志保前嶋

元Javaエンジニアです。システム開発に携わった経験から、皆さまにわかりやすいITの情報をお伝えします。

Adaloは、スマホアプリやWebアプリを簡単に作成できるノーコード開発ツールです。モバイルアプリ開発に特に適しており、アプリ開発初心者から経験豊富な開発者まで幅広いユーザーにおすすめです。この記事ではAdaloの登録方法や、どのようなプランがあるのか、そしてそのプランを通じて何が実現できるのかなどを詳しく解説します。開発の経験はないけれど、モバイルアプリを自分の手で作りたい方は、ぜひ参考にしてください。

Adaloとは？

近年、モバイルアプリやWebアプリの開発は、技術的な知識がなくても実現可能な時代になりました。その変化の中心にあるのが、Adaloのようなノーコード開発ツールです。Adaloを使用すれば、プログラミングの知識が浅い人でも比較的容易に、スマホアプリやWebアプリを作成できます。特にモバイルアプリの開発に適しており、アプリ開発が初めての方におすすめです。

なぜならAdaloには直感的な操作性や豊富なテンプレート、柔軟な料金プランが用意されているからです。ここからは、Adaloの登録方法や料金プランについて詳しく解説していきます。

Adaloとは

Adaloは、プログラミングの知識が浅くてもWebアプリやネイティブアプリ、さらにはプログレッシブWebアプリ（PWA）の開発が可能なノーコードツールです。Adaloの特長は、コードを一切書くことなく、直感的なドラッグ＆ドロップ操作でアプリケーションをデザインし、機能を組み込むことができる点にあります。

Webアプリとは、インターネットブラウザを通じてアクセスし使用するアプリケーションで、AdaloではWebアプリも容易に作成できます。ユーザーは特別なソフトウェアをインストールする必要がなく、パソコンやスマートフォンのブラウザから直接利用できる、アクセスの手軽さが魅力です。

ネイティブアプリとは、iOSやAndroidなどの特定のオペレーティングシステムに特化して開発され、デバイスの機能を最大限に活用できるアプリです。Adaloを使えば、ネイティブアプリもプログラミング知識がない状態からでも開発可能で、スマートフォンのカメラやGPSなどのハードウェア機能を利用したアプリケーションを作れます。

プログレッシブWebアプリ（PWA）とは、Webアプリのアクセス性とネイティブアプリの高機能を兼ね備えた新しいタイプのアプリケーションです。オフラインでの動作やプッシュ通知など、従来のWebアプリでは難しかった機能を実現でき、AdaloではこのPWAの開発もサポートしています。

Adaloは、これらのアプリタイプを網羅的にサポートすることで、アプリ開発初心者からプロまで、幅広いユーザーにとって利用価値の高いツールとなっています。アプリのアイデアを現実のものに変えたいすべての人にとって、Adaloは強力な味方になり得るでしょう。

Adaloの料金プラン

Adaloの料金プランは無料プランと、より高度な機能を提供する有料プランから選択できます。無料プランでは基本的なWebアプリを開発でき、Adaloのロゴが表示されます。有料プランにアップグレードすることで、より高度な機能を搭載したアプリの開発が可能になり、かつAdaloのロゴを非表示にすることが可能です。

有料プランには複数のオプションがあり、それぞれ月額料金が異なります。これらのプランでは、Webアプリだけでなく、iOSやAndroid向けのネイティブアプリ開発も可能です。

ここからはAdaloの料金プランについて、さらに詳しく解説します。

無料プラン

無料プランではAdaloの基本的な機能を理解し、簡単なアプリケーションを構築することが可能です。このプランでは一部の機能が制限されているものの、WebアプリやプログレッシブWebアプリの開発に挑戦でき、初期のアイデアを検証できます。

ただし無料プランでは、開発したアプリにAdaloの広告が表示されたり、独自ドメインが使用できなかったりします。また作成したアプリの公開もできないため、注意が必要です。

無料プランを体験したうえで、より高度な機能とより多くのリソースが必要になった場合に、有料プランを検討するといいでしょう。

スタータープラン

スタータープランは、ノーコード開発の世界への入口として、多くの開発者に選ばれています。このプランの魅力は手軽に始められるうえ、Webアプリ、ネイティブアプリ、そしてプログレッシブWebアプリ（PWA）の基本的な開発が可能な点です。

Webアプリの開発では、インターネットブラウザを通じてアクセスし、使用するアプリケーションを作成できます。具体的には、小規模なビジネスや個人プロジェクトに適した、基本的な機能を備えたWebアプリケーションの構築が可能です。

ネイティブアプリの開発も、スタータープラン内で対応しています。ただしスタータープランでは、機能やデザインの面でいくつかの制限がある点に注意が必要です。

プログレッシブWebアプリ（PWA）は、ネイティブアプリとWebアプリの良いとこ取りをした開発手法です。スタータープランではPWAの基本的な構築が可能で、中規模のプロジェクトや、よりリッチなユーザー体験を目指す開発に適しています。

プロフェッショナルプラン

プロフェッショナルプランは、中規模から大規模のプロジェクトや、商業レベルでのアプリケーション開発を目指す事業者に向いているプランです。Webアプリ、ネイティブアプリ、プログレッシブWebアプリ（PWA）の開発において、高度な機能と拡張性を提供します。

プロフェッショナルプランのWebアプリの開発では、より高度なカスタマイズオプションと、パフォーマンスの向上を実現します。具体的には、より複雑なデータ構造の管理、高度なユーザーインターフェースのカスタマイゼーションとセキュリティ機能の強化が含まれます。

プロフェッショナルプランで実現できるネイティブアプリは、アプリストアでの配布を見据えた開発が可能です。iOSおよびAndroid向けに最適化されたアプリケーションは、ユーザーが求める高品質な体験を実現し、デバイスの機能を最大限に活用できます。

プロフェッショナルプランのプログレッシブWebアプリ（PWA）の開発は、オフラインでの使用やモバイルデバイスのホームスクリーンへの追加など、ネイティブアプリに近い体験をWeb技術で提供します。これによりユーザーは、アプリのダウンロードを必要とせずに、ネイティブアプリのような体験を享受できます。

チームプラン

チームプランは、共同でアプリケーション開発を行うチームや企業に向いています。このプランは、Webアプリ、ネイティブアプリ、プログレッシブWebアプリ（PWA）の開発に対応しており、複数のプロジェクトやチームメンバー間のコラボレーション機能を強化したものです。

Webアプリ開発において、チームプランは共同作業を容易にするための高度なツールと機能を提供します。これにより、チームメンバーはリアルタイムでの共同編集や、プロジェクトの進捗状況の共有が可能になり、効率的な開発プロセスを実現可能です。

ネイティブアプリ開発では、iOSやAndroid向けのアプリケーションをチームで構築できます。チームプランには、デバイス固有の機能をフルに活用し、高品質なユーザー体験を提供するための高度なデザインとカスタマイズオプションが含まれています。

チームプランでのプログレッシブWebアプリ（PWA）の開発では、オフライン機能やプッシュ通知など、ネイティブアプリに近い体験をWebアプリケーションで実現可能です。チームプランを利用することで、これらの高度な機能をチームで共有し、共同で開発を進められます。

事業内容プラン

事業内容プランは、より高度な機能と拡張性を必要とする企業や大規模プロジェクトに適しています。このプランでは、Webアプリ、ネイティブアプリ、そしてプログレッシブWebアプリ（PWA）の開発に必要な多様な機能とサービスを提供し、事業の成長と拡大をサポートします。

事業内容プランでのWebアプリの開発は、高度なカスタマイズオプションと集約されたアナリティクスが可能になります。これにより、ユーザーの行動を深く理解し、それに基づいてアプリの改善が可能です。

事業内容プランのネイティブアプリ開発は、App StoreやGoogle Playへの配信をスムーズに行うためのサポートが充実しています。これにより、iOSやAndroid向けのアプリケーションを効率的に開発し、広く一般のユーザーに提供することが可能になります。

事業内容プランのプログレッシブWebアプリ（PWA）では、ユーザーに対してよりリッチな体験を提供し、アプリの利用率やエンゲージメントを高めることが可能です。

Adaloの登録方法と手順

ここからは、Adaloの登録方法とその手順を以下の4つのステップにわけて詳しく解説します。

• アカウントを作成する
• 開発環境を構築する>
• データベースを設計する
• 画面を構築する

アカウントを作成する

引用：Adalo公式サイト

まず、Adaloの公式WEBサイトにアクセスし、アカウントを作成していない場合は「サインアップ」をクリックします。次に、メールアドレス、パスワード、必要に応じて追加情報を入力してください。

Adaloでは、登録プロセスを通じて、アプリ開発の目的や利用予定の機能について簡単な質問がなされることがあります。これは、ユーザーに最も適した機能やサポートを提供するためのものです。

質問に回答後、Adaloのダッシュボードにアクセスできるようになります。ダッシュボードからは、新しいプロジェクトを開始したり、既存のテンプレートを用いてアプリ開発を進めたりすることが可能です。

開発環境を構築する

引用：Adalo公式サイト

アカウントを作成した後、AdaloのWEBサイトにアクセスし、画面左上の「＋」マークをクリックして開発を開始します。この段階で、開発したいアプリの種類（モバイルか、マルチデバイスか）を選択可能です。

次に、アプリの基盤となるテンプレートを選択します。Adaloには、さまざまな業種や用途に合わせたテンプレートが用意されており、これを利用することで開発の時間を大幅に短縮できます。テンプレートは、ソーシャルメディアアプリからEコマース、イベント管理まで幅広くカバーしています。目的に最も近いテンプレートを選び、カスタマイズの出発点としてください。

最後に、アプリの名前とカラーテーマを選択します。アプリの名前は、そのアプリの目的や機能を簡潔に反映するものにしましょう。カラーテーマは、アプリのビジュアルアイデンティティを形成し、ユーザー体験に大きく影響します。色選びは、対象とするユーザー層やアプリの用途を考慮して慎重に行いましょう。

データベースを設計する

Adaloでアプリケーションを開発する際、データベースの設計が中心的な作業の一つとなります。データベースはアプリの基盤となる情報を格納し、ユーザーの操作に応じて情報を表示したり、更新したりする機能を持つものです。ここでは、Adaloでデータベースを設計する際に考慮すべき8個のカラム項目について解説します。

これらのカラムを設計することで、アプリのデータベースはより機能的かつ柔軟になります。Adaloでは、これらのカラムを直感的に設計し、追加や編集を行うことができるため、開発者はコーディング知識がなくても複雑なデータ構造を構築可能です。

画面を構築する

Adaloにおいて、アプリケーションの画面を構築する過程は、ユーザーに提供するインターフェースのデザインと機能性を決定づけます。Adaloでは、機能コンポーネントと画面コンポーネントの豊富なライブラリがあるため、これらを組み合わせて独自のアプリケーション画面を作成可能です。

機能コンポーネントは、アプリケーションに特定の機能を提供するための要素です。例えば、ユーザー認証、データベースとのデータ交換、プッシュ通知などがあります。Adaloでは、これらのコンポーネントをドラッグ＆ドロップで画面に配置し、少ない労力で機能的なアプリケーションを構築できます。

画面コンポーネントは、アプリケーションの見た目とユーザー体験を定義します。テキストボックス、ボタン、画像、リストビューなどがあり、これらを組み合わせてユーザーインターフェースをデザインします。

詳しくは「ノーコード開発に適したプロジェクトと進め方」で、紹介しています。ぜひご一読ください。

Adaloにできること・できないことは？

Adaloは、ノーコードプラットフォームを活用してアプリ開発を容易にするツールです。Adaloを用いることで、データベース管理や画面設計を直感的に行うことが可能です。一方でゲーム開発や複雑なロジックの組み込み、iOS Widgetの実装などは制限があります。また、音声出力機能や複数言語対応も2024年時点では提供されていません。ここからは、Adaloでできることとできないことをそれぞれ詳しく解説します。

Adaloにできること

ここからは、Adaloにできることの内、以下の4つについてさらに詳しく解説します。Adaloの使用を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

• デザイン性の高いテンプレートで開発
• Webアプリ・プログレッシブWebアプリ・ネイティブアプリの開発
• アプリ内課金ができる
• 外部サービス（API）と連携できる

デザイン性の高いテンプレートで開発

Adaloの提供するテンプレートは、デザイン性が高く、ユーザーが直感的に操作できるアプリの開発を可能にします。これらのテンプレートは、事前にさまざまな用途に合わせて設計されているため、開発者は、テンプレートを基に独自のカスタマイズを行いながら、迅速にアプリケーションを構築可能です。

具体的なテンプレートには、ビジネスアプリ、教育アプリ、健康管理アプリなど、多岐にわたるカテゴリーがあります。テンプレートが提供されることで開発者は、アプリの基本構造を理解しやすく、さらに詳細な機能追加やデザインの調整に集中できるでしょう。

Webアプリ・プログレッシブWebアプリ・ネイティブアプリの開発

Adaloは、Webアプリ、ネイティブアプリ、そしてプログレッシブWebアプリ(PWA)の開発を可能にする数少ないノーコードプラットフォームの一つです。この多様性は、開発者や企業に対して、さまざまなプラットフォームでアプリを展開する柔軟性を提供します。

ユーザーは、特定のデバイスやオペレーティングシステムに依存せず、幅広いターゲットにアプローチできるアプリを迅速に構築できます。Adaloのテンプレートと直感的なドラッグ＆ドロップインターフェースを使用することで、開発のハードルが大幅に下がり、IT系企業の開発事業決裁者や管理職者が、リソースを有効に活用しながらイノベーションを推進できる環境が整うでしょう。

アプリ内課金ができる

Adaloはアプリ内課金機能をサポートしているため、開発者が収益化を目指すアプリケーションを容易に構築可能です。アプリ内課金機能により、サブスクリプションモデルや一回限りの購入など、多様な課金方式をアプリ内で実装できます。特にモバイルアプリ市場での収益化戦略において重要な役割を果たし、ユーザーからの直接的な収益獲得を可能にします。

最終的なアプリ構築の目的として収益化がある人にとっては、大きなメリットです。

外部サービス（API）と連携できる

Adaloは、外部サービスとのAPI連携機能を備えています。これにより開発者はGoogleアカウントやカード会社などのサービスとアプリをつなげることが可能です。外部サービスとのAPI連携機能により、ユーザー認証や決済機能の統合が容易になり、アプリの利便性や機能性が大幅に向上します。

Adaloにできないこと

ここからはAdaloにできないことのうち、以下の5つについて詳しく解説します。

• 複数言語対応
• PC画面に適したアプリ
• ゲーム系アプリの開発
• 音が出せない
• iOS Widgetは設定できない

複数言語対応

2024年現在、Adaloでのアプリ開発は英語のみに限定されており、複数言語に対応する機能は提供されていません。これは、多国籍ユーザーをターゲットにしたアプリを開発する際の大きな制約となります。

Adaloを使用して多言語対応アプリを開発するには、外部ツールや独自のソリューションを組み合わせる必要があるため、注意が必要です。

PC画面に適したアプリ

Adaloはモバイルアプリの開発に特化したノーコードプラットフォームです。そのため、PC画面に適したアプリの開発に最適とはいえません。

Adaloで作成されるアプリがモバイルファーストであるため、大画面での表示や操作に特化したUIやUXの設計が必要な場合、開発者は工夫や追加のツールを利用する必要があります。

ゲーム系アプリの開発

Adaloは、ビジネス向けアプリやユーティリティアプリの開発に適しています。そのため、ゲーム系アプリの開発には向いていないとされています。Adaloはドラッグ＆ドロップ式のインターフェースを提供し、非技術者でも簡単にアプリを作成できますが、ゲーム開発に必要な高度なグラフィック処理や複雑なロジックの実装はサポートしていません。ゲーム開発を目指す場合は、他の専用のゲーム開発ツールの使用が推奨されます。

音が出せない

Adaloでは2024年現在、アプリ内で音を出す機能がサポートされていません。これは、音楽再生アプリや効果音を必要とするゲームアプリなど、音声出力が重要な要素となるアプリケーションの開発には制限があることを意味します。開発者が音を出す機能をアプリに組み込みたい場合、他の方法やツールを検討する必要があります。

iOS Widgetは設定できない

Adaloでは、iOS Widgetの設定は2024年現在、サポートされていません。これはAdaloで作成されるアプリが、ネイティブ機能の全範囲をカバーしていないことを意味します。

iOS Widgetは、iPhoneのホーム画面に直接情報を表示する小さなアプリケーションであり、ユーザーにとって便利な機能です。しかしAdaloのプラットフォームを利用した開発では、この特定の機能を実装することはできません。Adaloを使用する際は、この制限を考慮に入れる必要があります。

Adaloで扱っているテンプレート

Adaloで扱っているテンプレートには、以下のような種類があります。

• ネイルサロンの予約・リスケジュール
• フィットネスやモチベーションのためのコーチングアプリ
• Facebookクローン
• 不動産アプリ
• Eコマース
• シェルフシェア
• セーレブルー（オファーアップクローン）
• ディレクトリアプリ
• プロダクトハントクローン
• ミニマムブログアプリ

上記以外にも、多様なテンプレートが用意されています。

Adaloのテンプレート選択プロセスは直感的で、ユーザーはアプリのタイプ（ネイティブモバイルアプリまたはデスクトップWEBアプリ）を選択し、希望するテンプレートを選んで、アプリの名前や配色を決定するだけで開発を開始できます​​。ここからは、Adaloのテンプレートをさらに詳しくみていきます。

 Appoint Booking（予約システム）

Adaloの予約システムテンプレートを使うことで、さまざまな種類の予定を簡単にスケジュールすることが可能です。

予約システムを実装する際には、ユーザーテーブル、予約テーブル、施設テーブルなど、複数のデータベーステーブルを設定し、予約可能時間帯や利用開始・終了日時などの情報を管理する必要があります。このプロセスには、特定の予約時間帯を自分で作成する作業が含まれます​​。

チャット機能

Adaloでのチャット機能の実装は「Custom List」テンプレートを使用してユーザーのアイコン、ユーザーネーム、性別などの情報を表示することから始めます。

チャットリストの作成では、チャットルームに関する情報を表示させるために、複数の「Custom List」を組み合わせます。チャット画面の作成には、メッセージの送受信機能を含むページが必要です​​。

管理画面

Adaloではユーザー登録時に管理者としての属性をユーザーに付与することで、管理者専用のログイン機能と管理画面を設定できます。これにより、アプリ内での管理者専用のアクションやデータアクセスが可能です。具体的な実装方法には、管理者登録用のサインアップ画面を設け、管理者として登録したユーザーに対して管理者権限を付与する手順が含まれます​​。

Adaloのテンプレートと管理画面の機能を活用することで、開発時間を節約し、アプリのリリースを加速できます。

プッシュ通知

プッシュ通知の実装は、Adaloのプラットフォーム上で直感的に行うことが可能です。プッシュ通知を設定する際、ユーザーは通知を受け取る対象者、表示させるタイトル、通知内容、通知をタップした時に開くスクリーンを指定できます。さらに高度な設定を通じて、ログインしているユーザーのみが特定のアクションを実行できるようにすることも可能です​。

Adaloで開発されたアプリを紹介

ここからは、Adaloで開発された以下の3つのアプリについて、詳しく解説します。これらのアプリの詳細を知ることで、アプリ開発におけるAdaloの有用性をより深く理解できるでしょう。

• 多言語翻訳チャットアプリ「Chatty」
• 美味しいお店のシェアアプリ「Sabinuky」
• 全国の大学生向けSNSアプリ「Union」

多言語翻訳チャットアプリ「Chatty」

多言語翻訳チャットアプリ「Chatty」は、多言語翻訳機能を標準搭載しており、シームレスな多言語コミュニケーションが可能になるアプリです。具体的には、DeepLというAIを用いた高品質な翻訳によって、微妙なニュアンスまで表現可能です。2024年現在、11ヶ国語に対応しており、言語の壁を超えてスムーズにコミュニケーションできる環境を提供します。

美味しいお店のシェアアプリ「Sabinuky」

美味しいお店のシェアアプリ「Sabinuky」は、美味しいお店を記録して友達とシェアできるSNSアプリです。このアプリは、友達のおすすめのお店をまとめて共有できる新しいコミュニケーション手段を提案します。友達のおすすめのお店をこのアプリにまとめて共有できたり、必要最低限の情報だけ入力してお店を登録できるため、自分のメモ・記録としても活用できます。

全国の大学生向けSNSアプリ「Union」

全国の大学生向けSNSアプリ「Union」は、日本全国の現役大学生を対象としたSNSアプリです。このアプリは、大学生同士のコミュニケーションを促進し、さまざまな情報交換や質問応答ができる環境を提供します。普段の勉強から就活、大学生活、留学、バイトなど、さまざまなトピックについて質問でき、全国の大学生から回答を得られます。

特定の講義や目的を持った学生同士が集まり、勉強や生活面についての質問や意見交換が可能です。同じ時間割の学生同士でグループを作成し、講義に関する情報交換を行うこともできます。また、サークルやゼミのグループを作成し、学内の学生に向け情報発信をしたり、全国の大学生が参加できるオンラインサークルを作成することも可能です。

Adaloのまとめ

daloは、プログラミングの知識が浅くても、直感的な操作でアプリを作成できるのが最大の特徴であるノーコードツールです。料金プランは利用の幅に応じて柔軟に選ぶことができ、初心者からビジネス用途まで幅広く対応しています。

Adaloを使用することで、アイデアを迅速に形にし、市場への投入までの時間を大幅に短縮できるでしょう。しかし、複雑な機能や特定のカスタマイズが必要な場合は、限界もあります。アプリ開発においてAdaloを活用し、その可能性を最大限に引き出したい場合は、ぜひ株式会社Jiteraにご相談ください。