Shopifyを使っていても、APIの活用方法が分からないという方は多いのではないでしょうか。
自分一人では、APIの設定や利用が難しく感じている方も少なくないと思います。しかし、APIを上手く使いこなせば、ストアのデザインや機能を自由自在にカスタマイズできます。
この記事を読めば、Shopifyが提供している様々なAPIの種類と、それぞれのAPIを使うメリットがよく分かります。
例えば商品情報の同期や、在庫管理の自動化など、店舗運営の効率化に役立つAPIがたくさんあります。
APIを活用すれば、自分好みのストアを手軽に作ることができ、より高度なマーケティング施策も可能になります。
ぜひこの記事を参考に、Shopify APIの可能性を広げてみてください。

- Shopify APIとは?
- Shopify APIでできること
- Shopify APIの基本的な使い方
- ShopifyのAPI連携の基本
- Shopify API一覧とできること
- Admin API(管理者API)
- Partner API(パートナーAPI)
- App Bridge(アプリブリッジ)
- Remix app package(リミックスアプリパッケージ)
- Payment Apps API(支払いアプリAPI)
- Shopify Functions APIs(Shopify関数API)
- Messaging API(メッセージングAPI)
- Multipass(マルチパス)
- Discounts(ディスカウント)
- ShopifyQL(ShopifyQL)
- Admin UI extensions(管理画面拡張)
- Product subscription app extensions(商品サブスクリプションアプリ拡張)
- Checkout app extensions(チェックアウトアプリ拡張)
- Shopify POS app extensions(Shopify POSアプリ拡張)
- Web pixel app extentions(ウェブピクセルアプリ拡張)
- Marketing activities app extensions(マーケティング活動アプリ拡張)
- Liquid(リキッド)
- Ajax API(Ajax API)
- Section Rendering API(セクションレンダリングAPI)
- Customer Privacy API(カスタマープライバシーAPI)
- Storefront API(ストアフロントAPI)
- Hydrogen components, hooks, and utilities(Hydrogenコンポーネント、フック、ユーティリティ)
- Hydrogen React(Hydrogen React)
- ShopifyのAPIによる外部連携のメリット
- ShopifyでAPIを使う時の注意点
- ShopifyAPIを外注することも可能
- Shopify APIのまとめ
プログラマー(PG)経験 3年 システムエンジニア(SE)経験 8年 プロジェクトマネージャー(PM)経験 7年 過去の開発システム ・ロケット飛行安全システム ・魚雷発射評価シミュレーションシステム ・船舶電話システム ・NHK番組管理システム ・IBM生産管理システム(データベース設計) ・学習塾管理システムパッケージソフト開発 ・6軸アームロボット開発 ・露光装置監視システム その他多数システム開発にかかわってきました。 39歳で独立して、アフィリエイトシステム開発と運営を3年ほど行い、 ライター業務を始めて現在に至ります。
Shopify APIとは?
Shopify APIとは、Shopifyのストアのさまざまなデータや機能を、外部のアプリケーションやシステムと連携できるインターフェースのことです。
Shopifyは、多くのECサイトに採用されているプラットフォームですが、基本機能だけでは商品管理やマーケティングといった運用面で、不十分なことも少なくありません。
そこでShopify自身が公開しているAPIを、外部サービスやシステムと連携することで、商流の自動化やユーザーエンゲージメントの最大化など、高度な活用が可能になります。APIは、アプリケーションとショップのインターフェースとして機能する部分と言えます。
Shopify APIを使うことで、プラットフォーム本来にないカスタマイズ性や拡張性をストア運営に取り入れることができるわけです。今やShopify APIは、同サービスを利用する多くの事業者にとって必要不可欠なものとなっています。
Shopify APIでできること
商品、在庫、注文、配送などShopifyストア情報の読み書き
商品、注文、顧客など、Shopifyストアのデータにプログラム経由でアクセスが可能です。これらのデータの取得や更新を、外部システムから行うことができるため、Shopifyストアと他サービスやシステムを連携させられます。また、商品のタイトル、説明、価格、在庫レベル、画像などを管理できます。
アプリの拡張機能でShopifyの管理画面やPOSに新機能を追加
Shopifyアプリの拡張機能を作成することで、管理画面やPOSシステムに新たな機能を追加できます。例えば、特定条件の注文件数をカウントする機能や、リアルタイムで在庫数を表示する機能などを実装できます。
また、新機能として、チャットボット・自動応答システムを導入し、顧客からの問い合わせに迅速に対応できます。
アプリを使用してShopifyの既存機能を拡張
Shopifyの標準機能にない機能を、アプリで実装することも可能です。管理アプリと連携してリアルタイムの在庫データを取得したり、マーケティング支援ツールと連携して効果測定を行うことができます。
例えば、注文管理機能を追加するケースでは、注文情報を取得、編集、表示するためのユーザーインターフェース設計を行います。また、注文のフィルタリングやカスタムレポートの生成などの機能の実装も可能です。
Webサイトやアプリのカスタマイズ
LiquidやTheme Kitを使ったテーマのカスタマイズや、JavaScriptを使った高度な実装を行うことができます。WebサイトやモバイルアプリをShopifyストアと深く統合することが可能です。
例えばユーザーの興味を引くようななデザインを作成できます。これを実現するには、色、レイアウト、フォント、画像などの要素を調整し、ブランドのイメージに合わせることで実現可能です。
Shopify APIの基本的な使い方
テーマのカスタマイズ・構築
HTMLやCSSといった、Webデザインに必要な言語とShopify APIを使うことで、既存のテーマのカスタマイズや独自のテーマの構築が可能です。WordPressなどのCMSを使用する場合は、PHPの知識も必要です。テーマのカスタマイズでは、デザインやレイアウトの変更、機能の追加、カスタム投稿タイプやタクソノミーの作成などが可能です。世界にひとつだけの、オリジナルテーマを作れます。
Shopifyの機能拡張
7000種類以上のアプリから、拡張機能を選んで組み込むことができます。在庫管理やSNS連携など、Shopify本体の機能以上のことが実現できます。新しいアプリ開発にもShopify APIが使われています。
管理者はアプリを使用して、ショップの機能をカスタマイズし、ビジネスの成長、顧客満足度の向上を目指すことができます。新しいアプリがShopifyアプリストアには追加されており、ショップの希望するアプリを見つけられます。
実店舗とのデータ連携
Shopify POSを使って、実店舗とオンラインストアの在庫や受発注を一元管理できます。アプリなしにAPIを直接使って、他ECサイトとの連携も可能です。たとえば、POSで販売されると、リアルタイムにオンラインストアの在庫情報が更新されます。
これにより、在庫の過不足や品切れを防げるのです。POSシステムとオンラインストアの売上データの統合が可能です。売上レポート・顧客分析など、ビジネスの方向性を決めるのに役立つデータを一元管理できるようにします。
ShopifyのAPI連携の基本
Shopifyは単体でも多くの機能を提供し、基本的なオンラインストア運営には十分ですが、特定のシステムやビジネス要件に対応するためにはAPI連携が必要になることがあります。APIを活用することで、独自の在庫管理システムやCRMとの統合、高度な分析、マルチチャネル販売などが可能になります。
ただし、API連携には専門的なプログラミング知識が必要です。効果的なシステム構築のためには、開発者のサポートを受けてカスタマイズや自動化を行うことが重要です。
ShopifyのAPI連携の設定1:プライベートアプリ作成
Shopifyを運用するときに、必要不可欠なのが他のAPIとの連携です。Shopify単体でも使えないことはありませんが、複数のAPIを活用することで、やろうとしていることを実現できるようになっています。Shopifyで他のAPIを使ってアプリを作成するための基本的な手順を解説します。基本中の基本なので、しっかり把握しておいてください。
手順1:「アプリ」→「アプリと販売チャネルの設定」
Shopifyの管理画面にログインします。
画面の右上にある「アプリを開発する」リンクをクリックします。
次に、「カスタムアプリの開発を許可」をクリックします。
アプリの作成へと進みます。
手順2:アプリを作成
「新しいプライベートアプリを作成」ボタンをクリックします。
手順3:任意のアプリ名を設定
アプリ名欄に任意のアプリ名称を入力します。
開発者や管理者のメールアドレスを入力します。
アプリ名を設定したら、「作成」ボタンをクリック
これで、カスタムアプリの完成です。
ShopifyのAPI連携の設定2:APIキーを取得
作成したAPIを実際にShopifyで利用するには、手順を踏まなければいけません。まず必要になるのが作成したAPIキー情報です。APIキー情報は次に紹介する手順で取得できます。用意したAPIキーを使ってShopifyのAPIエンドポイントに対してリクエストを送ります。Shopify APIは基本認証(Basic Auth)を使用します。
APIキーの取得手順を紹介します。
手順1:「アプリ」→「アプリと販売チャネルの設定」
Shopifyの管理画面にログインします。
画面左側のメニューのアプリを選択すると次の画面が表示されます。
画面の右上にある「アプリを開発する」リンクをクリックします。次に、「カスタムアプリの開発を許可」をクリックします。
手順2:作成したアプリを選択
作成したテストアプリの情報を表示します。
表示されている「API資格情報」タブを選択します。
画面をスクロールさせてAPIキー情報を表示します。
ShopifyのAPI連携の設定3:コーディング
Shopifyと連携して利用可能なプログラミング言語はたくさんあります。その中でも今回は、4つのプログラミング言語との連携について解説します。
Node.js
ShopifyはNode.js向けに公式APIには「Shopify Admin API Library for Node」があります。
PHP
ShopifyはPHP向けの公式APIには「Shopify PHP API Client」があります。
Laravelなどのフレームワークと組み合わせて使用することができます。
Python
ShopifyはPython向けの公式APIには「ShopifyAPI Python Library」があります。
FlaskやDjangoといったフレームワークでの開発が可能です。
一般的に、Express.jsを使用したアプリケーション開発を行います。
Ruby
ShopifyはRuby向けに公式APIには「shopify_api gem」があります。
一般的にRuby on Railsを使ったアプリケーション開発を行います。
Shopify API一覧とできること
名称 | 概要 | 特徴 |
Admin API(管理者API) | 権限を持った最高管理者のAPIで、ストア内のあらゆる権限を持っている | ストア内の商品管理、注文管理、顧客管理、店舗設定の管理、レポートの生成などができる |
Partner API(パートナーAPI) | 管理者や開発者が、システムやアプリをプログラムで管理する | 柔軟性やカスタマイズ性があり、リアルタイムデータへアクセスし迅速な作業ができる |
App Bridge(アプリブリッジ) | 開発者はShopifyの管理者ダッシュボードにカスタムアプリケーションや機能を統合できる | ユーザーがShopifyの機能・データへのアクセスをスムーズにする |
Remix app package(リミックスアプリパッケージ) | Remixプラットフォームで使用可能なアプリパッケージ | 外部ライブラリやモジュールとアプリの依存会計の定義を行うため管理が容易になる |
Payment Apps API(支払いアプリAPI) | 決済処理を行うAPIの1つ | クレジットカード、デビットカード、電子マネーなど、さまざまな支払い方法を顧客に提供する |
Shopify Functions APIs(Shopify関数API) | Shopifyプラットフォーム上で利用可能な機能 | API JavaScriptの関数を作成し、Shopifyストア内で実行可能 |
Messaging API(メッセージングAPI) | メッセージングアプリやプラットフォームが提供するAPI | チャットボットの作成やグループチャット管理が可能 |
Multipass(マルチパス) | Shopifyが提供するシングルサインオン(SSO)の1つで、外部のウェブサイトやアプリケーションのユーザー認証を統合し同期をとれる | ユーザーデータの同期や認証プロセスのカスタマイズが可能 |
Discounts(ディスカウント) | 製品やサービスの価格割引や特典などを提供 | 顧客獲得を有利に進めて、販売促進効果がある |
ShopifyQL(ShopifyQL) | Shopifyのデータを取得するためのデータアクセス言語 | Shopifyデータへのアクセスが可能で、データの取得や更新を行う |
Admin UI extensions(管理画面拡張) | Shopifyの管理者のためのカスタマイズが可能にする | カスタムダッシュボードウィジェットを追加でき、サードパーティアプリケーションを取り込める |
Product subscription app extensions(商品サブスクリプションアプリ拡張) | 拡張機能としてサブスクリプションベースの商品やサービスの導入ができる | 定期購入プランの作成、編集、管理ができ、自動請求と支払い処理機能がある |
Checkout app extensions(チェックアウトアプリ拡張) | 顧客が商品を選んで、カートに入れて、支払い手続きを完了するためのツールや機能を提供 | 顧客が以前入力した情報をもとに顧客情報の自動入力を行う |
Shopify POS app extensions(Shopify POSアプリ拡張) | POSアプリの機能を拡張し、特定のビジネスニーズに合わせてカスタマイズできる | 支払いゲートウェイ、ロイヤルティプログラム、在庫管理、分析とレポーティングなどの拡張機能が使える |
Web pixel app extentions(ウェブピクセルアプリ拡張) | ウェブサイトのトラッキング、分析、およびターゲティング能力強化を行う拡張アプリ | カスタムイベントの作成、トラッキングの拡張などが可能になる |
Marketing activities app extensions(マーケティング活動アプリ拡張) | マーケティングおよび広告活動を強化するための拡張アプリ | ソーシャルメディア管理、メールマーケティング、SEO(検索エンジン最適化)などができるようになる |
Liquid(リキッド) | Shopifyプラットフォームのテンプレート言語で、ウェブストアのデザインやコンテンツをカスタマイズできる | コンポーネントには変数、タグ、フィルターの3つがある |
Ajax API | Web開発を行う時の非同期通信を実現してくれるのがこのAPI | ウェブページの一部の内容の動的更新、サーバーからデータの取得が可能 |
Section Rendering API(セクションレンダリングAPI) | セクションの動的レタリングを可能にできる | 動的なコンテンツの更新を可能にしてくれるため、リアルタイムでセクション内のデータを変更できる |
Customer Privacy API(カスタマープライバシーAPI) | 個人情報の管理とプライバシー保護を行うAPI | 顧客に対して個人情報のアクセス、制御を提供するためのインターフェース |
Storefront API(ストアフロントAPI ) | オンラインストアのフロントエンド部分の操作やカスタマイズを行う | オリジナルのフロントエンド部分を構築できる |
Hydrogen components, hooks, and utilities(Hydrogenコンポーネント、フック、ユーティリティ) | フロントエンド開発フレームワークであり、コンポーネント、フック、ユーティリティなどがある | 開発者がフロントエンドの構築とカスタマイズを効率化できるためのツール |
Hydrogen React(Hydrogen React) | オンラインストアのフロントエンドをカスタマイズし、新しい機能を追加する時に必要なもの | オンラインストアを効率的にカスタマイズできる |
Shopifyが提供しているAPIについてそれぞれ詳しく解説していきます。
Admin API(管理者API)
Shopify Admin APIは、Shopifyの管理画面上でアプリケーションが、Shopifyとやりとりするための主要な手段です。以下が、その主な特徴と使用シーンです。
- GraphQLとRESTの両APIをサポートしている
- 四半期ごとのバージョンアップがあり、サポートされるバージョンが発表される
- アプリは必要なアクセス権限を、明示的にユーザーから要求する必要がある
- 認証を必須とするなど、セキュリティ要件が厳格
- リクエスト数にレート制限がある(GraphQLとRESTで制限方法が異なる)
主に以下のような場面で利用されます。
- 商品、在庫、注文などのShopifyストアデータの読み書き
- アプリによる、Shopify管理画面やPOSの機能拡張
- チャネルを通じた、他のマーケットプレイスとの在庫データ連携
GraphQL、REST両方のAPIが提供されており、データや機能面での拡張性が高いAPIと言えます。
Partner API(パートナーAPI)
Shopify Partner APIは、パートナーダッシュボード上のデータにアクセスできるAPIです。パートナーの収益に影響する、取引データやアプリイベント、Experts Marketplaceの機会などにアクセスできます。
主な特徴は以下の通りです。
- GraphQLを使用する
- 認証には組織IDとアクセストークンが必要
- ダッシュボードのGraphiQLエクスプローラーから、クエリ可能
- 1秒間に、4リクエストまでのレート制限がある
このAPIを使うことで、収益データやアプリのインストール数といった分析に活用できます。また、Experts Marketplaceでの仕事の管理も可能です。アプリケーション開発者にとって有用なAPIといえます。
ただし課金額や決済データを、会計業務に利用することはできないため注意が必要です。信頼性の高い安定稼働が求められるAPIであると言えます。
App Bridge(アプリブリッジ)
App Bridgeは、Shopifyアプリが管理画面上に、UIをレンダリングできるライブラリです。主な特徴・利用シーンは以下の通りです。
- 管理画面にアプリのナビゲーションメニューや保存バー、タイトルバーを表示できる
- パフォーマンス向上、柔軟性確保、管理画面とのUI一貫性確保が可能
- Polaris UIキットと連携し、管理画面内で統一感のあるUIを実現できる
ウェブ上ではiframe、モバイルアプリではWebViewにレンダリングされます。管理画面とやり取りを行う中間的な実装となっている、という意味です。
App Bridgeを使うことで、アプリUIを管理画面内に埋め込みつつ、パフォーマンス面での最適化やUIの統一性を高めることができます。管理画面の連携アプリ開発に有用なライブラリといえます。
Remix app package(リミックスアプリパッケージ)
shopify-app-remix パッケージは、RemixアプリがShopifyとの認証やAPI呼び出しを可能にするものです。App Bridgeを利用して管理画面に埋め込み可能なアプリ開発をサポートします。
主な特徴・利用シーンは以下の通りです。
- Shopify CLIを使った新規アプリケーションのスムーズなセットアップが可能
- 認証トークンの取得、API呼び出しを容易に実装できる
- リダイレクトやエラーハンドリングを自動設定してくれる
- App Bridge / Polarisとの連携により、管理画面上での表示要件を満たしやすくなる
Remixフレームワーク上でShopifyアプリ開発をする際に、認証処理や表示設定を気にせず本質的な機能開発に集中できるので、大いに開発効率が上がるツールといえます。
Payment Apps API(支払いアプリAPI)
Payment Apps APIは、支払アプリの設定データにプログラムでアクセスできるAPIです。支払いセッションの承認・保留・拒否や、キャプチャ・払い戻し・取り消しの承認などが行えます。
主な特徴・利用シーンは以下の通りです。
- GraphQLを使用する
- Shopifyアクセストークンによる認証が必須
- 公式承認済みの決済パートナーからのみ利用可能
- リクエストごとのレート制限がある
Order APIなどの一般データに加え、支払い関連のプロセスをAPIから操作できるのが大きな特徴です。アプリから支払いフローに介入できるので、柔軟な決済システム設計を支援します。
決済アプリ開発者にとって必須のAPIといえるでしょう。
Shopify Functions APIs(Shopify関数API)
Shopify Functions APIsは、Shopifyの特定処理をカスタマイズできるAPI群です。チェックアウトや注文のルーティングなどのプロセスを、任意の処理で置き換えられます。
主な特徴・利用シーンは以下の通りです。
- 支払い方法の変更、デリバリー情報の書き換えなど様々なカスタマイズが可能
- 一部のAPIは開発者プレビューの状態で利用制限がある
- コンパイル後の関数サイズに上限がある等、細かい利用制限が複数ある
決済前のバリデーションルールを独自に設計したり、配送オプション表示の並べ替えができたりと、チェックアウトプロセスの柔軟なカスタマイズを実現します。
ただし、利用制限も多いので、設計時点から制約を考慮する必要があります。制限内での活用が不可欠です。
Messaging API(メッセージングAPI)
Shopify Messaging APIを使用することで、Shopify Inboxアプリと連携したメッセージ送受信が可能です。主な特徴・利用シーンは以下の通りです。
- Shopify Inboxに対するメッセージ送信がAPIで行える
- コールバックURLを登録することで、Inbox上での返信をフックできる
- OAuthスコープの設定とコールバック登録が事前準備として必要
SMSやFacebook Messengerといったチャネル上の顧客メッセージを、Inboxアプリで一括管理ができます。Messaging APIを使うことで、こうしたメッセージチャネルとアプリの双方向連携を実現できます。
Inboxとのやり取り、API経由で行う必要が出てくるアプリ向きの機能といえるでしょう。事前設定必須な点にも注意が必要です。
Multipass(マルチパス)
Multipassは、外部サイトとShopifyストア間のシングルサインオンを実現する機能です。トークンを使い、ユーザーをShopify側にリダイレクトする際に、自動的に同一アカウントでログインします。
主な特徴・利用シーンは以下の通りです。
- 外部サイトとShopifyストアのアカウント/パスワードを一致させることができる
- トークンの暗号化/認証によりセキュリティも担保されている
- SSLによる通信、remote_ipの固定化など、セキュリティ関連の推奨事項が存在する
顧客データ同期の必要がなくなる反面、秘密鍵の管理がセキュリティの主軸となることに注意が必要です。外部サイトとShopifyのアカウント連携に有用な機能といえます。
Discounts(ディスカウント)
Shopify Discount用のReactコンポーネントライブラリです。ディスカウント設定フォームページの構築に利用できます。
主な特徴・利用シーンは以下の通りです。
- ディスカウントの有効期限設定、対象顧客設定、商品設定といった様々な条件設定コンポーネントが用意されている
- 公式ディスカウントUIの見た目と操作感を再現できるのが特徴
- App Bridge同様にnpmパッケージとして利用可能
Reactベースで、ディスカウント設定画面を作成する際に大いに参考になる部品セットです。条件設定要素が揃っているので、迅速な画面実装が見込めます。
ShopifyQL(ShopifyQL)
ShopifyQLは、Plusプランのストアデータに対して、分析クエリを実行できるクエリ言語です。注文履歴や商品情報といったデータをフィルタリングしたり並べ替えることもできます。
主な特徴・利用シーンは以下の通りです。
- Plusストアのデータ分析アプリ構築に利用できる
- ShopifyQLで抽出したデータを外部のデータ保存領域に出力できる
- 顧客情報アクセスには、追加の認可が別途必要
- ShopifyQLによる顧客の特徴に基づく抽出も可能
大量のストアデータをSQLのように処理できるので、レポーティングアプリや分析ツールに最適なクエリ言語といえます。管理・運営面での注意点はあるものの、大規模データ処理に有用なツールです。
Admin UI extensions(管理画面拡張)
Admin UI extensionsは、管理画面の特定部分にアプリのUIを埋め込む機能です。
主な特徴・利用シーンは以下の通りです。
- 管理画面上にコンテキストに応じたUIコンポーネントをレンダリングできる
- 認証済みの管理APIアクセスが可能で、バックエンドとの連携も容易
- Polaris UIフレームワークが利用できる等、UI開発性が高い
開発者プレビュー段階の機能ですが、管理画面とアプリUIを状況に応じて、統合できる連携を可能にします。画面遷移なく、必要な情報や操作を表示できるため、管理作業を支援するアプリに向いていると言えます。
Product subscription app extensions(商品サブスクリプションアプリ拡張)
Product subscription app extensionsは、商品サブスクリプション編集画面でのUIと機能を拡張できる機能です。
主な特徴・利用シーンは以下の通りです。
- サブスクリプションプラン編集 UI をカスタマイズ可能
- 拡張コンポーネントとして、料金プラン編集や在庫追跡機能を追加できる
- Polaris UI コンポーネントが利用でき開発しやすい
継続課金商品の管理画面をカスタマイズしたい場合に、便利な拡張ポイントを提供しています。
Checkout app extensions(チェックアウトアプリ拡張)
Checkout app extensionsは、チェックアウトプロセスにアプリのUIと機能を拡張できる機能です。
主な特徴・利用シーンは以下の通りです。
- 支払い前後の様々な場面でカスタムUIを設置できる
- 支払い方法選択や配送情報入力画面などへの介入が可能
- Plusプラン限定の機能もある等、利用制限あり
アプリからチェックアウトに介入できる柔軟性が高い一方で、利用制限も存在するため注意が必要です。商取引終盤での、顧客エンゲージ向上に適しています。
Shopify POS app extensions(Shopify POSアプリ拡張)
Shopify POS app extensionsは、POSアプリ上でUIと機能を拡張できるAPI/コンポーネント群です。
主な特徴・利用シーンは以下の通りです。
- POS画面上にコンテキスト対応のUI部分を設置できる
- カートデータへのアクセス、商品推薦機能の追加が可能
- 拡張コンポーネントとして決済方法変更UI等も提供
POSアプリとのUI/データ連携を容易に実装できるため、レジサイドの店舗業務を支援するアプリ開発に適しています。自由度の高いカスタマイズが実現できそうです。
Web pixel app extentions(ウェブピクセルアプリ拡張)
Web pixel app extentionsは、マーケティング分析向けに行動データを収集できる機能です。
主な特徴・利用シーンは以下の通りです。
- さまざまな状況でデータを取得するためのピクセルを設定できる
- 利用範囲が制限された試験的なモードもある
- 事前定義されたイベントに基づいてトラッキングの設定が可能
ウェブサイト上のユーザー行動をトラッキングする、マーケティングツールとしての利用が主目的の機能です。アクセス解析や施策効果測定などに活用できそうです。
Marketing activities app extensions(マーケティング活動アプリ拡張)
Marketing activities app extensionsは、管理画面のマーケティング機能を拡張し、プロモーション管理を実現する機能です。
主な特徴・利用シーンは以下の通りです。
- 管理画面上で販売促進キャンペーンの設定・実行を支援
- フォームの部品やエラー内容が定義づけられている
- アプリ側に必要な実装も定義されており導入しやすい
マーケティング自動化ツールや販売促進プラットフォームを開発する場合に、管理画面上での一体感のある実装ができそうです。
Liquid(リキッド)
Liquidは、Shopifyが開発したテンプレート言語です。様々なサービスで利用されているオープンソースのテンプレートエンジンです。
主な特徴・利用シーンは以下の通りです。
- Shopifyテーマのビューを動的に生成するために使用
- タグ、フィルタ、オブジェクトを組み合わせたテンプレートの作成が可能
- 条件分岐や出力修飾などの機能が提供されている
Shopifyストアの見た目を決定づけるテーマ作成において、中心となる言語です。テンプレートの再利用性と柔軟性を高め、効率的な実装を提供しています。
Ajax API(Ajax API)
Ajax APIは、Shopifyテーマ向けの軽量REST API群です。主な特徴・利用シーンは以下の通りです。
- カートへの商品追加やカートデータの取得が可能
- 商品情報の取得によるおすすめ商品表示も実装できる
- 認証不要で利用できる反面、汎用性は高くない
JavaScriptからのアクセスが前提で、テーマ作成時のスクリプト利用を想定した機能限定型のAPIと言えます。利便性と引き換えに制限事項が多いのがデメリットです。
Section Rendering API(セクションレンダリングAPI)
Section Rendering APIは、テーマのセクション単位でHTMLを取得できるAPIです。
主な特徴・利用シーンは以下の通りです。
- テーマセクションのHTMLデータ取得が可能
- ページ全体ではなく部分更新に利用できる
- 複数セクション同時取得に対応
- Locale対応のURL構築が必要
ページ遷移なしで、コンテンツを部分更新したい場合等に活用できそうです。通信コストや表示速度の最適化につながるでしょう。ただし、存在しないセクションも不具合発生時の対応処理が必要な点には注意が必要です。
Customer Privacy API(カスタマープライバシーAPI)
Customer Privacy APIは、店舗用サイトにおける、同意取得とデータ処理許可を管理するJavaScript APIです。
主な特徴・利用シーンは以下の通りです。
- Analytics利用同意の取得・管理に利用可能
- EU圏内ユーザーについて同意バナー表示が必要か判定できる
- 同意変更イベントに対応し業務ロジック構築が可能
- 最新バージョンでより、細かいデータ利用目的の同意管理が実装されている
GDPR対応のための同意取得バナー作成や、収集データ利用可否の判定基準として活用できそうです。法規制対応の基本機能を提供していると言えます。
Storefront API(ストアフロントAPI)
Storefront APIは、ストアフロントのデータにアクセスできるGraphQL APIです。
主な特徴・利用シーンは以下の通りです。
- 商品情報の取得、カート操作、決済処理が可能
- 認証不要の公開APIで利用制限も少ない
- HydrogenやRemixなど複数の開発キットが提供されている
ヘッドレス商取引基盤の構築に最適なAPIで、ブラウザやモバイルアプリからのアクセスを想定しています。リッチな顧客体験の実現を支援します。
Hydrogen components, hooks, and utilities(Hydrogenコンポーネント、フック、ユーティリティ)
Hydrogenは、Shopifyが提供するヘッドレス商取引向けスタックです。Storefront API連携のための、様々なユーティリティが含まれています。
主な特徴・利用シーンは以下の通りです。
- Storefront APIクライアントによる認証/アクセス機能を提供
- コンポーネントとカスタムフックが豊富に揃っている
- Remixベースで育成コミュニティも大きい
Storefront APIを利用した、カスタムストア開発を加速化する各種部品が揃う汎用フレームワークです。生産性や学習コストの点で、メリットが大きいでしょう。
Hydrogen React(Hydrogen React)
Hydrogen Reactは、Storefront API連携コンポーネントとユーティリティを提供するReactライブラリです。フレームワークに依存しない汎用部品です。
主な特徴・利用シーンは以下の通りです。
- 認証やデータ取得用のユーティリティが揃っている
- コンポーネントも豊富で画面実装の生産性が高い
- Hydrogen本体にバンドルされているが、単体でも利用できる
Storefront API ベースのReact アプリ開発を支援する、汎用ライブラリです。コンポーネントとデータ取得ロジックをセットで提供し、開発効率の大幅アップに寄与します。
ShopifyのAPIによる外部連携のメリット
Shopify APIを使って外部サービスやシステムを連携することで、様々なメリットを得ることができます。自動化による業務効率化や、カスタマイズ性の向上などが見込めます。
カスタマイズ性の向上
Shopify APIを使うことで、デザインや機能のカスタマイズがしやすくなります。例えば、オリジナルのデザインテーマを作成したり、注文時にLINEに通知する機能を追加したりできます。自分のストアだけの特徴をつけられるので、他店との差別化に役立ちます。
Shopify には無料・有料のテーマが豊富に揃っていますが、API を使えばこれらのテーマを自由にカスタマイズできます。装飾的な要素はもちろん、レイアウト変更や新しいセクションの追加など、機能面でのアレンジも行えるので、まったく同じデザインのストアが他に存在しない「ひとつだけのテーマ」を実現できます。
また、外部サービスとの連携によって実現できる注文情報や、在庫データの自動追加連携も、ストア運営者にとって大きなメリットです。例えば、注文が入るたびに在庫数が自動で減算されたり、入荷時に再入荷のお知らせが顧客に自動配信されるといった運用が可能になります。
このように、 Shopify API を活用することで、機能面・デザイン面ともに他店と差別化されたカスタマイズされたストアを手軽に構築できるのです。これが Shopifyでの API 活用の最大の魅力といえるでしょう。
顧客エンゲージメントの向上
外部サービスをAPIで連携することで、顧客とのコミュニケーションが積極的に取れるようになります。SNS連携によるプロモーションや、メルマガサービスによるフォローアップなどの施策がしやすくなります。情報発信が増えることで、顧客の関心も高まり、購買につながりやすくなるでしょう。
Shopifyには、顧客管理機能が備わっていますが、単体ではメール配信や動画配信といったコンテンツ面でのフォローが難しい部分があります。しかし、配信サービスやSNSとAPI連携することで、店舗運営者が独自のコンテンツや販促情報を継続的に発信できるようになります。
例えば、登録している会員に対して自動配信される生誕祝いのメールや、商品入荷のお知らせのメッセージ、定期購入されているお客様への再購買促進キャンペーンといった仕組みが構築できます。
このような、顧客リストと連動した施策は、APIによる自動連携がなければ運用が非常に大変ですが、連携を活用することで容易に実現できるのです。
リアルタイムなデータ管理
Shopifyには、注文や在庫などのリアルタイムデータをAPIを通じて、外部とやりとりできる仕組みが備わっています。この機能を利用して、注文サーバーや在庫管理システムと連動させることで、Shopify上で発生した注文件数や在庫の増減などの状況変化を即座に外部システム側に反映できます。
一例として、自社で運用しているERPと連動させることで、Shopify店舗での注文に応じて、自社在庫から即座に発注指示が出される、という仕組みを作ることが可能です。これにより発注漏れや過剰在庫を防ぐことができます。
またコールセンターや顧客管理ツールとの連携で、電話が入った時に、その顧客の購入履歴やメッセージ履歴が画面上に表示されるといった活用方法もあります。APIを通じて、リアルタイムデータを外部システムと共有することで、業務効率化や顧客対応のレベルアップにつながります。
生産性向上
Shopify APIを利用することで、商品情報の一括更新や注文データの自動処理など、多くの繁雑な作業を自動化できます。
Shopify上での商品登録や在庫管理、注文対応といった作業は、通常でも手動で行いますが、商品数が増えてくると単純作業が増え、その分作業コストがかかってしまいます。
しかしShopify APIを使えば、外部システム上で一括管理している商品データを、定期的にShopifyストア上に反映させるといった機能を実装できます。新商品の追加や商品定義の変更といったデータ更新が、一括で効率よく行えるようになるので、コスト削減や在庫データの正確性向上といったメリットが生まれます。
同様に、自動請求対応の決済システムと連携して、入金された情報をShopify上の注文データに自動連動させるといった仕組みも構築可能です。これにより、入金後の注文処理ステップが無人で完結でき、業務プロセス全体から人的コストを削減できます。このように、API 活用による業務自動化がもたらす効果は大きいです。
ShopifyでAPIを使う時の注意点
Shopify APIは非常に強力で役立つツールですが、利用するにあたってはいくつか注意が必要な点があります。セキュリティ面や言語の互換性、使用制限など事前に確認が必要な要素があるので気をつけましょう。
セキュリティレベルが一定ではない
ShopifyのAPIは、開発者ごとにセキュリティ対策のレベルが異なります。十分なセキュリティ検証を認証していないAPIを連携先に選ぶと、お客様情報や売上データといった重要情報が流出する恐れがあります。
APIを選定する際は、まずプライバシーポリシーや過去のセキュリティ事故がないかどうかを確認することが大切です。データ連携先として、十分な体制を整えているかどうかを判断材料にして、信頼のおけるAPIを選ぶよう心がけましょう。
加えて、連携開始後もこまめにアクティビティログやアクセスログを確認して、データの不正取得が行われていないか監視することをオススメします。予期せぬ事態の早期発見・早期対応を可能にします。
日本語対応ではないAPIも存在する
ShopifyのAPIは、基本的に英語前提で設計されています。日本語の文字データが利用できないAPIもあるので事前確認が必要です。日本語データの互換性を重視するなら、それに対応したAPIを選ぶことをオススメします。
Shopifyは世界175か国で利用されており、多言語対応のAPI開発が進められていますが、全てのAPIで日本語に対応しているわけではありません。翻訳ツールを使えば、ある程度の機能はカバーできますが、日本語での質問やトラブルへの対応は英語のままで対応されるケースが多いと言えます。
導入のしやすさや運用時のサポートなど、日本語でのコミュニケーションを重視したい場合には、あらかじめ日本語に対応しているAPIを選定することをオススメします。円滑なサポート体制を確保しつつ、現場の負担も最小限に留める観点からも注意が必要です。
プランに応じて、レート制限もある
ShopifyにAPI連携をする場合、利用しているShopifyプランに応じてレート制限(1秒あたりのAPI利用可能回数)が設けられています。
例えば、Shopify Admin API(GraphQL)の場合、標準プランでは1秒あたり50ポイントまでの利用となりますが、上位プランのShopify Plusでは100ポイント/秒まで利用可能です。
この制限は、Shopify全体の稼働安定性を維持する目的で設けられています。
通常の利用シーンで問題が発生することはあまりありませんが、短時間に大量のデータを扱うケースでは制限に引っかかる可能性がある点には注意が必要です。
ShopifyAPIを外注することも可能
Shopify APIを使ったシステム開発は、自社で制作する方法もありますが、外部のIT企業に外注することも可能です。システム開発に強いパートナーを見つけることで、自社では難しい高度なシステム構築を実現できます。
例えば、自社の基幹システムとShopifyを複雑に連携させたい場合、そのインターフェース開発は専門知識が必要不可欠です。そうしたケースでは、開発パートナーに要件定義を行い、開発を完全外注するという手法を取ることのほうが、理にかなっていると言えます。
外注するメリットとしては、信頼できるパートナーであれば、開発スピードの早さやコスト面での最適化も期待できます。しかも、システムテストや保守体制もしっかりしてくれるでしょう。自社のコア業務に集中できるので、業務全体のパフォーマンスアップにもつながります。
Shopify連携の専門外注会社を選定することで、様々な課題解決が見込めるので検討に値すると言えるでしょう。
特に、自社にIT人材が不足している中小企業の場合、専門の外部パートナーに開発を任せることで、人材面の課題を解決しつつシステム化のメリットを享受できるという意味で、非常に有効な手段といえます。
将来的には、自社での制作に切り替えることも視野に、まずは外部パートナーと連携するアウトソーシング活用は合理的な選択肢でしょう。
Shopify APIのまとめ
今回の記事では、Shopifyが提供している様々なAPIの種類と特徴、メリット・注意点について詳しく解説してきました。
商品データの連携や業務効率化といったAPIの実際の使い方や、セキュリティ面での注意事項といった実践的な内容を分かりやすくまとめています。
Shopify APIを使った連携に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。うまく活用することで、カスタマイズ性や生産性を大幅に向上できるはずです。
AIを活用したAPI開発は、株式会社Jiteraが得意とする分野です。AIを使ったAPIの導入でわからないこと、導入自体をやってもらいたいという企業様は、株式会社Jitera社へお問い合わせください。当社が責任をもってサポートさせていただきます。