2024年3月5週目:社内で話題になった「生成AIトレンド・ニュース」

こんにちは!Jiteraの岩崎です。

今週もこの一週間で社内で話題になった生成AIトレンドについて説明します。

話題になった生成AIトレンド

Nao Yanagisawa
監修者 Jitera代表取締役 柳澤 直

2014年 大学在学中にソフトウェア開発企業を設立

2016年 新卒でリクルートに入社 SUUMOの開発担当

2017年 開発会社Jiteraを設立
開発AIエージェント「JITERA」を開発

2024年 「Forbes 30 Under 30 Asia 2024」に選出

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執筆者 岩崎亮太
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    生成AIと社会の関連、発展へ向けて

    今週も生成AIに関連して、資本業務提携や共同研究が発表されました。

    アクセンチュアの調査レポート「生成AIがもたらす企業全体の再創造」にある調査結果を一部抜粋します。

    (参照:https://www.accenture.com/us-en/insights/consulting/gen-ai-talent

     

    ・企業の経営幹部は、生成AIは企業の業務や役割に大きな影響を与える可能性があると考えており、企業全体で業務プロセスの再設計や従業員体験の向上に向けた生成AIの活用拡大が急務と捉えている。

    ・従業員の95%は生成AIの活用に価値を見出しているものの、同時に約60%が失業への不安やストレス、疲弊を感じている。

    ・4分の3の企業は、生成AIの活用を従業員の成果向上と従業員体験につなげる戦略がない。

     

    また、OpenAIの最高経営責任者のサム・アルトマン氏もエージェンシーやクリエイティブが行うマーケティング業務の95%はAIが担うようになるだろうと語っています。彼らの使命は AGI (汎用人工知能) の開発であるとも述べています。

    「私たちはこの発表に非常に興奮していますが、同時に AI が社会に与える影響が大きいことも強調しています。私たちは社会と政治家がこのことを慎重に検討し、この社会の変革を乗り切るためには、思慮深く、情報に基づいた、着実な管理が不可欠であると信じていることを改めて強調し、奨励したいと考えています。」

    (参照:https://www.marketingaiinstitute.com/blog/sam-altman-ai-agi-marketing

    生成AIにより社会での技術発展がより急速に進んでいます。その速度に対応して自社でも発展を続けていくには生成AIへの順応と活用が欠かせません。

    テキストからWebサイト作成できる技術 “Dora AI ” が誕生

    Dora AI Betaでは自然言語を利用してWebサイトが作成できるようです。こちらもプロンプトの指示に従ってサイトを構築できるようですね。

    我々JITERAでもAIに要件定義をプロンプトとして入力するだけで自動でWebサイトだけでなく様々なアプリケーションが作成できます。親近感が湧きますね。

    テック関連

    NVIDIA GTC2024開催 ニュースまとめ

    最新のGPU「Blackwell」を発表

    Nvidiaが18日(現地時間)GPUの新アーキテクチャである”Blackwell”を発表しました。”Blackwell”搭載の水冷ラックシステム “NVIDIA GB200 NVL72” も同時に発表され、これにより処理する際の電力効率25倍、AI性能は30倍になるそうです。将来的に最大10兆のパラメータを持つLLMのトレーニングと推論すると言われており、今後の大規模データセットに対応した性能となっています。

    この製品は2024年後半から市場に投入される予定なので、急激に関連サービスの性能が向上するのもそう遠くない未来ですね!GPUの成長は我々JITERAの成長にとっても重要なので今後も注目していきます。

    その他

    他にもNVIDIAには大きな動きがありました。詳しくは以下のツイートを参照してください。

     

    AI導入に関することはJiteraにご相談ください!

    Google関連

    iPhoneにGemini導入か

    iPhoneにGeminiが導入されるという噂が流れてきました。やはり自社開発するよりも他企業のAIを利用したほうがコストが安いと考えたのでしょうか。これによってGoogleはさらに利用者が拡大してAIが発展していくでしょう。

    静止画と音声を合成して動画が作成できる時代へ

    Googleでは顔だけではなく上半身も動かす技術が開発されました。これによって更に映画関連でのCG関連の技術が向上する一方で、上記の偽情報規制にも大きな影響を与えそうです。そのため、今後もAI関連のニュースについて動向を追っていく必要があります。

    ChatGPT、会話がより人間に近づく。

    ChatGPTが音声入力に対して、より自然に、高速に返答することが可能になりました。また英語にしか対応していませんが、日本語に対応することによって我々も架空のキャラなどとの電話を楽しめるようになるかもしれませんね!

    音声に関連して、Character.AIから以下のようなプロダクトも発表されました。

    ここのプロダクトでは自分の声や他者の作成した声をAIの返答に使用することが出来ます。これを用いることでキャラクターボイスでチャットをすることが可能です。上記の技術と組み合わせることですごく面白いプロダクトが作れるかもしれませんね。

    無料で使えるのでぜひお試しください。

     

    大規模言語モデル 公開まとめ

    イーロンマスクが大規模言語モデルを公開しました。いつまで利用できるかわかりませんが、オープンソースなので、現状これをしようして多数の開発をすることが可能です。ChatGPT等との出力結果の比較をしても面白そうですね!

    楽天グループでも大規模言語モデルを公開されました。こちらは商用利用も可能なのでぜひ一度試してみてください!

    規制関連

    政府がAI法規制を検討

    先週に引き続き、法律関連のニュースが飛び込んできました。政府が欧州連合(EU)をはじめとする各国・地域が強制力のある規制に動いているのを踏まえ、企業の自主的な取り組みを尊重してきた従来の方針を転換するそうです。

    先週の記事ではEUのAIに対する新法案についてお送りいたしました。今後の日本のAIに対する動向を確認するためにも重要な意味を持つのでぜひ一度ご確認ください。

    先進的な技術を開発した事業者を、政府が「特定AI基盤モデル開発者」に指定される予定で、リスクを政府と共有すること等が求められます。6月頃の経済財政運営の指針「骨太方針」での明記に向けて今後も動きがあるでしょう。

    今週はNVIDIAやDoraAIについて触れました。音声認識等の技術を使ったり、アプリを作ることは我々にとっては容易いものです。というのも、Jiteraでは、要件定義を書くだけでAIが開発をしてくれる、システム開発AIエージェントを運営しています。生成AIを活用した、システム・アプリの開発のご支援も行っております。

    生成AIに関するささやかな疑問や、開発に関するお問い合わせがあれば、こちらよりお気軽にご相談ください。

    来週も、Jitera社内で話題になったAIトレンドを発信していくので、お楽しみに!

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