発の外注には大きなメリットがあります。

例えば、突発的な開発案件が入った場合でも、外注を活用することでリソースを柔軟に調整できます。
外部の開発会社に依頼することで、急な開発ニーズにも迅速に対応可能です。
また、プロジェクトの規模や進捗に応じて必要なリソースを適宜調整できるため、リソースの無駄を最小限に抑えつつ、効率的な開発が可能となります。

複雑な開発を外注先に任せられる

外注先にはRubyのプロフェッショナルが多数在籍しており、高度な開発ノウハウを有しています。
そのため、通常の知識では解決できないような複雑な開発要件にも対応が可能です。

高度な技術や専門知識、あるいは大規模な開発やグローバル対応を要する開発プロジェクトも、外注することで実現できます。
自社では対応困難な機能や複雑なシステム設計を経験豊富な外注先に任せられることで、プロジェクトをスムーズに進行させることができます。

品質の高い成果物を短期間で完成させられる

外注開発会社は、納期を意識した効率的な開発プロセスが整備されています。開発からテスト、リリースに至る一連のフェーズを最適に回すことで、短期間での高品質な開発を実現します。厳格な品質管理とプロジェクト管理が行われているため、期待通りの成果物を迅速に提供できます。

Ruby（ルビー）を開発企業に外注する際の注意点

Ruby開発を外注することの魅力についていくつか紹介しました。
ですが、一方でRubyの外注開発を行う際には多くの落とし穴があることも事実です。

システム開発を外部へ委託する前に注意点についても知っておきましょう。
代表的な注意点としては以下のようなものがあります。

• 開発コストが外注料金分だけかかるためコストが増加する点
• コミュニケーションコストが発生
  • 例えば、要件の定義や仕様変更のたびに折衝するためのコストや時間が必要
• 中長期的な保守運用時に自社での知識保持が不足するなどの依存リスク

開発コストが外注料金分だけかかる

外注開発時に最も意識しなければいけない注意点は、開発コストが外注料金分だけかかることです。

外部の開発会社に依頼することで高度な開発技術を得ることができますが、当然自社で行うよりもコストが増加します。
特に、複雑な要件や長期間にわたるプロジェクトでは、外注費用が大きくなりがちです。

予算を超過せずにプロジェクトを進めるためには、

• コスト管理と現状把握の徹底すること
• 外注先との契約内容を十分に確認すること
• 相見積もりをとるなど、適切な見積もりで予算を抑えること

が重要となります。

コミュニケーションコストが発生

システム開発を外注する場合、受託した開発会社とのコミュニケーションコストが発生します。

外部へ委託する際には自社のやりたいことを迅速かつ十全に伝える準備が必要であり、

• 要件定義や仕様変更が必要なった際、対応に時間がかかる
• 頻繁なオンライン会議を始めとした密なコミュニケーションが必要
• プロジェクトの進行中に仕様変更が頻発すると、スムーズな開発が阻害される

といった課題があります。

そのため、綿密な要件定義や慎重な仕様策定といった事前の入念な意思疎通が不可欠です。

またコミュニケーションの齟齬を防ぐために、詳細なドキュメントの作成や、定期的な進捗報告の仕組みを整える必要があることにも注意しましょう。

中長期的な保守運用時の外注依存リスク

外注開発で注意しなければならな隠れた落とし穴として、保守・運用段階での外注依存リスクには注意が必要です。

開発段階で外注先に依存し丸投げしてしまうと、いざ保守や運用段階で自社での知識やノウハウの蓄積が不足し、対応できなくなります。
その結果、どんな些細なトラブル対応でも外注先に頼らざるを得なくなり、長期的なコストやリスクが増大します。

この問題を回避するためにも、積極的に外注先と協力関係を築き、自社でも最低限の技術的知識を持つように努力しましょう。
外注先と良好な関係を結ぶことで、自社内である程度の保守運用の体制を整えることが重要になります。
例えば契約の際にOJTを兼ねたアフターサポートも同時に依頼し、自社のエンジニアが外注先から技術を学ぶ機会を設けるなども検討しましょう。

まとめ：Ruby（ルビー）開発会社は実績を見極めましょう

Ruby開発会社を選ぶ際は、まず自社の要件と目的を明確にしましょう。Rubyでは何を実現したいのか、規模感や工数はどの程度か、保守体制はどうするのかなど、これらを整理した上で会社を選ぶ必要があります。

次に技術力、実績、サポート体制、人柄といった観点から会社を評価していきます。自社との開発プロセスの適合性も大切なポイントだと言えます。

気になる会社があれば、まずは無料相談を活用してみましょう。そこから実際の開発提案を受けることで、会社の実力が見えてきます。

Ruby開発に限りませんが、技術力と実績、納期など、様々な要求自社の案件に合わせたシステムを開発する際の外注先企業選びには様々な悩みがつきものです。

株式会社Jiteraでは、豊富な経験を持つエンジニアとAIを用いたスピード開発によって多くの国内実績を持っています。
Ruby開発にお悩みの企業様、ぜひ一度株式会社Jiteraにその悩みをご相談ください。

要件に応じた最適な開発体制をご提案させていただきます。

Ruby開発のご相談は株式会社Jiteraへ