2024年3月4週目:社内で話題になった「生成AIトレンド・ニュース」

こんにちは!Jiteraの岩崎です。

今週もこの一週間で社内で話題になった生成AIトレンドについてご説明します。

 

Nao Yanagisawa
監修者 Jitera代表取締役 柳澤 直

2014年 大学在学中にソフトウェア開発企業を設立

2016年 新卒でリクルートに入社 SUUMOの開発担当

2017年 開発会社Jiteraを設立
開発AIエージェント「JITERA」を開発

2024年 「Forbes 30 Under 30 Asia 2024」に選出

アバター画像
執筆者 岩崎亮太
\ ITに精通したエンジニアが直接回答! /
コストや依頼内容について相談する
記事についての気軽な質問や、受託開発の進め方や 費用などお気軽にご相談ください。

    会社名必須
    必須
    必須
    Eメール必須
    電話番号必須
    ご依頼内容必須

    話題になった生成AIトレンド

    1. Figure 01が登場
    2. Y combinator W24でのAIトレンド
    3. Claude3でスクリーンショットからコード生成ができるように
    4. AIソフトウェアエンジニア”Devin”が登場
    5. 世田谷区がAIボットを開発 ローコード開発「ヒデキ」
    6. EUの規制法案について

     

    Figure 01が登場

    Figure社とOpenAIのパートナーシップにより、ヒューマノイドアプリFigure 01が開発されました。Figure 01は眼の前にあるものを認識・判別でき、まるで人間のように動作することができるので、将来的に製造業の人手不足解消等につながるかもしれません。

    Figure社はマイクロソフトやNvidia等からも資金調達しており、世界を変えるテクノロジーであると大きな注目を集めています。

    Y combinator W24でのAIトレンド

    Y combinatorはシリコンバレーに存在する老舗のアクセラレーター、ベンチャーキャピタルです。特に創業期のスタートアップに対して投資を行っています。

    W24のスタートアップ群のプロダクトがY combinatorのウェブサイト上で公開され、Jiteraのメンバーが一つ一つ確認をしていました。W24では、特に音声認識のAI関連企業が多いようです。

    Marr LabsのAIエージェントは、まるで人間のように音声通話をすることができます。コールセンターの業務はAIによって自動化される未来を垣間見ることができます。

     

    他にもRetell AIやTomaなどのAIエージェントも、まるで人間のような応対が可能なAIプロダクトです。

     

    Claude 3でスクリーンショットからコード生成ができるように

    Claude 3は、Open AI社のGPT4よりも性能が良いと話題になっている生成AIです。

    例えば、Claude 3にスクリーンショットを読み込ませることで、HTMLやReact.jsのソースコードを生成することができています。精度も、GPT4のそれよりも高いものです。

     

    AIソフトウェアエンジニア”Devin”が登場

    2ヶ月前に立ち上がったスタートアップ “Cognition Labs” が、世界初の自律型AIエンジニアを開発しました。なお、現在はデモ版のみ募集開始されております。

    DevinはSWE-Benchベンチマークと呼ばれる現実世界のコード問題を集めた指標においても、GPT-4やClaude 2を差し置いて最高得点を叩き出しています。

    “Devin”はGithubのワークスペース上にプロンプトを書くことでコードを生成することが可能です。また、Davin自身がコードのバグ修正を行えるので、ヒトの工数を削減することができます。

    Jiteraのソフトウェア開発AIエージェントとは違ったアプローチですが、同じくソフトウェア開発を自動化するプロダクトで親近感を覚えています。

     

    世田谷区がAIボットを開発 ローコード開発「ヒデキ」

    世田谷区が「Hideki」というチャットボットを開発しました。非エンジニアの職員チームが、ローコードツールなどを駆使して3カ月で完成させたそうです。

    Hidekiは、職員が利用しているMicrosoft Azure OpenAI ServiceとTeamsのチャットツールを組み合わせ、日ごろの疑問解消や業務の効率化を目的として開発されました。

    また、自治体に求められる各種セキュリティ要件もクリアしており、ネットワークを工夫することで、入力したテキスト(プロンプト)の内容が外部に流出する可能性を低減しています。

     

    EUの規制法案について

    欧州議会で人工知能(AI)法案が可決されました。これにより欧州連合(EU)では、急発展するAIを包括的に規制する法律が導入されます。米国や日本にはこれに相応する法律がないので、今後の動向に注意が向けられています。

    当法案の目的は、急速に進化するテクノロジーがもたらす偏見やプライバシー、その他のリスクへの懸念に対処することです。職場や学校における感情認識技術でのAI利用を禁止し、求人応募者の選別といった重要な場面での使用も制限されそうです。

    Jiteraにはヨーロッパ圏出身のメンバーが複数名いるのですが、Jソフトウェア開発AIエージェントJITERAの事業展開先としてEUを検討していたため、注視しております。

     

    来週も、Jitera社内で話題になったAIトレンドを発信していくので、お楽しみして下さい。

    Jiteraでは、要件定義を書くだけでAIが開発をしてくれる、システム開発AIエージェントを運営しています。生成AIを活用した、システム・アプリの開発のご支援も行っております。

    生成AIに関するささやかな疑問や、開発に関するお問い合わせがあれば、こちらよりお気軽にご相談ください。

    コスト削減も課題解決も同時に実現

    「JITERA」で迅速
    ソフトウェア開発

    開発を相談する
    おすすめの記事

    その他のカテゴリー

    email-img
    メルマガ登録
    JITERA社内で話題になった生成AIトレンドをいち早くお届けします。
    Thank you!

    Jiteraのメールマガジン登録が完了しました。